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2018年4月15日 (日)

女にされる…

「どおだ?」
目の前の男が俺を覗き込む。
どおだ…とは、奴が俺に投与した薬の効果を聞いているのだ。
当然ではあるが、俺には正直に答えてやる義理はない。

しかし、その薬はしっかりと俺の肉体に変化をもたらしていた。
下腹部がチリチリと疼いている。
そこには本来存在しない筈の器官が造られ始めていた。
「子宮」である。

その薬は、俺を「女」に変えるものだと奴は言っていた。
俺は全裸で椅子に括られ、姿見の前に置かれていた。
「女」になると言われていたが、胸が膨らむとか髪が伸びるとかといった外見の変化は見られない。
最初に気づいたのは臓器が何かに圧迫され始めたことだ。

下腹部に何かができはじめているようだった。
奴の言葉に付き合わせれば、それが子宮であると結論付けられる。
そして、子宮から股間に向かい管状のものが延びてゆき、股間に開口部を開いた。

開口部から滴る体液が、床に落ちる。
椅子の座面の中央には穴が開いていた。
「ん?」
奴が濡れた床に気付いた。
「開いたか?確認させてもらおうか…」
と奴がリモコンのスイッチを入れると、床から棒状のモノが伸びてきた。
ソノ先端が股間に触れた。
そのまま、ズブリと俺の肉体の中に侵入してきた。
勿論、そこは排泄口ではない。
「女」でいえば膣口にあたる場所だ。
そう…俺の「膣」にその棒が収まっていった。
「さて…」
と男がリモコンを操作する。

(!!!!!!!!)
膣に入った棒が振動を始めると同時に、得体の知れない衝撃が俺の脊髄を貫いていった。
「感じたか?」
その棒は女性に使う性具だった。
奴は俺に「オンナのように快感を感じたか?」と聞いているのだ。
この衝撃が「快感」であるとは到底思うことはできない。
がその刺激を受けているのは俺の肉体に生じた「女」の器官なのだ。
「ちゃんと愛液もあふれさせているようだな♪」
奴が棒状のモノを抜くと、糸を引くように滴ってゆくものがあった。

「おい」
と奴が合図すると控えていた男達が俺を取り囲んだ。
手足を椅子に括られたまま運ばれた。
背中を下に机の上に乗せられる。
カチャリと音がする。
鳥の嘴状の造作を備えた金属の器具だった。
奴はそれを手に俺の股間を覗き込んだ。
(?)
ひんやりとした感覚があった。
金属の嘴が俺の膣に差し込まれたのだ。
「ふむ…問題ないな♪」
と今度は別のものを手にした。
俺の尻に何かが貼られたようだ。

奴が再び合図すると、男達は俺を別の部屋に運んだ。
そこにはベッドが置かれていた。
男達は俺の縛めを外した。
(動けるか?隙を見て逃げ出せれば…)
と考えたが、椅子から開放されたにもかかわらず、俺は手足を動かすことができなかった。
何もできないまま、俺はベッドに横たえられた。

男達と入れ替わりに奴がやってきた。
「今度は何をするつもりだ?」
俺の問いには奴は答えない。
ベッドに近づきながら、ズボンのベルトを外した。
まるで、これからベッドのオンナを抱こうとするように…
「これが君を女にする最後の仕上げだよ♪」
奴の下半身で奴のペニスが勃起している。
「暴れてもらっては困るのでね。確実性を高めるために薬を使わせてもらったよ♪」
奴が俺の脚を抱えた。
たらり…と俺の股間から愛液がこぼれていった。
「君は意識していないだろうが、君の女性自身はオトコを求めてヒクヒク言っているよ♪」
(…)
「それでは仕上げに入ろうか♪」
奴のペニスが俺の膣に挿入されてきた。
「おお♪良い締まり具合ではないか♪」
俺はもう奴の言葉を意識できる状況ではなくなっていた。
得体の知れない感覚…「オンナの快感」に俺は支配されてしまっていた。
「ん…あん、あぁあ~ん♪」
俺は無意識のうちに女のように喘ぎ、悶えていた。

「んあっ…ナニこれ?」
「ん、そろそろか?ではイかせてやろう♪」
「イくって?」
「受精する準備ができたってことだ。私の精子を子宮に注ぎ込めば確実に妊娠する♪」
「妊…娠…?」
「そう♪妊娠することで様々なホルモンが分泌される。今の外見は男のままでも、胎が膨れるとともに君の肉体はどんどん女になってゆくんだ♪」
奴の言葉の意味を俺が理解したのはそれから大分時間が経ってからだった。
「それではフィニッシュだ!!」
熱い塊が俺の子宮に向かって打ち込まれた。
「あ、あああ、あ~~~~~~ん!!」
俺は嬌声をあげ、意識を失っていた。

気が付くと、俺は独り街中に残されていた。
奴の姿などどこにもない。
訳もわからないまま俺は自宅に向かった。
(悪い夢でも見ていたのか?)
と俺は風呂場で裸になった。
鏡にはいつもの「男」の俺が写っていた。
恐る恐る股間に手を伸ばした。
ペニスの裏側…玉袋の間に…割れ目があった。

(ビクッ)
その時、俺の下腹部で何かが動いた。
それは、俺の子宮が受胎したことを俺に告げた瞬間だった…

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