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2015年12月 5日 (土)

電車の中で

満員電車の中、ラッキーにも席に座る事ができた♪
早速、俺は居眠りを決め込んだ。
居眠りとはいっても、俺の場合は少し違う。
俺は居眠りしている間に、精神を肉体から切り離す事ができるのだ。
いわゆる「生き霊」の状態になると、俺は他人に憑依できるのだ。

しかし、憑依と言っても俺が憑依した相手の精神を押し退け、その肉体を自由に動かすようなことまではできない。
精々、そいつと五感を共有するくらいだ。
が、それでも俺が自分では経験できないことを受動的ではあるが経験できるという事には大きな意義がある。

…で、
俺は自分の肉体を抜け出すと、満員電車の中を物色した。
殆どの奴がゲームをしたり音楽を聞いていたりで面白い事はない。
が、ドアの脇には美味しそうな獲物が待っていた。

大人しそうな女子大生の背後に、殆ど特徴のない中年男性がピタリと貼り付いていた。
乗客からは死角となる場所から、女子大生のお尻を悪戯していた。
置換…いや、痴漢だ。

俺の正義感が強ければ、今すぐ肉体に戻り、席を立ち、女子大生を救いに向かうのだが…生憎、俺にはそのような正義感の持ち合わせがなかった。
克てて加えて、俺は臆病なのだ。捕まった時の事を考えるだけで、一切の犯罪から距離を置いていた。
当然、痴漢などできる訳もないのだが、この男に憑依する事で、自分が痴漢をしている気になる事ができるのだ。
掌に伝わる女の尻の弾力。撫で廻していると女も上気してきて、時には甘い吐息をあげる。
スカートを擦り上げ、掌を中に入れる。
外気から遮断され、湿度の高まった股間…パンストの上から掌を這わせ、指先で絶妙な刺激を与えてゆくと、愛液が染み出てくるのを感じる事ができる。
女の側の準備が整うと、パンストの中に指を潜ませてゆく。
指先に愛液が絡み付く。更に奥に進めると、しっとりとした肉壁に挟まれる。
圧力を感じながら、女の膣に指を入れ弄んでゆく。
立っていられなくなった女を支えてやるが、その時には胸に手をやり、バストも揉みしだいてやる。
女は必死に嬌声を堪えている。
膣に入れた指は女が感じる所を執拗に責めたてていた。

ビクリ

と女が身体を震わした。
多分、イッてしまったのだろう。
ここまでできるのは、俺が憑依した痴漢の男のテクニックが素晴らしいのであって、決して俺自身にそのような能力があるのではないのだ。

今、女子大生を痴漢しているこの男がどれだけの技量を持っているかは定かではない。
が、騒ぎになれば憑依を解いて、元の肉体に戻れば良いのだし、痴漢行為は元々この男がやっていたものなので、それなりの刑罰を受けても仕方のないことだ。

俺は憑依すべく男に近づいた…

ガタン

車両が揺れた。
俺の目の前にはドアのガラス窓があった。
そこに写っているのは痴漢されていた女子大生だ。

 
俺は痴漢されている女の方に憑依してしまったのか?!

 

俺は尻を撫で廻されていた…
尻を撫で廻す男の掌は微妙な刺激を与えていた。
それはエッチな快感を伴い、この女もスイッチが入ったようで、小さく甘い吐息をあげていた。
その反応に気を良くしたのか、男はスカートを擦り上げ、掌を中に入れてきた。

(ち…一寸待て!! 俺は男だ。男に犯られる趣味はない!!)
と叫んでも、その声が男に届くことはない…

スカートの中、パンストの上から掌を這わされ、指先で絶妙な刺激を与えてくる。俺は愛液が染み出てくるのを感じていた。
男は指先で女の側の準備が整ったのを知ると、パンストの中に指を潜ませてきた。
直に割れ目に触れ、指に愛液を纏わす。愛液が絡んだ指を、更に奥に進めてくる。
膣の中は男の指に蹂躙されていった。

 
憑依している俺には、何もできない。
女子大生も男にされるが侭、何もできないでいる。
快感に耐えきれなくなったか、足に力が入らなくなった。
崩れ落ちる所を男が支える。が、その時に男の手は胸に廻っていた。
俺のバストが揉みしだかれていた。乳首が摘ままれ、新たな快感に俺は堪えきれず、女のように喘いでいた。

俺の喘ぎ声が聞こえる者はいない。
女も必死に嬌声を堪えている。
が、俺たちは快感の波に良いように弄ばれていた。
膣に挿れられた指は執拗に責めたててくる。
俺も彼女も限界に達し…

「んあんっ!!」
終に彼女は淫声を漏らした。
絶頂に達した彼女がガクリと首を垂れる。
意識を失ったようだ。

彼女の声に、乗客の視線が集まる。
こちらを見た乗客は、男の痴漢行為を目の当たりにした。
ざわめきが広がる。
満員電車の中、男には逃げ場はなかった…

 

 
俺は密かに女の肉体から抜け出していた。
(女の感覚も面白いな♪)
俺は新たな獲物を探して、満員電車の中をうろつくのだった。

 

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