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2014年4月 7日 (月)

無題

割れ目に沿って指を這わせる…

 

俺の股間はすっかり変わってしまっていた。
そこからは、じわじわと淫汁が染みでてきて、俺の指を湿らす。

俺の指もまた変化していた。全体的に少し小さくなった以上に、指の一本一本がちょっと力を入れれば簡単に折れそうな程細くなっている。
指の爪は長く延び、様々な色に塗りあげられていた。

その指が、割れ目の肉襞に割り込んでゆく。
と、同時に俺の股間から胎内に侵入してくる異物…俺の指を感じる事ができた。
それの侵入口は「男」には存在しな筈の器官…膣口…である事も解っていた。

今の俺には膣があり、その奥には胎児を宿すための子宮も存在しているのだ。
その両脇には卵巣があり、奴等はそれらがみな正常に機能していると言っていた。
…つまり、男とSEXして中出しされると、俺も妊娠する可能性がある。ということだ。

男だった「俺」が、妊娠し、出産し、赤ん坊に乳をやる…なんて事など、想像できない。
が、今の「俺」は完全に女であり、そういう未来の存在を否定する事はできないのだ。

 

「んぁん…」
快感に吐息が漏れる。
その声は快感に喘ぐ「オンナ」のものに違いはなく、俺が感じている快感は「オンナ」の快感そのものだった。

「どうだい?そろそろ本物が欲しくなってきただろ?」
奴の声に、俺の意識が引き戻される。
「ば、馬鹿言うな。こんな姿になっても、俺は男だ!!」
などと言っても、濡れた股間を見られては説得力に欠ける。
それに、俺の視線は奴の膨らんだ股間から放せなくなっていた。
「己の欲望に素直になれば楽になるぞ♪」
「だ、誰が!!こうなったのも、お前らが俺に媚薬でも盛ったんだろう?」
「欲しければ、もっと強力なのを処方してあげますよ。」
奴は否定する気など更々ないようだ。
「貴女のフェロモンで、私の方も我慢の限界になりそうですよ♪」
と、奴は俺の鼻先に奴の股間を近づける。
芳香が漂う。
俺の股間から汁が滴る。
「さあ、手を伸ばして♪」
俺は奴の言う侭に奴のズボンのチャックを下ろし、トランクスの奥から奴のペニスを引き出していた。
堪らずに口に咥えていた。
喉の奥にまで送り込む。俺の鼻を奴の陰毛が擽る。
「よい娘だ♪」
奴は俺の長い髪を掴み、俺の頭を前後に誘導する。
俺の口の中を奴のペニスが往き来する。
奴のペニスは更に硬さを増していた。

 

 

俺は自ら奴の上に跨がっていた。
勿論、俺の膣の中には奴のペニスが収まっている。
この状態で自ら腰を振り、快感を追い求めていた。
俺は幾度となくイッていた。
そして、奴も遠慮なく、俺の膣に、子宮に奴の精液を送り込んでいた。
俺は、ただ、ただ、快感のみを追い求め、妊娠の可能性など忘れ果てていた。

俺はあられもなく、嬌声を撒き散らしていた。
俺は、俺自身がもう「女」以外の何者でもない事を知っていた。

が、俺はそれを認めたくない…

快感だけを求めている…

俺は…

 

 

「…あん♪ああ~~ん!!」

 

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