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2016年7月11日 (月)

無題

鏡に写る僕の顔
…何のへんてつもない男の子の顔が写っている。

(気に入らないのかい?)

どこからか声がした。

(気に入るように変えてあげようか?)
声は鏡の中から聞こえてきた。
(どんな顔が望みなんだい?)
そりゃあ、女の子にモテるアイドル顔に決まってるじゃないか♪
(漠然すぎるな。もっと具体的にイメージできないかな?)
しかし、僕は男性アイドルの顔などいちいち覚えていなかった。
女性アイドルなら…ヒロ…ユーコ…ミサ…と、次々に浮かんで来るのだが…
(それがアイドル顔か♪まあ、適当にミックスしてあげよう♪)
鏡の言い分がどこか間違っていると感じたが、既に鏡の中の僕の顔は変化していた。

ぱっちりと大きく見開かれた目。二重の瞼に長い睫が更に目を大きく見せている。
眉毛はきりりと細くくっきりと描かれていた。
ふっくらと赤みを帯びたほっぺた…ちいさな顎には髭の剃り残しなど影もない。
ぷるぷるの唇…こんな唇にキスできたら最高だ!!
薄茶色の長い髪がツインテールに結わかれ、紺色のシュシュが巻かれていた。

これって、確かにヒロ、ユーコ、ミサの特徴が混ざっている。

けど…

男の僕がこんな顔になっても、女の子にモテる訳ないじゃないかっ!!

(そうなのか?)
と鏡が惚けた事を言う。
(君の身体にこの顔は似合わないということなんだね?)
当然だろう。男がこんな女顔で街を歩くのはオカマくらいじゃないか?
(それは済まなかった。是正しよう♪)
と鏡は言った。
が、一向に鏡の中の僕の顔に変化は現れなかった。
「おいっ!!」
と声を掛けてみたけど何の反応もない。
時間だけが過ぎて…

トイレに行きたくなった。
立ち上がり、トイレに入った。
蓋を開け、スカートをたくし上げ、パンツを降ろして便座に座った。
股間から小便が迸ってゆく…

??

何だ?この違和感は?
そういえば、今日のパンツは白だったっけ?
僕は、パンツの前に赤い小さなリボンが付いているのを何となく眺めていた…

 
小便が出終わったようなので、トイレロールを千切った。
…男なら先っぽを振るだけで良いのに…と思ったが、実際に尻たぶが濡れていたので拭く事にした。

?????

何でおちんちんがない?
僕はようやくその事に気付いた。
いや、何でスカートを穿いている事を異常と思わなかったんだ?
それにパンツ。トランクスじゃなかっただろう?

ちょっと待て。胸の廻りを締め付けるものがある。
それに、肩に掛かる紐の感じ…
シャツをたくし上げると、その下からブラジャーが現れた。
ご丁寧にも、カップの中はぎっしりと詰まっていて、艶かしい谷間が出来上がっている。

 

…この顔が男の身体に付いてるのが不自然だ。だから身体の方も変えてしまったという事か?

 

それ以外には考えられない。
そして、身体に合わせて着るものも…

僕はトイレを飛び出ると、箪笥の引き出しを開けた。
そこには彩々りの女性用の下着が詰まっていた。
いつも学生服を掛けている壁に振り向いた。
そこには女子の制服が…
鞄にはいくつものアクセサリーがぶら下がり、女子高生の鞄そのものになっていた…

 

携帯を取り出した。
女の子らしくデコしてある。
中身の設定は変わってないようだ。
親友の番号を呼び出した。
「よう♪どうした?」
彼の声に変わりはなかった。
でも、何と言ったら良いのだろう?
「気が変わって、明日のデートはなし なんて話しじゃないだろ?」
そういえば、彼とは明日遊びに行く約束をしていた。
男同士じゃ暑苦しいがな♪ とか言っていたが、それが〈デート〉だって?
まあ、今の僕は〈女の子〉だからそういう事になるのか?
「おーい。もしもし?」
あっ、ゴメン。ちょっと考え事してた。
そう答えた僕の声はしっかり女声だった。
「で、掛けてきた用件は?」
ん…あん♪ちょっと声が聞きたくなっただけ。
「ああ…そんな乙女回路全開な…俺にはよくわからないな♪」
乙女…って、僕は何を口走ってしまったのだろう…
明日着ていく服もまだ決まってないし、やらなきゃいけない事がいろいろある筈なのに何も手が付けられなくなって、気が付いたら電話してた。
「明日の服なんて、何でも良いだろ?お前は何を着ても可愛いんだから♪」
彼の言葉に胸がキュンとする。
何で?
僕は心まで女の子になっちゃったの?
「けど、やらなきゃなんない事はやっておいた方が良いぞ。」
そう言えばやらなきゃいけない事ってなんだったっけ?
「そんな事、俺に聞くなよ♪もう遅いんだから、風呂入って寝た方が良いぞ♪」
えっ?もうそんな時間だった?
ゴメン。こんな時間に電話してしまって…
「俺こそ、お前の声を聞けてうれしいよ♪じゃあ、おやすみ♪」
おやすみって返すと、受話器から「チュッ♪」と音がして電話が切れた。
チュッ…て、キスされた事になるの?
彼とはデートする仲なのでキスくらいしていてもおかしくないけど…
僕は彼のキスに嬉しがってるのか?

 

何か頭の中が混沌としている。
確かに彼の言う通り、お風呂にでも入ればさっぱりするかも…
って、僕…初めて女の子の裸、見ちゃった…
とは言っても、今の自分の身体なんだけど…
ブラジャーを外したら、膨らんだ乳房の先端に可愛らしい乳首が突き出ていた。
ごくり…と唾を飲み込んでパンツを下ろした。
トイレでおちんちんがなくなっているのは確認したけど、その時は慌ててた。
今は全てを脱ぎ去ってしまっている。
洗面台の鏡には下半身は写らないが、直接に見る事に問題はない。
突起物がない所為か、陰毛の生え方が男とは違っている。
そもそも全身が男みたいに毛むくじゃらではない。
しかし、肌の白さが、その黒い茂みを印象付ける。
そしてその向こうに、神秘の器官を隠している秘裂があった。
恐る恐る、その隙間に指を伸ばしてみる。
割れ目に指を差し込んでゆく。
おしっこはこのあたりから出てたかな?
ソコは乾いた皮膚が擦れ合い、決して気持ちの良いものではない。
濡れてないからか?
で、どうやって濡らす?愛液って簡単に出せるのか?
いや、それ以前に僕は風呂に入りに来たんじゃないか♪
湯船に浸かれば、それで済むだろ?

僕は湯船の蓋を外して湯の中に身体を沈めた。
…おっぱいってこんな感じになるんだ…
新鮮な発見に感動しつつも、僕はメインイベントに向かい息を整えていった。

お湯の中で膝を離し空間を作った。
太股の内側がお湯に触れる…
そして、お湯は僕の股間を撫であげた。
ぁっ…

そこには快感のようなものがあった。
では、お湯以外のものに触れられたら?
僕は再び指をソコに向かわせていった。
割れ目の中に割り込ませてゆく。
隙間にお湯が入り、不快に擦れ合うことはない。
指先が目指す入り口を捉えた。
指先を垂直に立てて、ゆっくりと押し込んでゆく。
胎の中に指が侵入してくるのを感じた。
指は根本まで入っていった。
蠢かすと少し痛みがある。
二本は無理かな?
でも、女の子は皆、ここに男性のペニスを差し込まれるのだ。
僕のが平均的な大きさだったかは調べた事はないが、ソレが突っ込まれるのだ。

もしかすると、デートの最後にそんな雰囲気になっちゃったりして…
彼にキスされ…もちろん、おでことかじゃなくて、大人のキス…
頭がボーっとしている間に服が脱がされてゆく。
気が付くと恥ずかしい所もみんな彼に見られていた。
そのままお姫様だっこされてベッドに降ろされる。
彼も一瞬で裸になって、僕の上にのし掛かってくる。
彼の股間は見ないようにしてるのだけど、おちんちんはビンビンに硬くなっているに違いない。
「良いね?」
彼の言葉に、優しくしてね♪と答える。
「もちろんだよ♪」
そして彼の股間が僕の股の間に割り込んでくる。
尖端が膣口に触れ…ゆっくりと挿入されてくる。
愛液が潤滑剤となって、痛みを伴うことなく僕の膣の中を埋めてゆく。
あっ…
と声を上げたのは、尖端が子宮の手前に達した時だ。
彼にもそれがわかったようだ。
「動くよ♪」
僕は小さく頷いた。
僕は快感に支配されてゆく。
只、彼の与えてくれる快感を貪ってゆく。
「もう限界だ。射すよ。」
言い終わらぬうちに、僕の膣が彼の精液で満たされてゆく…
快感の中で意識が遠くなってゆく。
ナカに射されたってことは、妊娠する可能性があるってこと?
っま、それも良いか♪
僕は赤ちゃんを抱いた自分を想像しながら、幸せに包まれていった…

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