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2017年8月 2日 (水)

彼女プログラム

引きこもりの僕に「彼女」なんてできる訳ない!!
皆は一様にそう言って僕のことを嘲笑う。
だが、本当にできないと言い切って良いのだろうか?

僕はネットで様々な情報を仕入れてきている。
その中には「誘導催眠」などというものがあった。
これを女の子に聞かせ、僕の彼女になるように誘導してゆくのだ♪
僕はきっかけとなる催眠音声をUツベにアップした。
まずは僕にコンタクトしてくるように誘導したのだ。

が、コンタクトしてきたのは野郎ばかりだった。
せっかく直接会いたくなるように誘導するやつが出来たのだ。
寄道はしない。
野郎からのコンタクトは全て無視していった。
そんな中…

「私、あなたの素敵な声に惹かれました♪」
とのレスを見つけた。
発信元は「早乙女緑」とあった。
ハンドル名ではなく、本名を名のるなど、ウブな少女であろう♪
早速、第二弾の催眠音声を送ると、是非とも直接会ってみたいとレスがきた。

「早乙女み…緑…ちゃん?」
「ちゃん、て俺のこと女の子だと思ってた?」
待ち合わせの場所にいたのは、どこから見ても「男」以外の何者でもなかった。
「私とか書いてあったから…」
「喋り言葉と違うのは良くあることだし、一応年上かも知れなかったからね♪」
確かに彼の言う通りだ。
彼の名前と書かれていた一人称から僕が勝手に勘違いしただけなのだ。
「今日は新作を聞かせてくれるんでしょう?」
と言われ、焦ってしまう。
これは緑ちゃんを僕の「彼女」に誘導するものなのだ…

気が付くと、いつの間にか彼は音源をセットして、ヘッドホンから流れる催眠音声に浸かっていた。
目が虚ろになっている。
僕の誘導催眠に掛かりやすいのは解っていたが、このままでは彼が僕の「彼女」になってしまう。
しかし、僕は何にもできないでいた…

「やっぱり凄いわね。あなたの作品を聞いた後って何故だかわからないけど気持ち良いの♪」
や、ヤバいよ!!
彼の口調が女の子っぽくなってる。
「だからあたし、あなたのこと大好き♪」
と女の子がするように、僕の腕に絡み付いてきた。

「じゃあまたね♪」
夜になり別れるまで、結局「彼女」とデートするように過ごしてしまった。
そして…
「今日は変な格好でごめんね。次はちゃんとおめかししてくるから♪」
とメールが届いてきた。
次があるってこと?
それよりも「おめかし」って何だ?!
彼がスカートを穿いて、お化粧してくるってことか?
(どうする?)
僕は一人の男の人生を台無しにしてしまおうとしているんじゃないか?
彼が本当は女の子だった…
なんて落ちは期待できる筈もない。

もし、彼が女の子だったら…
妄想が広がってゆく。
もう少し髪が伸びてくれば、化粧映えするだろう♪
スカート…花柄のワンピースなんか似合うんじゃないか?
赤い布をウエストに巻いて、後ろで蝶結び。
同じ色のリボンを頭に結ぶ。
スカートの丈は太腿まで見えるミニ丈。
健康的な白い素足に踵の高いサンダル…足首の紐がアクセント♪
指先には赤いマニキュアが眩しく輝いている。
もう少し胸にボリュームがあったら良いんだけど。
と、小さい胸に悩んでたら、誘導催眠で楽にしてあげられるのに♪
僕は彼女の為に新しい催眠音声を作ってあげた。

「ホテルに行っても良いよ♪」
花柄のワンピースを着た彼女がデート中にそう言ってきた。
誘導催眠の効果で彼女のワンピースの胸は大きく膨らんでいるが、彼女の正体は「男」なのだ。
僕とデートしている間は僕の「彼女」だから、自分のことは女の子である、と疑うこともない。
僕は自分のことをホモだと思っていないが…

ホテルの部屋に入った途端に、彼女は服を脱ぎ捨てていた。
僕の前に瑞瑞しい裸体が晒された。
そこにあるのは、どこから見ても女の肉体だった。
豊かな胸の膨らみ。
艶かしい腰の括れ。
股間の翳りの下には肉棒の存在を確認できなかった。

「さぁ、あなたも♪」
と、僕の服も脱がされてゆく。
しかし、相手の正体を男だと知っているので、僕の股間は何の反応も見せなかった。
「じゃあ、こうしようか♪」
と、彼女が僕をベッドに押し倒した。
彼女が僕の耳元で何かを囁きながら、掌を股間に圧し当てる。
彼女がぐりぐりと掌を動かすと、萎えたペニスが胎の内に納まってゆく。
その跡を追うように、彼女の指が侵入してくる。
真新しい肉壁が刺激されると、そこからはじわじわと体液が滲み出てくる。
それは僕の股間を濡らし、クチュクチュと卑猥な音をたて始める。
「んあ、ぁん♪」
込み上げてくる快感に、思わず吐息を洩らす。
その声がオンナの喘ぎ声そのものであるとわかった。

そう、ようやく僕は気付いた。
彼女が囁いていたのは僕が彼女に送った催眠音声そのものであったと…

僕自身の作り上げた、男の緑を僕の「彼女」に…女の子に変えた催眠音声で、今度は僕が女の子に変えられてしまったのだ。
しかし、僕には彼女の行為を中断させることはできなかった。
彼女から与えられる快感に押し流され、なにも考えられなくなっていたのだ。

「あたしがあなたの彼女であることには変わりはないのよ。でも、これからは貴女もあたしの彼女になるの♪」
彼女はバックの中から取り出したモノを自らの腰に装着した。
「じゃあ、コレで貴女の処女をいただくわね♪」
彼女の股間にそそり勃つグロテスクなペニスの模造品が、僕の…あたしの股間を貫いていった!!

色違いの花柄のワンピースを着て街を闊歩する。
彼女はあたしの「彼女」
あたしは彼女の「彼女」
こんな幸せなこと、無いよね♪

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