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2018年4月15日 (日)

政策

彼の指が、僕の股間に差し込まれた。
本来、そこにある筈のない器官がシットリと濡れている。
「んぁ…♪」
僕は女の子みたいに甘い吐息を漏らした。

否!!
みたいに…ではない。
僕は今「女の子」そのものなのだ。
漏れ出る淫声は甲高い女声。
胸には二つの脹らみがあり、その先端では乳首が硬く尖っている。

彼の指が僕の「腟」の中で蠢いている。
「準備は良いようだね♪」
彼の言葉にハッとする。
そう…僕はこれから彼を受け入れなければならないのだ。
彼を…彼のペニスを僕のナカに受け入れる…
彼が放つ精液を受け取り、僕の内にある卵子と結合させる…

僕は妊娠し、子供を産む為に「女」にされたのだ。
拒否はできなかった。
人口の減少に歯止めを掛ける為にも、このまま成長しても女性と結婚して妊娠させられないと判断された男は、今度は女性として子供を産む側にさせられるのだ。
それが、国の…世界の政策なのだ。

もちろん、女性となった人のその後の生活は保証されている。
夫となる男性も用意されている。
僕が妊娠すれば、彼が僕の「夫」となるのだ。
僕は徹底的に「女」であることの素晴しさ、女としての幸せを教え込まれていた。

実際、彼から与えられる快感に、僕は翻弄され嬌声を響かせていた。
「そろそろイクよ♪」
彼はそう言い、僕の子宮目掛けて熱い塊を解き放った。

「あ、あ、ああ~んっ!!」
僕は初めての強烈な快感に意識を失なっていた…

温泉の効能

「子宝温泉?男二人で来るにはあまりにも似合わないネーミングだな。」
そう俺が愚痴ると
「混浴露天の温泉宿がいいと言ってたのは誰だった?」
と相方の信也に釘を刺される。
すでに予約して前金も振り込んでいるので今更他の温泉に変更する訳にもいかない。
「気になるのは名前だけなんだろう?混浴露天はこの宿のウリらしいからそこは期待しても良いんじゃないか♪」
信也の言葉に背中を押されて、俺たちはその温泉宿に入っていった。

「やはり、まだ早すぎたかな?」
仲居さんの説明もそこそこに俺たちは「混浴露天風呂」に突入していった。
脱衣室は男女別だったが、確かにその先はひとつになっていた。
が…

「当たり前だろう♪今何時だと思ってるんだ?」
はやる気持ちのままに乗り込んで来てしまったため、普通であればまだ昼飯の時間と言ってもおかしくはない時間帯だった。
「どうする?一旦部屋に戻るか?」
と俺たち意外に誰も居ないのを見て、信也はそう言ったが
「混浴になってなくとも風呂は風呂だ。裸になったのに入らずにどうする?」
と俺は掛け湯を始めた。
建前は言った通りだが、俺たち以外に誰も居ないことに落胆した気分は風呂に入って紛らわすしかなかった。

「で、いつまで入ってる?」
信也が聞いてくる。
「もちろん♪」
と答えるが、他の客が入ってくる気配は一向にない。
その客が女性である確率は更に低い。

長湯をしていれば、当然の如くのぼせて頭がぼーっとしてくる。
そんな時、誰かが入ってくる気配がした。
「お邪魔しますよ♪」
男のようだ。
「こんな美人のお嬢さん方と一緒とは♪」
男の言葉にハッとする。
いつの間にか女の子が来ていた?
否っ!!
うとうとしてはいたが、他に誰かが入って来たらわかる筈!!
俺たちは顔を見合わせた。
「?!」
隣に居たのは信也ではなかった。
否。その女の子の面影には見覚えがある。
「信也…なのか?」

俺たちは「女の子」になっていた。
慌てて湯からあがり、脱衣室に向かった。
「あら♪もうおあがりですか?浴衣などは隣にありますよ。」
見ると、俺たちの脱衣籠は無くなっていて、さっき入ってきた男のものと思われるものしかなかった。
「どうぞ♪」
と隣の女性用の脱衣室に通じるドアに促された。
「初めてでしょ?浴衣の着付けお手伝いしますね♪」
俺たちは女物の浴衣を着せられていった。

部屋に戻ってみると、確かに「混浴露天風呂の注意書」があった。
・「子宝」のため風呂場での性交可。ただし他のお客さまの迷惑にならないこと。
・同性のみとなった場合、先に入浴されていた方が異性となります。既に混浴状態の場合はそのままとなります。
・異性に変わられた場合、その後の支援は当宿で責任をもって対応させていただきます。
・なお、既に妊娠中の方は対応が難しいため入浴をお断りさせていただく場合があります。

(………)
俺たちは顔を見合わせた。
「元に戻れるのか?」
「理論的には可能だろ?さっきと逆に俺たちだけで入っているところに女性客が来れば良いんだ。」
「そんなに上手くいくか?」
「大丈夫だ。それより今はこの女のカラダを悦しまないか♪」
と、信也が俺を敷かれていた布団の上に押し倒した。
「あんっ♪」
信也の指で摘ままれた乳首からの刺激に、俺は女の子みたいに甘い声を漏らしていた……

「良いか?こうすればイイんだ♪」
信也が言うには、彼が先に入ってから時間差で俺が入ることで元に戻れるらしい。
まだ誰も入っていない早朝の風呂場で女の裸体を晒す信也を送り出した。
続いて、俺も浴衣を脱いでゆく。
と、隣の男の脱衣室に人が入る気配がした。
「オーケー♪先客がいれば安心して入れるぞ。」
などと言っているようだ。
信也との話しでは俺たち二人きりの前提だった筈…
俺は慌てて風呂場に飛び込んだ。

「きゃっ!!」
慌てていたのでバランスを崩した。
「コラ♪お風呂場ではしゃぐと危ないぞ。」
と俺は信也の腕に抱き止められていた。
それは逞しい「男」の腕だった…

「これは朝っぱらご盛んで♪」
と隣の脱衣室から男が入ってきた。
「こっちは気にしないから、いくらでもやってて良いよ♪」
そんな事を言う男に
「それではお言葉に甘えて♪」
と元に戻った信也が俺を抱きかかえた。
「やるって、何を?」
と俺が聞くより先に、信也の硬いモノが俺の股間に差し込まれていた♪

結局、時間切れで俺は元に戻るタイミングを失なっていた。
宿の用意してくれたワンピースを着せられ、俺たちは帰途についた。
「今度来たら元に戻れるかな?」
俺が聞くと
「それは無理だろ♪何せ妊婦は入浴禁止だからな。」
「妊婦…って、俺は」
「「子宝温泉」であれだけナカ出ししてたら当然だろ?」
俺はスカートの上からお腹に掌を当てた。
この下に、彼の精子がたっぷりと注ぎ込まれた子宮の存在を感じて…

女にされる…

「どおだ?」
目の前の男が俺を覗き込む。
どおだ…とは、奴が俺に投与した薬の効果を聞いているのだ。
当然ではあるが、俺には正直に答えてやる義理はない。

しかし、その薬はしっかりと俺の肉体に変化をもたらしていた。
下腹部がチリチリと疼いている。
そこには本来存在しない筈の器官が造られ始めていた。
「子宮」である。

その薬は、俺を「女」に変えるものだと奴は言っていた。
俺は全裸で椅子に括られ、姿見の前に置かれていた。
「女」になると言われていたが、胸が膨らむとか髪が伸びるとかといった外見の変化は見られない。
最初に気づいたのは臓器が何かに圧迫され始めたことだ。

下腹部に何かができはじめているようだった。
奴の言葉に付き合わせれば、それが子宮であると結論付けられる。
そして、子宮から股間に向かい管状のものが延びてゆき、股間に開口部を開いた。

開口部から滴る体液が、床に落ちる。
椅子の座面の中央には穴が開いていた。
「ん?」
奴が濡れた床に気付いた。
「開いたか?確認させてもらおうか…」
と奴がリモコンのスイッチを入れると、床から棒状のモノが伸びてきた。
ソノ先端が股間に触れた。
そのまま、ズブリと俺の肉体の中に侵入してきた。
勿論、そこは排泄口ではない。
「女」でいえば膣口にあたる場所だ。
そう…俺の「膣」にその棒が収まっていった。
「さて…」
と男がリモコンを操作する。

(!!!!!!!!)
膣に入った棒が振動を始めると同時に、得体の知れない衝撃が俺の脊髄を貫いていった。
「感じたか?」
その棒は女性に使う性具だった。
奴は俺に「オンナのように快感を感じたか?」と聞いているのだ。
この衝撃が「快感」であるとは到底思うことはできない。
がその刺激を受けているのは俺の肉体に生じた「女」の器官なのだ。
「ちゃんと愛液もあふれさせているようだな♪」
奴が棒状のモノを抜くと、糸を引くように滴ってゆくものがあった。

「おい」
と奴が合図すると控えていた男達が俺を取り囲んだ。
手足を椅子に括られたまま運ばれた。
背中を下に机の上に乗せられる。
カチャリと音がする。
鳥の嘴状の造作を備えた金属の器具だった。
奴はそれを手に俺の股間を覗き込んだ。
(?)
ひんやりとした感覚があった。
金属の嘴が俺の膣に差し込まれたのだ。
「ふむ…問題ないな♪」
と今度は別のものを手にした。
俺の尻に何かが貼られたようだ。

奴が再び合図すると、男達は俺を別の部屋に運んだ。
そこにはベッドが置かれていた。
男達は俺の縛めを外した。
(動けるか?隙を見て逃げ出せれば…)
と考えたが、椅子から開放されたにもかかわらず、俺は手足を動かすことができなかった。
何もできないまま、俺はベッドに横たえられた。

男達と入れ替わりに奴がやってきた。
「今度は何をするつもりだ?」
俺の問いには奴は答えない。
ベッドに近づきながら、ズボンのベルトを外した。
まるで、これからベッドのオンナを抱こうとするように…
「これが君を女にする最後の仕上げだよ♪」
奴の下半身で奴のペニスが勃起している。
「暴れてもらっては困るのでね。確実性を高めるために薬を使わせてもらったよ♪」
奴が俺の脚を抱えた。
たらり…と俺の股間から愛液がこぼれていった。
「君は意識していないだろうが、君の女性自身はオトコを求めてヒクヒク言っているよ♪」
(…)
「それでは仕上げに入ろうか♪」
奴のペニスが俺の膣に挿入されてきた。
「おお♪良い締まり具合ではないか♪」
俺はもう奴の言葉を意識できる状況ではなくなっていた。
得体の知れない感覚…「オンナの快感」に俺は支配されてしまっていた。
「ん…あん、あぁあ~ん♪」
俺は無意識のうちに女のように喘ぎ、悶えていた。

「んあっ…ナニこれ?」
「ん、そろそろか?ではイかせてやろう♪」
「イくって?」
「受精する準備ができたってことだ。私の精子を子宮に注ぎ込めば確実に妊娠する♪」
「妊…娠…?」
「そう♪妊娠することで様々なホルモンが分泌される。今の外見は男のままでも、胎が膨れるとともに君の肉体はどんどん女になってゆくんだ♪」
奴の言葉の意味を俺が理解したのはそれから大分時間が経ってからだった。
「それではフィニッシュだ!!」
熱い塊が俺の子宮に向かって打ち込まれた。
「あ、あああ、あ~~~~~~ん!!」
俺は嬌声をあげ、意識を失っていた。

気が付くと、俺は独り街中に残されていた。
奴の姿などどこにもない。
訳もわからないまま俺は自宅に向かった。
(悪い夢でも見ていたのか?)
と俺は風呂場で裸になった。
鏡にはいつもの「男」の俺が写っていた。
恐る恐る股間に手を伸ばした。
ペニスの裏側…玉袋の間に…割れ目があった。

(ビクッ)
その時、俺の下腹部で何かが動いた。
それは、俺の子宮が受胎したことを俺に告げた瞬間だった…

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