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2019年11月21日 (木)

花嫁は父

どうしてこんな事になっちゃったんだろう?
マリッジブルーとかで塞ぎこんでいたあたしに囁いてきたのは悪魔だったに違いない。
よりにもよって式の前日の夜中に父さんと肉体が入れ替わってしまうなんてっ!!

「あるっ!!ないっ!!」
目覚めるなり響き渡った父さん…声はあたしのものだけど…の叫び。
「どうしたのよ?」
と母さんがあたしの隣から起きあがり、叫び声のしたあたしの部屋に向かった。
そして、あたしは自分の肉体が父さんのものになっているのに気が付いた。

今日の今日で式を中止する訳にも行かない。病気や大怪我をした訳ではないのだ。
「とりあえず、今日一日を乗りきれば身内だけの問題で済むわ。」
と母さん
「俺にウェディングドレスを着ろと?」
「娘の一生に一度の晴れ舞台なのよ。父親としてそれくらい協力しなさい!!」


そして今。あたしはあたしの肉体の父さんと一緒にバージンロードの端に立っていた…


父さんを彼に引き渡し、あたしは親族の席に座った。
式は何事もないかのように進んでゆく。
ベールの下で父さんはどんな顔をしているのだろう?
「…を誓いますか?」
司祭がお決まりの言葉で問い掛ける。
「はい、誓います。」
彼の力強い宣言が返った。
本来ならもっと間近でその言葉を聞いていた筈なのに…
「…を夫とし、生涯変わらぬ愛を誓いますか?」
それは、あたしに向けて問われるものだった。
「はい…誓います…」
父さんはあたしの声で弱々しく、そう応えていた。

『あ~あ、神様に誓っちゃったよ♪』
昨夜あたしに囁いてきた声がまたしてきた。
『これでお前の父親は魂のレベルであの男の妻になってしまったな♪』
どういうこと?あたしはもうあの肉体に戻れないってこと?
『戻れないことはないが、戻ったとしてもお前はあの男の妻にはなれない。それにお前の父親はもっと悲惨かもな?』
どういうこと?
『元の姿に戻っても、魂はもうあの男の妻だ。どんな姿になろうともあの男に添い遂げようとする。夜になると抱いて…とか言ってな♪』
うそ…
『見てみろ。あの幸せそうな顔♪』
指輪が交換され、ベールが外され、彼に包容された父さんはこれ以上ないくらいに幸せそうな顔をしていた。
あたしはどうすれば良いの?
『このまま彼女の父親として、お前の母親の夫として生きていくか、または別の人生を選択するかだな。』

 

 

「…で、お父さんはもう戻れないってことなのね?」
その晩、あたしは母さんにその事を告げた。
「まあ良いわ。あたしも娘の姿のお父さんと抱きあったりはできないものね♪」
「って、母さん?」
「夫婦の営みって大事なのよ♪」

あたしは今度は母さんと入れ替わっていた。
だから、あたしは、今、父さんに…

 

ここから出せっ!!

俺達はその公園から出られなくなっていた。
俺達以外の人々は老若男女問わずに自由に公園を出来ていた。
『我々に性交を見せるアルよろし♪』
不意に頭の中に言葉が響いた。
『上を見るヨネ。』
言葉に従い振り仰ぐと、そこには古風な円盤が浮かんでいた。
宇宙人なのか?
『そういうことアル。しかし、コレはあんた達にしか見えないノヨ♪』
確かに公園を通過する誰もが気づいてはいなそうだ。
『さあハジメルことネ♪』
俺達は顔を見合せた…

「どうする?」
とヒロ…
「最初はキスからかな?」
俺はそう言って瞼を閉じた。
ヒロの腕がぎゅっと俺を抱きしめた。
そのままヒロの唇が俺の唇に重なる。
ヒロの舌が割り込んできて、俺の舌に絡み付く。
ふたりの唾液が混ざり合う。
1分近くそのままでいただろうか、宇宙人が先に進むよう促してきた。
「ココでやるのか?」
再度確認した。
公園を横切る人が迷惑そうに俺達を見てゆく。
「邪魔にならない場所にしよう。」
とヒロ。
それでも俺達の行為は公園内の人々に晒されてしまう。
「もう少し暗くなってからにしないか?」
「服を着たままなら大丈夫だろ?」
そう言ってヒロは俺のスカートの中に手を入れ、ショーツをずり落とした。
ヒロは鞄の中から取り出した道具を俺の股間に装着した。
「良いよね♪」
「シないと、ここから出られないんだろ?」
『だから早くするアル♪』
宇宙人は興味津々の体で俺達を見ているようだ。

装置が俺の股間に貼り付いて強引に押し上げてくる。
ペニスも一緒に押し込まれ、ヒロのペニスを受け入れるスペースを造りあげる。
ヒロのパンツの前は、ハッキリとペニスの形を浮き上がらせていた。
その屹立を隠すかのようにヒロはソレを俺の腹に押し付けてきた。
ヒロが視線で問い掛けてくる。
俺はおずおずと首肯いていた。
「さあ、コレがあんた達の見たかったものよ♪」
パンツのスリットから飛び出してきたヒロのペニスが俺のスカートの裾をたくしあげ、その奥にある俺の秘部に潜り込んできた。

「んあ、ぁああっ!!」
俺は女のように喘いでいた。
本来は俺がヒロの中に挿入するのだが、今日は最近人気のコレを使って逆転セックスを試してみよう…って、服まで取り換えてラブホに向かってた所だったのだ。
変な宇宙人に目を付けられ、公衆の面前でスルことになるなんて…
ブチュッ!!
再びヒロの口が俺の口を塞ぐ。
酸素が足りないのか、頭がぼーっとしてくる。
(イクよ♪)
言葉にならない声でヒロが俺に囁いた。
その直後、ヒロのペニスの先端から俺の子宮に向けて精液が撃ち込まれてきた。
避妊具は用意していたが、それは元に戻ってから使うつもりだったので、今はダイレクトに注ぎ込まれてきていた。
勿論、今の俺にはそんな事を考える余裕など一切なかった。
ぼーっとしていた頭の中は、凄まじい快感の嵐に放り込まれていた。
「あん、ああん、ああああ~ん!!」
言葉など口にできず、ただ快感に叫びまわるだけだった。
当然、公園にいた人々は何事かと足を止め、俺達に視線を向ける。

ヒロも男装はしているが、胸の膨らみは隠していない。
そのままで見てしまえば、女の子同士で抱き合っているふうにしか見えない。
それでも、俺の媚声を聞けば淫らな事を行っているのは誰にもわかってしまう。
「場所を変えよう。」
ヒロはそう言うと、俺を抱えたまま公園を後にした。
ふと、上を見ると既に円盤は消え去っていた。
俺達も公園を出れたという事は宇宙人も満足したという事なのだろう。
しかし、俺達はまだ十分に満足出来てはいなかった。
公園で中断させられ、痼が残っている。
ラブホに転がり込むと一気に再開した…

『我々に本当の性交を見せるアルよろし♪』
さっきとは別の言葉が頭の中に響いた。
『受精が確認できるまでココからは出られないアルよろしね♪』
ヒロが部屋のドアや窓を確認したが、しっかりとロックされていた。
「ここなら邪魔は入らないわね。時間はあるのだから、まずは楽しみましょ♪」
俺は再びヒロに貫かれ、その快感に嬌声をあげ続けていた♪

 

小ネタ

竜宮城から戻ってきた浦島太郎。
もう一度竜宮城に行きたくて、玉手箱を開きます。
出てきた煙が太郎を包み込みました。
「ぐあ゛!!」
猛烈な痛みが太郎を襲います。
それこそ、全身の骨を砕かれ、内臓を捏ね繰り廻されるような…
そして、その後に襲ってきたのは例えようのない快感でした♪
「んあ、あああん♪」
太郎の口から溢れたのは、女のような…
否、それは女の喘ぎ声そのものでした。


煙が晴れた後には、一体の人魚が残されていました。
彼女こそ、浦島太郎その人でした。
人魚は陸の上を歩くことは出来ません。
太郎はこの先の一生を水の中で暮らすしかありません。
太郎は浜を這い進み海に入ると竜宮城を目指して潜って行きます。

竜宮城では乙姫様が太郎の戻りを待っていました。
変わり果てた太郎の姿を見ても乙姫様は驚くことはありませんでした。
乙姫様は太郎を抱き締めて言いました。
「今度は貴女にもオンナの素晴らしさを教えてあげられますね♪」
太郎は飽きるまで乙姫様を抱いて過ごした酒池肉林の日々を思い出しました。
今度は自分が抱かれる番だと思うと、一気に下腹が疼きだすのを感じていました♪

 

小ネタ

SIXPADのCMを見ていて
既出とは思いますが…

SEXPAD
股間に貼るだけで微弱電流が最高の快感を与えてくれます。
通常は着用者を識別し最適な性感覚を送り込みますが、設定を変更する事で男性が女性の性感覚を享受することも可能です♪

 

偽物

俺の前で女が胸元に軟膏のようなものを塗っていた。
うっすらと筋が浮かび上がる。
女はその筋に爪を掛けると、ビリビリと音をたててソレを引き剥がした。

剥がれたのは女の胸…乳房だった。
双つの肉塊が床に落ちる。
女は軟膏を下腹部に塗り込んだ。
同じように筋が浮かび、ビリビリと剥がされる。
その下からは女には存在する筈のない…ペニスが飛び出してきた。

女だった者は、今度は髪の毛に手を掛け、亜麻色のロングヘアを剥ぎ取っていった。
ウィッグ?の下には刈上げられた男のような髪型が現れる。
タオルで顔に塗られた化粧が拭き取られると、そこに居たのは「男」以外の何者でもなかった。

「さてと、今度はあんたの番だな♪」
野太い男の声が降り注いだ。
俺は手足を縛られて身動きが取れなかった。
口にもタオルが噛まされ声を出すこともできない。
そんな俺の頭に、奴の頭にあったウィッグが被せられた。
鏡がある訳ではないので、今の自分の姿かどうなっているかは想像するしかない。

「動くなよ♪」
と言われても、何か抵抗しないではいられない。
「怪我はさせたくないんだ。」
眉毛を整えようとしたのか一度手にしたハサミを置くと、奴は注射器に持ち替えた。
動かし様のない俺の腕にチクリと注射器の針が差し込まれた。
薬液が押し込まれる。
薬液はまたたくまに全身に広がっていった。
「では続けましょうか♪」
奴は俺に噛ませていたタオルを外した。

(口が使える?)
俺は何か言ってやろうとしたが、満足に舌を動かすことができなかった。
口だけではない。
手足の拘束が解かれたとしても、今の俺には指一本動かすことができなかった。
奴は悠々と俺の顔に化粧を施していった。

化粧をされ、どのような顔になったかわからないまま、今度は服を脱がされた。
拘束されたままなので、脱ぐと言うよりは、服が切り刻まれて剥き取られた。
パンツを残して裸にされた。
男は床に転がっていた偽乳房を取り上げた。
その裏面にまんべんなくクリームを塗り付けた。
「これは特別な接着剤でね、専用の剥離剤がないと外せないんだ♪」
さっき男が胸に塗り込んでいた軟膏のようなものがそれなのだろう。
男が俺の胸に乳房を貼り付けた。
皺を伸ばすようにすると、さっきの逆で筋が消えてゆき、偽乳房は本物のように俺の胸に鎮座していた。


下着まで取られて全裸となっていた。
その胸にブラジャーが当てられた。
「コレを着けている間は必需品だからな♪」
そしてその上にキャミソールを被せられた。
その間、男の手が俺の胸…乳房に触れる度にそこから触れられる感触が届いてくる。
(偽物なんだろう?)
と単なる思い違いと、あえて無視していた…

「嗚呼、こんな可愛い娘にいつまで男物のパンツを穿かせてるんだ。そうそう、ここにブラとお揃いのパンティがあるじゃないか♪」
と、男は俺が身に付けていた俺自身の最後の一枚を切り裂いた。
「その前にコレが必要だったな♪」
男はその身から剥がした残りの一枚を手にした。
そこには女性器…お○こ…が立体的に造られていた。
偽乳房と同様に接着剤を裏面に塗ると、俺の股間に貼り付けた。

(?!)
しっかりと貼り付けられた女性器は偽乳房と同様に男の指がその周囲を這い廻る感触を、襞ひだの凹凸を確かめるように動くのを…
そして、男はその中心に指を突き立てた。
本物の女性であればそこには膣口があり、男の指はその中に沈んでゆく…
そして、俺の股間もまた男の指を咥え込んでいった!!

「どうだ♪感じるか?」
確かに俺の胎内で男の指が蠢いているのがわかった。
が、射たれた薬の所為で俺は何の反応も返すことができない。
「そうか、感じているか♪わかるか?お前のま○こが涎を垂らしてるぞ♪」
確かに膣口から滴り落ちる雫の存在が感じられた。
だが、それは決して俺が感じているからではない。単なる生理現象なのだ…

と、意識的に否定はしていたが、その経験したことのない感覚がオンナの快感であることはほぼ間違いはないのだろう。
「んぁ…ぁぁん…」
しばらくすると女の喘ぎ声のようなものが聞こえてきた。
それが「俺」の口から漏れているのだ。
「場所を変えよう♪」
男は俺を女を抱くように持ち上げ、ベッドに移動した。

既に拘束を解かれていて、薬の効果も徐々に弱まってきているようだが、まだ指先を震わすくらいしかできない。
俺は男の為すがままである。
ブラのカップがずらされ、露出された乳首が弄られる。
「んあ…ああん…」
しっかりとした喘ぎ声が溢れてゆく。
快感に堪えられず、俺自身が喘いでいるのだ。
クチャクチャと愛液が股間で音をたてている。
「そろそろ良いようだな♪」
男は俺の脚を押し広げると、その股間に身体を割り込ませた。
男の股間に屹立しているペニスの先端がそれを収める場所を探している。
そして…


俺のナカに収まったペニスは容赦なく俺に女の快感を刷り込んでいった。
俺は女のように喘ぎ、嬌声をあげていた。
幾度となく昇り詰め、頭の中を白く染め上げていた。
俺は自ら腰を振り、快感を追い求めていた。
言われるがまま、男のペニスを口に咥え、刺激を与える。
吐き出された男の精を自ら呑み込んでいた…


気が付くとそこには誰もいなかった。
床には切り裂かれた「俺」の服の残骸が散らばっている。
机の上には化粧と小さな鏡が置かれていた。
鏡を覗くとそこには「女」の顔があった。

胸に手を置くと、暖かで弾力のある存在があり、胸からは触れられる感触があった。
筋は隠れ、完全に同化している。
男が塗っていた軟膏のチューブはどこにも見当たらない。

ブラを戻し、揃いのショーツを穿いた。
壁にはワンピースが掛けられていた。
着ることのできるものはこれしかないようだ。
着て見ると女性的な肉体のラインが強調される。
再び鏡に向かい、お化粧を直した。
鏡と化粧品を脇にあったバッグに詰め込んだ。
ここがどういう部屋なのかは知らないが、散らばったゴミを片付ける義理はないはず…と、ドアの所にあったパンプスを履いて、その部屋を後にした。


お腹が空いてきた。
勿論、手元にお金がある訳ではない。
のんびりと道を歩いている金持ちそうな男に近づく…
「時間があったら一緒にごはんしません?勿論、食後の運動も込みでね♪」

 

小屋の中で…

ゴロゴロと雷鳴が轟いている。
まだ遥か彼方の音ではあるが、黒雲はもう空の半分を覆っている。
俺は足を速めて街道を進んでいった。

とはいえ、今の俺には本来の俺程の歩幅が相当に足りていない。
着ている衣服に制限されている以上に、圧倒的にその絶対値が足りないのだ。
身長からして本来の三分の二程しかない。
筋肉量もそれに応じて激減している。
体重がその分軽くなっているのが唯一の救い…
ではないっ!!
本来、あり得ない場所に質量があり、バランスが取り辛いのだ!!

そう…今の俺は「女」だった。
女の胸には乳房があり専用の装具で抑えてはいるが、これがまた揺れるのだ。
乳房の大きな女は好きである。
だが、その乳房が自分自身に付いているとなると話しは別である…

 


雨が降り始めてきた。
雷鳴の状況からすれば、本降りになる迄にそうは時間は掛からないだろう。
(?!)
街道から少し離れた所に小屋があるのに気が付いた。
そこであれば雨露は凌げそうである。
俺は小屋に駆け込んだ。
が、すでに雨は滝のように降り注ぎ、俺はずぶ濡れになっていた。

俺は濡れた服を脱いで絞ると、小屋の中に広げた。
少しでも乾いてくれれば再び着るのにも不快感は少なくなる。
下着まで脱いで、防水加工されたコートの水気を払ったものを毛布代りに纏っていた。

激しい雨音と雷鳴の所為で、俺は近付いてきた気配に気付かなかった。
「邪魔をする。」
との声とともに扉が開かれた。
ずぶ濡れの巨漢が立っていた。
俺は何の反応もできずにいる。
男は小屋の中に干されていた衣服に気が付く。
その中には俺の下着もあった。
それが男が身に付ける筈のない部類の衣服であることを気が付くのに、多くの時間は要らない筈である。

「ほう♪」
男の相好が弛む。
「ワシも倣うとしようか♪」
男も服を脱いでいった。
逞しい筋肉に雨滴が弾かれる。
絞った服を小屋の中に広げる…
そして、俺と同じように、下着…パンツまでも脱ぎ去った。
その股間には男の逸物が屹立している。

獲物を見つけた猛禽類のような視線が俺を貫いていた。
『魅了』
男が口にしたのは呪詛の一種だ。
俺は男から目が離せなくなっていた。
『弛緩』
先程から身動きひとつ取れなかったのだが、男の呪詛で張り詰めていた緊張が不意に消失し全身から力が抜けてゆく…
『堕淫』
男の呪詛に下腹部が熱を帯びる。
じわりと股間が濡れ始めた。
「雨が止むまで、退屈にはさせないよ♪」
男が俺の上にのし掛かってきた。
「と、その前に邪魔が入らないように『封印』」
と入口に結界を張るのを忘れなかった。

いずれにしろ、俺には為す術がなかった。
男の手で脚を割られ、股間を露にされる。
男がそこに顔を近付けるのも、ざらつく舌で俺の…女の秘所を舐められるのも…阻止することができなかった。
「ハジメテなのかい?」
男はそこに処女膜ても見つけたのか、そう言った。
俺にはこの肉体が処女であるかなど知りはしなかったが、俺自身が過去に男に抱かれた経験などありはしない!!

男の巨根が俺の股間に突き立てられた。
切り裂かれる痛みに襲われる。
と同時に、俺の胎内に侵入してくる異物を感じた。
男には存在しない場所に男の逸物が突き入れられていた。
「おお、良い顔をするね♪じゃあこちらもサービスしてあげよう♪」
胸が鷲掴みされた。
そのまま揉み上げられる。
その先端の膨らみが刺激される。
「んあん、あああん!!」
俺は女のように喘いでいた。
声を出すとこれまで感じていた違和感が「快感」に置き換わった。
そこからは堰を切ったように、俺は快感の渦に飲み込まれ、嬌声をあげ続けていた…

 

悪魔の恋人

きたーーっ!!
俺は心の声で叫び
頭の中で小躍りした。


俺の目の前に現れたのは、正真正銘の悪魔だった。
「お前の望みを叶えてやる。代償は魂だが、お前が私を愉しませられたら保留してやる。」
悪魔の申し出はまたとなかった。
生まれてからの年月と彼女いない歴が均しい俺にとっては彼女ができればいつ死んでも文句は言うまい。
「お前の望みは何だ?」
勿論、彼女だ、恋人だ!!
女の子とあんなことやこんなことするんだ!!
ただそな所をこいつに見られていたくはない。
どうすれば良いか?
「望みは?」
と悪魔が促す。
答えは以前から考えていた。
「お前が…お前が俺の恋人になるんだ。勿論、男と女の関係でな♪」
「お前、童貞だな?」
と悪魔が薄笑いを浮かべて言った。
「そ、それがどうした?」
「お前のハジメテをいただくのが私などで良いのか?」
「も、勿論だ…」
俺の頭の中では可愛い女の子になった悪魔が俺の童貞を卒業させてくれるシーンが繰り広げられていた。
「よかろう。お前の望み、叶えてやったぞ♪」
魔王はそう言ったが、魔王の姿には一向に変化はなかった。
何も変わっていない?
否、どこか違って見える気がする…

ポッ…と俺の頬が上気していた。
キュンと俺の心が締め上げられる。
「我ながら良い出来だ♪シたいのだろう?今からでも良いぞ。」
シたい…って、俺は女の子を組み敷いて、そこに俺の…
(欲しい…)
俺の内で思いもよらなかった欲求が沸き上がっていた。
俺の視線は奴の…カレの股間に注がれていた。
そこでは逞しく屹立したペニスの存在が告げられていた。
ソレが…欲しい?

ぬるりと俺の股間が濡れれいた。
「な、何をしたんだ?」
俺の発した声は、既に本来の俺自身のものとはかけ離れていた。
「私がお前の恋人になってやったんだ。勿論、男と女の関係ができるよう、お前を可愛い女の子に変えてやったぞ。」
俺は濡れた股間に手を伸ばした。
俺はズボンではなくスカートを穿かせられていた。
その下はトランスではなかった。
その薄い布地の下に、本来あるべき存在は失われていた…

「多少、私の趣味も入っているぞ。私の恋人に相応しように味付けさせてもらった♪」
俺はもう我慢ができなくなっていた。
カレの前に跪き、目の前の布地をかき分け、ソレを晒すと何の躊躇いもなく、自らの口に咥えていた。
「多少淫乱なのはご愛嬌だ。私の眷属にしてやったからな♪馴れれば即に羽や尻尾を生やすことができる。勿論、不老不死だ。永遠にその若さでいられる…」
俺はカレのモノに夢中で殆ど聞いていなかった。
「すまん、お前童貞だったな。その…女になったことで処女ということになる。…だから不老不死といことで、処女膜が何度でも再生されてしまう…」

「なら…」
ソレから口を離し、俺は言った。
「…俺の最初のハジメテをさっさと奪ってくれませんか?」
俺は濡れきったショーツを剥ぎ取ると、カレの前に股間を広げていた♪♪

 

ふたなり

ネットで色々な情報を手にできる現在。
自分が他の人と違っていると気付いても、あまり驚くことはなかった。
必要となるものも、ネットで簡単に手に入れられる。
現在の僕の状況に最も近いのは「ふたなり」というもののようだ。
正式には「半陰陽」というものらしいが、本来「男性」の僕の股間に「女性器」が存在していた。

ここ数日、気分がすぐれないでいた所だった。
気が付くと股間がぬるっとしていた。
トイレでそれを拭き取ると、紙が真っ赤になっていた。
最初は「痔」かと思ったが風呂で股間の汚れを流した際に触れてみた所、肛門とは別の穴が存在し、そこから出てきていたようだ。
「生理」という単語が即に連動したが、男にそんな現象が現れるなどとは聞いたことがなかった。
そして、僕は「ふたなり」という事象にたどり着いた。

創作の世界では女性の肉体に男性器が存在するものが殆どで、男性に女性器が現れる場合は殆どが男性から女性へと変化する過程の状態のようだった。
僕の肉体も、これからどんどん女性化…髪が伸び、乳房が膨らんでゆく…していくのか?
そんな心配の前に現実の処理が先…と、股間にティッシュの束を当てて、ネットで生理用品を買い込んだ。
どちらが良いのかわからず、タンポンとナプキンの両方を買った。
生理用ショーツというものもあったのでこれも購入した。
生理用ショーツは当然のことながら、見た目は女性下着そのものだ。
その上に直にズボンを穿くと、レースの飾りが浮き出てしまいそうなのが気に係った。


ショーツのレースはその上からトランスを穿いて誤魔化すことができた。
胸は一向に膨らんでくることはなかったので、ブラジャーを購入するまでには至らなかった。
が、生理の期間になるとトイレで個室を使う頻度が高まり、その事に気が付いた同僚に問い詰められることになった。
そして…

僕は同僚とビジネスホテルのツインルールに居た。
「先ずは見せてくれ。」
僕はズボンを脱ぎ、ベッドの上で彼に股間を晒していた。
「これは女性器以外の何物でもないな。」
間髪を入れずそう言われた。
「濡れるのか?」
「濡れる?」
「エッチな事を考えれば、男なら勃つし、女なら濡れてくるだろう♪」
「…勃起ならするけど、濡れたって事は…」
「それはお前の意識が男性側にあるからかもな。せっかくのお宝じゃないか♪使わなければ損じゃないか?」
「使う…って?」
「こういう事だよ♪」
彼は自らの指を唾液で濡らし、僕の股間に触れてきた。

「や、止めろっ!!」
僕は叫んだ。
が、
「止めて良いのかい?お前のあそこはヒクヒクと欲しがってるよ♪」
「そ、そんな事はない。僕は男だ。」
「どこが男なんだい?ほら♪俺の指をしっかりと咥え込んでゆくよ♪」
僕は股間から侵入してきた指を感じていた。
最初は違和感しかなかったが彼が指を動かすと、これまで経験したことのない快感が僕の全身を貫いていった。
「ぐあっ、あがあががが…」
僕が堪えきれずに叫ぶと
「何だよその声は。感じてるなら、もっと可愛く喘いでみろよ♪」
「可愛く…って、僕は男だっ!!」

拒絶はしても、彼の執拗な責めには無駄な努力だったのかも知れない。
「ダメ…それ以上は…おかしくなっちゃう…」
「いいじゃないか、おかしくなったって♪その方が素直に感じられるんじゃないか?」
執拗な彼の責めに
「んあ、あああん♪」
僕は女の子のように喘いでいた。

「男の声じゃ興が削がれるが、良い感じになってきたようだな。」
と、彼が一旦僕から離れた。
ここから逃げ出そうとも思ったが、手足に力が入らなかった。
その間にも、彼がズボンを下ろしてゆく音がしていた。
彼が何を考えているかは想像に難くない。
次に彼の姿が僕の視界に現れたとき、その股間では彼の逸物が禍々しく屹立していた。

「では、ハジメテをいただくとしようか♪」
僕には抵抗するということも頭に浮かばずに、彼の手で両脚を抱えられ、股間が広げられた。
彼の腰が僕の股間に押し付けられる。
ズヌッ
と、彼がナカに入ってきた。
指で解され、十分に濡らされたせいか、殆ど痛みはなかった。
それでも、指より太い彼自身の存在感は十分過ぎるものがあった。

「なかなか良い締まり具合じゃないか♪これなら即にでもいけそうだぜ♪」
その「いく」が何を意味しているかなど、その時点の僕に判る筈もなかった。
勿論、僕を逝かせる…ということではない。彼自身が射精するということだ。
そして程なく、彼は僕のナカに大量の精液を放出してきた。

「良かったぜ、また頼むな♪」
彼は服を着るとそう言って僕を残して立ち去っていった。
僕はぼーっとした頭で、今何が起こったのかを整理してみた。
僕は同僚に犯された。
女として…僕の股間にある腟に挿入された。
挿入されただけではなく、彼はナカ出しまでしたのだ。
僕は「女」ではない。
が、ちゃんと生理はあるのだ。
つまり、僕の腹の中には子宮があり、卵巣がある。
それは、受精卵を育てる環境が整っているということだ。
僕の卵巣から排出された卵子と精子が出会えば、妊娠する事もありうる。
そう…僕が妊娠するのだ!!

今、僕の腟の中は彼の放った精液で満たされている?
精液とは精子の塊に他ならない。
それが子宮に辿り着けば…
僕は這いずるようにしてベッドら降り、風呂場に向かった。
シャワーを股間に当て、彼の精液を掻き出す。
僕の顔を濡らしていたのはシャワーの飛沫だけではなかった…

 


次の生理がちゃんとやってきた事でひと安心する事はできた。
僕の股間には女性器があるが、外見は「男」である。
今更「女」として生きるつもりはない。
それでも生理の度に自分が「女」でもある事を思い知らせる。
一時期、自分の「女」を封印してみたが、還って自分の内の「女」を思い知らせる。
殊更に生理の前になると子宮が疼いてくる。
自慰でも充たされないのならばと、一度だけ「男」を求めて街に出てみた。
その時ばかりは長髪のウィッグを被り、女物の服を着、化粧までしてみたが…
「あれオカマじゃない?」
と囁かれる声に、結局そのまま戻ってきてしまった。
(だからと言って、もう一度同僚に抱かれたいとは思ってもいない。彼とは一度きりの関係なのだ)
結局、アダルトショップで買い求めたバイブで自らを慰めるしかないのだ。

バイブは僕自身の延長だった。
僕は「僕」に犯されながら、幾度となく絶頂に達する。
そして、その翌朝には「男」として歩き出すのだ。

 

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