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2019年10月 3日 (木)

おまじない

女の子達の間で密かに流行っているおまじないがあった。
それはSEX時の快感を何倍にも増幅するらしい。
なにぶん、モノがモノだけに表立って噂される事がないのだが、俺はひょんな事から、そのおまじないを知ってしまった。

とはいえ、SEXの相手に知られては効果がないので、俺が抱いてやる女に教えてやる訳にも行かない。
勿論、男の俺自身にそのおまじないが効く筈もない…
宝の持ち腐れ…としか言い様がない。

「ねぇ、何か面白いことない?」
と女が言う。
確かにここしばらくはマンネリ気味であることは確かだった。
「俺の持ち札は全部場に晒してある。俺からはもう何も出て来ないぜ。」
「そうよね♪じゃあ今夜はあたしに任せてみてくれない?」
「何か考えがあるのか?」
「旨くいくかはわかんないけどね♪今夜はあたしが貴方を責めてみるわ♪」
「俺を?」
「あたしって女子校の出なの。当然、女の子同士でSEX紛いの行為もしてたわ♪」
そう言って、彼女は俺をベッドに押し倒した。
「これでも何人もの女の子をイかせてきたのよ♪」

彼女の瞳が妖しく輝いていた。
「あのおまじない…知ってるんでしょ?」
その輝きが俺の視線に絡み付いてくる。
「大丈夫。女の子同士ならちゃんと効いてくれるわ♪」
俺は催眠術に掛かったかのように、彼女の言葉に逆らえなくなっていた。
「ほら♪おまじないを唱えて!!」
彼女の手が俺のシャツを押し開き、胸元に滑り込んできた。

俺はあのおまじないを唱えていた。
胸に充てられた彼女の掌の動きに合わせて快感が涌き起こる。
「ほら♪乳首が勃ってきた♪」
彼女が指先でソレを摘まむ。
「アンッ…」
俺は女の子のような喘ぎ声を上げていた。
「そうよ♪素直に快感に声を出すと良いわ♪可愛いわよ♪」

声…?
これは俺の声か?
それは女の子のように甘く甲高く聞こえる…
「ね♪おまじない効いてるでしょ?」
そう…あのおまじないだ…
あれは女の子のSEXの快感を何倍にも高めるものだ!!
男の俺には効く筈がないっ!!

グニュッ…
彼女の手が俺の胸を鷲掴んだ。
俺の胸にはある筈のない乳房が揉み上げられる♪
「ああっ…」
再び快感に声が漏れる。
俺の頭の中が女の快感に塗り込められてゆく…

「良いでしょ♪オンナの快感は?」
俺は彼女の声を遠くに聞いていた。
「でもね、こんなものじゃないのよ♪」
彼女の手が俺の股間に降りてゆく…
ヌルリと俺の股間が漏れていた。
それは先走りが濡らしたものではない。
そもそも、俺は股間には先走りを垂らす器官の存在が感じられなかった。
それでも、俺の股間は熱く熟れている…

「ひゃん!!」
俺は叫んでいた。
彼女の指が、俺の…クリトリスに触れたのだ。
そして、その先の女陰に彼女の指が潜り込んでくる…
「あっ、ああ~…」
知る筈のない快感に、俺は淫声をあげる。
「まだまだ、これからよ♪」
指の本数が増やされ、これでもかと俺の腟壁を刺激する。
「あっ、ダメ!! これ以上されたらっ!!」
「問題ないわ♪女の子としてイッちゃいなさい!!」

こみ上げてくる快感に、更に高みへと突き上げられる。
これが「イク」ってことなのか?
「ああ、ああん♪あん、ああ~ん!!」
自分でも何を叫んでいるのかわかっていない。
彼女の更なる責めに…
「んあっ、イク…イッちゃう~♪」
俺の頭の中は真っ白に塗り潰されていた…

「どうだった、あのおまじない?凄いでしょ♪」
意識を取り戻したあたしを覗き込むように彼女が声を掛けてきた。
あたしは…
否っ、俺は胸に…そして股間に手を当てた。
「おまじない、十分に効いたようね♪」
「ど、どういう事よ?」
「あのおまじないは女の子にしか効かない。でも貴女はあのおまじないで快感を得た。」
「だからって、あたしが…俺が女になってしまうなんてあり得ないでしょ?!」
「無理に男でいようとすると辛くなるわよ。もう貴女は女の子なんだから♪」
「戻れ…ないの?」
「あたしの眷属として、それなりに成果を上げてもらえれば考えてあげなくもないわよ♪」
「眷属?」
「そう♪あたしは淫魔。あのおまじないをこつそりと広めたのはあたしの罠なの♪おまじないを使った娘の中からコレって娘を眷属にして、精力を集めてるって訳♪」
「でも、何であたし…俺まで?それもわざわざ女にしてまて?」
「じゃあ、最初のご褒美でその理由を教えてあげるわね♪」


あたし…俺はご主人様が用意してくれた服を着て街を歩いていた。
服は当然のことながら露出度が高く。いかにも「ビッチです」と看板を掲げているような服だった。
下着も女物を渡され「いやよ」と言うと「ノーパンの方がらしいわね♪」と言われて引ったくるようにして着けたのだった。
自分では出来ないのでお化粧もご主人様にしてとらった。
踵の高いサンダルは最初はバランスが取れなかったけど、即に普通に…踵が高いせいかお尻が揺れるのが気になる程度で歩けている。

「ねぇ、お姉さん♪俺達と付き合わない?」
あたしはイケメンの男の子達に囲まれていた。
(美味しそう♪)
顔よりもあたしの注意は彼らの股間に注がれていた。
そのままホテルに直行して、ベッドの上に彼らを迎えた。

若い男の子は、激しい…と言うより、自らの欲求を充たす事にのみ集中してしまう。
女の子がどれだけ気持ち良くなっているかなど解ろうともしていない。
「あぁん♪」と感じたフリをしただけで、調子に乗ってしまう。
彼らが自分達のしたいようにするのであれば、こちらも勝手にさせてもらう♪
あたしはおまじないを唱えていた…

幾度となく達していたのは覚えていたが、その先がどう展開したまでは記憶になかった。
気が付くと、ヤり果てた彼らがベッドの周りに転がっていた。
良く見ると干物のように干からびて生気を失っていた。
『戻ってらっしゃい♪』
頭の中にご主人様の声が届いた。
『十分に精力が集まったわ。ご褒美をあげるからね♪』
あたしはフラフラと立ち上がると、ご主人様の元に戻っていった。


「ご褒美は貴女をあたしの眷属にした理由だったわね♪」
あたし…俺はようやく頭が晴れてきた。
そして、女として男たちに抱かれ、彼らの精液をしこたま俺のナカに注ぎ込まれたのだ。
それも、直接…ナカだしされている…
「妊娠することはないわよ♪女といっても、あたしに精力を届けるための道具でしかないからね♪」

それがご主人様…彼女のいう「眷属」という存在なのだという。
彼女の道具であり、彼女の意に反することは一切出来ないのだ。
俺は彼女の許す範囲でしか「俺」であると認識できないらしい。
あの「おまじない」を唱えた女の子は、程度の差こそあれ彼女の影響下に入る。
その一番の効果はおまじないの流行のコントロールだった。
そして、その中から男たちの餌になりそうな娘を彼女の「道具」にしてきたのだ。
だが、男がこのおまじないを知ってしまうと、彼女のコントロールから外れてしまうらしい。
コントロールを取り戻すためにはその男を女にして、おまじないを唱えさせる必要があるのだという。

「貴女はとっても優秀だったわ。これからと沢山の精力を集めてきてね♪」
俺は再び彼女に責められ、オンナの快感に翻弄させられる。
「あ、ああん♪…で、いつになったら俺は男に戻してもらえるんだ?」
俺は快感に喘ぎながら尋ねた。
「この快感を知ってもまだ男に戻りたいというの?」
俺は男である。
姿かたちは変わってしまっても、その本質が男であることは譲れない!!
「そんなことが貴女を悩ませるなんて可哀相…そうね、貴女の中から男だった記憶を消してあげましょう♪」


あたしは今夜も街を彷徨うように歩いている。
ご主人様に活きの良い精力を届けるために男たちを魅惑する。
あたしはオンナがどういう風にすれば男が惹かれるか本能で知っていた。
コレという男に目を付けた。
あたしが男を惹き寄せるのではない。
男の方があたしを獲物と認識して捕らえにくるように仕向けるの♪
男が設えた罠に、それと知りつつも捕らえられに行くのだ。

「んあ、あんっ♪」
あたしはベッドの上で媚声を漏らす。
それだけでオトコは元気を取り戻す♪
あたしを抱くとどれだけの精力を奪われるのかなど思いもよらないのだろう。
いい気になって、どんどん注ぎ込んでくれる。
ご主人様も悦んでくれるに違いない。
あとは「あたし」の時間♪
あたしはおまじないを唱える。
この男の最後の一滴までもあたしの快感の糧となるのだ♪


今宵もまた一つ、干からびた男の屍が転がり出ていった…

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