« 惚れ薬 | トップページ | 落とし前(中編) »

2015年10月12日 (月)

落とし前(後編)

手当たり次第に女を弄んでいれば、幾つかは「男」のいる女を相手にする事になる。
中には最初の奴のように俺に危害を加えようとする奴もいる。
そんな輩は皆「女」にしてヒイヒイ言わせてやった。
しつこい奴はそのまま「女」にして放り投げてやる。
が、中には変なパターンもあった。

女とホテルに向かっている途中に偶然にも彼女の男とばったり出くわしてしまったのだ。
騒ぎになると困るので、その男も女にした。が、あろうことか「彼女」と瓜二つの姿になってしまった。
俺は双子の姉妹を引き連れてホテルに入った形になった。
驚いたのは「彼女」の反応だった。自分そっくりの女が自分の「彼」である事は把握している上で、彼に自ら女の快感を教えてやると意気込んでいた。
「自分と同じ肉体なんでしょ?感じる所は十二分に心得てるわよ♪」
と部屋に入るなり元彼を押し倒していた。

俺としては双子のレズプレイを見せ付けられている形になるのだが、やはりソレでは物足りない。
彼女逹の絡みに乱入してゆく。
彼女は巧みに俺の責め手の全てを自らの肉体に受け、自らは彼を責め立てるのに集中していた。
結局、俺は元彼の方には挿れることができなかったので、彼は彼女とうり二つの女のままと言う事になる。
朝になれば俺との出会いの記憶は無くなるのだが、突然現れた自分と瓜二つの存在に彼女逹がどう対処するのかは、俺の知った事ではない。

 

 
そしてとうとう俺は数人の男逹に囲まれてしまった。
彼等を皆女にして可愛がってやる事も可能なのであろうが、彼等もそれなりの準備をしていそうな事はあきらかだ。
「さあ、どう落とし前を付けてくれるんだ?」
と詰め寄られる。
もし殺されなかったとしても、ちんちんをチョン切られるくらいは覚悟しなければならないようだ。
が、痛い思いはしたくない。
(どうせ無くなってしまうなら…)

 

俺は俺自身に特殊能力を発動させた…

背が縮んでゆき、周りを囲む厳つい男逹を更に見上げる形になった。
髪の毛が腰に届く程に長く伸びたと思うと、頭の上に結いあげられていった。
胸が膨らみ巨大なバストを形成する。
ティーシャツが変形したブラジャーがしっかりとバストをホールドしていた。
服は胸元が広く開いたドレスに変わっていた。
胸元の谷間に俺の「男」の意識が反応する。
(この胸でパイズリしたら気持ち良いだろうな♪)
だが、この胸は俺の胸なのだ。俺は、この胸に奴らのぺニスを挟んでやることになるのだろう…

 
「ああん、あ~~ん♪」
俺はベッドの上で喘いでいた。
顔にはパイズリで浴びせられた奴らの精液がこびりつき、濃厚な牡の臭いを撒き散らす。
その臭いに俺の思考回路はズタズタにされてしまっていた。
「どうだ?オンナの快感は?」
俺の股間には代る代る奴らの逸物が突き挿れられる。
俺は快感に嬌声を上げ続けていた。

 

 
朝が来た。
奴らはいなくなっていたが、俺はまだ女のままだった。
当然だろう。
俺の特殊能力では、「俺」に犯られなければ元に戻れないのだ。

だが、これはこれで怪我の光明かも知れない。
奴等はもう俺を捕まえた事を覚えていない筈だ。勿論、俺が女になった事も♪
だから、奴等はこの先も「俺」を探し続けるだろう。
俺が奴等の前に姿を見せても「俺」とは気づかないのだ。もし声を掛けてきたのなら、それは俺を抱くためだ。

 
そう。今の俺は「抱かれる」存在なのだ。
なら、今度は男漁りに明け暮れようか♪

« 惚れ薬 | トップページ | 落とし前(中編) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 落とし前(後編):

« 惚れ薬 | トップページ | 落とし前(中編) »

無料ブログはココログ