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2016年7月11日 (月)

お義父さん… (寝とられた僕)

 
由宇ちゃんとやっとの事で結婚する事ができた。
勿論、一番の難関はお義父さんだった。

僕は由宇ちゃんと一緒にお義父さんの弱味を見つけようと、二人で会社を休んで深夜まで尾行した事もあった。
そんなこんなで、やっとお義父さんの尻尾を掴んだ。
お義母さんには言えないが、マンションに女性を囲っていたのだ。
囲っているといえば、勿論肉体関係もあった。
とはいえ、彼女とはマンションの外では決して顔を合わせないような周到ぶりで、こちらも証拠写真さえ手に入れる事もできなかった。
増えてゆく彼女の写真を見て、二人ため息を吐くしかなかった。

 
「ねえ。」
と由宇ちゃんが何かに気づいたみたいだ。
「小夜子さんて真ちゃんに似てない♪」
だからどうだと言うんだ?と由宇ちゃんの次の言葉を待っていると
「真ちゃんが小夜子さんに化けて、パパと一緒の所を写真に撮るのよ♪」
「そんなの即にバレるし、バレた後はもっと大変になっちゃうよ。」
「バレなきゃ良いのよ。友達に変装のプロがいるから聞いておくわね♪」

数日後
ホテルの部屋には変装の為の道具が広げられていた。
小夜子さんが着ていたのと同じワンピースや小夜子さんの髪形を模したウィッグはわかる。
ブラジャーを膨らます為の人工乳房もわかるが、ここまでリアルにする必要があるのだろうか?
化粧道具はわかるが、テープやボンドみたいなのは何に使うのだろうか?
「まず、脱毛からね。裸になって全身に脱毛剤を塗ってね。勿論残しておく所は塗らないようにして…ついでだから眉毛も脱毛しちゃおうか?」
「ちょっと待ってよ。僕は明日も仕事があるんだよ。脛毛なんかは問題ないけど、眉毛はやめてよ。」
「別に描いておけば問題ないじゃん。女の子はみんな描いてるんだし♪」
「男はそんな事しないんだ!!」
「ん、まあ今日は良いわ。それでも本番の時は眉毛弄るからね。」
「できるだけ、不自然にならないようにね。」
「任せておいて♪あと、真ちゃん胸毛ないから、脱毛剤したら、コレ先に付けてみて♪」
渡されたのは人工乳房だった。
たぶん、小夜子さんの胸の大きさと同じにしてあるのだろう。
脱毛剤を塗り終わると、渡された接着剤を胸に塗り、人工乳房を張り付けた。
「定着するまで、掌で全体を圧し付けるようにしててね♪」
そのまま時間が過ぎるのを待った。
脱毛剤を塗った所がむず痒くなってきたが、両手が塞がれてるので何もできない。
その掌の方は、僕自身の体温で暖められたか、乳房が人肌の温もりを持ち始めたと伝えてきた。
「そろそろ良いかしらね?」
と由宇ちゃんが僕の指の間から乳房をつついた。
(?)
僕の胸からつつかれた感覚が届いた。
「驚いた?ナノマシンていうのが、感覚を伝えてくれるんだって♪定着が進めば、偽乳の境目もわからなくなるらしいわ。」
ナノマシンて実用化されてたっけ?と疑問は残ったが…
「脱毛剤の方も、もう時間だろう?早く流させてくれよ。」
痒みが正常な思考を妨げてしまう。
「じゃあ、形が崩れないようにブラを着けましょうね♪」
とレースに縁取られたセクシーなブラジャーが胸に宛がわれた。
「これも小夜子さんのとお揃いなのよ♪」
できれば、最初はシンプルなものから馴れていきたかったのだが…

 
風呂場で脱毛剤を洗い流した。
ムズムズ感はまだ残っていたが、脛毛などの余分な体毛は綺麗になくなっていた。
「体拭いたらベッドに仰向けになってね。」
由宇ちゃんは使い道の不明だったテープなどを持ってきた。
「タックっていうの。オカマさん逹はこれで股間を綺麗にしているそうよ♪」
「綺麗に…って?」
「おちんちんを隠して女の子の股間みたいにするのよ。たまたまを中に入れるわね♪」
と粘土細工をするかのように、僕の股間を弄ってゆく。
折り畳んだペニスに接着剤を塗り、テープで固定してゆく。
「テープは仮止めだから、明日になったら剥がしても大丈夫よ♪」
「明日って…いつまでこうしれば良いんだ?」
「パパの決定的な写真が撮れたら外してあげるわよ。大丈夫。ちゃんとおしっこできるらしいから♪」
だが「できる」といっても女のように座ってするしかないのだろう…

工作が終わると、ブラジャーとお揃いのパンティを穿かされた。
巧く隠されているので、下半身がピタリと覆われた。
コルセットで腰周りを締め付けられた。すると女性のようなくびれができて、人工乳房とで女らしい体型ができあがった。

キャミソールを被り、その上からワンピースを着た。
椅子に座ると、顔に様々な化粧品が塗り込まれた。
ウィッグが被せられ、髪の毛をブラシで整えられた。
「まあ、こんな所かしらね♪」
鏡を見ると、そこには小夜子さんがいた。
眉毛とか、多少違和感があるが、納得のいく出来映えだった。
「何か…すごいね。」
「今はまだ形だけだけどね。言葉や仕草もそうだけど、声をなんとかしなくちゃね♪」
「裏声…でもだめだろ?」
「そこは調べてくるわ。こんどカラオケで練習しましょ♪」
「じゃあ、今日は終わりだね。着替えようか?」
「あたしが脱がせてあげる♪そして真ちゃんの処女をいただくわね♪」
「処女…って何の事だよ。僕逹だってさんざんSEXしてきたじゃないか。」
「コレが何かわかる?」
由宇ちゃんが取り出したのは、レズが使う大人のおもちゃだった。
「折角だから真ちゃんも女の子の快感を体験しちゃお♪」
背後にまわった由宇ちゃんが僕のワンピースを脱がすと、お腹からキャミソールの下に手を差し込み、ブラをずらして乳房を掴んだ。
「ん?ああんっ♪」
乳首が摘ままれ、そこから痺れるような甘い快感が届いてきた。
「何コレ?造り物の筈じゃない?」
「だから、ナノマシンが働いてるんだって。どお?カンじるでしょ♪」
「だめ♪こんなの…何も考えられなくなっちゃう♪」
「女は何も考える必要はないの。感じたままに反応してれば良いのよ♪」
「そんな…あぁ…」
「もっと声を出して喘いで良いのよ。ほら♪お股も濡れ始めてきたわ。」
それが愛液ではなく、男の先走りの滴であるのだが、本物の愛液のように僕の股間を濡らしていた。
「邪魔なものはみんな取っちゃいましょうね♪」
とブラもパンティも抜き取られた。
コルセットも外されたが、腰のくびれはそのままになっていた。
「四つん這いになって♪」
由宇ちゃんに言われるまま、反転し膝を立て両手を突いた。
「良いお尻ね。安産型って言うのかしら?」
「僕が産める訳ないだろ?」
「余計な事は言わないの。腕を曲げて布団に顔を付けるの。お尻を上げてっ!!」
すると、ぬっとお尻の穴の中に何かが侵入してきた。
「あはっ♪繋がったわ。いつもと逆だけどね♪」
ベッドの脇を見ると、壁一面が鏡になっていた。
由宇ちゃんが背後から女性を犯していた。
その女性は僕自身だ。
鏡の中の僕は「女」にしか見えなかった。

 

 

(イった…)
僕は由宇ちゃんにイかされてしまった。
いつもは由宇ちゃんがするように「いくぅ~~っ!!」と嬌声を上げて果てたのは僕の方だった。
「真ちゃん可愛かったわよ♪」
そう評されても、どう応えてよいかわからなかった。
「もう一度しない?」
と由宇ちゃんに迫られたが、
「明日も仕事だし、このまんまの格好では帰れないだろ?」
と由宇ちゃんを置いて僕はシャワーを浴びようと立ち上がった。
「ウィッグは持って帰ってから洗うから、外しておいてね。」
そう言われて止めていたピンを手探りで外した。
ホテルに備え付けのボディソープを顔に塗りつけ化粧を落とした。
頭からシャワーを浴びて汗と淫汚を洗い流した。
脱毛した所為か、肌に当たる水滴がいつもと違って感じられた。
まあ、いつもと違うのは胸と股間もだけど…
(タックは終わるまで戻さないって聞いたけど、人工乳房は外れるんだろうか?)
人工乳房と自分の皮膚の境目は本当にわからなくなっていた。
ナノマシンの効果で感覚も伝わってくるので、自分の胸が膨らんだ「本物」と錯覚してしまいそうだ。

何もなくなった股間と尻の穴の中も綺麗にし終わり、僕は由宇ちゃんの所に戻った。
由宇ちゃんの手には新しいアイテムがあった。
肌色のベストのようなものだった。
「ナベシャツっていうらしいわ。女性が男装する時に胸を目立たなくするんだって♪」
「別に、コレを外せば良いだけじゃないのか?」
「それね♪タックより外すのが面倒なのよ。何でもナノマシンを止めないで剥がすとショック死するかもって。」
「そ、そんな危険なモノは簡単に使うな!!」
「まあ、その事はあとでね♪だから、しばらくはこのままなんで、仕事に支障がでないようにコレを用意しておいたの♪」

僕は何も言い返せずに、ナベシャツで胸を押さえてから、自分の服を着ていった。

 

目立たないように大人しくしていたのが良かったのか、誰にも胸が膨らんでいるのを気付かれずに一日を終えた。
由宇ちゃんに言われた通り、トイレも早めに行くよう心掛けていたので、失敗することもなかった。

しかし、夜になり部屋で独りになると(当然、ナベシャツは脱いでいる)胸の膨らみが気にならない事などあり得ない。
ベッドの上でリラックスしていると、無意識のうちに指が乳首を摘まんでいる。
「んあっ♪」
僕の口から由宇ちゃんのような甘い吐息が漏れていた。
昨夜のレズ行為を思いだしていた。
僕は由宇ちゃんに攻められ、淫らに悶えまくっていた。
そこには「快感」しかなかった。
掌で胸を揉みあげる。
昨夜は由宇ちゃんの口が乳首を咥えて刺激を与えてくれたんだ♪
ジワッと股間が濡れ始めていた。
片手を股間に伸ばす。
そこには何もない…割れ目に指を這わした。
昨夜はその先のお尻の穴に由宇ちゃんを受け入れ、僕は処女ではなくなったのだ。
けれど、本物の女の子なら、この割れ目の中にある膣口に硬く勃起したペニスを受け入れるのだ。
勿論、相手は由宇ちゃんや女の子ではない。
逞しい男性の腕に抱かれて、屹立したペニスに貫かれるのだ。
「あ、ああん♪」
愛液が更に溢れてきた。
僕はM字に脚を開いた。
「来てっ♪」
と僕が言うと、僕の上に男が伸し掛かってきた。
「んあんっ♪」
男のペニスが僕を貫いた。
膣の中が刺激される。
僕は「快感」に支配されていた。
「良い娘だ♪」
彼の声がする。
僕は彼の顔を見た。

 
(?!!)

 

そこにあったのはお義父さんの顔だった。
(何で?)
僕は慌ててお義父さんを押し退けようとしたが、お義父さんはピクリとも動かない。
逆に更に奥にまでペニスを挿入してくる。
「ダ、ダメです!!」
僕は抵抗しようとしたが、肉体は一切反応しない。
お義父さんが突き上げてくる。
「んあん。ああっ♪」
僕は快感に媚声をあげてしまう。
「そら♪イッてしまえっ!!」
ベニスの先端から精液が放たれ、膣の奥に叩きつけられた。
「あっ!!イクの?」
そんな思いが頭を過ると同時に、僕は意識を失っていた。

 

 
目が覚めたのはまだ朝早い時間だった。
僕はベッドの上で全裸で寝てしまっていたようだ。
「夢…だったんだよね?」
自分自身に確認を求める。
シーツには僕の汗と分泌物が染み込んでいた。

時間は十分あったので、シャワーを浴びて汗を流した。
バスタオルで体を拭いた後、ナベシャツを手にした。
が今から窮屈な思いもしたくないので、出掛ける支度を始めるまではと、由宇ちゃんが持たせてくれた女性用の下着を着てみる事にした。

 

 

由宇ちゃんとカラオケに入った。
「ここね、衣装も借りられるんだよ。アイドル気分で歌っちゃおう♪」
と、僕も由宇ちゃんとお揃いで色違いのドレスを着させられた。
勿論、ナベシャツは脱いで、逆に胸の大きさを強調するようになっていた。
歌うのは女性アーティストのものばかりだ。
由宇ちゃんにキーを合わせていると、自然と高い声が出るようだ。
「じゃあ、一人で歌ってみる?」
と言われ、ソロの曲が掛かった。
二人で歌った時の発声を思い出しながら歌ってみると、なんとか女性歌手の歌声に聞こえなくもない…という感じだ。
「最初からこの位できてると、小夜子さんの声真似もすぐにできるね♪」
と評された。
そう。僕は女の声が出せただけで浮かれていたが、最終的には小夜子さんのフリをしてお義父さんの決定的な写真を撮らなければならないのだ。
「大丈夫かなぁ?」
「心配ないわよ。仕草も大分女の子っぽくなってきたし♪」
「っあ、それそれ。最近無意識のうちに女言葉が出ちゃったりするのよね。仕事場なんかででちゃうと誤魔化すのが大変なの♪」
「で、ちゃんと誤魔化せてるの?」
「だ、大丈夫みたいよ。みんな気にしなくなったみたいだし♪」
(でも、ちょっと気になるのよね…)
僕は昼間の事を思い出していた。
仕事場でも仲の良い後藤拓也の行動が気になっていた。
彼の視線を追うと、その先にはいつも僕のお尻があるように感じていた。
「ここ数日、真一君のお尻に色気を感じるんだよね。」
そんな事を言っていた拓也だけど、今朝、僕が書庫で書類の整理をしている所に彼が通り掛かったとき。
彼としては何の意識もなかったのだろうけど…
「おはよ♪」
と僕に声を掛け、お尻にタッチした。
「キャッ!!」
僕は女の子のように叫んでお尻を隠すように押さえていた。
「す、すまん…」
と拓也
「き、急に背後からだったんでびっくりしたぞ。」
僕は努めて低い声で応えた。
「いや…その…なんだ…セ、セクハラにはならないよな?」
「当然じゃないか。男同士だろ?」
「そ、そうだよな。そういう事になるよな。はははは…」
乾いた笑いと共に拓也は去っていったけど…

 

 

「大分小夜子さんらしくなってきたわね♪」
「そお?これも努力の賜物ね♪…ああ、由宇ちゃんのアドバイスもよかったのよ♪」
「あたしの事は付け足しなのね。」
「そ、そんな訳じゃないのよ。由宇ちゃんがいなければ、今のあたしはいなかったんだし。」
あたし逹…いや、僕逹は、明日の決行を前にホテルに泊まり込んでいた。
これまで手を入れないでいた眉毛を綺麗にすると、僕は「小夜子さん」になった。
気を抜くと、自分の事を「あたし」と言ってしまう。
明日のお義父さん…パパのスケジュールは完全に把握できていた。
あとは絶妙のタイミングで、偶然を装ってあたしがパパと接触すれば良いのよね♪
「じゃあ、まだ時間も早いし、予行演習でもしておきましょうか♪」
と由宇ちゃん。
「予行演習?」
「ちゃんとベッドの中でパパの相手をできるようにね。」
「ベッド…って、ホテルに入る所を撮って終わりじゃないの?」
「お互い裸になって抱き合う姿が撮れれば、言い逃れしようもないでしょ♪」
「裸までは良いとして、その先までいったら、あたしが本物の小夜子さんでない事がバレてしまうわ。」
「できればギリギリの所まで撮っておきたいのよ♪」
「…バレた後が怖いわ…」
「その時はその時よ♪あたしをパパだと思って、さあ予行演習よ♪♪」

 
由宇ちゃんがシャワーを浴びている間にスマホを充電器に立て、リモートカメラのアプリを起動しておく。
あたしがシャワーを浴びている間に由宇ちゃんが自分のスマホで画像をチェックしていた。
あたしが出てくると
「さあ、パパを満足させてあげてね♪」
と股間に装着した疑似ペニスを突き出した。
「ええ♪全てはパパのために…」
あたしは由宇ちゃんの前に膝を付いて手と口でご奉仕をした。
「ああ、よい娘だ♪ちゃんと飲んでくれたんだね。」
由宇ちゃんの言葉に顔を上げた。
「の…飲まなきゃダメなの?」
「飲んであげると男の人は悦ぶんだって♪貴女もちゃんとパパのを飲んであげてね♪」
「わ、わかったわよ。じゃあ次ね。」
あたしはパパの精液を飲んだことにして、ベッドの上に上がった。
「何簡単に上がっちゃうかな。もう少し恥じらいがなくちゃ。もう一度!!」
あたしは由宇ちゃんの指示に従い、もう一度ベッドに上がり直した。
今度はフェラのときに解け落ちてしまったバスタオルを巻き直してからにしてみた。
「まあ、良いかしらね♪じゃあ〈小夜子さん〉をいただかせてもらいましょうか♪」
と由宇ちゃんがあたしの上に伸し掛かってきた…

 

 

 

時間はもうお昼に近づいていた。
あたし逹はシャワーで汗と淫汚を洗い長し、きっちりとお化粧を直してからホテルを出た。
パパと出会うのは夕方になる。それまでの間は由宇ちゃんとお店で服やアクセサリーを見ていた。
服は互いに似合いそうなものを選んで試着したりもしていたので、時間はあっという間に過ぎていた。

 
「じゃあ、予定通りにね♪」
由宇ちゃんに見送られ、あたしはパパを待つ位置についた。
パパは時間通りに現れた。
あたしがブティックの前でガラスを鏡代わりにパパを確認していると…
「よお。小夜子じゃないか。」
「え?あ…パパ♪」
あたしは、さも驚いたように振り返った。
「何か気になる服でもあるのか?そのモスグリーンのワンピースなんか小夜子に似合うんじゃないか?」
確かに、こんな服も欲しいかな♪なんて考えていたのは確かなんだけど…
「良いんじゃないか?試着させてもらおうよ♪」
「えっ?でも…」
予定にない行動だったので、あたしは慌ててしまった。
(けど…不自然なふるまいはダメよね)
と、パパに連れられてブティックに入った。
そのお店は由宇ちゃんと行くようなお店とは数段格が違うようだった。
案内された試着室(?)は店の奥にあるちゃんとした「部屋」で、パパも一緒に入ってソファであたしが着替えるのを待っていた。
着替えるのは衝立の裏側で、お店の人が着替えを手伝ってくれた。

「如何でしょうか?」
とパパの前に連れ出された。
壁のカーテンが開かれると、鏡が現れて自分でも見ることができた。
「良いんじゃないか♪小夜子も気に入ってるようだし。このまま着て行くから精算してくれ。」
とカードを渡してしまった。
「そ、そんな…いくらするんですか?」
と言ってもあたしが自分で払えるような価格ではないのだろう…
「いつも言ってるだろ?お金のことは心配するなって♪」
あたしは本物の小夜子さんじゃないので「いつも」と言われても記憶にある筈もない。
曖昧に返事をして、真新しいワンピースを着て店を出た。
「そうだ。こんな所で出会ったのだから、マンションに戻らずにしようか♪」
新しいワンピースに気を取られていて、あたしは次の行動を忘れていた。
そう、何とかパパを口説いてマンションではなく、近くのホテルに向かうようにするんだった。
が、パパから先に提案されてしまった。
勿論「ノー」なんか言えない。マンションで本物と顔を合わせる事態は回避しなければならない。
とはいえ、高価なワンピースをポンと買ってしまうパパの事だから…
当然の如く安普請のラブホテルではなく、星の数を競う高級ホテルの最上階に連れていかれた。

「凄い…」
その景色には絶句するしかなかった。
「良いだろう♪君のハジメテの男にしてもらえるのだから、このくらいはしないとね♪」
「えっ、ハジメテ?」
「男としてのな。君のハジメテは由宇とだったのだろう?」
(な、何でここで由宇ちゃんの名前が出てくるのよ?!)
「あ…あたしは由宇ちゃんとは…」
あたしはパニクッてしまった。
「とにかく、先ずはシャワーを浴びて来なさい。」
そう言われ、風呂場でワンピースを脱ぎ、汗…多分ほとんどが冷や汗だろう…を流した。
シャワーのお湯と湯気の効果で、何とか落ち着くことができた。
バスタオルを巻いてベッドに向かうと、パパは既に裸になって待っていた。
(これじゃあスマホをセットできないじゃない…)
「ほら、隣に座りなさい。君の肉体を良く見せてくれ♪」
予定の手順がどんどん崩れてゆく。
が、パパの言う通りにするしかないのだろう。
あたしはパパの隣に座った。バスタオル越しに裸の腰が触れ合う。
パパの股間には立派なモノがあった。
ソレが目に入った途端、ジワッとあたしの股間が濡れていた…

「良い胸だ…」
パパが脇から手を廻してあたしの乳房を揉みあげた。
「んあっ…」
快感に媚声が漏れる。
「感度も良いね♪」
と耳元に息を吹き掛けられた。
「こっちはどうかな?」
と片手が胸を離れ、股間に向かった。
指先が割れ目に潜り込んでくる。
「んあっ!!」
あたしは叫ばずにはいられなかった。
「ちゃんと濡れてるし、クリちゃんも敏感だね♪」
(クリちゃん?)
あたしは何も考えられなくなっていた。
「じゃあ、横になろうか♪」
とベッドに倒された。
このところ毎日見ている夢と同じに、あたしはパパの前に股間を開いていた。
「ああ、良い娘だ。愛液で女陰をテラテラに光らせている。」
パパがあたしの上に肉体を重ねてきた。
「じゃあ、本物の〈男性〉を十分に堪能しなさい。」
パパのペニスがあたしの膣…違う!!…お尻の穴に突き立てられていた。
つまり、あたしが…僕が「男」だと気付かれていたのだ!!
「大丈夫だよ、真一君♪君と由宇の結婚は認めてあげよう。但し、たまに君が小夜子になって私に抱かれてくれるならね♪」

「あ、あたし…僕は……っあ、ああ~ん♪」
突きあげてくる快感に、僕は喘がずにはいられなかった。
「真一君。君のことは前々から目を付けていたんだ。君なら可愛い娘になるだろうな♪ってな。」
今度は乳首が弄られ、新たな快感が加わってきた。
「君に似た女性を〈小夜子〉として住まわせてたんだ。勿論、彼女との肉体関係は一切なかったよ。全ては君を手に入れるためだったのだ。」
パパ…お義父さんの腰の動きが早くなってきた。
「ああ、良い締まり具合だ。即にもイッてしまいそうだよ♪さすがに良いモノを持っている。君の為なら何も惜しくない♪」
フィニッシュが近づいてきたのは僕にもわかった。
「さあ、君にハジメテの〈男〉をあげるよ♪」
お義父さんの精液が僕の直腸内に吹き出した。
その衝撃が僕を高みに突きあげる…
「んあ…イク…イッちゃう~~♪」
快感の中で僕は意識を失っていた。

 

「真ちゃん…気が付いた?」
僕は由宇ちゃんの膝枕で横になっていたようだ。
寒くないように毛布が掛けられていたが、僕はまた裸のままだった。
「パパの提案、受けてくれる?そうすればあたし逹、結婚できるのよ♪」
「ゆ…由宇ちゃんはそれでも良いの?」
「問題ないわよ♪あたしは世間的には〈結婚〉した事になるし、〈子孫〉も残せるからね♪…でも、あたしが産んだあとは真ちゃんが面倒みてね♪」
「し…子孫…て?」
「あたしと真ちゃんの赤ちゃんよ。あたし的にはタネは真ちゃんのでなくても良かったんだけどね♪」
「妊娠してるの?」
「真ちゃんの子供よ。大切に育ててあげてね♪」

 

 

僕は結婚と同時に仕事を止めた。
お義父さんの財力の下では、僕なんかが働く必要はなかったのだ。
(それに由宇ちゃんもトレーディングでかなりの稼ぎがあるらしい)
僕は結婚式の間だけ一時的に外した人工乳房を再び付け、小夜子さんの住んでいたマンションでお義父さんの「愛人」として暮らしている。
由宇ちゃんはココと自分の家を行ったり来たりしている。
お腹が目立つようになるまではお義父さんと一緒になって僕を責め立てるのが夜の恒例になっていた。

「このナノマシンでお乳も出るようになるから、授乳も頼むわね♪」
由宇ちゃんの代わりに母親学級に参加して、子育てのノウハウは一通り覚えたが、母乳まで与えることになるとは思わなかった。
「二人目は真ちゃんが産んでみる?」
という由宇ちゃんの提案は、いずれ現実のものになるのだろう。
彼女が時々追加するナノマシンの成果は否定しようもない。
結婚式の時に人工乳房を外すのと一緒にタックも外したが、僕のおちんちんは現れず、割れ目が残ったままだった。
最近では、割れ目の奥には由宇ちゃんの疑似ペニスやお義父さんのペニスを受け入れられる器官が出来あがっていた。
「この奥に子宮を作って、真ちゃんの冷凍保存した精子で受精したのが着床すれば良いのよね♪」
僕を裸にしてベッドに上がらせると、由宇ちゃんは僕の股間を丹念に調べていた。

「なんだ♪もう始めてたのか?」
気付かないうちにお義父さんが帰ってきていた。
「今日は新しいナノマシンを持ってきただけよ♪」
「お前は入らないのか?」
「このお腹じゃ激しい運動はできないからね♪そのかわり準備はしっかり出来てるわよ♪」
そう、覗かれて弄りまわされた僕の股間はもう、ぐちょぐちょに濡れきっていた。
「じゃあ、あたしは帰るから後は宜しくね♪」
そう言い残して出ていった由宇ちゃんと入れ替わりにお義父さんが僕の上に身体を重ねてきた。
「二人目は由宇の子ではなく、私の子を生むっていうのはどうかな?」

僕は頭の中が混乱していた。
由宇が産んだ僕達の子を僕が世話するのには何の問題もない。
この子に僕の母乳をあげるのもそうだ。
そして、僕に子宮ができれば、由宇ちゃんと僕の子を産む事も可能になる。
それは、僕の精子と由宇ちゃんの卵子で受精卵ができるから可能な話しなのだ。
お義父さんの精子があっても僕には卵子がないのだから、僕の子宮で育ったからといっても厳密には僕の子ではないのだろう…
「君の肉体にはまだ精嚢の痕跡が残ってるんだ。これを卵巣に変化させられれば、私の精子を受精できる卵子を吐き出させる事ができるんだよ♪」
とお義父さんが言った。
「いつになるの?」
僕が聞くと
「今はわからないな。」
「じゃあ三人目という事で良い?」
「ああ。楽しみにしてるよ♪」
そう言って、僕の膣を責めたてていった。

 

 

お義父さんの三回忌の法要を迎えていた。
あたしは二人の子供を実家に預け、由宇ちゃんと一緒に参列していた。
由宇ちゃんはダブルの男物の礼服を着て、最前列に陣取っている。
あたしも由宇ちゃんの妻として、黒のワンピースを着てその隣にいた。
皆があたしのお腹を見ている。
お義父さんの望みは叶えられなかったけど、あたしのお腹には三人目が宿っていた。
そう、由宇ちゃんの精子とあたしの卵子で出来た「あたし」の子…

あたしの知らない間に由宇ちゃんも自分の肉体にナノマシンを入れ、あたしの精嚢が卵巣に変わるのとは逆に、由宇ちゃんの卵巣を精嚢に変えるとともに、立派なペニスを造りあげていた。
由宇ちゃんのハジメテの射精を受けたあたしの子宮の中で、由宇ちゃんの精子とあたしの卵子が出会い、あたしの子宮に着床したのがこの子だ。

由宇ちゃんに入ったナノマシンには限界があったのか、それ以降由宇ちゃんが射精する事はなかった。
(けれど、由宇ちゃんのペニスはあたしを満足させてくれるし、夫婦仲は円満なの♪)
それに、この子の存在が確認された時には二人手を取り合って喜んだわ♪

「あたしは由宇ちゃんと結婚できて幸せです。」
あたしはお義父さんの前に手を合わせて言った…
「ありがとう…パパ…」

 

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