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2011年7月 7日 (木)

逆転(3/3)

夕食の席で僕の名前が呼ばれた。水着コンテストで優勝してしまったのだ。
「ぼ、僕がもらってしまって良いのですか?」と聞くと
「厳正な審査の結果だよ。特に君は群を抜いていた。」
「そう、ヌけた、ヌけた♪」と下品にはやした輩は早々に黙らされたたが、その事が却って僕を意識させてしまった。
そうだ。僕は彼等の前に水着姿を晒したのだ。女の子達に混ざって、女の水着を着て…
そんな僕が彼等の目には魅力的「女の子」として映っていたのだ。…その…オカズにできる程に…

僕は訳も解らずその場に蹲ってしまっていた。
「あ~あ、泣かせちゃったよ。」と誰かが言った。僕は自分の目から涙が落ちているのにも気が付いていなかった。

抱かれるようにして部屋に戻っていた。
「大丈夫よ。貴女の事はみんなあたしが守ってあげるから。」彼女の腕に抱かれ、優しく頭を撫でられていると、僕は徐々に落ち着いていった。
「僕…、どうなっちゃたんだろう?」ようやく言葉が発せられた。
「何も心配する事はないわ。貴女の反応は女の子そのものだもの。ちょっと過剰に反応しただけよ。即に慣れてしまうわ。」
「そ、そうなの?」
「男って単純な生き物なんだから。ツボさえ押さえておけば怖いことなんてないのよ♪」
「でもイヤッ!!今は何もかも忘れてしまいたい。」
「なら、忘れさせてあげる♪」
彼女の暖かな唇に、僕の口が塞がれた。そのままベッドに横になる…
その晩は女の子同士として愛し合った♪

 

今日は合宿最終日。
ノースリーブのワンピースを着ると、水着の跡が見え隠れしてセクシー?
僕は朝から化粧品と格闘していた。「彼女」として恥ずかしくないようにノーメイクのままは良くないと、お化粧にチャレンジしていたのだ。
一人でやると、どうしても下品な厚化粧になってしまう。「グロスだけで十分なのに…」と言われ、そこまでとなった。
朝食のために広間に入ると「わあ、お化粧したんだ♪」と女の子達に囲まれた。お化粧のノウハウを聞いたりしていると、僕も彼女達の仲間になれたように感じられた。
「今度は女子だけの合宿しない?」そんな話題に盛り上がる。が…
彼女だけがその中から外れていた。

そう…彼女は「男」になりたかったのだ。女の子達の輪の中に入っているのは辛い事だった筈だ。それなのに…
僕を女の子達の輪の中に溶け込み易くする為に自ら橋渡しをしてくれていたに違いない。
僕の為に…
僕は彼女な女の子の楽しさ、悦びをいっぱい教えてもらい、今もまだそれを与え続けてもらっている。
しかし、僕は彼女に何をしてあげてきただろう。
何もしていない…

僕は合宿の終わりから、その事だけをずっと考えていた。

 

 

「面白いモノが手にはいったんだ♪」僕は早速、彼女に言った。
「何んなんだい?」
「それは秘密♪お呪いは知られちゃうと効果がなくなっちゃうからね。」
「お呪いか…貴女も随分、女の子になったわね。」
「だから、髪の毛を一本もらうね?」
「本格的だね。藁人形でも作るのかい?」
「だ・か・ら、それは秘密なんだって♪明日には効果が現れる筈だからね。」

僕は彼女の髪の毛を泥人形に塗り込めた。そして、もう一体の泥人形には僕の髪の毛を入れる。
そして、夜中の12時を待った。

教えられた呪文を唱える。
部屋の中はお香の煙が充満して息苦しい。
僕は薬草を塗り込めたナイフを僕の髪の毛を入れた泥人形の股間に差し込んだ。
そこに作った小さな男のシンボルとともにえぐり取る。そして、もう一体の人形の股間を切り裂いて、それを填め込んだ。
もう一度呪文を唱えると、泥人形達が一瞬、輝いたように見えた。そして、急速に水分が抜けたように干からび、サラサラと崩れてゆく…
泥人形達はあっという間に砂山に変わっていた。

僕は早速、スカートの中に手を入れた。
そこはじっとりと潤んでいる。その先に指を伸ばせば…
(駄目!!ハジメテは彼にあげるって決めたのでしょ?)
僕…あたしはそう自分に言い聞かせると、机の上を片付け、パジャマに着替えてベッドに入った。

 

 
あたしは初めてスキンを買った。
(あたしはまだ、安全日を把握していないからね♪)
彼の家に急ぐ。
「今日は会いたくない…」彼はドアも開けずにあたしを拒んだ。
「お呪いは効いたでしょ?」
「あんたの所為なの?」
彼が固まった隙に、あたしは部屋に入った。
「いつも、あたしばかり悦ばしてもらってるからね♪今日はあたしがご奉仕してあげるから。」とドアにもたれたままの彼の前に跪き、ズボンのベルトを外した。
多分、彼もこれからあたしが何をしようとしているか解っている筈だ。その証拠にズボンの前面が膨らんでいた。
チャックを下ろすとショーツの中からポロリとペニスが転がり出てきた。あたしの体に付いていた時よりも大きく感じる。手に取るとピクリと震えた。
「だ、駄目よ…そんなコト…」彼はあたしを引き離そうとするが、その手には力が入っていない。
「ぁ、あんっ…」彼が可愛らしい声をあげる。あたしが舌先でペニスの先端に触れたのだ。
あたしはそのまま口の中にペニスを送り込んだ。舌や上顎を使って刺激を与えてゆくと、彼のペニスはどんどん硬くなっていった。
「これが男なのね。」あたしは一旦口を離して、逞しくなった彼のモノに頬擦りした。
「ねえ、あたしの口に射してみない?」上目遣いで彼を見上げる。
「あ、あたしは…」
「男になれたの!!素敵でしょ?」
あたしは再びペニスを咥え込むと、フィニッシュに向け頑張った。

どくり!!

ペニスの中をこみ上げて来るものがあった。
その直後、あたしの口の中は精液で満たされていた。その全てを喉を鳴らして飲み込んだ。
「あまり美味しいものではないけど、大好きな彼のだと思うと、幸せな気分になれるのね♪」
「し、知らないわよ…そんなコト。」
「じゃあ、次はベッドに行こう♪」と、あたしは彼の手を引いてベッドに向かった。
「ねえ、見て♪」あたしは裸になって、あたしの肉体を彼に見せた。
「胸はまだ膨らんでないけど、ココはしっかりと女の子になったのよ♪」と彼の指を股間に這わせた。その指先は確実に濡れた膣口を捉えた筈だ。
「さあ、貴方の男であたしを女にしてね♪」あたしは買ってきたスキンの事などすっかり忘れて、彼の上に跨っていった。
「?!」
十分に濡れていたので、即に入るものと思っていたが、その先端が覗き込んだだけで先に進めなくなっていた。

「あんたも処女なんだ。」彼がぽつりと言う。
「女の子のハジメテを彼にあげたいのよね♪あんたは本当に身も心も女の子になっちゃったんだね?」あたしは彼の腕にぎゅっと抱き締められた。
「ならば、あたしも…僕も、覚悟を決めないといけないんだよね。」とあたしをベッドに押し付け、その上に伸し掛かってきた。
「もっと脚を広げるんだ。痛いのは元々解っていた事だろう?」と背中を丸め、腰を浮かせられる。広がった股間の中心にペニスの先端があてがわれた。
「いくよ…」
あたしは黙ったまま、首を縦に振った。
「!!!!」
痛みがあたしを引き裂いてゆく。
この痛みとともに、あたしは「女」に、彼は「男」に生まれ変わるのだ。

彼のペニスが…
あたしのナカに入ってきた。

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