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2017年8月 2日 (水)

NTR…

「寝取られた?」
よもや、そんな単語が俺の頭に浮かぶとは思いも寄らなかった。
ドアの向こうから妻の喘ぎ声が届いてくる。
開いた隙間から覗き込むと、ベッドの上で妻が全裸の男に組み敷かれていた。

俺はその場を動くこともできず、部屋の中を覗き続けていた。
妻のあんな嬉しそうな艶声を聞くのは何年ぶりだろうか?
その艶声に俺の股間が激しく反応していた。
(アウッ…)
俺の口からも艶声が漏れそうになる。

投与された薬の成為かまだ脚を動かせない。
満足に身動きもできないのだが、全裸に剥かれた俺の股間に無意識のうちに手が伸びていった。
指先が股間に触れる。
そこには憤り勃つ肉棒はなく、深く刻まれた割れ目は奥から滲み出た体液が俺の指を濡らす。

そう、今の俺は女の肉体の中にあった。

「生命保険の見直しをしませんか?」
と上がり込んできた女は、正確な現在の契約内容を持っていたので、俺達夫婦はあっという間に彼女を信用してしまっていた。
言葉巧みに誘導され、机の上に並べられたドリンク剤を飲むことに…
「…あ、あなた…暑くない?」
と妻の瞳がトロンとしていた。
そして、来客中にも関わらずに服を脱いでゆく。
(催淫剤?)
俺の股間もいつになく激しく勃起していた。
「そろそろ良いようね♪」
彼女は別の薬を取り出し、自ら服用した。
彼女が崩れるように机にうつ伏す。
「そうね♪貴女も脱いじゃいましょうか?」
と妻がゆっくりと立ち上がる。
俺は不意に目眩に襲われ…

「綺麗なおっぱいね♪」
妻の声がし、俺の胸が掴まれた。
(?!)
覚醒した俺は自分が椅子に座っているのに気付いた。
そこは、彼女が座っていた場所…
妻に掴まれた俺の胸は、大きく膨らんでいた。
「下も脱がせてあげようか♪」
男の声がして、俺は持ち上げられ、床に降ろされた。

身体が自由に動かせなかった。
俺が彼女の肉体の中にいることは理解したかが…
「俺」に手伝われながら、妻が俺の下半身を剥いてゆく。
スカートが外され、パンストとショーツが剥ぎ取られた。
「彼女の事はこれで良いから、俺達はベッドに行こうか♪」
と全裸になった「俺」が妻を抱いて寝室に向かった。

程なくして寝室からベッドの軋む音と妻の艶声が届いてきた。
俺はなんとか這いずって寝室の前まできた。
ご丁寧に、少しだけドアが開かれていた。
「俺」が妻を組み敷いている。
普通であれば何の問題も脱がせてない光景である。
が「俺」は俺自身ではないのだ。
更に妻は俺の時以上に激しく燃えていた。
(何で?)
と疑問に思うより先に「俺」の腰の動きから目が離せなかった。
単純な挿抜ではなく、複雑な捻りを折り込んでいた。
(あの動きで俺自身が攻められたらどうなってしまうだろか?)
既に俺は股間に突っ込んだ俺自身の指から『快感』を感じていたのだ。

「あん、あん、ああ~ん!!」
嬌声をあげ、妻が果てたようだ。
「俺」が妻から離れ、こちらに向かってきた。
ドアが大きく開かれる…
「あんた、なかなか佳いモノを持ってるじゃないか♪」
と、股間の逸物を俺に見せ付ける。
ズンッ!!と俺の下腹部に響いてくるものがあった。
俺の腹の中で、膣が子宮が…疼いていた。
「あんたもコレが欲しくなったかい?」
俺の意識は目の前の肉棒に集中していた。
「欲しかったらおねだりしな♪但し、その声と容姿に相応しくな♪」
つまり、俺が女のように奴にねだるということだ。
「だ、誰が…それより、今即ぐ俺の身体を返せっ!!」
しかし、凄んでも女の弱々しい声では何にもならない。
「奥さんはあんなにも気持ち悦さそうにヨがってたぜ。今ならあんたも♪」
「ば…馬鹿言うな!!」
「じゃあ何だ、そのグチョグチョに濡れた股間に挟んでる手は?」
そう言われて慌てて指を抜いた。
「んあっ…」
指先が敏感なところに触れ、思わず声が漏れた。
奴が笑いながら見下ろしている。
「まあ、お願いされなくても犯っちゃうつもりだったがね♪」
と、奴は俺を床の上に組み敷いた。
「あん、あああんっ!!」
奴のペニスが股間に突っ込まれると、雪崩れのように押し寄せる快感に意識が飛ばされ、俺は妻と同じように淫ら声を上げていた。

「そこに転がってアヘ顔を晒してる女があんたの旦那に間違いない。俺はこの身体を頂いてゆく。」
ぼんやりとした意識の中で、俺は男の声を聞いていた。
「あ…あなたなのね?」
しばらくして妻が俺のところにやってきた。
俺が俺であることは理解してくれた。
「まずはお風呂で汚れを落としましょう。」
二人で一緒に湯船に浸かるのも久しぶりだった。
が、以前は妻を抱くようにして入ったが、今回は俺が抱かれている。
「まだ女の身体に慣れてないからね♪」
と妻が優しく俺の秘所を扱ってくれた。

妻の下着と彼女の予備の寝間着を着せられた。
「これからは女同士で楽しくやりましょ♪」
手早くシーツを取り替えたベッドに誘われる。
一緒に寝るのも問題はないが…
「俺は男だ。男に戻るんだ!!」
自分自身に言い聞かせるためにもそう言った。
「どうやって戻るの?良いじゃない、このままでも♪」
確かに戻る術はない。
だからといって…
「女の気持ちよさは経験したでしょ?それはいつでも味わえるのよ♪」

「どういうこと?」
そう言う俺の目の前に、彼女が取り出したモノがあった。
「いつでもコレで昇天させてあげるわよ♪」
それは、レズビアンの使う双頭のディルドゥだった。
(何故こんなものがここにあるのか?)
問い質すより先に、妻の指が俺の性感帯を撫であげていた。
「ん…あああんっ♪」
俺は何の対応も出来ぬまま、快感に艶声を上げていた…

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