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2016年8月15日 (月)

最強を目指して…(2) 

剣を手に入れ、名ばかりかも知れないが「防具」に身を包んだあたしは、貯えの少ない事もあり、ダンジョンに挑んでみる事にした。
あたし(このアバタ)のスキルは今だ大した事もないし、防具の性能は予想もできないでいる。
こんな状態で挑めるダンジョンは初心者クラスとなるのも納得しなければならないのだろう。
遥か昔の記憶を頼りに初級ダンジョンの攻略手順を復習いながら、店で聞いたいくつかの候補のひとつに辿りついた。
「では、小手調べといきましょうか♪」
とあたしは闇の中を下層へと降りて行った。
電撃がメインの雷蝙蝠は集団で来ても簡単に斬り捨てられた。
地面に影響を与えこちらの動きを制限する沼土竜も、剣が届く距離まで近づけば瞬殺である。
またたく間に最下層に辿りついていた。

ご多分に漏れず、ラスボスが宝箱の前に立ちはだかっていた。
蛸のような10本近くの足を振り回す怪物だった。
目前の足に気を取られていると、思わぬ方向から別の足が飛んでくる。
「はうっ!!」
勢い余り、壁に打ち付けられた。
服に施された防御魔法のお陰で、肉体的ダメージはなかったが、こんな事を繰り返してる訳にもいかない。
「てぃやっ!!」
あたしは思いきり怪物の懐に飛び込んでいった。

が…

本体の手前で手足を絡み取られてしまった。
(身動きが取れない…)
魔法防御は打撃には対抗できても、絡み付いてくるものまでは阻止できなかった。
(?)
奴の足の一本が、あたしの拘束から外れていた。
その先端をあたしに見せつける。
その一本だけは、他の足とは違う形状をしていた。
見るからに、それは男性器=ペニスの形にそっくりだった。
鈴状の先端がテラテラと輝いている。
透明な液体を滴らせながら、あたしの口に潜り込もうとしていた。
首を振って逃れる事もできない。
堅く閉じた口に猛烈な圧力が掛かる。
堪えきれずにそいつの侵入を許してしまう。
当然のように、歯を立てても歯形さえ付かない程硬い肉棒である。
それが、あたしの喉を手前から奥まで蹂躙してゆく。
鈴状の先端が喉の壁に擦られ、圧迫されると、更に液体を垂らしてゆく。
そして、ある程度喉の奥が開いたとみると…
ドクリ♪
と粘液質の物体が喉の奥に送り込まれた。
それが胃に到達すると同時に、あたしの肉体は熱を帯びた。
頭がボーっとし、汗をかいてゆく。
汗だけではない。
下半身の奥が熱くなり、その熱気が股間に吹き出してゆく。
汗と汗以外のもので湿度が上がり、ショーツに水分が付着してゆく。
やがてそれはショートパンツの股間にも滲みでている感じがした。

「あつっ!!」
強烈な刺激に意識が戻る。
口の中を蹂躙した足は、あたしの胸を責めたてていた。
先端が二つに割れ、器用に乳首を摘まみあげている。
飲まされたモノの所為か、痛みが快感に変換されてしまう。
快感にビクビクと肉体が痺れ、その度に股間から液体が迸ってゆく。

あたしがイキ過ぎてぐったりしていると、奴は足を胸から移動させてゆく。
濡れた先端を肌から離さないように、体液で筋を作るように、ツーッと下に向かって擦り下ろしていった。
胸の谷間から胃の上を通り、臍の上でひと捻りした後、ショートパンツの端に到達した。
腹の隙間から侵入してくる…
「っあ。イヤッ!!」
あたしは女の子のように叫んでいた。
その先に何があり、奴が何をしようとしているのかが解る。
自らも触れた事のない、ソノ場所さえも蹂躙されようとしている。
が、あたしの四肢は力を失っていた。
そう。今のあたしは奴にされるがままでいるしかないのだ。

先端が下腹部を回り込み、縦筋の上に這うように留まっていた。
そして、圧力を掛けるように濡れそぼった割れ目に沈み込んでくる。
膣口の肉襞に触れる…

 
ビクッ!!

 
あたしの身体の中を電撃が走り抜けていった。
と同時に奴が動きを止めている。
全身が小刻みに震えている。
あたしが感じたものの数十倍の電撃が奴を襲ったみたい…

電撃はあたしに力を取り戻させていた。
絡み付く奴の足を振りほどき、床に落ちていた剣を拾いあげる。
「はぁぁぁあ!!」
そのままの勢いで怪物の胴を両断し、剣を振りかぶると真っ二つに斬り割いていた。

…何故か、宝箱の中にはドレスと女性用の下着が入っていた。
怪物を退治した興奮が去ると、怪物に刺激された身体の芯の疼きが蘇る。
意思の力で抑え込むが、濡れきった下半身の不快感には耐えきれなかった。
ショートパンツとショーツを脱ぎ、宝箱に入っていた白のショーツを手にした。
絹のような肌触り、複雑に編み込まれた紋様、華美過ぎず上品に仕上がったショーツは相当に高価なものであろう。
下着は換えたが、この上に再び濡れたショートパンツを穿く訳にもいかない。
かといってパンツ丸出しで歩き回るのも問題である。
解決案は…そこにあるドレスを着れば下半身を隠すことができる。
とは言え、村まで戻るまでに戦いが起きない保証はない
上半身だけでも防具を着けていたかった。
折角のドレスだが、今は見映えなど気にしていられない。
胸当ての上からドレスを被り、その上にジャケットを着込む…
珍妙なスタイルではあるが、防具がなければいくらドレスがあるとはいえ、丸裸で放り出された気分になるだろう。

剣を手に地上に向かった。
ダンジョンの中では攻撃される事はなかったが、荒野にでるとスライムや鬼蜥蜴が彷徨いている。
偶然に出くわした場合、スライムであれば逃げ切る事もできるが、鬼蜥蜴の攻撃は受けるしかない。
返り血でドレスが汚れるのも仕方ないか…と足早に村に戻っていった。


村には剣を振るう事なく辿り着き、宿で一息ついたが日没まではまだ時間があった。
(少しは村の中を歩いてみるか♪)
と思い立ち、自分の姿を確認する。
(村の中では剣や防具は要らないよね♪)
あたしは胸当てを外し、ダンジョンの宝箱にあったショーツとセットのブラを着けた。
(いつもより胸が大きく見える?)
実際、このブラでドレスを着直すと、美しいラインが現れたのだ♪
「これが あ・た・し?」
鏡の中には、それが自分であるとは思えないくらい「お姫様」した女性が映っていた。

この姿を他人に晒すことに、一瞬躊躇いはあったが、宿を出ていった。
「お姉ちゃん♪ちょっと寄っていかない?」
恰幅の良い中年女性に呼び止められた。
そこは丁度、武器屋の向かい側だった。
「もしかして、向かいの…」
「あっちは亭主の店ね♪あっちのお得意さんなら悪いようにはしないわよ。」
腕を引かれて店に入った。
「…薬屋?」
「毒消し、精力剤…媚薬、惚れ薬も置いてあるわ。でもね、今の貴女に必要なのはこっちね♪」
と、店の奥にそこだけ雰囲気の違う場所があった。

鏡の前に座らされた。髪の毛に霧吹きが掛けられる。
ブラシを当てられる度に髪が伸びてゆく。
「魔法?」
「そうよ♪女の子は髪が長い方が良いのよ。いろいろとアレンジできるでしょ?」
「しかし、戦うには邪魔よ。必要ないわ。」
「そうは言わずに、一度髪を結い、ちゃんとお化粧してご覧なさい。考えが変わるわよ♪」
「け、化粧もするのか?」
あたしは彼女の手の中から逃れようとした。
「?」
身体が動かない?
「亭主の店のお客なら、じっとしていてくれそうもないのでね。霧吹きの中に痺れ薬も混ぜておいたの。既に全身に廻ってる頃でしょ?」
「な、何をする気?」
「言ったでしょ?貴女にお化粧して、もっと可愛くさせてあげるの。女の子の快感をじっくりと教えてあげるわ♪」
「か…勝手にしろ!!」
既に手足が動かせない状態で何ができるのか…少なくとも彼女があたしに危害を加えることは無さそうだった。

腰まで伸びた髪に鋏を入れながら結い上げてゆく。
飾りの付いた髪止めを効果的に配してゆく。
あたしの髪は、本当に「お姫様」のように結い上げられていた。

その次にはお化粧…下地とかいって様々な薬品が顔から首筋に満遍なく塗り込められた。
合間に産毛を剃られ、眉毛を細くされ、首筋も綺麗に剃り上げられていた。
「余計な毛は生えて来ないようにしておきますね♪」
とまた別の薬液が塗られていった。
その上に皿に肌を白く見せる粉を叩き込み、影や頬の赤みを刷毛で描き込んでいった。
特に目の周りは念入りに描かれる。
眉毛は細く整えられ、睫毛が長く、濃くなり、更に極細の筆で目の縁が黒く描かれた。
(…)
あたしは何も言えなかった。
鏡の中に、極上の美女が現れていた。
「これが、あ・た・し?」
「女の顔は化粧ひとつでいくらでも変えることができるのよ♪清純な少女、淫蕩な娼婦、知的な女史、慈愛に満ちた母の顔…」
「そ、それに何の意味があるって言うの?」
「貴女もその顔に見とれてたでしょ?美しさを追い求めるのは理屈じゃないわ。強いて言えは、より良い男を捕まえるためかしらね♪」
「男?」
「女は子を産み、乳を与えて育てるものよ。より良い子孫を残すには〈種〉を選ばなくちゃね♪」

 

あたしの頭は思考停止寸前だった。
「男」だったあたしが男に抱かれて子供を産む?
これまで一片の想像さえした事のない事象である…

「おこぼのあんたにゃ雲の上の話かも知れないが、それが現実なのよ。そうね♪〈男〉を知れば即に解るわ。」
と言うと、女将は店の奥に声を掛けた。
「はい。マダム♪」
若い男の声で返事があった。
(どきっ♪)
続いて現れた男の顔を見て、何故か胸がときめいた。
精悍な顔立ち、均整の取れた肉体、優しそうな雰囲気…
その声とともにあたしの中の「女」が反応したとでもいうの?
「彼女をベッドに運んであげて頂戴♪」
女将の指示に「はい」と答え、あたしの脇の下と膝の裏に腕を差し込んで抱えあげた。
(こんな格好で抱えられるなど…)
あたしは自分が「女」であることを次々と再確認させられてゆく。
そして、痺れ薬で身動きが取れないことも忘れ(彼になら…)と抵抗する事も忘れている自分がそこにいた。

ベッドに運ばれた。
ベッドの端に座らされる。
男の顔が近づいたと思うと、濃厚なキスをされた。
口が塞がれ、頭の中がボーっとしてゆく。
彼の手があたしのドレスを脱がせてゆく。
ブラが外され、彼の掌があたしの胸を揉みあげてゆく…
「ぁ…ああっ♪」
オンナの喘ぎ声があたしの口から落ちていった。

ベッドに横たえられる。
ショーツも脱がされ、あたしは彼の前に全裸を晒していた。
恥ずかしさより、もっと彼に見てもらいたかった。
あたしの肉体で彼に興奮してもらいたかった。
あたしに欲情し、あたしを抱いて、あたしの中に彼の分身を…
(あたしは何を考えているの?)
女将の言った「より良い子孫の〈種〉を選ぶ」という言葉が暗示のようにあたしを支配しているような気になる。
彼なら申し分ない♪
あたしは彼を受け入れる気になっていた。

いつの間にか彼も服を脱ぎ去っていた。
その股間は雄々しく勃起していた。
(欲しい♪)
あたしの中のオンナが声をあげる。
股間が緩み、愛液が垂れてゆく。
「怖がらないで。身体から力を抜くと良い♪」
彼が伸し掛かってくる。
両脚を押し開くようにして股間に割り込んでくる。
「感じ易いんだね♪」
あたしの股間が十分に濡れているのを確認した。
先端が入り口に触れていた。
そのまま、ぬっ、と入り込んでくる。
更に奥まで…
その先端が壁に当たる。
「どうだい?」
あたしは首を軽く左右に振った。
痛みはなかった。
満たされるような快感はあるが、嬌声をあげるような強烈な快感には程遠い。
「じゃあ、動かすね♪」
彼が腰を引いた途端
「んあっ!!」
快感が沸き起こった。
膣内の肉襞が擦れ、その刺激が快感となって全身を駆け巡ってゆく。
抜けそうになるまで引いて、再び押し入ってくる。
「あああっ!!」
膣内の鋭敏な箇所が突かれ、叫び声があがる。
彼の尖端にソコを突かれる度に、あたしは快感に叫び、喚き続けた。
そして…
「さあ、行くよ♪」
彼が最期のひと突きをする。
どくり…
彼の内から送り込まれてくるものがあった。
「あ…あああ…」
それはあたしの膣を満たし、子宮の中にも入り込んできた♪
あたしには、突き上げてくる快感を受けきれそうもなかった。
「あ、あ、ああ~~~!!」
あたしは叫び声とともに意識を失っていた…

 

 

ベッドの上で目覚めた。
元通りドレスが着せられていた。
痺れ薬の効果は切れているようで、自分の肉体を自由に動かす事ができた。

立ち上がり、鏡の前に進んだ。
美しく化粧を施された〈あたし〉の顔が写っていた。
寝乱れた筈の髪も、女将に結いあげられた通りになっていた。
あたしが男に抱かれたことが白昼夢だったかのようだ。

「起きたかい?」
女将が現れた。
「良い顔になってるよ♪欲しくなったらいつでもおいでなさい。」
と店を後にした。

宿に戻るまでの短い間にも、何人もの男から声を掛けられた。
が、彼を基準に考えると、あたしを満足させてくれそうなのは一人もいなかった。
宿に戻ると、あたしは即に服を脱ぎ、全裸になってベッドに上がった。
「彼」を思い出しながら股間に指を這わした。
既に股間は潤み始めていて、あたしの指は何事もなくその谷間に呑み込まれていった…

 
朝には濡れていたショーツも乾いていた。
「男」を漁り、昨日のような快楽に浸っていたい誘惑を振り切るように防具を着け、剣を手にした。
「あたしが目指すのは魔王のダンジョン。そして魔王を目覚めさせてヤルのよ♪」

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