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2020年6月13日 (土)

女体化実習

体育の時間…
女子が水泳でプールに行っている間、残った男子達が教室に集められた。
全員に一錠づつ錠剤が渡される。
一斉に飲み込んで暫くすると皆に変化が現れた。
「胸が痒い。」
「膨らんでる?」
その変化には個人差があったが、こちらの変化は皆一様だった。
「「ないっ!!」」

「これから12時間、君たちは女の体を経験する事になる。」
先生が皆を静まらせた。
「まずはこの時間の間はこれから配るスカートを穿いて過ごすんだ。
 スカートはフリーサイスだから選ぶ必要はない。
 もちろん、スカートを穿いたら今穿いているズボンは脱ぐんだ。
 この時間が終わればスカートを脱いでズボンを穿いても良い。
 また、今日はスカートを穿いたまま帰宅しても構わない。
 保護者の方にはもう説明してあるから、何も問題ない。
 ただ、これだけは注意してくれ。
 いくら女の子の身体になっているとはいえ、女子トイレや女風呂には絶対に入るな。
 それは犯罪行為となる。
 そう、トイレは男子用…それも個室を使うことになる。
 間違えても立ったままおしっこをしようとしないように。
 悲惨な事になるからな♪」
クククッと生徒達の間に笑い声が漏れた。
「注意事項はさっき配ったプリントに書いてあるから、帰りまでにもう一度目を通しておくように。」

「では、次に移ろう。スカートと一緒に配られたものがあるだろう?
 いわゆるスポーツブラだ。
 ホックがないから君たちでも簡単に付けられる。
 それなりに育った娘はもちろんだが、そうでなくても敏感になっている。
 なにも着けないでいると乳首が擦れて大変な事になる。
 できれば、今日は寝るまでは着けているように。
 スカートで帰った者は明日スカートを回収するが、こっちは回収することはしない。
 記念に取っておくと良い。」
生徒からはわずかながらブーイングの声が聞こえた。
「では、さっそく着けてみよう。
 シャツを脱いで上から被るように…」
うわっ、本物だ!!など様々な声が上がる。
「確認するのは家に帰ってからにしなさい。
 ブラを着けたらすぐにシャツを着る。
 端下ない姿を晒すんじゃない。
 次はスカートだ。
 ズボンを脱ぐのはスカートを穿いてからだ!!」

一通り着替え終わる。
薬の効果は12時間である。
それ程強力なものではないので、顔もそのまま…
ましてや一気に髪が伸びたり、背丈が変わったりするものではない。
男の子の首の下もこれまで着ていたシャツのままである。
スポーツブラの肩バンドが透けて見えるのと、個人差のある胸の膨らみが女の身体になっていることを示しているだけだ。
「座った時、極力膝を閉じるように。
 邪魔なモノがない分、閉じ易い筈だ。」
普段なら「邪魔なモノ」の所を突っ込む輩がいるのだが、慣れない身体に戸惑っている所為か皆おとなしい。
「脇も締めるようにした方が良い。
 特に胸の大きい娘は揺れを抑える事ができるので楽になる筈だ。
 お前達はこの12時間を我慢すれば良いが、女の子達は一生をその身体で過ごさなければならないんだ。」
教室の中が更に静かになった。
「それだけではない。
 女の子は大人になれば、妊娠・出産…
 子育ては最近は男も分担するようにはなっているが
 母乳を与えられるのは女性だけだ。」
生徒の中には自分のお腹に手を当てて、その奥にある子宮を感じている者もいる。
そこに命が芽生え、育っていく様を想像しているのだろう。


一人、気分の悪そうな生徒がいた。
「米山、顔色がわるいぞ。山本、米山を保健室に連れていってやれ。」
米山は「大丈夫です…」と言うが
「今はいつもとは違うんだ。保険医の先生の言う事に従うように。先生にはこちらから連絡しておく。」
山本が米山を促し、教室を出て行く間に先生は保険医にショートメールを送った。
『米山が女の子の日に当たったようです。対応よろしくお願いします。』
大変珍しいことではあるが、女体化薬の摂取と使用者のホルモンバランスの関係から「生理」になってしまう場合がある。
本来の女の子であれば初潮前に予め知識を与えられている。
それでもいざその日を迎えると気が動転する娘はいる。
男子は話には聞いていても自分の事して考えた事などない筈である。
更に薬による女体化の直後で前兆を感じる事もない。
その事を理解させるには、専門知識を持った大人の女性に任せるのが一番である。
残った生徒達には「女体の仕組み」についてのビデオを見させる。
その中では「生理」にも言及する。
ようやく米山の事象を理解した彼等は、同じ事が自分にも起きた可能性に思い至る。
そして、クラスの残り半分の女生徒達は毎月のようにコレが訪れていることを理解するのだ。

授業の最後に付け加える。
「スカートのまま帰宅しても良いし、ズボンに戻しても良い。
 脱いだスカートはここで回収する。
 くれぐれも、スカートを脱いでからズボンを穿くな♪」
終了のチャイムが鳴るまでの間に半数以上の生徒はズボンに穿き替えていた。
中には一旦ズボンに変えたものの、もう一度スカートに戻した娘もいた。
チャイムが鳴ると水泳の授業から戻って来た女生徒達が合流した。
「ああっ、変わってる!!」
「ねえ、触って良い?」
そう言ってはしゃぐ女生徒達に元男子達は狼狽えるしかなかった。

放課後になった。
僕は急いで部室に向かった。
スカートが脚にまとわり付くので思った程早くはなかったが、それでも部室には一番乗りで到着した。
引き出しから鏡を出して机の上に立てる。
校内なので本格的なお化粧をすることはできない。
それでも、まつ毛を整えてシールで二重にするだけで目元がぱっちりとする。
淡いピンク色のグロスを唇に塗る。
それだけで僕は…あたしは「女の子」に変わる。
今日はそれだけではない。
あたしの身体は今、本物の「女の子」になっているのだ…

ガラガラと音がして部室のドアが開いた。
「もう来ていたのか♪」
先輩の声がした。
「どお?」
あたしが聞くと
「いつもと同じく可愛いよ♪」
「それだけ?」
「そうだね。今日は特別な日だったね♪いつも以上に可愛いよ♪」
「なんか取って付けたよう!!」
先輩はなだめるようにあたしの頭を撫でてくれた。
「今日は外に出よう。でも、そのスカートだと実習中なのがバレバレだね。」
と先輩はカバンの中から紙袋を取り出してあたしに手渡した。
中に入っていたのは可愛らしいワンピースだった。
初めて着るワンピースにドキドキする♪
(とはいえ、背中のファスナーは先輩に上げてもらった…)
靴も先輩が用意してくれたサンダルに履き替えて街に出ていった。

今日は先輩と一緒に歩いていても他人の視線が気になることはない。
つないだ手の指を絡める。
(良いでしょ?今日だけは♪)
だって、今のあたしは本物の「女の子」なのだから♪
一生に一度だけ…
今日、この日だけがあたしが先輩にあたしの「女の子」を捧げることができる。
そして先輩は迷わずにホテルに連れてきてくれた。
「どの部屋にする?」
そう聞かれても…
(どれでも良いから早く!!)という声と
(せっかくなのだから素敵な部屋が良いな♪)という声があたしの中でせめぎあっている。
「これで良い?」
先輩が選んでくれたのはその「素敵な部屋」のひとつだった。
あたしは素直に「うん♪」と返事をした。

シャワーを浴びる。
自分自身で女の子の身体を確認する時間を惜しむくらいに急いで出てくると、既に先輩はベッドの上で待っていた。
「おいで♪」
誘われるようにベッドに近づく…
「きゃっ!!」
腕を引かれ、先輩の胸に転がり込んでしまった。
身体に巻いたバスタオルが反動で解け落ちる…
「良いんだね?」
先輩の最終確認なのだろう。
あたしは先輩の口に吸い付いた。
先輩も濃厚なキッスで応えてくれた。

先輩があたしの上に重なる。
あたしの股間が開かれて、先輩の硬いモノがソコに触れている。
あたしのソコはもうグショグショに濡れていた。
「いくよ♪」
そう言って先輩が挿入してきた。
本来は…数時間前までは存在しなかった場所に、先輩のモノが填ってくる。
その数時間前まではあたしの股間にもついていたもの…とはいえ、先輩のはもっと大きい♪
先端が呑み込まれ、更に奥へと入ってきた。
その奥に…あたしのそこにある女性器…子宮の存在が感じられる。
(あたしは「女の子」になっているんだ)
感涙が零れ落ちる…

「痛いのか?」
先輩が心配して聞いてきた。
あたしは首を左右に振る。
「ううん。これは嬉し涙だから心配しないで♪」
それを聞いて先輩は安心したようだ。
「君のナカ…凄く気持ち良い♪動かして良いかい?」
あたしは小さく頷いた。
直後に先輩が動き出す。
快感…オンナの快感があたしを埋め尽くしてゆく…
「ぁあん…、もうだめ。イク…イッちゃう!!」
限界に達していた。
「ああ、俺も…」
「い、一緒に♪」
先輩があたしのナカに射すと同時にあたしも限界を飛び越えてしまっていた。


快感に気を失っていたようだ。
先輩はずっとあたしの事を見守っていたみたい♪
「お目覚めかな?遅くなるといけない。シャワー、浴びれるかな?」
あたしはすぐには動けそうもなかった。
「先に浴びてきて。」
そう言うと先輩はベッドを抜け出してシャワールームに入った。
先輩がシャワーを浴びている間に少しは動けるようにしないと…
あたしは上半身を起こした。
改めて自分の胸を見る。
そこには乳房があった♪
先輩に弄られて、何度も卑猥な喘ぎ声を漏らしてしまったのを思い出す。

先輩に続いてシャワーを浴びたが、遅くならないようにと、ここでの女体探索は諦めた。
再びワンピースを…先輩にファスナーを上げてもらい…着ていった。
さっきまであたしの股間に埋もれていた先輩の感触はまだまだ残っている。
そのままショーツを穿いているが、膣の奥に残っている先輩の滾りが漏れ出てきそう…
無意識のうちに小股でしか歩けなくなっていた。


朝…
12時間はとうに過ぎている。
目覚めた時には男に戻ってしまっているのだ。
昨日、一日だけの女の子…
先輩に捧げられた…というだけで僕は満足だった。
(本当に?)
否。
今日も、明日も…僕はずっと先輩に愛されていたかった。
(もう一度あの薬を飲めば…)
とはいえ、薬は厳格に管理されているのだ。
諦めるしかない!!

僕は眠い目を擦りながら布団を剥いでベッドから降りた。
最初はその違和感には気付かなかった。
そう、昨日半日だけではあったが、僕はその感覚に慣れてしまっていた。
(!?)
洗面台の前でパジャマを脱いで確かめる。
鏡に映る僕の胸は…確かに膨らんだままだった。
ズボンの中に手を入れる。
割れ目が…先輩を受け入れた割れ目がそのまま残っていた。
(戻っていない?)

今日も学校はある。
行かなければならない…
僕は昨日のスポーツブラをもう一度身に着けた。
胸の膨らみはしっかりとホールドされている。
ボトムは…
僕はズボンではなく、スカートを穿いて学校に向かった。

「今年も出たか…」
と先生が呟いた。
「連絡しておくから、保健室でレクチャーを受けてきてくれ。
 それから、今日からお前はトイレは女子用を使うように!!」
(レクチャーってなんだろう?)
と考えながら保健室に向かった。
そこには保険医の先生が待っていて、最初に服を着替えるように言われた。
渡されたのは女子の制服のスカートだった。
「これからの君の制服はこれになるからね。」
「先生からはレクチャーを受けるようにと言われて来たんですが?」
「ここでの会話は外部に漏れることはないの。だから正直に答えてね。」
「はい…」
「君は昨日、エッチした?それも男性を相手に…相手が誰かは詮索しないから。」
「…はい…」

女体化実習の後、元に戻らない事がたまにあるらしい。
その全ての事例で女体化している間に男性との性交渉があったという。
「一歩間違えれば君は妊娠していたんだ。
 転換直後で女性器が安定していなかっただけなんだからね。」
本来なら妊娠するような行為が行われた際に女体化が固定化されてしまうと聞かされた。
「君はこれからは女性として生きていく事になるの。
 だから妊娠/避妊については常に意識していること。
 昨日と同じ事を行えば、今度は確実に妊娠してしまうわ。
 特に昨日の相手の事を愛しているのであれば、彼の将来も考えて行動しなければならないの。
 例えば、既に結婚している人なら、その家族関係を崩壊させ兼ねない。
 同級生など学生の場合は、収入のない状態で子供を養わなければならなくなる。
 明日…いえ、今日からその事を心に刻み込んでおきなさいね。」

僕が教室に戻ると、前に立たせられた。
「今日からは女生徒として扱う事になる。
 女子は君たちの一員としていろいろ支援してあげてくれ。
 男子は不用意な接触やセクハラ的な言動に注意すること。
 昨日の実習で少しは女の子の立場も分かったと思う。
 実習の成果が現れることを期待している。」
僕は「よろしく」と頭を下げ、自分の席に戻っていった。

僕が保健室に行っている間に、僕の席は女子の列に移されていた。

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