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2012年9月30日 (日)

自動航行の間に…(4/4)

 
イッたと同時に気を失っていたようだ。
自分のベッドで目覚めた後も、ずっとぼーっとしていた。それは、シャワーを浴びるため、全裸になり、ガードルを外して初めて自分が「男」であった事を思い出した程だった。
シャワーを浴びても、ぼーっとした感覚は続いていた。
部屋着に買ったワンピースを被り、ベッドの端に腰掛ける。
向かいの鏡に「あたし」が写し出される。

「どうなっちゃったんだろう?」
自問しても、答えは判っている。
あたしは「女の子」でいる事を受け入れてしまったのだ。
(オーナーの事だ。これからどんどん、あたしを「女」にしていくに違いない。)

予感は外れる事はなかった。
その日もオーナー宛の荷物があった。
昨夜と同様、夜遅くに戻ってきたオーナーが荷物を解く。中から出てきたモノをあたしに手渡した。
「ちょっと値が張ったが、可愛いお前の為だ♪」
(あたしの為?)
キュンと胸が締め付けられるような気がした。

それは半球状の透明なプラスチックの容器が二つ…それぞれに管が付いていて、その先に卵形のポンプがある。
見るからに用途が判る。半球の部分をそれぞれ、あたしの胸に当て、ポンプで空気を抜くと胸が膨らむ…筈もない事はオーナーも判っている筈だ。
「その中に袋が二つ入っていなかったか?」
とオーナー。良く見ると液体の入った袋があった。他の梱包材と混じってしまっていたようだ。
「その袋をポンプの付け根の取り付け口に填めるんだ。」
オーナーの指示に従い、左右のポンプに袋を取り付けた。
準備が完了すると、オーナーは、あたしの背後に廻り二つの容器をあたしの胸に圧し付けた。
「さあ、ポンブを操作して♪」
あたしは左右のポンプを握り…放した。

容器の中が負圧になるのが解る。胸が吸い上げられる。
ポンプの付け根の袋からも液体が吸い出された。液体は二重構造のパイプを逆流し容器に到達する。
そして、液体は容器の壁面(これも二重構造のようだ)を伝い、あたしの胸へ…
液体はあたしの胸に染み込み、内側からあたしの胸を押し上げる…

「繰り返すんだ。」
オーナーの声に従いポンプを操作すると、容器の中を着実にあたしの胸が満たしていった。

「良いだろう♪」
オーナーの声が掛かる。袋の中からは液体が全て吸いだされていた。
(これが皆、あたしの胸に入ってしまったってコト?)
容器が外されると、形の良いオッパイが出来上がっていた。乳首も大きく膨らんでいる。
「女のバストそのものだろう?これなら、セクシーなランジェリーも思うがままだな♪」
(やはり、これだけ大きいと、ブラは必需品みたいね…)
あたしはオーナーがよこした漆黒の上下を身に着けていった。
「ああん♪」
早速乳房を揉まれる。
あたしは感じるままに声をあげていた…

 

 

「離床します。」
今日の管制官は男性だった。
彼の視線があたしの胸元に何度も注がれているのを意識する。あたしも胸の谷間を強調するような服を着ているのだから当然とも言える。
>また来たら良い所つれてってやるぜ♪
「離床許可をお願いします。」
アホな事を口走る男に冷たく言い放つ。
>ツレないなぁ…でも、そんなリリしいお顔も…
「許可を!!」
>…離床を許可する。
「ありがとう♪マタはないと思うわ。」
あたしは艇を港から出し、宇宙空間に乗り出していった。

 

航宙図は最新化されている。だからと言って最短ルートで自動航行を設定すると、それなりのリスクはある。
(それに、遠廻りの方が十分に時間が取れるしね♪)

自動航行装置のスイッチを入れると、あたしは部屋に戻り、今日のコスチュームに着替える。
今日はバニーガールね♪
どうせだからと、下着も全部脱いでバニースーツを着込んでゆく。
…そう、今のあたしの股間はガードルがなくてもスッキリとしているの♪
胸に注入された液体から薬効成分が染みだし、あたしの肉体を「女」らしく変えつつあった。
一夜にして、あたしのペニスは委縮し、豆粒のようになってしまった。手足がほっそりとして、肌も白さを増しているみたい。お化粧の乗りが違うみたい♪
まだ一晩なので、股間が平らになっただけだけど、一週間もすればあたしの股間には女性器ができあがるらしい。
ちゃんと濡れた女陰にオーナーのペニスを受け入れられるようになるまで、あと少しの辛抱…
そんな事を考えただけで、下腹部の奥がキュン♪となる。もう子宮でもできかけているのかしら?

鏡の前でセクシーポーズを決めてみる♪
(これならオーナーも満足してくれるわよね?)
あたしはオーナーの待つ客室のドアを開いた。

「失礼します、ご主人様。お待たせして済みません。その分、たっぷりとご奉仕致しますね♪」
あたしはご主人様の前に跪き、愛しいペニスにご奉仕を始めた。
(ご主人様♪後でこのペニスで思い切りあたしを可愛がってくださいね?)

ジュン!!
ご主人様へのご奉仕を続けていると、不意に股間に違和感を感じた。
モゾモゾと太股を擦り合わせると、汗をかいたのか少しだけ湿り気を帯びていた。
「どうした?」
あたしの行動に不審を抱いたのか、ご主人様が聞いてくる。「何でもありません。」
と過ごそうとしたが、
「ソコを良く見せてみなさい。」
と、あたしを離すと床に転がし、脚を押し開いた。
「ほぅ♪濡れたのか?」
と、あたしの股間を撫で上げる。
「んああん♪」
いつもより敏感に感じてしまう。

服を脱がされ、机の上に座らされた。
「ほう♪お豆の後ろに小さな穴が二つある。奥の方から何かが噴き出したようだね。」
ご主人様は更に顔を近づけ…
ペロリとソコを舐めあげた。
「ヒャッ」とこそばゆさに身を捩る。
「これではまだ使えないが、着実に変化しているな♪こちらの穴は…」
あたしの小さくなったオチンチンは、もうオチンチンではなくなってしまったようだ。立っておしっこをしていたのが遠い昔に思える。

「では、お前の愛液でココがぐっしょりになるまで責めてあげようか?」
ご主人様の言葉に、期待に胸が膨らみ、下腹部が疼く。

(時間はたっぷりありますからね。ご主人様♪)

 

宇宙艇は自動航行装置に導かれ、何も障害のない空間を選んで、はるかな道のりを邁進していった。

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