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2018年1月27日 (土)

そこに無ければ…

ツイッターを見ていたら
ダイソー店員「そこに無ければ無いですね」
というフレーズに引っかかってしまった。

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可愛い娘に憑依した。
「俺」と姦らせてやろうと俺の部屋に向かった。
(…あれ?俺の肉体は?…)
ダイソー店員「そこに無ければ無いですね」
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交通事故にあった。
気が付くとベットの上だった。
どこかで見たような医師の顔…
(…ドクター人浦?…)
まさかと思い手を股間へ…
ダイソー店員「そこに無ければ無いですね」
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憑依薬を手に入れた。
しかし、ここから持ち出す事は不可能である。
憑依できる範囲も限定されている。
飲んでしまって、ここが男子校だと思い出した。
(…)
ダイソー店員「そこに無ければ無いですね」
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ここはいつもの妖しい店の筈だ
いつもなら、様々な「皮」とか「憑依薬」とかが置いてある。
店の奥から出てきたのは
ダイソー店員「そこに無ければ無いですね」
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2018年1月 7日 (日)

遭難

パラパラと音がした。
ヘリコプターが近付いてきたようだ。
しかし、彼等には僕の姿を見つけることはできないだろう。
既に僕の肉体は深い海の底に沈んでいる。
ここに在るのは「魂」と呼ばれる幽体だけである。

しかし、問題はない。
彼等が僕を見つけられなくとも、僕が彼等の所に行けば良いのだ。
肉体の枷のない幽体は空を飛ぶこともできるのだ。
(ただ現在位置が不明なので闇雲に飛ぶよりはと救助を待っていたのだ)
目標が定まれば、移動は一気に行える。
ヘリコプターの正面に浮かび、中の様子を窺った。
勿論、彼等には僕の姿は見えない。

よく見ると、オレンジ色のツナギの中に白衣を着た若い女性がいた。
女医さんか?
もっと良く見ようと機体の壁をすり抜けて中に入った。
…が、勢い余って彼女にぶつかって…

気が付くと、僕は「彼女」になっていた。

(憑依っていうやつか?)
男にはない胸の膨らみを見おろす。
その胸を締め付けるブラジャーの感触。
その質量を支える肩紐。
下半身の感触も違う。
ズボンではなく、皮膚に密着するストッキング。
太腿に触れているのはスカートの裾か?
そして、靴も踵が低いとはいえ男物よりは不安定に感じる。

「これ以上探しても無駄よ。戻りましょう。」
僕は彼女の声を使ってそう提案した。
僕は彼女専用のスペースとおぼしき所に坐り込み、他の乗組員からは見られないようにして、女体の神秘の探究に突入した。
先ずは胸元のボタンを外して生乳を覗き込む。
間近で見る谷間に生唾を呑み込む。
更に胸元を押し広げ、ブラジャーのカップの中に肉薄する。
が、このままでは尖端を確認することはできない。
もう一方の手を挿し込み…

始めて触れるオッパイの感触!!
だが、それ以上に自分のオッパイが掴まれるという感触に戸惑う…
そらでも、カップの中からオッパイを掘り出すことは成功した♪
尖端を間近に拝む。
それだけではない。
僕は今、これに触れ、摘まみ、弄ることができるのだ!!

「っんぁ…」
思わず声を漏らしてしまった。
快感…と思われる感覚が、その先端から全身に広がっていった♪
と同時に、ジッ…と股間が潤んでいた。
そう♪今の僕の股間には女性器が存在しているのだ!!
そろそろと片方の手をスカートの下に向かわせた。
ピタリと股間に貼り付いたレース飾りの布地が指先に触れた。
そこには余計な膨らみは存在しない。
この下には熱く濡れたクレバスが存在するのだ!!

僕はショーツの隙間から指を挿し込み、直に触れてみた。
「ハウッ!!」
強烈な刺激が全身を貫いていった。
僕の指が女性の敏感な所を突ついたようだ。
今度は慎重に優しく触れてみる。
(ふぁっ!!)
これまで経験したことのない快感がそこから拡がってゆく。
僕はソコを刺激することに夢中になっていた。
「んあん…ぁあん♪」
僕は無意識のうちに艶かしい喘ぎ声を漏らしていた。

「お楽しみのようじゃないですか。俺達も混ぜてもらえませんか?」
そう声を掛けられたが、僕にはどう反応したら良いかわからなかった。
僕に明確な拒否の態度がみられないことを合意と解釈したようだ。
「では遠慮なく、お相手させていただきます♪」
とオレンジ色のツナギを脱ぎ捨て、僕の上にのし掛かってきた。
ショーツが剥ぎ取られ、M字に開かされた脚の間に割り込んでくる。
いつの間にか男の逸物が僕の膣に填まり込んでいた。
彼が腰を動かすと、さっきとはまた別の快感が生まれてくる。
「アアン♪イイ~ッ!!」
僕の淫声に男も僕も興に乗ってゆく。
「っお、おおう!!」
男が呻き、熱い迸りを僕の中に打ち射していた。
快感に一瞬意識が途切れる。
(これがイクってことなの?)

別の男に入れ替わっていた。
僕は何度もイかされた。
それはそれで気持ちいいのだが、やはり上手い男と下手な男がいる。
今、僕を抱いているのはそれこそ絶倫だった。
彼は射精することなく、何度も僕をイかせた。
そして…
「これがフィニッシュだ♪」
と最高の一撃が送り込まれた。
僕は嬌声を発する間もなくイかされていた…

気が付くと、僕は機内の天井近くを漂っていた。
と同時に、眼下に横たわる全裸の女性が意識を取り戻した。
ヘリコプターのローター音を掻き消して女の悲鳴が響き渡った。
彼女には僕が憑依していた間の記憶はないのだろう。
気が付いた時には輪姦された後の自分がそこにいたのだ。
彼女は半狂乱に暴れた。
手当り次第に男達めがけて物を投げつけた。
彼女にはそこが空を飛んでいるヘリコプターの中であることなど意識できる筈もない。
グラリと床が傾いたかと思うと、ぐるぐると回り始めた。
僕が壁をすり抜け外に出た途端、ヘリコプターはキリモミ状態で海に堕ちていった。

(…知~らない!!)
と、僕はその場を離れて遠くに見えた島影に向かって飛んでいった♪

竜騎士

戦竜が空を駆け抜けて行った…

少年の頃の淡い思い出を払い落として、俺は現実に向き直った。
今は竜騎士となるための最終試験の最中なのだ!!
俺は目の前の岩肌に次の手懸りを探した。

最終試験の課題は「自らの騎竜を捕まえること」だった。
最終試験に残った五人は各々自分と相性の良い竜が棲息すると言われる山に向かった。
多分、俺の向かった先が最も奥まった場所にある筈だ。
ケンは戦闘力の高い赤竜を
ジョーは飛翔力の高い青竜を
ダンは堅牢で力の強い黒竜を
ジンは敏捷で頭の良い黄竜を
そして俺は幻術を持つ白竜を
追って山に入っていった。

峰を越えると、眼下には白竜の棲みかがある…筈なのだが、俺の目には他と変わらない荒涼とした岩肌が続いていた。
勿論、竜の一体も見掛けることはできなかった。
(情報が間違っていたのか?)
不安に駈られたが、俺は峰を越えて岩壁を慎重に降りて行った。

突然「キィーッ!!」と竜が警戒の叫びをあげた。
(近くには一体も居なかった筈なのに…)
気配も感じさせなかった竜が間近にいる?
振り向くと、一瞬で風景が変わった。
数メートル下に見えていた岩棚は姿を消し、足下には千尋の谷が続いていた。
(これは竜の幻術か?)
しかし、俺は諦めて戻る訳にはいかなかった。
(谷が続いていたとしても降りきれば再び昇って行ける。)
俺は再び降り始めた。

足の裏に岩棚を感じた。
強度を確認したのち、全体重を預けた。
再び景色が変わった。
「あんたは竜騎士か?」
目の前に白竜がいた。
「俺はここで騎竜を得て、竜騎士となる。」
「それは残念ね。ここにはあたししかいないのよ♪」
「ならばお前が俺の騎竜とならないか?」
「そうね、あんたが耐えられるのなら考えてあげても良いわね♪」
「ならば耐えてみせる!!」
「その覚悟があるのならば、あたしの背に跨がり、逆鱗に触れなさい。」

俺は白竜の背に跨がり、逆鱗に触れた。
雷に射抜かれたかのような衝撃に襲われる。
霞む意識を必死で押し止める。
(これを耐えられれば、この白竜は俺の騎竜となるのだ!!)
竜にしがみつく握力が低下してゆく。
内臓が掻き回される。
骨が軋み、皮膚が波打つ。
見る間に体毛が抜け落ち、肌が白く変色してゆく。
髪の毛が異様に伸び、首筋に纏いつく。
痛みにあげたあたしの叫び声が、山々に谺していった。

気が付くと竜は空を舞っていた。
「姿はあたしの竜騎士として申し分ないようになったわね♪あとはあなたがそれに耐えられるかというだけね。」
「まだ何か耐えなければならないものがあるの?」
「あなたは自分の姿が変わったことに気が付いていて?何か違和感を感じてないかしら?」
「違和感?結構快適な気分よ♪」
「なら聞くわ♪あなたは男性?それとも女性?」
「ばか言わないでよ。あたしは男に決まってるじゃない♪」
そう言って、あたしは…
(あたし?!)
いつの間にかあたしの一人称が「あたし」に変わっている!!
ついさっきまでは自分のことを「俺」と言っていた筈…

あの痛みの後。

あの痛みはあたしの姿を造り変えるものだった。
今のあたしの胸には、当然のように双つの膨らみがあった。
長い髪が風に靡く。
細くて白い腕とむっちりと官能的な太股で白竜にしがみついていた。

しかし、不思議と違和感はなかった。

「今のあたしは女のようね。」
あたしがそう言うと
「受け入れることが出来るようね。あなたなら良いパートナーになれそうね♪」
白竜は力強く羽ばたき、更に高度を上げた。
「キャッ!!」
と叫んだが、それも一瞬のこと
即に落ち着きを取り戻し、余裕で眼下を眺めることができた。
長い髪が風に靡くのが心地好い。

白竜は山を離れ、王都に向かっていた。
そして、その行く手に4色の竜が昇ってきた。
あたしには即にそれがケン、ジョー、ダン、ジンの四人とその騎竜だとわかった。
が、彼等ははたしてあたしをあたしだと認識してくれるだろうか?
「それは問題ないわ。あたしの幻術で元の姿と誤認させることなど簡単なことよ♪」
「大丈夫?仮にも彼等も竜騎士となったのよ。」
「闘いの最中ならともかく、平時に見破られるようなヤワな幻術ではないってこと♪」
「ならいいんだけど…」
あたし達は彼等と合流すると、編隊を組んで王都の上空を示威飛行していった。

五人は常に行動を共にすることになっていた。
宿舎も五人の相部屋であり、食事も共にする。
そして…
風呂も一緒に入るのだ!!

彼等にはあたしが「男」に見えているのだが、あたしはあたしの裸体を異性の前に晒していることを意識せずにはいられない。
そして…
あたしは異性の明け透けな裸体を目の当たりにさせられる。
それが、つい数時間前までの自分自身がそうであったと理解していてもだ!!

彼等の股間にぶら下がる逸物に、どうしても視線が行ってしまう。
「どうした?」
と聞いてくる彼等の股間が禍禍しく勃起してゆく。
彼等は本能的にあたしが「女」であることを嗅ぎ分けているのだろうか?
しかし、それ以上にあたしの「オンナ」の肉体が「男」に反応していた。
股間からたらたらと蜜が落ちてゆく。
子宮が疼いていた。
彼等の前に跪き、逸物に触れたい…それを咥え、しゃぶりあげ、吸い付いていたい衝動が沸き上がる。
その場に仰向けに転がるから、あたしの膣の中をその凶器で掻き回してっ!!

「大丈夫か?」
ダンがあたしの肩に手を掛けた。
「んぁっ♪」
触れられたところから痺れたような快感が波紋のように全身を震わす。
脚から力が抜け落ち、お尻がぺたりと床に付く。
(目の前にダンのが…)
オトコの芳香があたしを包み、あたしはそのまま意識を失っていた。

気が付くと、あたしは独り部屋のベッドに寝かされていた。
カチャリと音がした。
「起きていたのか?」
ドアを開けて入ってきたのはジョーだった。
「ごめん。迷惑掛けたみたいね。」
「迷惑なんて…俺達はチームじゃないか♪」
「そう言ってくれると気が楽だわ。」
「そう、俺達はチームだ。皆は一人の為に、一人は皆の為に…」
ジョーの目が血走っていた。
「ジョー?!」
「お前を見ていると何故かムラムラとしてくる。お前が男だとわかってても…」
とベッドの上に乗り上げてきた。

「そこまでだ。ジョー!!」
別の声が響いた。
ジンの声にジョーの動きが止まった。
ジンの後ろにはケンとダンもいた。
「僕も気が付くのが遅れてしまった。過去、数少ない牝竜の竜騎士の全てが女性だったのだ。
女性の竜騎士も数は少ないがそれなりの人数はいる。だが牝竜を騎竜としている例は更に少ない。
が、牝竜の竜騎士が女性ばかりであるのは単なる相性の問題だとばかり思っていた。が、騎竜を得た後の君の言動を見て確信した。
女性だけが牝竜の竜騎士になれた訳ではない。牝竜の竜騎士となった男は男ではなくなる…
その結果、牝竜の竜騎士は女性だけとなるのだ!!」
「女?」
「白竜の幻術で見た目は元の姿に変えているのだろう。騎竜と意識を合わせれば本来の姿が見えてくる。」
ジンの言葉に皆が意識を凝らす。
「本当だ。」
「それにしてもエライ別嬪じゃないか♪」
「姿は誤魔化せても、女の色香が漏れ出ていたんだ。いち早くにジョーが反応したようだ。」
「で?この先、どう対処すれば良い♪」
「今更彼…彼女をチームから外す訳にも行かないだろう。僕ら以外には女になったことはわからないのだから。」
「しかし、いつ誰かが今回のジョーのような行動に出ないとも限らないぞ。」
「そこはそれ♪慣れの問題だよ。」
「「慣れ??」」
あたしを含めジン以外の皆が異口同音に声をあげていた。

「あん♪ああん!!」
あたしは皆の前で淫声をあげていた。
今日の相手はケンだった。
あたしが「女」を抑えることで蓄積された色香を放出させるとともに、皆にも色香に慣れてもらうことができる。
白竜の能力であたしの妊娠をコントロールできるので、皆も他の女に手を出すことなく、安心して性処理ができる。
あたしはあたしで心置きなく「女」を解放する♪
「ああ、そこ♪イク…イッちゃう~~!!」
あたし達しかいない風呂場に、嬌声が響き渡った…

『声』

僕の目の前で真剣が振りかざされた。
抗うことも逃げることもできそうにない。
キーンと耳鳴りがして、目の前が霞んで行った…

『生きたいか?』
どこからか声がした。
この状況に死を覚悟していた僕に今更生きたいか?もないだろう。
『ほう♪もう諦めていると?』
そりゃあまだ生きていたい。
やりたいことはまだ沢山ある。
が、今更そんなことを言ったって…
『では諦めるのか?ちなみに、先ほどからどれだけの時間が経ったと思う?』
えっ??
そう、この声が聞こえてからいい加減時間が経った筈だ。
既に僕は斬り捨てられいてもおかしくはない…
『そういう事じゃ♪お前さんは既に斬り殺されている。ここは生と死の狭間じゃよ。』
じゃあ、僕はもう死んでるってこと?
『言ったろう?生と死の狭間だと。まだ完全には死んではいない。』
じゃあ、生きたいと望めば生き返ることができるの?
『生き返るのは無理じゃ。お前さんの肉体は既に死滅してしまっている。このまま元の肉体に戻ってもゾンビとして始末されるだけじゃ♪』
じゃあ、僕が生きたいと言ったら?
『ここから先は仮定の問には答えられない。どうじゃ、生きたいか?』

僕にはやりたいことはまだ沢山ある。
そう、死んだ気になれば好きな娘への告白だって…
『それが叶うかは神のみぞ知る♪では、生きたいと欲するのだな?』
僕はその声に頷いていた。

「…ろ、ちひろ!!」
肩を揺すられていた。
ちひろ…って僕のこと?
瞼を開けると、心配そうに覗き込む女の子の顔があった。
「大丈夫?」
そう言ってきた娘には見覚えがあった。
そう、僕が告白しようとしていた新庄千尋さんといつも一緒にいる…?!?!

僕は立ち上り、スカートの汚れを叩いた。
「鏡ある?」
僕の声はもう「僕」の声ではなかった。
「これでいい?」
僕は手渡された鏡を覗き込んだ…

雨宿り

突然の雨に慌てて雨宿りの場所を探した。
ぽつりと一軒だけ、庇を広げている店があった。
一気に駆け込んだが、大分濡れてしまった。

冷たい雨水が体温を奪ってゆく。
「くしゅん」
くしゃみが出た。
その音で店の中にいた人が僕に気付いたようだ。
「中に入らない?」
美人のお姉さんが僕を招いた。
「他にお客さんもいないから恥ずかしがることないわよ♪」
ショーウィンドウがなかったので、何の店かはわからなかったが一歩足を踏み入れると、僕はパステルカラーに包まれていた。
恥ずかしさに身動きが取れない。
「奥に乾燥機があるから、脱いでしまって♪」
と上半身が剥ぎ取られた。
「風邪ひくといけないから、これでも着ていて♪」
と白いティーシャツ(?)が渡された。
予想はしていたが、女性用の下着だった。
首回りが広く開いていて、胸のところにパットが付いていた。
「キャミソールなんかよりは違和感ないと思うんだけど?」
「…」

違和感アリアリです…とも言えず、好意を無視することもできず…

「じゃあ、下も脱いじゃって♪さすがに下半身の下着は無理でしょ?これでも巻いといてね。」
とバスタオルが渡された。
しかし、巻いてしまうと…
スカートにしか見えなかった。
元々脛毛が薄いので、裾から覗く脚は女の脚みたいだ。

「首から下だけ見てると女の子ね♪」
余計なことをいう…
「ねぇ、お化粧してみない?」
更に余計な提案をしてくる。
バサリと頭にボブのウィッグが被せられた。
ガラガラと店の中の移動式の鏡を引っ張ってきた。
鏡の中に「女の子」が映っていた。

顔は僕自身なのだが、長い髪と着ているもの…そして膨らんだ胸が「女の子」であると謳っている。
そして、手早く化粧が施されると「僕」の存在はどこにも無くなっていた。
「ねぇ、コレ着てみない?」
と、ヒラヒラのワンピースが目の前に翳された。
拒否する暇もなく、下半身を覆っていたバスタオルが剥ぎ取られる。
頭から被せられて背中のファスナーが引き上げられた。
「可愛いわよ♪」
それが僕自身でなければ、鏡に映った女の子は確かに可愛かった。
僕を見ている大きな瞳に吸い込まれてしまいそうだ。
(この娘となら付き合いたいな♪)

僕の内で妄想が膨らんでゆく…
遊園地でデート♪
夕陽の中の観覧車に並んで座り、沈んでゆく太陽を見ながら、彼女の肩に手を回す。
僕を見ている彼女の瞼がゆっくりと閉じられた。
僕は彼女の唇に自らの唇を触れさせた♪

イルミネーションが静かに瞬いていた。
彼女と手を繋ぎ、街を歩く。
ホテルに入ると、部屋には大きな鏡があった。
鏡には彼女ともう一人?!
そこに映っていたのは「僕」ではなく、お店のお姉さん??

否!!
今は僕が「女の子」なのだ!!
「何をしたかったのかな?」
お姉さんには僕の妄想が見えていたのだろうか?
「この娘とエッチがしたかった?」
お姉さんは僕の背後に回り込み、僕の胸を揉み上げた。
「んあっ…」
感じる筈もないのに、僕は甘い吐息を洩らしていた。
鏡の中で女の子が身じろぎをしている。
「さあ、もっと可愛く啼いちゃいなさい♪」
耳にふっと熱い息が吹き掛けられた。
「ああん♪」
がくがくと膝から下の力が抜けてゆく。
お姉さんに支えられるようにして、ゆっくりと床に横たえられた。

お姉さんの掌が太腿に触れていた。
内股をゆっくりと撫で上げ、ワンピースのスカートの中に滑り込んでゆく。
そして、ショーツの上から僕の股間に掌を押し当てた。

(?!)

そこには本来あるべきものの存在が感じられなかった。
性的に興奮して、硬くなっているはずのものが感じられない。
僕の股間は女の子のように、熱く…濡れ始めていた…

「ん…ああん♪」
敏感なところを弄られて、僕は女の子のように喘いでいた。
お姉さんの指がショーツの中に入り、更にその奥に突き立てられた。
僕のナカでお姉さんの指が蠢いていた。
むず痒いような快感が沸き上がる。
それ以上に、何かが満たされない感じ…
「もっと…」
僕はもっと太くて大きなモノを欲していた?

「なあに?もうコレが欲しくなったのかしら?」
お姉さんが空いている手で僕の手を取った。
その手を彼女の方に引寄せる。
(?!)
そこには硬い膨らみがあった。
そこは丁度彼女の股間…女性の股間には存在しない筈のもの?

お姉さんのたくし上げられたスカートの下で、それはショーツから溢れ出ていた。
禍々しく屹立したモノを目の当たりにして、僕は思考停止状態に陥っていた。
「さあ♪もっと気持ちよくしてあげるわね♪」
僕の穿いていたショーツが剥ぎ取られ、脚が抱え上げられた。
その間にお姉さん(?)が押し入ってくる。
ぬ"ッ…
僕のナカにソレは侵入してきた。
言い様のない感覚に支配された。
「嗚呼♪やはりハジメテの娘は締まりが良いわ♪」
と彼女が動き始めた。
(快感?)
僕には何が何だか理解も追い付かなかった。

「ああん、あ~ん♪」
いつしか、僕は女の子の淫声をあげていた。
快感がどんどんと高まってゆく。
「いくよ♪」
その声と共に僕のナカにお姉さんの精が勢いよく放たれた。
一気に、快感の頂の更に上に放り上げられた。
頭の中がまっ白に染まる。
これが「イク」ということは後で知った…

「服、乾いたようだね。」
お姉さんが僕から離れていった。
とうに雨は止んでいたようだ。
「じゃあ元気でね♪」
と僕を残して出て行こうとしている。
お姉さんが着ていたのは「僕」の着ていた服だった。
「えっ??」
僕には何が何だかわからなかった。
「今日からこの店は君のものだということだよ♪」
そう言って振り返ったのは「お姉さん」ではなく「僕」だった。

「待って!!」
慌てて立ち上りドアに走ったが 、ドアは目の前で閉じられていた。
次の瞬間、窓の外が光輝いた。
そして、輝きが落ち着いた窓には、これまでとは違う景色が映っていた。
ドアを開けると窓の外と同じ景色が続いていた。
道路には、あれだけ降っていた雨の痕跡もなかった…

「信じられる?こんな話♪」
あたしは目の前で可愛い女の子に変身した青年に聞いてみた。
「つまり、次はボクの番だということなんだね?お姉さんはボクになり、男に戻れるんだ♪」
その言葉にあたしの中で躊躇いが生れた。
(あたしが…男に戻る?)
あたしの股間では「男」が復活していた。
あたしは…

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