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2016年4月24日 (日)

兄貴

兄貴が帰ってきた。
三年程、海外に留学していたのだが…

 
「ねえ、久しぶりに一緒に寝ない?」
久しぶりとはいえ、一緒に寝ていたのは俺が中学生になる前だったんじゃないか?
「ベッドには余裕あるでしょ♪」
部屋の中でもやしのように育った兄貴と違い、炎天下に土の上を走りまわっている俺は家族いや親戚中でも一番デカくなっていた。
そんな俺にはキングサイズのベッドが用意されていたので、細っこい兄貴が一緒に寝ても十分な余裕がある。

が、問題なのは「兄貴」の方だ。
元々色白で背丈も平均男性より低めであったが、兄貴は「男」だった筈だ。
しかし、留学から戻ってきた兄貴は、真っ赤なボディコンワンピースに身を包み、金色に染めた長い髪をなびかせ、ばっちりと化粧をしていた。
どこかに「兄貴」の面影はあるのだが、甲高い女の子声で喋っていると、そこいらにいる女の子と見分けがつかなくなる。
勿論、兄貴は美人だ。他の女の子なんかと比べ物にならない。
しかし、そこがまた「困った」問題を起こしてくれる。
相手は「兄貴」だ。というのに、俺の股間は鎮まる気配を感じさせない。
「一緒に寝よう」と言われた途端、更に硬さを増したような気がする。
このまま兄貴が隣に寝たら、相手が兄貴であろうと俺には歯止めは存在しない。
兄貴の身体能力では、俺を拒むことなどできはしないだろう…

 
「ああ、さっぱりした♪」
と風呂上がりの兄貴は透け透けのネグリジェを着ていた。
ブラジャーをしていないので、形の良いおっぱいと、その先端に尖っている乳首が良くわかる。
下はセクシーな黒のレースのショーツだった。
勿論、兄貴の股間には「男」の証は存在していなかった。
(俺はいつまで理性を保ってられるのだろうか?)
そんな俺の危惧など何も存在しないかのように、兄貴は
「さぁ、寝よ♪」
と、俺をベッドに誘う…
「あ…兄貴。俺…」
「あたしの事は美佐って呼んで♪それに、さっき父さんに親子の縁を切るって言われたから、もう大悟とも姉弟じゃないのよ♪」
「な…何を言って…」
「だから、近親相姦なんて事にはならないから安心して♪それに、あたしのハジメテは大悟にって決めてたんだから♪」
美佐の掌が俺の股間を撫であげる。
彼女の手が、俺のズボンの中に入り、彼女の指が俺のイチモツに絡み付いた…
「うっ…」
たったそれだけの事なのに、俺の股間は快感に反応して、精を放とうとしていた。
快感を抑え込むが、俺の目の前には、美佐のバストが迫っていた。
「お口でご奉仕してくれるかな?」
と乳首を付きだしてくる。
オンナの匂いが俺の鼻に溢れる。
彼女はいつの間にかショーツ一枚になっていた。
俺の口の中に彼女の乳首があった。
鼻先が彼女の弾力ある乳房に押し込まれる。
「んあん♪」
艶かしいオンナの喘ぎ声が届く。
「イイわ♪そのざらざらした舌の感じ♪」
更に乳首を刺激すると、彼女は俺の腕の中で身を捩るようにして悶えた。
「ねぇ、ショーツは貴男の手で脱がして♪」

俺は言われるがまま、彼女の腰に手を伸ばし、ショーツの淵に指を掛けた。
クロッチが愛液に濡れている。
ゆっくりと左右の脚を抜くと、彼女は俺の上に跨がっていた。
「昔から大悟が羨ましかった。逞しい肉体・優れた身体能力…あたしがどんなに努力しても手に入れる事ができないの。」
彼女は腰を動かし、俺のペニスの先端に膣口を宛がった。
「けれど、不可能ではなかったの。あたしが貴男の肉体を自分のモノにする方法があったのよ。」
彼女がゆっくりと腰を沈めてゆく。
痛みに顔が歪んでいる。
「処女だけが叶えることのできる魔法ね♪でも、あたしは処女どころか、女ですらなかった。」
時間を掛けて彼女は彼女の膣に「俺」を呑み込んでゆく。
「でもね…あたしが女になれば、処女であることには間違いないとわかったの♪」
彼女は互いに密着を果たした俺たちの接合部に手をのばし、何かを指に絡めた。
「ほら♪処女の証よ♪」
彼女の指には赤い条が付いていた。
「さあ♪貴男の肉体をいただくわね。我慢しなくて良いのよ。あたしのナカにたくさん射してね♪」
ペニスの先端が膣の奥に当たり、心地よい刺激があった。
暖かな膣全体が、俺のペニスを圧し包み、射精を促してゆく。
「ほら♪イッちゃいなさいっ!!」
彼女の命令とともに、俺の内に溜まっていたものが、精液とともに彼女の膣に放出される。
精が尽きてもまだなお吸引されてゆく。
「俺」の全てが肉体から吸い取られてゆくような感じがした…

 

 
「大悟。大丈夫だったか?」
兄貴の…男の声がした。
まだ頭がぼんやりしているし、身体中に変な違和感がある。
「しばらくはじっとしていた方が良い。なにせ、肉体を入れ替えたんだからな♪馴れるには時間が掛かるさ。」
「入れ…替えた?」

(???)
俺の発した声は「俺」のものではなかった。
「そうだよ♪入れ替えた。今は俺が大悟でお前が美佐だ♪」
「な、何を勝手に!!」
と俺は兄貴に掴み掛かろうとしたが、肉体のバランスに馴染めていない。それ以前に「美佐」の非力な肉体では何もできなかった。
「元に戻せよ!!」
と「俺」となった兄貴に言ったが…
「無理だね。あの方法は処女しか使う事ができない。処女を失ったお前はもうどうする事もできないんだ♪」
俺は二の句が継げなかった。
「俺はもう一度処女になれば別の肉体を手に入れる事はできるけどね♪」
兄貴は「俺」の顔で卑しい笑みを浮かべた。
「まあ、先の事は追々考えるとして…先ずは俺にも美佐の肉体を味わせてくれよ♪」

俺は何の抵抗もできず、組み伏せられてしまった。
「結構名器に仕上げてもらったんだ。お前も気持ち良かっただろう?」
兄貴のペニスが俺の股間に侵入してきた…

気が付くと、俺は「女」のように快感に淫声をあげまくっていた♪

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