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2016年7月11日 (月)

任務

探知機は敵の位置を確実に捉えていた。
誘導弾は命中するに違いない。
が、その爆発に捕らわれている仲間が巻き込まれるのを回避できないのだ。
「何を躊躇ってる?」
サポートAIが問い掛けてくる。
「機械なんかに判るかっ!!」
「犠牲の事は考慮されている。そして、お前が躊躇う事もな♪」
AIは涼しげに言う。
「しかし、任務は任務だ。お前が拒否すれば、更に多くの同胞の命が失われることになるのだぞ。」
「解っている!!」
「ならトリガーを引け。チャンスを逃すな。」

しかし…
やはり俺は躊躇する。
トリガーに掛かった指を俺の意思で動かす事なと出来はしない。
(?!)
俺はいつの間にトリガーに指を掛けていた?
自問する俺の目の前で、ゆっくりと指が動いていた。
「やめろっ!!」
俺の叫びは、誘導弾が発射される音に掻き消されていた…

 
探知機が敵の消滅を伝えてきた。
「任務完了。次の目標に向かうんだ。」
「お…俺は何をした?」
「任務に従い、誘導弾を射出し、敵を消滅させただけだよ。」
「否!!俺は敵と一緒に同胞の命も奪ってしまったんだ…」
「それが任務だ。」
「だが、トリガーを引いたのは俺の意思ではない!!」
「それが誰の意思であろうと、お前は任務を遂行しただけだ。何も思い悩む必要はないだろう?」
「俺は機械じゃない!!」

 

俺の叫びに続き、沈黙が訪れた。

 

「お前が機械ではないと本当に言い切れるのかな?」
沈黙の後、AIはそう言った。
「ど…どういう事だ?」
俺の問いにAIは言葉では答えずに…
俺は立ち上がっていた。
俺の意思を無視して、俺の肉体は装備をまとめ撤収を始めていた。
「時間が惜しい。」
とAIはあからさまに俺の肉体を動かしてゆく。
装備を背負い、隠れ場所から離れようと…
(敵か?!)
俺の耳に装甲車の駆動音が届いた。
それには敵方の装甲車の持つ特徴あるノイズが含まれていた。
「お前の意見を支持する。」
とAI。その直後に肉体の自由が戻った。
背中に負ったまま、探知機の一部を稼働させた。
直接モニタを覗く事はできないが、AIが情報を連携してくれた。
「不巧いな。取り囲まれてはいないが、発見されるのは時間の問題だろう。」
「了解した。以降の任務は中断する。装備は全て破棄して敵陣営からの離脱を優先する事とする。」

俺は装備を下ろし、自爆回路のセットを行った。
「これよりフォーメーションFを実施する。」
とAIが宣言した。
再び肉体の自由が奪われる。
装備の一ヶ所のパネルが外れ、中から筒状のモノが取り出された。
開くと中から女物の衣服の一式が現れた。
(何でこんなものが?)
と疑問が浮かぶが、AIは更に俺の肉体を勝手に動かしてゆく。
AIは俺の服を下着まで脱ぎ去り、さっきの筒に詰めて装置に戻した。
つまり、俺の服は時間が来れば、装置と一緒に跡形もなく消え去ってしまうことになる。

(…)

残ったのは、裸の俺と女物の服が1セット…
(俺がこれを着るのか?)
そう思い至ると同時に全身が痛みに包まれた。
AIに肉体の制御を全てを奪われ、痛みに叫ぶこともできない。
薄れてゆく意識の合間に…俺の胸が女の乳房みたいに膨らむのを見たような気がした…

 

 

 

「…んああ~ん♪」
女の淫声が聞こえていた。
それが「俺」自身が発しているものである事に気付くのには、かなり時間が掛かった。
下腹部に違和感がある。
腹の中で異物が蠢いている。
だが、不快感はない。それよりも、ソコからは今まで経験したことのない「快感」が沸き起こっている。
その快感に思わず淫声が出てしまう。
(意識を取り戻したか?だが、しばらくは邪魔をしないでくれ。)
AIが告げてくる。
が、得体の知れない快感が俺の正常な思考を阻害してくる。
(今はその快感に身を委ねていればよい。説明は後でする。)

俺は今「女」として男とSEXしているのだとわかった。
男のペニスが俺の股間に突き立てられ、挿抜が繰り返されている。
次第に動きは激しくなり、男は俺の膣に精液を放出すると力なく果てていった。

倒れ込んだ男の肉体の下から抜け出すと、AIは俺に女物の衣服を身に着けさせた。
「説明を要求する。」
俺は股間に残る違和感や、乳房の存在が気になりつつもAIに問いかけた。
「フォーメーションFを発動した。この肉体の機密を守るため、敵の包囲から抜け出す措置だ。」
「な…何で女なんだ?」
「敵の包囲から抜け出すため、紛れ込んだ現地人への擬態だ。更に女性となる事で敵の隙を突くことができる。」
「それが男とSEXするということか?」
「手段のひとつだ。現にこの男はもう貴女の監視を継続できる状況ではないだろう?」
「確かに…」
とは同意したものの、この状況を納得できるものではない。
「とにかく、今は火急即速やかにここを離脱する事を勧める。」
俺は再び自分の肉体の制御を取り戻した。が、女の肉体/女の衣服には違和感ばかりであった。

 

 

何度か敵に遭遇する。また、現地人の男に出会う事もあった。
その度に俺は押し倒され、女としてのSEXを強要された。
男逹は快感の中、俺の膣に精液を放出し、満足げに果ててゆく。
そんな繰り返しの中、次第に俺は「女」であることに違和感がなくなっていった…

 

 

「この女か?」
「手配書ではもっと野暮ったい感じでしたが…」
「女は化粧で印象が変わるものだ。この女に間違いないだろう。」
俺の前に二人の男が立ちはだかった。
「何するのよっ!!」
俺は抵抗を試みたが、女の腕力ではどうする事もできない。
「あんた逹もあたしのカラダが目当てなの?」
残されたのはいつもの手段。こいつ等とSEXして隙を突いて逃げ出すしかない。
「すまないが、ご同行願おうか♪」
俺は敵の装甲車に乗せられた。

敵のキャンプに連れていかれる。
更にこの地域を統括する司令部のある基地へと送られた。
基地への移送は装甲車ではなく、将校の送迎に使用されるリムジンだった。
更に敵の中枢に送られるらしい。今度は航空機を使用するようだ。
明日のイチ便という事で基地内に部屋が宛がわれた。
ここまでSEXを強要される事はなかった。
何事もなく羽根布団にくるまった。
「どうなるのかしら?この先はどんどん逃げ辛くなるんじゃない?」
俺はAIを呼び出した。
「確かにこれは想定外の事態だ。が、敵の内情を視察するには良い機会だ。」
「そんな事言っていて、着いた途端に調査とか言って切り刻まれたりしない?」
AIは何も答えなかった。

 

起こされたのは、まだ陽も上がりきらない薄明の時間帯だった。
軽旅客機は既に発進の準備が整っていた。
俺が席に座ると同時に加速が始まっていた。
乗客は俺ひとりだけだった。
勿論、軍用の航空機であるのでサービスは期待できない。
何のアナウンスもないまま飛び立っていた。

ほどなく高度が下がってゆく。
眼下には敵の中心都市と思われる整備された街路と建物群が見えた。
その中心に威容を誇る建物があった。
そこが敵の中枢なのであろう。
着陸すると、今度はリムジンに乗せられた。リムジンは真っ直ぐに中枢となる建物に向かっていた。

車に乘ったまま、建物の中に入ってゆく。
が、そこには建物の中とは思えぬ程の広々とした空間が広がっていた。
奥まった場所にあるのが、敵の「中枢」そのものなのであろう。
リムジンはその手前で隘路に入っていった。
隘路を抜けるとやや小振りではあるが、先程と同様な空間が開けていた。
先程の空間は無機質で圧倒的な力を誇示していたが、こちらには木々が植わり優しさに包まれるような感覚があった。
お屋敷の入り口を思わせる扉の前に着いた。
扉が開くと、中から軍服ではないが、清楚な制服の女性逹が出てきた。
「こちらへ。」
と「お屋敷」の中に引き込まれる。
背後では重々しく扉が閉められた。

迷路のような回廊を進んで行くと水音が聞こえてきた。
「湯あみをしていただきます。」
と一気に服を脱がされてしまった。
正面の扉が開かれると、湯気が溢れてきた。
中から全裸の女逹が現れ、俺を扉の内側に引きずり込んだ。
そこには湯で満たされた泉があった。
カウチに寝かされ、蒸しタオルで全身を磨かれる。マッサージ効果もあって気分が良くなる。
髪の毛が洗われ、香油が塗り込まれていた。
一通りの施術が終わり、服を脱がされた場所に戻ると、また別の女逹が待ち構えていた。
脱いだのとはまた別の服を着させられた。
それは「お姫様」が着るようなドレスだった。
ご丁寧にも髪を結い上げ、ティアラがかざられていた。
化粧も上品に施され、本当に「お姫様」みたいになっていた。

 

そこに並んでいたのは、敵の国王とその后。そして三人の息子逹だった。
事前学習で見た姿そのままに、敵の親玉が俺の目の前で息をしている。
「もう少しこちらへ♪」
国王が手招きした。
「確かに、磨けばどこに出しても恥ずかしくはないな♪」
「父上。では?」
声を上げたのは控えていた息子逹の一人…確か三男だったか?
「確かに容姿は問題ない。だが、この女の身元がな…」
「それは如何様にも。宰相の遠縁ということにして、宰相の養女にしてしまえば良い。」
「体裁はそれでも良いが、実際のところ敵側の人間で寝首を刈られる事が無ければ良いがな?」
次男と長男が発言する。
「確かに何処の生まれかも判ってないが、天文方からは何も言ってきてはないのだ。」
「未来予知ですか?」
「僕が彼女と出会えたのも未来予知の結果でしょ?」
「お前を遠征に参加させたのには、それ程の意味合いはなかったのだがな。」

(話が見えないんだが?)
俺はAIに訊ねてみた。
(この三男とは、戦場を離脱してから14日目と38日目に出会っている。)
(二度も?)
(二度目は奴に待ち伏せされた感じだがな。つまり、貴女にご執心という事だ。)
(ご執心…俺が「男」に惚れられたというのか?)
(その容姿では当然だろう♪彼等の言う通り、寝首を刈る事ができれば勲章ものだな♪)
(つまり、三男の「女」になれと?)
(話の内容からすれば、妾ではなく正妻にしようとしているな♪)
(…)
俺は言葉が続かなかった。

 

 
「ここを自分の家だと思って寛いでくれ♪」
俺は三男に案内され、彼の居室に連れてこられた。
勿論だが、続き部屋で、それぞれがまた広く、寝室のベッドも…
「んあん♪」
そのままベッドに倒された。彼が俺の肉体を求めていることは明らかだった。
胸を揉まれただけで、俺の身体は「男」を受け入れる準備を整えてしまう。
快感だけが俺を揺り動かす存在になり果てる。
「あん♪あああ~ん!!」
淫声をあげて「男」に応える。
膣の中のペニスを刺激し、更なる快感を求めてゆく。
俺は一気に絶頂に達していった…

 

 

三男の「妃」としてこの「城」での生活も大分長くなってしまった。
勿論、彼に情が移った訳ではない。あたしは今も彼らの寝首を刈る機会を狙っている。
が、周りの女官たちに何から何まで世話をされての怠惰な生活に馴れてしまうと、自ら何かをしようとする気力が失せてしまう。
そして、その状況を打破しようとする考えも、たまに浮かんでくる事はあっても実行に移されることはなかった。
AIもまた、沈黙を守っていた…

「城」の外の事は、ここまではなかなか伝わって来ない。
味方の状況がどうなっているかなど、知る由もない。
時々夫が遠征に出てゆくが、いつも上機嫌で戻って来るという事は、この国が連勝を続けている証なのだろうか?
遠征から戻る度に夫が持ち帰る装飾品は、どれも美しく、独創的であたしを喜ばしてくれる。
そして、離れていた時間を取り戻すべく、あたしを激しく抱いて悦びを分かち合う。

「次の遠征は、君と最初に出会った地域になったよ。あそこの敵は技術力も高く一筋縄ではいかない相手だ。」
(つまり、味方はまだ健在だという事か…)
久しぶりにAIが発言した。
(三男も、当時とは比べ物にならないくらい指揮官として成長している。)
「そうなの?」
あたしには夫が変わったようには思えなかった。あたしを愛する姿は以前と何も変わっていない。
(男とはそういうものだよ♪)
そう言いながらもAIは活発に活動を始めた。
あたしの知らない所ど様々な情報を集めてゆく。
あたしが三男の妃であるという立場も有効に活用しているようだ。

 
彼が遠征に出て数日後、あたしは王、王后に茶会に呼ばれた。
それは今までも度々行われていた行事だった。
「お召し替えを…」
と着替えのドレスを持って女官たちがやってきた。
「少し自分一人で仕度させて。」
AIが介入してきた。
女官たちは持ってきたドレスを残して一旦ドアの外にでた。
(かねてからの計画を実行する)
AIは下着の代わりに身動きのし易そうな薄手の服を取り出した。
それを着た上にドレスを着た。
これまでに何度も着ているので一人で着るのにも不自由はない。
清楚な化粧をし、ティアラを被る。
再び部屋に入ってきた女官たちはほとんど手直しをする所がなかったようだ。
早めに部屋を出て、茶会の場所となっているテラスに向かった。

いつもの席に座って待っていると、しばらくして次男が、続いて長男が現れた。
あたしはその度に席を立ち、挨拶を繰り返した。
そして、王が王后を従えてやってきた。
「皆、元気でなにより。」
と全員に座るよう合図した。
タイミングを待っていたかのように茶と菓子が運ばれてきた。
いつもと同じように給仕たちが下がり、テラスには王の一家だけとなった。
「どうした?」
あたしが急に立ち上がったのを見て、王が誰何した。
あたしは何も言わず、左腕を剣に変化させると一気に旋回し、長男の首を斬り落とした。
返す刃で次男の首も落とす。
流石にこの二人は隙を突かなければ倒すことはできなかった。
とは言え、王も年経たとはいえ武人である。
椅子を蹴って立ち上がると、后を背に剣を抜いていた。
「出会え!!」
と王が声を掛けたが、近くにいたのは給仕たちである。
王子二人の惨状を前に身体が動かない。
女給仕たちの悲鳴がテラスを被う。
あたしはAIのサポートを受けながら王に肉薄する。
既にバランスの悪い踵の高い靴は脱ぎすてられている。
それどころか、王の豪腕にも圧されないよう、獣の脚に代わり床を踏みしめていた。
「化け物めっ!!」
王の剣が振り下ろされる。
あたしは左腕の刃でこれを防ぐ。
そして右腕を槍に変化させ、王の腹に突き入れる。
槍先は更に延び、王の背中から飛び出ると、その後ろにいた后の胸にも突き刺さった。
あたしはそのままの勢いで二歩、三歩と進む。
后の胸からも大量の血液が溢れてゆく。

遠くから近衛兵が駆けつけてくる音が近づく…
(撤退しよう)
AIがコメントする。
あたしは獣の脚で王の顔を踏みつけ、槍と化した右腕を抜いた。
后はまだ意識があるようだが、そう長くは保たないだろう。
あたしはまとわりつくドレスの残骸をむしり取ると、蹄の脚でテラスを飛び出した。
勿論、鳥のように飛ぶことはできないが、手足の間に幕を張り、そこに空気を孕むことで少しばかりは滑空ができた。
AIが収集した情報から、逃げ道を見つけ、脱兎の如く走り去った。

 

 

 

「フォーメーションFを解除する。」
人里離れた廃屋に転がり込むとAIがそう宣言した。
同時に、あたしの胸はどんどん萎んでゆき、股間には…
「どういう事なの?」
あたしの声は既に野太い「男」の声になっていた。
「元に戻っただけではないか。第三王子妃として女のお前は顔が割れ過ぎている。」
「それはそうだけど、女としての言動はなかなか元に戻せないわよ。」
「必要ならこちらで対処する。先ずは服を着替えよう。」
確かに「城」での活劇以降の変身などで服はぼろぼろになっていた。
女の身体の時は、それでもセクシーさが見られたが、男の身体では無惨この上ない。
廃屋の中を探すと、古着が見つかった。
スカートとかにも未練はあったけど、この身体に似合う筈もない。
男物のズボンとワークシャツを着込んだ。
「それで、次はどうするの?」
「先ずは情報集めだ。三男の動向が鍵になる。」
「あの人も殺すの?」
「情が移ったか?だが、今のお前が奴に抱かれる可能性はないぞ。」
AIの言葉にあたしは絶望する。
そう。この身体ではもう彼を受け入れる事はできないのだ。
あたしは子宮が熱を帯び、膣が潤んでゆく感覚を思いだした。が、今の自分の股間が濡れだすことはなかった…

 

戦線は硬直していた。
優勢に見られていた三男の軍は「城」での惨劇の報を受け、瓦解するかに見えた。
が、何とか体勢を建て直し、戦線を維持するまでには回復したが、一度瓦解しかけた軍はそれ以上の力を出すことはできなかった。
三男としては一刻も早く王都に戻り、真偽を確かめたい所であったであろう。

AIが入手したパスを利用し、旅客機を三度乗り換えて前線近くの交易都市に辿り着いた。
ホテルに入ると再びAIによる情報収集が始まる。
「流石に前線に近くなると流れている情報の質が違うね♪」
あたしにはAIの意見に同意できるだけの能力はない。
「へぇ、そうなんだ。」
とだけ答えておく。
AIはネットワークに直接介入してゆくので、今の所あたしの手足は自由だ。
この場所を離れなければ何をしていても良い。
が、あたしに何ができるだろう?
ぼーっとしていると、自然と想いはあの人に繋がってゆく。
妻として、恋人として愛された日々が思い出される。
あたしは軽く股間を開き、パンツの中に指を送り込んでいた。
濡れる事のない股間に指を這わす。
穴の開いていた場所の上から指の腹で刺激を与える。
その裏側に、まだ子宮や膣が残っていたら十分に感じさせてあげるかのように、繰り返し刺激を与える。
もう一方の手は胸へ…そこには豊かな膨らみはないが、小さいながらも乳首のカケラが存在していた。
「んあん♪」
爪の先で摘まむと、いつものように喘ぎ始める。
声こそ違うが、あたしは「女」として喘ぐことができた。

(?っ)
と股間の指を止めた。
なぜか指の先が股間にめり込んでいた。
膣口ではないが、あたしの指の先を咥え込んでいる。
更に刺激を与えると徐々に広がってゆき、狭いながらも膣のように二本の指を呑み込んでいた。
あたしの脳内では、差し込まれた指は彼のペニスに置き換わった。
あたしは彼のペニスに突かれ、快感が湧き起こってきた。
いつの間にか股間が濡れていた。
膣から愛液が溢れ出していた。
彼のペニスが何度もあたしを貫く。
嬌声をあげ、あたしは彼に応える。
どんどん昇り詰めてゆく。
「あん、ああん♪イクの…イッちゃうのぉ~っ!!」

 

 

「自分の意思で変化させられるとは大したものだ。が、それ以上の変化は任務に支障を来す。」
意識が戻ると即にAIから警告された。
そして
「三男はまだ前線に止まっているようだ。車を手配したから早速出発しよう。」
時間はまだ深夜だった。
持ち歩くような荷物などないので、股間の汚れを拭っただけでズボンを直してホテルを出た。
星灯りだけの路を町外れに向かう。
そこだけ灯りが煌々と照らされた古倉庫があった。
中にはオフロード仕様のワゴン車があった。荷台には燃料が満載されているのだろう。

運転席に座りエンジンを起動する。
「ライトは点けなくて良い。」
とAI。
何事もなければ、目を瞑っていても目的地まで誘導できるのだろう。
「視覚情報はお前頼りなんだ。」
ホテルで情報収集している間は、あたしが何をしていても構わなかったが、今使える「目」はあたしの頭に存在するものだけだった。
車の運転も、直接AIが介入してもらえれば楽なのだが、旧式の車はあたしがハンドルを握るしかなかった。
「目の感度はこちらで適宜最適化してるから、車の灯りは極力消しておく。」
と、暗い夜道を車が走りだした。

 

 
そこここに戦闘の痕跡が現れてきた。
車は燃料の補給のために停めた以外は、走り詰めだった。
いくつかな峠を越え「ここから先は徒歩だ」と、藪の中に車を隠して最後の峠を越える。
眼下、星灯りの下にキャンプが見えた。
「あそこにあの人がいるのね?」
「そうだ。」
「どうしても殺さなくてはならないの?」
「生かしておくと、いつかお前の秘密が暴かれる日が来る。」
「秘密なんてどうでも良いわよ。あたしにはあの人が必要なの♪」
「無理ならはこちらでなんとかするが、邪魔だけはしないでくれ。」
静まった夜明け前のキャンプに闇に紛れて侵入した。
王族の者とはいえ、ここは戦場である。いくぶんかは大きめだが、他の士官とあまり変わらない私室に彼は寝ていた。
「誰だ?!」
流石にこちらの気配に即座に反応していた。
が、彼が銃を手にするより先に飛び掛かっていた。
彼が手にしようとしていた銃を蹴り飛ばす。
背後に回り込み、口を塞ぐ。
(彼を救えないの?)
とAIに聞くが
(邪魔はするな)
と返る
脚で彼の自由を奪い、空いた手を刃に変える。
そのまま心臓に突き刺した…

 

 
彼の他にあたしの侵入に気づいた者はいないようだ。
陽が昇る頃に車の所に戻っていた。

その後の戦闘がどのように推移したかはあたしの知る所ではなかった。
AIの報告の故か、あたしは軍に戻ると研究施設に隔離された。

多分、再び戦場に駆り出されることはないと思う。
あたしは独り、部屋の中で日々を過ごす…
(いえ、独りじゃないわ♪)
鏡を覗くと、そこには愛しい彼の姿がある。
今はもう、AIに変身を制限されていない。
あたしは彼の腕に抱かれる。
あたしは股間に伸ばした腕を、彼のペニスに変化させた。
「んあん♪」
彼があたしのナカに挿ってくる…
快感があたしを支配してゆく。
「ああ…あなた。愛してるわ♪」
その言葉に、彼はあたしをぎゅっと抱き締める。
「ああん♪」
彼のペニスの先端が、あたしの子宮を突き上げる。
「頂戴♪あなたの精液を…あたしのナカに♪」
そう言うと、ペニスの中を熱い塊が通り抜けてきた。
「あ…ああーっ!!」
あたしは嬌声をあげていた♪

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