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2011年9月 5日 (月)

EIENN(3/4)

私は再びコンソールの前に座っていた。
最初の数日の操作で傾きかけた中堅企業は勢いを取り戻した。他にも気掛かりなところがあり集中して対応したが、若い身体は疲れる事がなかった。
若い身体には余力があったので、操作が軌道に乗ると「秘書」としての仕事も始めた。
私は「私」の専任秘書と言う名目であるが、「私」である奴は仕事らしい仕事はしない。まあ、奴に仕事をさせないようにするのが「秘書」としての仕事のようなものだった。
あとは奴の元に来る客への対応だ。奴は仕事はしないが、客とは頻繁に会っている。
(当然、仕事とは関係のない客だ)客が来た時の取り次ぎとお茶出し。帰った後の片付けが私の「秘書」としての仕事なる。

しかし、奴の「客」が私の悩みの種になってきていた。
奴の「客」は原則が若い女である。それも身体を売るプロのお姉さん達だ。執務室の奥にあるベッドの上で、奴はSEX三昧の日々を送っているのだ。
コンソールに座る私とは壁一枚の隔たりがあったが、途切れる事のない「女」の淫声は閉ざしようもない。
以前の私であれば、何の問題もなかったのだが、今は若くて健康な肉体である。性的刺激に反応しない筈もない。
昔は抜いてしまえばそれで済んだものだが、今の私は女の体である。「抜く」行為そのものが不可能なのだ。
壁の向こうから淫声が届いて来ると、途端に下腹部が熱を帯びてくる。多分そこは子宮なのだろう。ジンジンとせつなく疼きだす。
ジンワリと股間の肉壁に染み出てくるものがある。やがてそれはショーツをしっとりと濡らす程に溜まってくる。
私はモジモジと内股を擦り合わせて耐え忍ぶが、淫声が激しくなるに連れ、私も我慢ができなくなる。
タイトスカートをズリ上げ、脚を開き気味にする。左手をソロリとスカートの中に潜り込ませる。パンストのクロッチの上から、指で股間の濡れ具合を確認する。
「女」の声は嬌声に変わる。奴に貫かれ、どんどんと高みに向かって昇っているのだ。
私の指がショーツの中に入り込む。濡れそぼる肉壁に指を進めてゆく。身を屈め、二本の指を膣内に送り込んだ。
「あん、ああん、あん♪」
壁の向こうの女の息とシンクロしてゆく。彼女がそうであるように、私の膣も男のペニスに貫かれていると錯覚する。
私のナカでペニスが暴れている。それは抜け出ようかとすると思うと、激しく子宮の入り口を突き上げてくる。
私は奴に抱かれている女と一緒に昇り詰めてゆく…
「あ、あ、あ、あ~~ん♪」

こうして、私は彼女達と一緒に果てる事でしか身を鎮めることができないでいた。

 

 

「ねえ、合コンに行かない?」
珍しく、他の秘書仲間に誘われた。秘書として復帰した当初は忙しさを理由に全て断っていたので、声を掛けられる事もなくなっていた。
最近は仕事にも余裕ができたし、女としての振る舞いも板に付いてきたので断る理由が見つからないでいた。そうこうしているうちに、私は会場に連れ出されてしまっていた。

「初めまして♪」
爽やかな笑顔で自己紹介が続いていた。向かい側に並んだ男性陣はなかなかの「粒揃い」と言うのだろうか、皆好感がもてた。
私に声を掛けてきた女性が場を仕切っていた。確か社長付きの第三秘書だったと記憶していた。
彼女のおかげで、十分に楽しい時間を過ごす事ができた。
食事も美味しかったし、飛び交う話題もちゃんと節度をわきまえているにも拘わらず、私の興味を引き、気が付くと私もその話題の中に入り込んでいた。
話題の中心にいた男は一見、優男に見えたが確固たる芯が存在していた。かと言って頭でっかちかと言うと、武道の心得もあるなかなかの漢だった。
気が付くと店の外では彼と私の二人だけが取り残されていた。
「少し歩きませんか?」と彼が声を掛けてきた。
このまま独り帰るのも何か物足りない気がしていたので
「ご迷惑でなければ…」と答えていた。

女として街を歩く事に違和感を持つ事はなくなっていたが、男性と二人だけで並んで歩く事など初めての事だった。
やはり周りからは恋人同士に見られているのだろうか?若い頃の私は仕事に追われこのような男女の時間など持ったことはなかった。
小洒落たバーでカクテルを味わう。男だった頃は洋酒と言えばブランデーしか飲んでいなかった事を思いだした。カラフルで甘ったるいカクテルは「女」が飲むものと決めつけていた。
そして今、女となった私がカクテルを飲んでいる。スピリッツのようにガツンと来る訳ではないが、これはこれでアリだと思った。

 
自分が酔っていた事に気付いたのは、ホテルの一部屋でシャワーの音を聞いていた時だった。
大人の男女であれば、それは自然の流れなのだろう。私は彼に連れられてホテルに入っていた。
目的がSEXである事はわかりきっている。
部屋に入り、立ったまま抱き絞められ、唇が塞がれ…舌を絡めあうようにして長いキスをしていた。
解き離され、彼はシャワーを浴びに行った。独り残されたことで落ち着きを取り戻したのだろう。私はようやく現状を認識できるようになった。
(どうする?)
姦るかor逃げるか
勿論、姦るとは言っても私の方が一方的に姦られることになる。
が、女としてこれは避ける事のできない事象である事は確かなのだ。私の肉体的年齢の女性であれば、結婚し子供を産む事を考えない訳にはいかない。
その前提となるのが男とのSEXだ。仕事中に火照った身体を鎮める時にはそのようにイメージしていたではないたか?
それが、現実のものとなるだけだ。彼のペニスが私を貫いてくれるのだ。強姦に合い、醜い輩に犯られるのを思えば「彼」に不足はない。
彼は女としての私の好みである事には間違いない。今日だけの付き合いではなく、この先も一緒の時間が持てればと思っている…

カチャリと音がした。
いつの間にかシャワーの音が途切れていた。ドアが開き、下半身をタオルで巻いた彼が姿を現す。
「どうぞ♪」と私にシャワーを浴びる事を促す。

「ありがとう。」
私はそう言って服を脱いでいった…

 

 
「あ、ああん♪あ~~~ん!!」
それは想像以上の快感だった。
単に貫かれているだけではない。彼の手は隅々まで私を愛撫してくれる。耳元で囁かれる睦言に更に感じる私がいた。
「んあぁ…イ、イクぅ…あ、あ、あ~~ん♪」
私は幾度となく、昇り詰めた。
彼もまた、私の中に精液を放出している。
「もう限界だよ。」と言う彼の上に跨り、私は私の膣の中にある彼のペニスをいつまでも感じていた。

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