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2018年12月12日 (水)

決着

シャキーーン!!
物騒な金属同士がぶつかり会う。
金属は刃の形状をしており、容易に骨肉を切り裂くことができる。
その刃を振るうのは生身の肉体を持った人間同士だった。
 
高見からその光景を見物しているのは、人間ではなかった。
魔物と呼ばれる異形の生命体であった。
「なかなか頑張るではないか♪」
魔物は傍らにいるもう一体の魔物に話し掛けた。
「しかし、美しさに欠ける。」
とそいつが応えた。
「殺し合いに美しさもないだろう?」
「そうか?」
「なら、どうすれば美しくなるというのだ?」
「これならどうだ♪」
と手を翳すと…
 
 
シャキーーン!!
ぶつかり会う刃の音はそのままであったが、形状が変化していた。
細身になり、美しい装飾が生まれていた。
さらに刃を振るう者達の肉体も大きく変わっていた。
半裸の肉体を極彩色の布が被ってゆく。
短く刈上げられていた髪が伸び、結い上げられ、リボンが結ばれていた。
布に被われて見えなくなっているが、逞しい筋肉が削げ落ち、刃と同様に細くしなやかになっていた。
しかし、肉体は削られてばかりではない。
括れたウエストの下はなだらかに広がり、胸元を包んだ布地はしっかりと膨らみを押さえていた。
そう♪その肉体は妖艶な乙女のものと化していた。
 
顔もまた大きく変化していた。
ふっくらとした唇には深紅の紅が塗られ、ぱっちりと見開かれた目許にはシャドーが、睫毛もまた濃く、長く装われていた。
時折漏れでる気合いの声も甲高くなっている。
その変化に自分たちは気が付いているのだろうか?
 
 
魔物の技は、彼等の精神にも及んでいた。
彼等は自分たちが女性化したと認識もできず、産まれた時から女であったと思っていた。
なぜ自分たちがこの場所で刃を交えているかについては記憶が怪しくなっている。
女達は舞い踊るように刃を交え続けていた。
 
「そろそろ頃合かな♪」
と魔物が立ち上がった。
「決着は付けさせないんですか?」
「これだけの上玉、傷つけるには惜しくないか?」
「しかし、元を知ってると…」
「なら私ひとりで楽しませてもらうよ♪」
と、魔物は闘技場に飛び降りると二人の乙女の間に立った。
「そこまでだ。」
とそれぞれの刃を素手で止めた。
「えっ?!」
と、二人は我に帰った。
「あたし達、何をしていたのかしら?」
記憶が曖昧になっている。
「続きはベッドの上でシてもらおうか♪」
刃を投げ捨てると魔物は二人を抱えあげた。
「移動!!」
と呪文を唱えると、魔物は寝室へと瞬間移動していた。
 
※※※※※
 
「脱げ。」
と魔物はあたし達に命じた。
隣ではもうひとりの娘が極彩色のドレスを脱ぎ始めていた。
どうやって着たのかも覚えていないドレスではあったが、自然に脱ぐことができた。
そのまま下着も脱いでしまう。
隣の娘も魔物の前に全裸を晒していた。
 
「俺にも楽しませてくれよ♪」
と、もう一体の魔物が現れ隣の娘の前に立った。
「跪け。」
と言われ、あたし達は床に膝を付いた。
その目の前には魔物の股間がある。
「奉仕しろ。」
それが何を意味するか知らない訳ではないが、実際にそういう行為などしたことなどない。
 
いつの間にか魔物も全裸となっていた。
その股間には禍禍しいモノが屹立していた。
横目で窺うと、隣の娘はソレを両手で支え、その尖端を口のなかに咥えていた。
あたしも彼女と同じようにした。
牡の匂いが立ち込めている。
口のなかが痺れるようだ。
口をすぼめて頭を前後に動かした。
上顎に刺激され、ソレが更に硬さを増した。
「それではお前のハジメテを戴くとしようか♪」
あたしは背中を床に付け、脚を開いた。
ソレがあたしのナカに入ってくるのだ…
(怖い…)
全てが初めての経験なのだ。
ソコはまだ自分の指も挿れていない…?…
そんな筈はないのだ。
産まれてから女をやっていて、自らソコを弄らない筈は…
何か引っ掛かるものを感じたが、魔物はその事に集中する暇を与えてはくれなかった。
 
魔物があたしのナカに入ってきた。
痛みしかない!!
それでもあたしは堪え耐えるしかなかった。
魔物の指があたしの股間を撫で上げる。
「ほら、これがお前の破瓜の血だ♪」
と赤く染まった指を見せ付け、美味しそうに舐めあげていった。
魔物は更に挿抜を繰り返す。
やがて達するとともに、あたしのナカに大量の精液を放出した。
魔物がソレを抜く前から、その一部が股間に漏れ出ている。
 
「では、互いに舐めあって綺麗にしなっ。」
隣の娘も同じように魔物の精液を股間から溢れさせていた。
あたしは精根尽き果て動くこともできなかったが、隣の娘はまだあたしに這い寄ることができた。
そのままあたしの上に被さるように身体を重ねた。
 
彼女の股間があたしの顔の前にあった。
彼女の股間から滴る魔物の精液があたしの顔に落ちてくる。
あたしはそれを舐め取っていた。
彼女はあたしの股間に頭を差し込み、舌であたしの股間を舐めあげた。
(♪)
敏感になっていたあたしのお豆に舌先が触れる。
痛みしかなかった魔物の行為と違い、腫れ物に触るように触れてきた彼女の舌先からは快感が生まれてくる。
「ああん♪」
あたしの口から甘い喘ぎ声が漏れる。
彼女は魔物の精液を舐め取るより、あたしを責め立てる度合いを増していった。
あたしも命じられた精液を舐め取る行為が疎かになり、快感に悶えまくっていた。
 
 
 
「まあ、こんなものかな?」
「俺も楽しませてもらったよ♪」
魔物達がそう言っているのを遠くに聞こえていた。
「では、戻そうか…移動!!」
と魔物が呪文を唱えた。
 
 
俺達は瞬間移動で再び闘技場に戻された。
…それも、ベッドの上での体勢のまま…
俺の目の前には奴の股間…魔物の精液が滴る女陰がある。
つまり、意識は元に…男に戻されたが、肉体はまだ女のままだということ。
「ヒャイン!!」
思わぬ刺激に俺は軽い悲鳴をあげていた。
奴が再び俺の女性器を責め始めたのだ。
「どちらが先に逝かせられるかで決着を付けないか?」
俺達はこの闘技場で刃を交えていた筈だ。
それを「逝かせる」だと?
しかし、今の俺の手には刃はない…たが、闘いの決着は付けなければならないのだ。
 
※※※※※
 
女達は互いの蜜壺を責めあっていた。
やはり、組み敷かれた方が歩は悪そうだ。
盛んに悶え、嬌声を撒き散らしている。
そして、一瞬だけ動きが止まった。
「ああああ~~~!!!!」
最大級の絶叫とともに組み敷かれた女が意識を失った。
 
女は立ち上がると、片手を天に突き上げ勝利を宣言した。
負けた方の肉体が変化してゆく。
勝利に歓喜していた女の表情が変わってゆく。
「な、何でこいつだけ?」
足元に転がる肉体は、元の男の姿に戻っていたが、女の方には何の変化もなかった。
 
否。肉体の変化はなかったが、彼女の視線は足元に転がる男の股間から逸らせられなくなっていた。
「お…俺は何をしようとしているのだ?!」
女は男の傍らに膝を付いた。
そろそろと両手が男の股間に…逸物へと伸びてゆく。
女の股間からは愛液が滴ってゆく。
「俺は…俺は…」
と言いながら、男の逸物を掴み刺激を与えてゆく。
逸物は反応し、大きく硬く勃ちあがる。
女は男の上に跨がると腰を下ろした。
逸物が女のナカに呑み込まれてゆく。
「ああっ♪」
女は歓声をあげた。
その顔はこれ以上なく淫蕩に崩れ果てていた…

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