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2013年11月30日 (土)

明日になれば

「なあ?一晩だけ〈女〉になれるって薬があったら、使ってみたいと思わないか?」
悪友の勇次がそんな話を持ってきた。
「薬って事は女装とかじゃなく、肉体を性転換させるって事か?」
「た、多分そうだと思う。外国語のサイトだったんで、あまり良くわからなかったが、写真では確かに男が女に変わってたよ♪」
「本当か?URL教えてくれ。俺が確認してみる。」
「残念♪URLを控え損なってた。発注は終えているから、2~3日したらモノが届くよ。」
「そんな怪しい薬、誰が飲むんだ?」
「嗚呼…俺はお前を親友…いや、大親友と思っていた。お前ならYESと言ってくれると信じていた…orz」
「お前は自分自身で飲んでみようとは思わなかったのか?」
「俺は女の子とお付き合いしたかったんだ。けど、近くに話しのできる女の子がいない。だから、親友に女の子になってもらおうと…」
「それで、そいつにいくら使ったんだ?」
「1瓶千円のを10本…」
「千円?安過ぎないか…海外のサイトって言ったな?もしかして円ではなくドルじゃなかったか?」
「…そう言えば、金額の頭に$が付いていたような…」
俺は奴のバカさ加減に呆れて、話の本題を忘れてしまっていた。

 

 

「例の薬。結局、送られてきたのは1本だけだったよ♪」
勇次が持ってきたお茶のペットボトルの1本を俺に渡し、残りの一本を自分で開けた。
「例の薬?」
俺は先日の会話をすっかり忘れていた。
俺は喉が乾いていたので、渡されたペットボトルのお茶は一気に俺の喉を通過していった。
(…)
「これ、いつものお茶と味が違うな?」
俺が奴を見ると、奴はにやりと笑った。
「ああ、多分俺が頼んでも飲んでくれないと思って、ペットボトルの中身をあの薬にすり替えておいたんだ♪」

そうこうしているうちに、あたしの肉体は変化を始めていた。

股間に付いていた余計なモノが消え、女の子特有の器官が造られていった。
それは見えるところだけでなく、お腹の奥にまで変化が及んでいるように感じられた。

そして、胸が膨らんでゆく。
ブラの要らなかった真っ平らな胸にEカップのバストが出来上がっていた。
胸が苦しくなったけど、我慢できない程じゃない…
あたしの体が全体的に縮んだみたい。
胸と腰以外、服がブカブカになる。ズボンの裾も30cm以上は余っている。
靴もブカブカになっていた。歩く事もできない。
「どうしてくれるのよっ!!」
あたしは勇次に抗議した。が、奴はニヤニヤ笑っている。
「な、何よ!?」
「ん、ああ。御免♪お前が余りにも可愛くなってしまったんで驚いてしまったんだ♪」
「少しは考えてちょうだいね。こんな格好じゃ、動くに動けないでしょ!!」
「そ、そうだね。何か着替えが必要だね♪」
奴はそう言うと、グイとあたしを抱きあげた。
あたしは女の子みたいに「きゃっ♪」と叫んでしまった。
所謂「お姫様だっこ」で、あたしは勇次の部屋に運ばれていった。
「で…どうするつもり?」
あたしは勇次のベッドに座らされていた。
その向かい側に勇次が椅子の背を腹に当てて座っている。
携帯を取りだし、どこかに電話している。
「良子か?ちょっと困った事があってな♪家に来てくれないか?」
良子と言うのは奴の妹で「兄貴と居るとバカが移る」と実家を出て独り暮らししている。
彼等の両親は海外赴任中という事で、今この家には勇次独りしか居ない。

 
「ただいま~♪」
しばらくして良子ちゃんの声がした。
「勝也さんも来てたんだ…」
がちゃりと勇次の部屋のドアが開く。
「バカ兄貴は今度はどんなバカやったの?…っあ、いらっしゃい…。あ、兄貴ぃ…どなた?」
あたしの姿に気付くなり、良子ちゃんの勢いがいきなりトーンダウンした。
「良くあたしが来てたの判ったわね。…って、玄関にはあたしの靴が転がっていたか♪」

「だれ?」と良子が勇次に耳打ちする。
「勝也よ。こんな姿になっちゃたけどね♪」
「俺が買った薬を勝也に飲ませたら、こうなった。」

「本当に勝也さん?」
良子がマジマジとあたしを見る。
「そうよ。着ていた服や靴がぶかぶかになって身動きできないって言うと、勇次があたしをここに運んでくたの。そして、良子ちゃんに電話してくれて、今、貴女が着いたという所ね♪」
「薬ねえ…また、海外の怪しいサイトで買ったんでしょ?効果はいつまでなの?」
「勇次は一晩と言ってたわ。」
「つまり、まだしばらくはその姿のままなのね。あたしの服がまだ置いてあるから、それを着ましょうか?」
「お願いするわ。」
あたしは良子の部屋に入っていった。
「バカ兄貴は終わるまで待ってろっ!!」
あたし逹に続いて部屋に入ろうとした勇次は良子に激しく拒絶されていた。

 

「ねえ、勝也さん。もし、このまま元に戻れなかったらどうする?」
「ちょっと良子ちゃん。怖いコト言わないで頂戴。可能性がない訳じゃないんで、できるだけ考えないようにしてるんだから。」
「あのバカ兄貴の事だから、責任取って一生面倒見る…なんて言い始めないとは言えないわよね。」
「それこそ勇次のシナリオ通りって事になるわ。あたしと付き合うだけじゃなく、その先まで……考えたくもない!!」
「あたしは勝也さんが〈お義姉さん〉になってくれると嬉しいな♪」
「ヒトゴトだと思って勝手な事言わないでよね。」
あたしは良子ちゃんの出してくれた下着や服を身に着けていった。

「ところで勝也さん。話し言葉が女言葉になってるけど、あたし逹の前では無理しなくて良いわよ。」
「えっ!!女言葉?あたしはいつも通り…って、今、自分のこと〈あたし〉って言ってた?」
「うん♪」
「うそ……あ、あ、あ。あいうえお。お、れ、お、れ…あたし…ダメね。自分のことは〈あたし〉ってしか言えなくなってるみたい。」
「勝手に女言葉になっちゃうってこと?」
「そうみたいね。おかしくなければ、このままで良いかしら?」
「あたしは別に構わないけど…。勝也さんって順応力高いんだ♪」
「そんな事はないと思うけど…ねえ、服、こんなもんで良いかしら♪どこかおかしくない?」
「ちゃんと着こなしてますよ。これでお化粧すれば、誰も勝也さんだと判りませんよ。」
「そうね♪何か足りないと思ったらお化粧かぁ…」
「勝也さん、お化粧なんかできるんですか?」
「やったことはナイけど、何故かできる気がする。貸してもらえるかしら?」
あたしがお化粧を始めると、「へ~♪」と良子ちゃん
「どこかおかしい?」と聞くと
「手際が良いなぁ、って感じただけ♪」
仕上げにルージュを塗っておしまい。
「どお?」って聞くと
「バカ兄貴が惚れ直すかも♪」
「何言ってるのよ。勇次とはそんな関係じゃないんだから♪」

 

「終わったよ♪」
と良子ちゃんと一緒に勇次の部屋に戻った。
「お、お前…本当に勝也か??」
それが彼の第一声だった。
「残念ながらね♪」
「どこが残念なんだ?全然問題ないよ♪こんな美人の彼女だと自慢し甲斐がある。」
「だ、誰に自慢するのよ!!第一、いつあたしがあんたの〈彼女〉になったの?」
「ツれないなぁ♪折角晩飯奢ってやろうって気になってたのに…」
「それ、あたしも人数に入ってるんだよね?あたしがいなけりゃ兄貴なんて何もできなかったんでしょ?」
「むむ、それを言われると…」
「良子ちゃんと一緒なら、あたしも行っても良いかな?」
「そうそう♪良子も行くから、勝也も来なさい♪」

と、三人で食事に出る事になった。

今までの靴のサイズが合わないので、あたしは良子ちゃんのサンダルを借りる事になった。
しかし、それは踵が異常に高かった。
踵の高い靴に慣れていない(これまでこんな靴、履いたことなんてないのだ!!)あたしは、即にバランスを崩しそうになる。
良子ちゃんの提案に従い勇次の腕を抱えるようにして支えにした。
(良子ちゃん!!コレを狙ってあたしに貸すサンダルを選んだんじゃない?)

良子ちゃんの提案は他にもあった。
それは、あたしの名前だった。
見た目が完璧な女の子を「勝也」と呼ぶのは不自然この上ないとのこと。
そこで、あたしは新しい名前「佳弥」で呼ばれることになった。

良子ちゃんが先を歩き、勇次とあたしが並んでその後を歩く。
あたしの容姿を自慢したいと勇次が言っていたのを思い出す。
あたしが今、公衆の面前に晒されているのだと思うと恥ずかしさが込み上げてくる。

 

「よう♪勇次じゃないか?」
声を掛けてきたのはあたしも知っている男だった。
「お前が女連れなんて珍しいじゃん?」
「い、妹の友達だよ。これから、ちょっと食事にでも♪って。」
「へぇ、気前が良いじゃん。なあ、彼女♪食い物に釣られちゃ駄目だぞ。こいつは即、狼に変身する奴だからな♪」
彼は田中だった。彼の様子では、あたしが勝也であるとは思ってもいないようだ。
「大丈夫。兄貴の事は佳弥さんもちゃんと解ってるから♪」
「へいへい♪お邪魔虫は即に退散しますね。じゃ、また♪」
と田中の奴が去っていった。
「な、何よ?その〈ちゃんと解ってる〉って。まるで、あたしが勇次と付き合ってるみたいじゃない!!」
「こ、言葉の綾よ。深い意味はないわ♪」
「本当でしょうね?」
あたしが転ばないように注意しながら歩き、良子と言いあっているうちに目的地に着いたみたい。

「なんだぁ、ファミレスかぁ~」
一気に良子が不平の声をあげる。
「嫌なら帰って良いぞ。俺は佳弥と二人だけの食事を楽しむとする。」
「それこそ却下!!兄貴と佳弥さんを二人だけにしておくなんてできないわ。」
「別に俺は…」
「ここに入るんでしょ?大人3人。禁煙のテーブル席希望よ。」
と良子ちゃんは勇次の言葉を遮ると、受け付けの女の子にウエイトリストに追加してもらっていた。

程なく、席に案内される。
良子ちゃんとあたしがソファ側に座り、勇次は向かい側の椅子に座った。
「決まりましたらボタンを押してください。」
といつもの台詞を言って、店の女の子が立ち去ってゆく。
「俺はビールとミックスプレート。お前逹も適当に選べ♪」
あたし逹は広げたメニューを眺めた。
「あたしはクラブハウスサンドかな。佳弥さんはどうする?」
良子も即に決まったみたい。
結局、あたしも良子と同じものをたのんだ。

 

「どお?少しは落ち着いた?」
あたし逹は食事も終わり、デザートを食べていた。
「落ち着いた…と言うか、なんかどうでも良くなったって言う感じね♪」
「何か佳弥さん、すっかり兄貴の彼女ですって感じ。」
「まあ、それとの付き合い方も含めてね♪」
「俺は〈それ〉扱いかよ?」
「文句言わないの!!折角、佳弥さんが兄貴の事を彼氏と認めてくれたんだからね♪」
「そうか?そうなのか!!??」
「だから、どうだって良くなっちゃったのね♪勇次があたしを彼女したいならすれば良いし、良子ちゃんのお義姉さんが良ければなってあげるわ♪」

あたしがそう言うと、勇次と良子が顔を見合わせた。
そしてヒソヒソ声で…
「兄貴、あの薬の効果って、本当に一晩だけなの?」
「たぶん…だが、違うかも知れない…」
「そこ、重要な所よ!!確認できないの?」
「…」

「明日になれば判るんでしょう?それに、あたしはずっとこのままでも良いかもって思ってるから♪」
そう言うと、二人の視線が一瞬であたしに降り注がれた。
「だから、今夜は勇次ん家にお泊まり♪良いわよね?」
とあたしが宣言すると、
「お、俺は問題ないぞ!!」
と鼻息の荒い勇次。
良子は少し考えて
「寝るのはあたしの部屋のベッドを使って頂戴。但し、部屋の鍵は絶対に掛けてね♪あのケダモノを部屋に入れないようにしてねっ!!」

 
あたしのお泊まりが決まった所で、あたし逹はファミレスを後にした。
次に向かったのは深夜まで開いているスーパーだった。
あたしのお泊まりに必要なものを買い揃えるの♪
歯ブラシにタオル。簡単な部屋着と下着を少々…
スーパーなのでオバサン向きの地味なのしかないけど、良子ちゃんの下着をそう何枚も借りる訳にはいかないでしょ?
あとはサンダル。
良子ちゃんの思惑で貸してもらったのは、彼女自身も怖くてなかなか履かなかったものだったのよね♪
安くて歩き易い踵の低いサンダルがあったので、即に買ってしまった。

 
靴を履き替えて勇次の家に戻った。
良子ちゃんとは途中で別れた。

あたし逹は、暗い夜道を二人並んであるいていった。今度は足元も安定しているし、買い物した荷物もあるので、勇次とは離れて歩いていた。
(…)
何であたしはその事に不満を感じてるの?
あたしは既に、良子ちゃんとの約束を無視する事に決めていた。
勿論、良子ちゃんの部屋に勇次を入れたりなんかはしないわよ。
ただ、あたしの寝る場所が、良子ちゃんのベッドではないってこと…
あたしが勇次のベッドで抱かれることは、もう変えようのない決定事項なの。
あたしのこの肉体は、今夜勇次に抱かれるためにだけ存在している…
はたして、勇次はあたしを抱いてくれるだろうか?

 

「んあん、ああ~ん♪」
あたしの懸念は何の問題にもならなかった。
あたしが勇次のベッドに潜り込むと、勇次があたしを抱き締めてくれた。
「良いのか?」
と聞く勇次に、あたしはコクリと頷いていた。
服が脱がされ、下着が剥ぎ取られる。
勇次の股間は熱く勃起していた。
あたしは勇次の上に跨がると、逞しく屹立したぺニスを口に咥えた。
勇次は悦んで、あたしの口に物凄く濃いいザーメンを送り込んできた。
あたしは躊躇わずにソレを飲み込んでいた…

体が入れ替わる。
あたしは勇次に組み伏せられていた。
あたしのお尻を撫で回していた手が股間に滑り込む。
指先でお豆が刺激されると、あたしの膣に愛液が満ちてゆく。

「いくぞ!!」
と勇次。
彼の硬いモノがあたしなお○んこに挿入された。
それはどんどん奥に入ってゆく。
「あん♪」
あたしが軽く叫んだ時、彼の先端があたしの子宮口に当たっていた。
そして、勇次のピストン運動が始まる。
「ああ、佳弥のナカは気持ち良いぞ♪」
あたしの中で動きながら、彼のぺニスは快感に身震いする。
「ぉおっ、で…射るぞっ!!」
彼のぺニスは大きく震え、あたしの中に大量の精液を放出した。
あたしの膣が彼の精液に満たされる…精液が、そこからあたしの中に流れ込んでくる…
あまりの快感に、あたしは意識を失なってしまった…

 

俺は勇次のベッドの中で寝ていた。
勇次は隣でイビキをかいていた。
俺は奴を起こさないようにして、そっとベッドから抜け出した。

立ち上がると、昨夜の残滓が内股を垂れ落ちてゆく…
俺の脳裏に昨夜の恥態が蘇ってくる。
俺は「女」として勇次に抱かれたのだ…
(女?)
俺は自分の肉体を見下ろして見た。
そこには、大きな膨らみがあり、股間には本来あるべきシンボルはなく、俺の胎の奥に続く谷間が刻まれていた。
そして胎の奥…子宮…が疼いているのを感じた。

 
「佳弥♪起きてたのか?」
ベッドから勇次が声を掛けてきた。
「勇次!!」
俺は彼に向き直った。
「な、何でだよ。元に戻ってないぞっ!!」
「そうかぁ…でも、そのままでも良いんじゃないか?昨夜は結構悦んでいたみたいだぞ♪」
「あ、あれは…身も心もオンナになってしまってたからだ。俺の自我が戻った状態でオンナを続けることはできない相談だ。」
「変な意地張ってないで、心もオンナにしてしまえば、何の問題もないだろ?」
「そうはいくか?!俺は男だ。早く体の方も男に戻してくれ!!」
「とは言ってもなぁ…俺にはどうなってるか解らないし。それより、もう一回ヤらないか?」

ドクンッ!!!!

奴の言葉に俺の心臓が大きく跳ね上がった。
俺の視線は奴の股間…屹立したペニスから離すことができなくなっていた。
子宮の疼きが大きくなり、俺の股間をタラリと滴が線を引いてゆく…
(お、俺は男だ。男のまま奴に抱かれるなんて許されない!!)
とは思うが、俺の足は一歩づつ奴に近付いてゆく…
「きゃん!!」
突然、奴に抱き付かれ、ベッドに押し倒される。
俺は女の子のように叫んでいた。
「やっぱり佳弥は可愛い♪」
と彼がキスをしてくる。
俺は抗うこともできずにいた。

「ぁあん…」

胸を弄られ、俺は女のように喘いでいた。
「や、やめろ…ひゃん♪」
口では抵抗を試みるが、彼の手が俺の股間に潜り込むのを阻止できなかった。
彼の指がお豆に当たり、叫び声が上がる。
「佳弥の肉体は嫌だとは言っていないようだね♪」
彼の指が俺の股間を濡らす愛液を掬っていた。
「だ、駄目だよぅ…」
俺の体は俺の指示をまったく聞いてくれない。
勇次の動きに誘導され、俺は彼の前に股間を開いていた。
「佳弥は可愛いな♪」
「俺は佳弥じゃない!!」
「いい加減、佳弥であることを受け入れた方が良いよ♪」
勇次はそう言って、俺の開かれた股間を舐めあげた。
「んあん♪」
快感に淫声があがってしまう。
「素直に快感を認めようよ♪佳弥は女の子なんだ。性の快感に敏感な淫乱女だって認めてしまおう♪」
「お、俺は…」
抗おうとする俺を勇次の指が翻弄する。
昨夜の一晩で、俺の「女」の体のどこが感じるかを把握してしまったようだ。
「あん、ああ~ん♪」
俺は堪らずに身を捩り、よがり声をあげてしまう。
「こんなに感じられるのは佳弥がオンナだからだよ♪」
「だ、駄目。これ以上やったら…」
「昨夜はもっと凄いコトもしたんだよね♪思い出してごらん?」
否、思い出したからこそこれ以上は…

「あっ!! ああ~ん♪」
思わず喘ぎ声があがる。
彼のペニスが俺の膣に侵入してきたのだ。
「止めろ。それ以上挿れるな!!」
「じゃあ、ここまでなら挿れていて良いんだな?」
と彼の挿入が止まった。
「ち、違う…んあっ、ああん♪」
「じゃあ、どうすれば良いんだ?」
「ま、先ずは動かすなよ。変に動くと感じてしま…あんっ♪」
「俺はさっきから動かしてないぞ。お前が勝手に腰を揺らしてるんじゃないか♪」
「そんな…」
否定しようとしたが、確かに俺の腰は快感を求めてくねっていた。
俺の腰は、彼のペニスをもっと奥に誘うかのように突き上げるような動きに変わっていた。

「なあ、俺はどうすれば良いんだ?」
俺の脚は彼の腰にからまり、離れられない状態になっている。
彼としてはどうすることも出来ないのだろう。

そうしている間にも、俺の膣は勝手に彼のペニスを締め付けている。
萎えないように、絶えず刺激を与え続けていた。
「い、今、脚を解くからな。」
とは言ったが、脚はなかなか俺の自由にはならない。
そのもがいている行為が、彼のペニスに更なる刺激を与えてしまったようだ。
「か、佳弥…」
彼は限界を告げようとしたのだろう。だが、それよりも速く彼のペニスは大きく脈動していた。

「何?待って!!」
俺の反応は一瞬遅かった。
彼の精液が、俺の膣に、子宮に、注ぎ込まれてゆく…とてつもない快感を伴って…
「ああっ!!ああああ~~~…」
俺は快感に絶叫し、意識を飛ばしてしまっていた…

 

俺は再びベッドの中で目覚めた。
勇次は服を着て傍らに座り、俺の顔を覗き込んでいた。
「済まんな。責任は俺が取る。お前が一生幸せでいられるようにしてやるよ。」
「それって、プロポーズのつもりなのか?」
俺は奴のマジ顔に、笑うに笑えなかった。

俺に選択肢がない事は解っていた。
俺は「女」として彼を受け入れてしまっていた。
…そう、意地を張る必要なんかないんだ…
俺は…あたしは…もう「女」なのだ。
そして、あたしは彼を…勇次を愛している。
「良いよ。よろしくな♪」
そう答えたあたしの顔に彼の顔が迫る。
あたしは瞼を閉じた…

優しくて、長いキスが続いた。
いつまでも…

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