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2017年4月28日 (金)

妊婦の…

スラスターを吹かせて体勢を建て直す。
右腕のアクチュエータが悲鳴をあげている。
関節をキメられたまま、持ち上げられ…
そのまま俺の機体は地面に叩き突けられていた。
「一本。それまで!!」
判定が下され、スピーカから審判の声が響くとともに、コンソールに「終了」が表示されていた。

 

搭乗型のロボットは、動かすと同時に加速度が掛かり、操作が追い付かなくなるのだ。
「慣れだよ♪」
対戦相手の勇樹が早々とコクピットから降りて、俺の機体のハッチを開けていた。
伸ばされた手を掴み、逆さまになったコクピットから救出された。
「慣れ…とは言ってもな。5戦全敗してるんだぜ。」
と、過去の対戦を振り返ってみたが、一向に成長らしきものは見られなかった。
「シミュレータなら互角なんだけどな♪」
「実戦で使えなければ意味がないだろ。」
俺の愚痴に勇樹はあっさりと突き落とすようなことを言う。
「まあ、遠隔操作の需要はない訳ではないけど、最前線に立てなければ男じゃないしな♪」

男じゃない…
実際の所、加速のない遠隔操作の仕事は「お腹に子供を抱えた女の仕事」ということになっている。
「それを言うなよ。次の試験に落ちれば、前線配備の希望は完全に絶たれてしまうみたいなんだから。」
「お前なら遠隔操作の方が適任なんじゃないか?」
「バカ言うなよ。俺は女になんかなりたくない。ましてや腹に子を抱えるなんて…」
「そん時は僕が種付けしてやるよ♪」
「お…俺は絶対に受かってやるからなっ!!」

 

と、啖呵をきったものの…
結果は見事に落ち、更に遠隔操作部門に配属されてしまった。

 

「よう♪可愛くなったじゃないか。」
俺の前に現れたのは勇樹だった。

遠隔操作部門に配属された俺は、即に性転換させられていた。
遠隔操作部門は唯一妊娠状態で作業できる部門であると同時に、常に妊娠状態を求められるのである。
他の部門はどこでも男女を問わす激しい戦闘に晒されている。
当然の事ながら人命は消耗してゆくので補充が必要となる。
が、最前線の女性が大きなお腹を抱えている訳にはいかない。
出産後は機械で育てるシステムが確立しているが、胎児を育てることまでは機械化できなかったのだ。
だから、後方に退ってきた健康な若い人材は例外なく妊娠させられるのだ。
それは「男」であってもだ。

遠隔操作部門に配属になった俺は、規則に従い「種」をもらい妊娠しなければならないのだ。
そう…性転換され、女として「男」を受け入れなければならない…
その最初の相手が勇樹だった。

勇樹は既に幾多の武勲をあげていた。
その優秀な遺伝子は何にもまして優先されるため、彼には母体を選択する特権が与えられていた。
その特権で性転換を終えたばかりの俺を指名したのだ。

 
「じゃあ、約束通りに♪」
「約束って何だよ!!」
「覚えてないのかい?」
否。俺はしっかりと覚えていた。
(遠隔操作部門に配属されたら、僕が種付けしてやるよ♪)
そして彼はその言葉を実行可能な状況を手に入れていたのだ。
「忘れてても良いよ♪結局の所、君は僕を受け入れなければならないんだから。」
今の俺には「男」だった時の筋力は見る影もなかった。
彼の手で脚を抱えられると、簡単に「女」の股間を晒してしまう。
「じゃあ、僕の子を孕んでくれな♪」

ずっ!!
と彼の逸物が俺のナカに押し入ってきた。
「あんっ♪」
俺は無意識のうちに女のように喘いでいた。
性転換と伴に、女と同じ快感を得られるようになっていた。
性転換と伴に、俺の声もまた女と同じ声になっていた。
俺は勇樹に犯られ、女として喘ぎ、悶えるしかなかった。
「いくぜ♪」
彼はその言葉と共に、俺の膣に…その奥にある子宮に…濃厚な精液を送り込んできた。
俺はその刺激…強烈な快感…に耐えられず、意識を失っていた。

 

 

俺の部署は妊娠していなければならない。
俺は妊娠が確認されるまで、毎晩のように勇樹に抱かれた。
いつしか貫かれる快感を自ら欲するようになっていた。
「ああん。もっと奥まで♪」
「もっと激しくぅ!!」
「ああ、そこ♪いいっ!!」
俺は膣が、子宮が勇樹の精液に満たされていることを幸せと感じていた。

そして妊娠が確認され、俺は正式に遠隔操作部門に配属となった。
周りの女達に妊娠を祝福される。
彼女達も全員が妊婦である。
しかし、妊娠と同時に勇樹とは会えなくなった。
俺は貫かれる快感を欲していた。が、出産を迎えるまで俺達にはSEXは許されなかった。
悶々とした日々が過ぎてゆく。
その間にも、俺の腹は膨らんでゆく。
そして…
「明日からしばらく仕事を離れることになる。」
と出産の日程が告げられた。
臨月を迎えた妊婦は病院に収容される。
出産し、再び妊娠するとこの部署に戻って来るのだ。
部署の女達はこれを何度も繰り返している。
俺もまた、そのサイクルの中に入っていくのだ。

出産は呆気なく終わった。
何もなくなった腹の中の空虚が寂しかったが、これも仕事のうちと割りきる。
勿論、生まれた子供の顔など見る機会もない。
全自動の保育器に収められ、健康で丈夫な肉体と戦闘に必要な知識と技を教育されてゆくのだ。
「よう♪おめでとう。男の子だったって♪」
俺には知らされなかった事が精子の提供者には伝えられていたようだ。
「ご無沙汰だったな。早速次の種付けをしようか♪」
俺はその言葉を待っていた。
俺の股間は既にぐちゅぐちゅに濡れていた。
俺は勇樹の腰に取り付くと、芳しい香りに包まれた彼のぺニスを咥え込んでいた♪

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コメント

妊娠ネタは個人的にとても好きで
とても良かったです。
ただ衣装描写がないから
普通の服なのか近未来的な衣装なのか
妄想がブレまくりです。
(ただのワンピースなのか、やり易い近未来の軍服なのか、まさか裸で過ごしているとは思えなかったので)

毎度閲覧有難う御座居ます

>妄想がブレまくりです。
いっぱいブレまくってください。
それが「文字」の力です

…というのも何なんで、イメージ的には軍服似のマタニティワンピ(それも安物)ですかね。

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