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2011年6月10日 (金)

無題(1/4)

ここ迄くれば、追っ手は来れないだろう。
俺は山奥の小屋に身を隠し、ほっと一息をついていた。

勿論、その時の俺は猟犬が匂いを辿って近づいて来ているとは夢にも思っていなかったのだ。
そうとは知らず、俺は俺の獲物の吟味を始めていた。
俺の獲物=「女」は、領主の娘だった。評判に違わぬ美少女だった。深夜、誰にも気づかれぬように娘を手に入れると、サッサと館を後にしてきた。
領主が娘を拉致されたのを知るのは、明日の朝になる筈である。それまでに、予め決めておいた隠れ家=山奥のこの小屋=に辿り着ければ、目的はほぼ達成できたと考えていた。

俺は姿見の前に娘を立たせると、着ているものを一枚一枚脱がせていった。
尤も、着ていたのは寝間着であったので、娘は即に全裸を晒す事になる。
そのまま、鏡の前に座らせる。床に尻を付けさせ、両脚を開かせると、股間の女陰が鏡に写し出される。
ごくりと俺は唾を飲み込むと、晒された彼女の秘所に手を伸ばしていった…

 

見た目は、女の子が独り自慰に更けっているようにしか見えない。が、この娘を動かしているのは、この俺なのだ。俺は特技の憑依で彼女を操っている。
そもそも、この娘の拉致にしても、彼女に取り憑いてそのまま館を抜け出してきただけだ。

憑依は単に俺の意思で身体を動かすだけではない。感覚も共有している。俺は久々に生娘の快感を楽しんでいた。
未だ蕾の花芯を、俺の手で開発してゆくのだ。最初は痛いだけのものが、次第に濡れてゆく女陰とともに快感を感じるようになってゆくのだ。
そして、十分に開発を済ませた所で、壁裏に隠した「俺」の肉体に戻り、彼女の「お初」を戴く算段となっている。

俺は鏡を見ながら娘を責めたてていった。
「あふぁ…ん♪」
快感に艶声が伴うようになると、感じ方が一気に加速してゆく。
俺の指は娘の股間でクチュクチュと淫音をたてている。肉体が火照り、敏感になった肌に触れたものの全てが快感となって俺をシェイクする。
「ああっ、ああ~ん♪」
快感にあわせ、艶声も大きくなってゆく。ハジメテなのに、もう絶頂が見えようとしている?
「んあん、ああん♪あ、あ、あ、あ~~~ん!!」

 

 
獣の匂いに意識が戻ってきた。
俺はイッてしまったようだ。大の字に床に寝ている俺のまわりを、猟犬と思われる大型犬が歩きまわっている。
俺は動く事ができなかった。
「ヒッ…」
小さく叫んでしまった。俺の足元から近づいた犬が、そのざらついた舌で、俺の股間を舐めあげたのだ。

俺の意識が戻っている事を確認した奴は、鼻先で俺にうつ伏せになるように指示した。屈強な獣の前では、この身体で抵抗する事など考え得るものではない。
俺は奴の指示に従ってうつ伏せになり、更に膝を立て尻を突き出す格好になった。
目の端に奴の股間が映った。俺の…雌のフェロモンが、奴を興奮させているのだろう。奴のペニスは硬く尖っていた。
奴が背後に回った。
前足を俺の背中に乗せた。俺は無意識のうちに尻を突き出す。
奴のペニスが俺の中に入ってきた…

「んあ~~ん、あああん♪」
既に出来上がっている俺の膣は、奴のペニスを受け入れて快感をもたらしてくる。
(この娘のハジメテは俺が戴く筈だったのに!!)
悔しさに涙が溢れてきた…

 
「どうだ?ジョンの逸物は?」
ドアが開き、男が入ってきた。
「大事な娘を汚されたんだ。身をもって償ってもらわなければな♪」
男…領主が指示を出すと、もう一匹の猟犬が壁を引っ掻いている。その壁は、俺の本来の肉体を隠してある所だ。
領主がその壁を剥がすと、俺の体がごろりと転げ出してきた。
「ヤれっ!!」
と領主が命じると、猟犬の獣歯がその股間に噛み込まれていった。

娘に憑依中の俺には、その痛みを感じることはできなかった。猟犬はムシャムシャと噛み取ったモノを咀嚼していた。
「ソーセージ一本と肉団子二つでは物足りないだろう?」
領主の問い掛けに大きく頷いている。
「しかし、他にご褒美などないしなぁ…」
領主の言葉に猟犬が熱い視線を俺に向ける。俺を組み伏せている猟犬が更に興奮したようだ。
「そうか。人間の肉体が欲しいか?」
領主は二匹の猟犬を一瞥した。
「おい、お前!!娘に憑依しているお前だ。私が命令すれば、お前自身の肉体など頭から喰われてもおかしくないんだ。判ったら、この犬の魂を娘に憑依させるんだ。」

できない事ではなかった。俺の意識を犬に憑依させ、犬の意識をこの娘ち取り憑けるように追い出してやれば良い事なのだ。
過去にもそうやって憑依した女から、女の彼氏に移り、彼氏の魂が憑いた女を犯ってみた事もある。今回は犬の魂だ。難しい事にはならない筈だ。
「どうする?私はそんなに気が長い方ではないぞ♪」
俺に選択枝はなかった。俺は俺の股間を喰い千切った犬に意識を飛ばした。

俺は犬の目で娘を見ていた。娘の瞳が生気を取り戻す。
「ああ、ご主人様。ありがとうございます。」
「ほう♪アニーなのか?」
「はい。」娘はそう言って領主に頭を下げると、続いて伸し掛かっている猟犬に顔を向けた。
「ジョン。もう良いわよ。物足りないのなら、そこの雌犬の相手でもしてなさい。」
先ほどまで俺を貫いていた猟犬は、娘の体から離れると俺の方に向かってきた。
俺はようやく、憑依した方の猟犬が雌犬である事に気付いた。そして雌犬の本能か、近づいて来る猟犬=ジョンに尻を向け床に伏せてしまっていた。
ジョンが俺の上に跨る。俺が娘でいた時以上に体格差がない。
俺は再び雄犬に貫かれる事になった。

 

 
気がつくと、俺は生肉を咀嚼していた。
ジョンから分けてもらえた餌を喜んで食べていた。その肉が、俺本来の肉体であった事にはなかなか気付かなかった。
思考レベルが犬並みに落ちてしまっているのだろうか?気を抜くと犬の本能に支配されてしまうようだ。
再び娘に憑依しようとしたが、既に領主と伴に館に戻ってしまったようだ。人間の何倍もある犬の聴覚をもってしても、近くに人のいる気配はなかった。

食事を終えたジョンが、俺に擦り寄ってきた。奴の股間が再び勃っている。雌犬の本能が俺を押し退け、ジョンに尻を向けフルフルと誘うよいに腰を振った。
それは、俺の意思ではない!!…が、奴に貫かれる度に快感に支配される。俺は雌犬の声で喘ぎ、更に尻を突き出していた。

 

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