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2012年6月18日 (月)

レイヤー(中)

「ねぇ、ココ触ってみて♪」
ボクは秋人の手を取ると、スカートの中に誘った。
「えっ?!」
と驚く秋人に種明かしをする。
「別に切っちゃった訳じゃないよ。特殊な接着剤を使って、胎の中に押し込んで固定しているだけ♪剥がせば元通りになるのよ。」
「見せてくれる?」
「じゃあ、脱がして♪」
秋人が腰のリボンを解き、ワンピースのファスナーを開いていった。
「その胸は?」
「ブラの下にヌーブラを着けているの。ちょっとはアルように見えるでしょ?」
下着姿になったボク…
腰のクビレはないけど、大分女の子に近づいている。
秋人の手がショーツに掛かる。ゴクリと唾を呑む音が聞こえた。
そして、一気に下ろされる。
「どう♪本物みたいでしょ?今日はココに挟んでヤッてみる?」

 

本物の女性器ではない。ましてや「穴」でもない。
ボクの何もナイ股間に挟んだだけだが、秋人の体がボクに密着し、本番をシているような気になる。
ボクは「女の子」で秋人に抱かれ、貫かれている…
「あん、ああん♪」
女の子みたいに喘ぎ声が漏れてしまう。
「ああ、春菜♪良いよ。イッてしまいそうだ。」
「良いわ♪きて。あたしのナカに射してぇ!!」
秋人のペニスが脈動し、ボクのナカ…股の間に精液を放出した。
そして、ぐったりとボクの上に体を重ねる…
その重さと、肌の温もりに、ボクはこれまで以上の幸せを感じていた。

 

 
「何か普通っぽくない?」
「ボクたちって普通じゃないの?」
ショーウィンドウのガラスに写る自分たちは、どこから見ても「普通」のカップルだった。

ここはコスプレの会場ではない。それに、今日は何のイベントもない普通の日曜日だ。
ボクは秋人と手を繋いで街を歩いていた。
普段着の秋人と普段着だけどちょっとオシャレした感じのボク…
イベントの日でもないのに、ボクは女装していた。今日は「女の子」のボクとの初デートだった。
覚えたてのナチュラルメイクでより「普通」の女の子っぽくしていた。

「普通…なんだろうなぁ。」
「駄目?」
「そんな事はないよ。俺は春菜の事は好きだし、それは春菜がどんな格好をしていても変わらないよ。」
「なら、証明してくれる?」
「証明?」
「そう。今、ここでボクとキスするの♪」
秋人は周りに大勢の人がいるのを気にしているようだ。
ボクは瞼を閉じた。
秋人が躊躇ったのはほんの一時だった。彼の腕が僕を抱き締め、唇が重ねられる。

少しだけ目を開けて、ショーウィンドウに写るボクらを見てみた。
やはり、普通のカップルだ。道往く人も何とも思っていない…
(ああん♪だからって舌を入れてこないでヨ)
快感に下半身に力が入らなくなる。秋人に抱きついていないと立っていられない。
ジュン!!と股間に染み出てくるモノでショーツが濡れる…最近、秋人に抱かれていると、愛液のようなものが出てくるのだ♪
「んもう♪ヤリ過ぎなんだからっ!!」
少々強引に秋人のキスから逃れる。
「厭じゃナイだろ?」
「それは…だけど、往来の真ん中で発情する訳にもいかないでしょ?」
「俺は別に構わないぜ♪」
「ば、馬鹿っ!!」
ボクはようやくの事、秋人から体を離した。

「取り敢えず、証明は済んだという事で良いかな?」
「え?ぁあ…うん。」
キスの切っ掛けを思い出すのにしばらく時間が掛かってしまった。
「OK♪じゃあ行こうか?」
秋人はボクの手を引いて歩き出した。

 

お決まりのデートコースは「お決まり」だけあって、ボクらを飽きさせる事はなかった。
ボクとしては、秋人とお出かけしているというだけでも満足してしまっていたので、その楽しさは格別なものがあった。
お昼も夕食も、雑誌とかで良く取り上げられるお店だった。その美味しさに偽りはない。

「少し休んでいこうか?」
とホテルに誘われる。
秋人の部屋以外で抱かれるのは初めての事だった。
「シャワーを浴びてきなよ♪」
そう言われ、服を脱いでシャワーを浴びた。バスタオルを巻いて秋人のところに戻った。
入れ替わりに秋人がシャワーを浴びてくる。
ボクはベッドに腰掛け、秋人が戻ってくるのを待っていた。

「お待たせ♪」
秋人はタオルを腰に巻いていた。
タオルの下では彼のペニスが窮屈そうにしている…
「春菜♪愛してるよ!!」
秋人がボクをベッドに押し倒した。その拍子に彼のタオルが落ちる。抱き付かれると、ボクの股間に割り込んでくる。
「今日の春菜はイチダンと可愛いよ♪」
彼の手がボクのバスタオルを剥がす。ヌーブラを着け続けていた所為か、こころなしか裸の胸も膨らんで見えた。
「乳首も可愛い♪」
とアキトが吸いついてくる。
「ちっちゃいけど、ちゃんと勃起するんだね?」
秋人が唇を離すと、確かに乳首が尖っていた。

乳首を弄られている間にも、ボクの股間は愛液でヌルヌルになっていた。
「じゃあイクよ♪」
秋人が本格的に腰を揺すりだす。ボクは彼のペニスを刺激するように内股を引き絞める。
彼の腰が突き上げてくる。ペニスが奥まで入り込む。
今日は一段と愛液が多いので、しっかり絞めないと彼を刺激できない。ボクは更に股間に力を込めた…

(ヌッ……)

いつもとは違う感触があった。
彼のペニスが股の間ではなく、別のところに潜り込んでいる。
ボクは胎の内に秋人のペニスが入り込んでいるように感じた。
「な、なに!!コレ??」
ソコからは今まで感じた事のない快感がもたらされてきた。
「どうした?」
秋人が動きを止める。
「止めないで♪」
動きが止まった事で快感が遠退いてしまったようだ。
彼が再び動き出すと、先程の快感が舞い戻ってきた。
「ああ…良い♪秋人ぉ~、モットォ~♪」
ボクは更に快感を求めていった。秋人との密着度をあげる為に、脚を広げて彼を迎え入れる。
更にその脚を腰に廻し締め付ける事で、更に密着度が上がる。

そう。秋人のペニスは既に僕の内股に挟まれている訳ではなかった。
彼のペニスは、ボクの股間の割れ目の中に呑み込まれていた。
「あん、あああん♪」
快感にボクは淫声をあげ続けた。
それが「異常」な事だということが理解できない。快感に酔い痴れ、何も考えられなかった。
「ああん♪イクゥ~!!イッちゃう~~~!!!!」
その声と同時に秋人の動きが早くなる。
「あん、ああん!!」
あとチョットで昇り詰める…
「一緒にイこう♪」
と秋人
ボクのナカで秋人が爆発する。
「ああああーーーーーっ!!」
ボクは嬌声を張り上げ、意識を失っていった。

 

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