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2014年12月21日 (日)

無題

俺は、誰がどう見ても「ストーカー」以外の何者でもないのだろう。
だが誓って、美穂ちゃんに直接迷惑をかける行為は行っていない。

美穂ちゃんの後ろで尾行する事はあっても、直接彼女に触れるのはおろか、声を掛ける事もしていない。
遠くから超望遠レンズで美穂ちゃんのプライベートを撮す事はあっても、ネットはおろか他の誰にも見せたりはしない。
美穂ちゃんの電話を盗聴する事はあっても、直接彼女に電話する事もない。

それが何で??

いきなり、お巡りに掴み掛かれれて警察署に連行された。
善良な市民の俺を、まるで犯罪者かのように扱うのだ!!
散々説教じみた拷問の末に「今後は一切美穂ちゃんに近づくな!!」と言い渡された。
美穂ちゃんに近づく勇気がないからストーカーのような事をしているんだ。と言っても耳を貸すような輩ではない。
俺は打ち蔆がれたように、警察署を出るとあてもなくトボトボと街を歩いていた。

 

 

「おい。そこの若者。」
と声を掛けられた。
俺の目の前に胡散臭そうな男がいた。
「世の中思い通りにならないと憂いておるのだろう?良いものをあげよう♪」
その男が差し出したのは、直径2cm・長さ30cm程の両端が半球状の筒だった。
「これにその人の髪の毛なり爪の先ならを入れて呪文を唱えれば、その人を思い通りにする事ができるんだよ♪」
その男はそう言って、この筒と呪文を書いた紙を僕に手渡した。
そんな物はいらない。と返そうとしたが、既に男の姿はそこにはなかった。

(髪の毛…か…)
美穂ちゃんの髪の毛なら、俺には膨大なコレクションがある。手に入れた一本一本に手に入れた日時とその時の状況を記したメモを添えてファイリングしてある。
男の言う事が正しければ、俺は美穂ちゃんを操って俺の下に来させることができるのだろう。
彼女の方から俺に近づいて来る分には、お巡りも何も言えないだろう。
俺は急いで部屋に戻ると、一番新しい美穂ちゃんの髪の毛を筒に入れて、紙に書かれた呪文を唱えた。
そね途端、俺の意識はスーッと遠くなっていった。

 

 

 
気が付いた時、そこは俺の部屋ではなかった。
勿論、病院に運ばれた訳ではない。この内装には見覚えがあった。
(美穂ちゃんの部屋だ♪)
超望遠レンズで覗いた部屋の内装、そのものだ。そして今、俺は美穂ちゃんの部屋を部屋の中から見ているのだ。
(?)
俺はいつの間に美穂ちゃんの家に上がり込んでいたのだ?
それに、ここは美穂ちゃんのベッドの上だ。
美穂ちゃんや家族に見つかったら、警察に突き出されて今度こそ犯罪者として刑務所に送られるに違いない。
(やばいよ、やばいよ!!)
俺はベッドから降りようとしてバランスを崩した。
「きゃん♪」
俺は尻餅を突き、悲鳴を上げた…?
(きゃん?)
女の子じゃあるまいし、そんな可愛らしい悲鳴をあげるか?
いや、その悲鳴の声自体、女の子みたいにトーンが高くなかったか?
(な、何だ?)
その時初めて、俺は目の前にあり得ない物を見ていた。
(これは…)
それは「胸の谷間」であった。位置関係からすると、その谷間を作っている双つの膨らみは、どうやら俺自身の胸に付いているようだ…

 
ひとつの可能性が頭を過った。
「その人を思い通りにする事ができる」と男は言っていた。
たとえば「憑依」なんかしてしまえば、言葉通りに自分の思い通りできるのだろう。
俺は鏡を探した。美穂ちゃんの机の上にはお化粧の為だろう、鏡が置いてあった。
覗き込むと、そこには美穂ちゃんの顔があった。
(もっと大きな鏡は?)
クローゼットの扉の裏側だ♪
そして、扉を開けると美穂ちゃんの全身が映しだされた。

ひとしきり、様々なポーズをとらせた後、俺は美穂ちゃんを「俺」の部屋に向かわせる事にした。
俺は、お気に入りのワンピースに着替えると、机の上の鏡を見ながら寝乱れた髪にブラシを掛け、軽くお化粧して出掛けた。

今日はストーカーがいない事が判っているので、気分が軽かった。
俺は何の疑いもなく「俺」の部屋に向かっていた。

 

カギの掛かっていないドアを開ける。
玄関でサンダルを脱ぐと、まっすぐに「俺」の部屋に入った。
部屋の真ん中に男が倒れている。「俺」だ。
手には例の筒が握り絞められていた。
寝息が聞こえたので、どうやら死んではいないようだ。
しかし、こんな所に倒れていては邪魔なだけだ。が、か弱い美穂ちゃんには、「俺」を仰向けに転がさせるのが精々だった。
(とりあえずは無視しときますか♪)

 
で、次に何をしよう?
折角、俺の部屋に美穂ちゃんが来てくれたのに、俺は何をしてもらうか全く考えていなかったのだ。
(とりあえず脱いでもらおうか?)
俺は窓のカーテンを閉めると美穂ちゃんのワンピースを脱がせた。
(これで良い?)
と「俺」に訊く
(まだだ。下着も取って全裸になれ!!)
(嫌よ。恥ずかしいわ。)
(何を言ってるんだ?俺の言う事には全部従う事になってるんだろう♪)
(はい…そうでした…)
俺は美穂ちゃんの下着を脱がせた。
俺の前に全裸の美穂ちゃんがいる。
(次は何をすれば良いの?)
(そうだな…俺のズボンの中からペニスを引き出せ。)
「俺」を見ると、ズボンの前が大きく膨らんでいた。
(勃起しているの?)
(ああ。全裸の美穂ちゃんを見ては勃起しないではいられないよ♪)
俺は「俺」の傍らに膝を突いて座ると、ズボンのベルトを外し、中から勃起した「俺」のペニスを取り出した。
(美穂ちゃんの手で弄ってくれないか?)
俺は「ハイ…」と言って、それを握った。
(でも、手だけで終わる訳ないよね…)
と頭の隅で思いながら、握った掌を上下に動かしていった…

 

 
ドクリッ!!
苦い粘液が俺の口の中に溢れていた。
「俺」のザーメンだ。
「俺」自身は美穂ちゃんに奉仕してもらって気持ちが良いに違いないのだろうが、今現在「奉仕」を行っている俺自身には何のメリットもないように思えた。
(次は美穂ちゃんのおまんこに挿れさせてくれないかな♪)
と、次の要求があった。
そこに至るのも必然とは思うが、美穂ちゃんはまだ処女なのだ。
それは俺の想像ではなく、俺は処女である事を知っていた…それは美穂ちゃん自身の記憶だった。
俺の内に美穂ちゃんの記憶の断片が紛れ込んできていた。
「美穂ちゃん」は「俺」の指示に従う事を嫌がっていた。
が、俺は「俺」の欲望を満たす事を優先した。それが俺の存在意義に違いないのだから…

俺は「俺」のズボンを剥ぎ取った。依然と「俺」のペニスは硬く勃起していた。
俺は美穂ちゃんを「俺」の上に跨がらせた。
ペニスの先端が股間に触れている。
俺は腰の位置を調整し、膣口に先端を誘導した。
ゆっくりと腰を降ろしてゆく。
俺の膣の中に異物が侵入してくるのが解った。
「痛ッ!!」
思わず声をあげてしまう。「俺」のペニスが処女膜を突破しようとしているのだ。
(さあ、挿れてしまおう♪俺と美穂ちゃんがヒトツになるんだ♪)
痛みを堪えて、更に腰を下ろす。尻たぶが「俺」の脚に触れ…密着した。
(俺と美穂ちゃんは、これでヒトツになれたんだね♪)

「それは良かったな。お前の望みは叶えられた訳だ♪」
男の声がした。
いつの間にかそこに、俺に筒を渡した男が立っていた。

(まずい。下半身まるだし!!)
(イヤッ。まっ裸じゃない!!)
(何で、エッチの最中に?)
(ドア、カギ掛けてなかった?)
様々な思いが俺の頭の中で一気に爆発した。
「望みは叶ったが、まだ満足できてないのだろう?私が手伝ってあげようと思ってね♪」
「手伝う?」
「そう。こうするんだよ♪」
奴は「俺」の髪の毛を抜くと、あの筒の中に入れた。
「さあ、これからが本番だよ♪」

思いもしなかった方向から声がした。
見ると「俺」が目を開き、卑しい笑みを浮かべていた。
「美穂ちゃんには、私が徹底的にオンナの快感を教えてあげるからね♪」
「な、何を言ってるの?あた…俺は男で…」
「おまたに私のチンポを咥え込んだ状態で、まだそんな事を言うのですか?」
「これは俺のだ。その体も…」
「貴女の体はそれでしょう?貴女が愛して止まないオンナのカラダ…」
力強い腕が、あたしをベッドの上に転がした。
「さあ、たっぷりとオンナの快感を教えてあげるよ♪」
あたしの膣の中で、彼のペニスが更に太く、硬くなったのを感じた♪

 

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