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2017年4月28日 (金)

同窓会

高校を卒業してから三年経っての同窓会に参加することにした。
地方の大学に入り独りで暮らした三年間は、俺をかなり変えることになっていた。
女子は大学に入り、化粧を覚えたり着飾ったりするようになって、誰が誰だか判らないとはよく言われるが、今の俺を俺だと判る奴は居ないと思っていた。

「よう♪ナベじゃないか。久し振り♪」
と声を掛けてきた奴がいた。
振り向いた先にいた美女から出ていたのが見知った「男」の声だったので、奴が武藤だとは理解できたが…
「よくアタシが判ったわね。」
「そりゃ、同類だからね♪」
「同類って…」
確かに、女の格好をしているという点ではだが…
武藤のは単なる「女装」である。
最近、ファッションとして男が女装することが流行ってるらしい。
流行を追うことはが生き甲斐のような奴がそんな格好で現れるのも皆の想定範囲である。
しかし、俺の場合は流行とかいったものとは全く異なる。
「そうだったな♪ナベのは本物だったっけ。」

「っえ?渡辺君だったの?」
ようやく他の同窓生も俺の正体に気付いたようだ。
「話には聞いてたけど…それGカップ?」
と、皆の視線が俺の胸に集中してくる。
所謂「TS病」で俺は女になってしまった。
それも、ただ「女」になっただけでなく、かなりSEXアピールのある肉体となってしまっていた。
「い…今はHになってる。」

「おお!!H?…さ、触らせてくれ!!」
とお調子者の鈴木が迫ってくるのを、女の子達が巧みにガードしてくれていた。
女装姿の武藤もまた恨めしそうに俺の胸を見ている。
「あげられるものならあげてやりたいんだけどね♪サイズの合うブラはなかなかないし、この重さで肩は凝るし、何より男達の視線には易壁する。…まあ、わからないでもないんだけどね。」
「ちゃんとお化粧もしてるんだ。」
この娘は確か伊藤だったかな?
「んまあ、この姿だとね。男の服は着れないし…」
と、そのまま女の子達の輪の中に取り込まれてしまった。

 

「何でオレなんかと?」
二次会の喧騒から逃れて、俺は武藤と二人でホテルのベッドの上に居た。
「なんでかしらね♪」
と俺…
否…俺には判っていた。
俺の内にある「女」が「男」を欲していたのだ。
だが、俺もまだ意識の上では男のままである。
まだ「男」とホテルに向かうには抵抗があったのだ。
武藤の見た目は…女装ではあるが…「女」だった。
(…)
本当にそれだけか?
まだ「男」だった時から武藤に気があったのかも知れない。
だから…
「…シよっ♪」
俺は武藤のスカートの中に手を伸ばした。
固いガードルの下からでも、彼の憤りが感じられた。
俺は「彼」を開放すると、自らの口の中に運んだ。

俺は今「男」を咥えている…

そして、その先に…
既に俺の股間はしっとりと潤んでいる。
その夜…俺は「オンナ」になった…

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