« 勇者へのご褒美 | トップページ | 渡された物 »

2020年7月25日 (土)

認識

認識を改竄する…
暗示を掛け、本来とは異なる状況をあたかも正常であると認識させる。

「おはよう♪」
あたしが宏樹に声を掛けると宏樹からも
「おはよう。」
と返事が返ってきた。
宏樹はあたしの暗示で自分が「女の子」であると認識している。
だから、同性のあたしには何の躊躇いもなく挨拶を返してくれる。
同性の気安さから宏樹はあたしと手を繋いで歩き始めた♪


宏樹はどこまで正常に認識できているのだろうか?
ほんの遊び心で掛けた暗示に完全に呑み込まれてしまっている。
自分が「男」であった事など意識の片隅にも残っていない。
実際、その肉体には「男」の痕跡は一切残っていない。
このあいだは生理も経験したようだ。

この責任は全てあたしにある。
だから、あたしはとことん宏樹に付き合ってあげる。
なんなら結婚しても良い。
そう、今は彼にはあたしを「女の子」と誤認識させているけど、
あたしは自らを「男」として認識の改竄を行っている。
このまま、女の子同士として仲良しな関係を続けても良い。
誤認識を解いて男としてあたしが宏樹の恋人になるのも良い。


ホテルに着くと服を脱ぐのももどかしく、あたしは宏樹を抱いた。
宏樹にとっては女の子同士のレズ行為だと思っているけど、
あたしの憤り勃ったペニスはちゃっかりと宏樹の股間に収まってしまう。
「愛してる♪」
あたしが囁くと
「あたしも♪」
と宏樹が応えてくれる。
あたしは全身で宏樹を愛するのだった。

« 勇者へのご褒美 | トップページ | 渡された物 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 勇者へのご褒美 | トップページ | 渡された物 »

無料ブログはココログ