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2014年4月22日 (火)

夜の通勤電車で

最終電車も近い夜の通勤電車。
向かい側の窓には、少々にやけ顔の俺が映っていた。
そうだろう♪俺の鼻には心地好い香りが届いているのだ。
隣に座っていた可愛い女性が、一日の疲れに負けて居眠りをしている。
彼女の頭は、俺の肩にもたれ掛かり、俺の顔の近くになった彼女の髪の毛から芳香が漂ってくるのだ。

 

つまり、今、彼女には「意識」がない♪
と、なれば彼女の肉体を自由にできる絶好のチャンスだ。
アナウンスはないが、もうすぐ次の停車駅だ。俺は意識を集中し、霊体の半分を彼女の肉体に押し込んでいった…

ゆっくりと瞼を上げると、今までと同じ景色が幾分か傾いて見えた。
それは俺が頭を隣の男の肩に預けているからだ。
勿論、男は迷惑だなんて思ってもいない。…隣の男は俺自身なのだ。
再び瞼を閉じ、この肉体が感じているものを共感してみる。
胸の下周りを締め付けているのはブラジャーだ。
カップの中にはこの女の乳房が収まっている。その程好い重量感を自分自身で感じていた。
勿論、股間はショーツとパンストに被われている。そこには邪魔なモノはなく、谷間は少し湿り気を帯びていた。

社内アナウンスが到着を告げる。
俺は霊体を各々の肉体に半々になるように調整し、二人一緒に立ち上がった。

二つの肉体を同時に操る時には、細かな操作が難しい。本当は別々に行動させたいが、俺の肉体を電車に残したままにするのも不巧いので、二人肩を並べるようにして電車を降りた。

 

俺達は駅を出ると、そのまま手近のホテルに転がり込んだ。
勿論、女の同意なんか得ている筈もない。(そもそも、この女が何者か?名前だってまだ聞いていないのだ♪)

先ずは俺の肉体をベッドに転がし、霊体を女の方に移してしまい。これで、俺はこの女を100%支配できる。
服を脱いでシャワーを浴びた。鏡に映る女の姿はとてもセクシーだった。
「ぁあん♪」と喉を鳴らす。甘い女の媚声が風呂場に響いた。

ひとしきり女の肉体を堪能した後、俺はベッドに戻ってきた。
ベッドの上には「俺」がごろりと寝転んでいる。
俺は「俺」の上に跨がると、ズボンのベルトを外した。少しだけずらして、パンツの中からペニスを引き出す。
未だ柔らかなペニスを口に咥えて刺激を与えてやると、即に硬くなった。
俺は硬くなった「俺」のペニスを俺の股間に宛がうと、ゆっくりと腰を下ろしてゆく。
濡れそぼった膣の中にペニスが圧し入ってくる。肉襞が刺激され、えも言えない快感が沸き起こる。
「ああ…ああん♪」
俺は女の声で快感に喘ぐ…
自ら腰を振り、膣の中でペニスを暴れさす。
快感だけを求めて、俺は全身を悶えさせる。
「ああ…イクぅ…イッちゃう~!!」
オンナの快感が絶頂を迎える。
ペニスから吐きだされた精液が子宮口を叩く。
俺は快感とともに全身を弛緩させ「俺」の上に倒れ込んでいた。

 

気が付くと、俺は仰向けに寝かされていた。
力強い腕で脚を広げられ、ざらついた舌が俺の股間を舐めあげていた。
勿論、ソコには醜い突起物はない。ソコには自らの愛液と、男の唾液に濡れた割れ目があった。
男の舌が割れ目に潜り込み、小さな突起物を探りあてた。
「ああん♪」
俺は快感に喘いだ。敏感なクリトリスを刺激され、思わず喘いでしまった。
男の舌遣いが中断した。
「気が付いたのか?可愛らしい声で啼くねぇ♪」
「だ、誰?」
「このシチュエーションだ。お前も合意の上でこの男としけ込んでいるんだろう?」

俺はサーっと背筋が寒くなるのを感じた。
「俺」の肉体が見知らぬ男の霊体に乗っ取られてしまったようだ。
男は俺の霊体がこっちの女の肉体にあるとは思ってもいないのだろう。
奴は今「俺」の肉体を得た事で興奮している筈だ。この状態では「俺」の肉体を取り戻すのは難しいだろう。
奴が気を緩めたタイミングで仕掛けるしかない。
その為には、俺はこの女を演じ、奴にSEXで満足してもらうしかないだろう…

「ごめんね。ちょっと記憶が混乱してたみたい。今度はあたしがフェラしてあげるわ♪」
俺は起き上がると、奴の前にひざまずいた。

 

「あ、ああ~ん!!」
これで何度目だろうか?奴にイかされたのは?
奴は俺以上に絶倫で、何度ヤッても一行に疲れを見せなかった。
このままだと、奴に肉体を奪われたまま、俺の方が意識を失ってしまいそうだ。

…でも、それで何か問題があるのか?
奴に肉体を奪われたとしても、俺という存在はこの女の中に残っている。俺が消えてしまう訳ではないのだ。
それに、女として得られる快感は何物にも代えがたい。
このまま女として生きてゆくのも悪くない選択肢じゃないのか?

そう思った時、俺の内の緊張の糸がプツリと音をたてて千切れていった。
「ああああ~~ん!!」
俺は快感とともに意識を手放していた…

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