« お遊び(1/3) | トップページ | 求めたもの… »

2011年11月 6日 (日)

無題

「ぁ…ぁあん…」
耳元で艶めかしいオンナの喘ぎ声がした。

俺の全身はむず痒い刺激に支配されている。
その刺激が俺の呼吸に合わせて俺の喉を震わせる。すると、俺の口からは先程のような「オンナの喘ぎ声」が零れ落ちてゆくのだ。
 
今の俺は、何故か「女」の体だった。

多分これは「夢」なのだろう。
最近、幾度となく見ている。女となった俺が、女の快感に翻弄され続けるのだ。
「誰に…」とは特定できなかった。それは男であった時も、女であった時も…自らの手で責めあげていた時もあった。
それでも、決まって俺は女の快感に翻弄され、幾度となく昇り詰めるのだった。
それが、本物の女性が感じているものと同じものであるのかを知る由もないが、俺の口から漏れる淫声は、女が感じている時のものと何ら変わる事のないものであった。

「んああ!!イクッ、イッちゃう~~♪」

俺が嬌声をあげる。頭の中が真っ白に塗り潰される。
そして、何も感じなくなる…

 

再び目覚めた時、
そこがいつもの「俺」のベッドであることもあれば、
再び夢の中で「女」として快感に翻弄されることもある。

そして、そのいづれかでしかなかった…

 

俺は再び覚醒の時を迎えた。
腕を持ち上げ、掌を胸に宛てる。
「あぁん…」
快感の吐息が、俺の口から零れてゆく。

« お遊び(1/3) | トップページ | 求めたもの… »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 無題:

« お遊び(1/3) | トップページ | 求めたもの… »

無料ブログはココログ