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2011年6月10日 (金)

無題(3/4)

俺は男に付き添われながら宿屋街に戻ってきた。
「また会えたらね♪」と女が別れた。
俺達はそのまま、別の宿に入っていった。
男はベッドの脇に俺を立たせると、マントを脱ぎ、くつろぐようにソファに腰を降ろした。
「それでは、お仕置きをしようか?」
男が呪文を唱えるだけで、腕を縛っていた布がスルスルと解けた。(自由になった?)と思ったが逆に男の呪文で動きが制限されていた。
「服を脱ぎなさい。」彼の指示には逆らえないようだ。俺は言われるがまま服を脱ぎ、全裸となった。
「彼女は相当痛かったろうな。お前の勝手でバージンも奪われてしまった。」
あの年齢でバージンだったとは驚きに値した。
「魔法で処女幕は復元したし、彼女の記憶にも残っていない。が、お前は許されない事をしたのだ。身をもって償うが良い。」
(って、犯られたのは俺だぞ。なんで、こいつの罪を俺が償わなければならない?)と抗議しようにも、声を出す事さえできなかった。
俺は上半身をベッドの上にうつ伏せにして、彼に尻を突き出す格好にさせられた。
彼が近づき、俺の尻を撫で始めた。ゆっくりと円を描き…その指先が尻の穴に突き立てられた。
(!!)
「どうだ?カンジルだろう♪」
彼がそう言うと、差し込まれた指の先端からむず痒さのようなものが広がってきた。それが女の快感と同質のものである事に気付かされた。
「男でも突っ込まれれば快感が生まれる。しかし、女のように濡れる事はないんでね♪」と薬瓶を取り出し、中のクリームを丹念に塗り込んでいった。
「じゃあ、お前さんの処女をいただくとしよう♪」
彼が腰を押しつけて来る。俺のナカに彼のペニスが押し入って来た。
(痛っ!!)
再び痛みに襲われる。が、声を出す事もできない。
「もう少し我慢してなさい。」
彼が言うように、しばらくすると痛みを快感として感じられるようになった。
「ああん♪もっとぉ…もっと激しく突いて頂戴~♪」
俺は自ら彼のペニスを欲っすようになっていた。女のようにねだる声は何の抵抗もなく発っせらるに気付いた。
「あん♪ああ~ん!!」女のように喘ぐと更に気持ち良くなった。
「俺のがあれば、お前のは無くても良いな?」
「ああ~ん。貴方の太いのがあれば、何にも要らないわ♪」
それが魔術士との「契約」である事に気付いたのは後の事だった。

俺は彼に貫かれたまま、抱えられて鏡の前に来ていた。椅子に座った彼の膝に跨り、股間を晒している少年の姿が写っている。
「さあ、始まるぞ♪」
俺は彼につながれたまま、鏡に写る自分の姿を見ていた。

不意にペニスが委縮を始めた。
萎えたのではない。勃起した姿のまま、その大きさが小指の先もない位にまで小さくなっていった。
そして、その両脇の肉が盛り上がったか、俺の股間には女のような縦の筋が生まれていた。
腹の中でも変化が起こっていた。縦筋の奥には新たな空洞が穿たれていた。金玉は小さくならず、腹の中に埋もれていったようだ。それは形を変え、下腹部の左右に座した。
そして、これらをつなぐように新たな器官が生まれていた。「子宮」だった。
完成した子宮は与えられ続けている性的な刺激に疼き始めた。疼きは外に繋がる肉洞を刺激する。そこから分泌された液体が、俺の股間を濡らしていった。
「こっちも…お願い♪」俺は彼に乞うた。
「ならば…」と彼は俺を持ち上げると、新たにできあがった穴に、彼のペニスを差し込んできた。
「んああん♪イ、良い~!!」
俺は嬌声をあげ、快感を求めて自ら腰を振っていた。
「あ、あ、あっ…」
俺は女の快感に昇り詰めようとしていた。

「最後は、本人に感じてもらわんとな♪」
と彼が呪文を唱えると、俺の魂が肉体から切り離された。
「あ、あ、あ、ああ~~ん♪」
元少年は何が起こったのか判らぬうちに、嬌声をあげてイッてしまったようだ。
「どうだ?お前はこれまで、これだけの快感を女達に与えてやれたと思っているか?」
元少年は首を左右に振った。
「凄い。こんなに良いものだとは思わなかった…もう一度、シてくれないか?」
「良いだろう。気の済むまでヤッてやろう♪」
再び元少年は喘ぎ、艶声をあげ始めた。そして、絶頂に達する度に彼=彼女の肉体が変化してゆく。
乳首が起き上がり、胸が膨れてゆく。その胸や乳首を自ら弄って、更なる快感を得る事を覚えたようだ。上げる嬌声も少年の声から、甘いオンナの声に変わった。
顔つきも丸みを帯び、どこから見ても「女」にしか見えなくなっていた。
「あんあんあん♪イクゥ~~~!!」
元少年は盛大に叫び声をあげ、ベッドの上で動かなくなった。

失神したのであろう。俺は頃合いだと見て、再び取り憑こうとした…
「無駄だよ♪」
と男が俺に向かって声を掛けた。男の視線は憑依しようとして弾かれ、空中を浮遊している俺を正確に捕らえていた。
「俺が見えるのか?」
「私には訳のない事だ。」
どうやら、俺の声も聞こえるらしい。
「散々悪さをしてきたのだろう?お前にもお仕置きさせてもらう。」
ニヤリと笑う男から逃げようとしたが、壁を抜ける事ができない。
「無駄だ。結界を張ってある。お前はこの部屋を出ることはできない。」
俺は大人しく、彼の前に舞い降りてきた。
「ほう。元男だとは思わなかったぞ。しかし男であればこそ、知ってしまったオンナの快感からは逃れられまい♪」
実際、イク寸前で放り出された俺は興りを抑えられないでいた。今の俺はオンナとしてイけない限り治まらないに違いなかった。
「それが、あんたの言う(お仕置き)なのか?」
「それではつまらないだろう?お前の能力はなかなか捨て難いものがある。できれば、協力してもらいたい。そのためにも、私が鞭しか持っていないなどとは思ってもらいたくないのでね♪」
「あんたに協力するのか?俺が。」
「まあ、他に選択枝はないがね♪この契約書にサインしてもらうだけで良いんだが…」
「俺の…この興りを鎮めてもらえるんだな?」
俺が男に言われるがまま、人差し指で契約書にサインをすると、インクもないのに、しっかりと「俺」のサインが契約書に刻まれていた。
「ありがとう。この契約はどちらかの魂が失われるまで有効となる。」彼が呪文を唱えると、契約書が姿を消した。

「さてと、君への約束を果たそうか。今ならこの娘に憑依可能だよ。」
とベッドに横たわる元少年を指した。
一刻も早く興りを解消したかった俺は、飛び掛かるようにして彼女に憑依した。
「はうんっ!!」
いまだ体内に残っていた快感の余韻に、思わず艶声をあげてしまった。
「その肉体で思う存分悦びに咽ぶが良いだろう♪」
と男の指先が、この肉体の敏感な所を的確に責めたててきた。俺は嬌声を上げて悶えまわる。が、何とか手を伸ばし、彼の股間を掴まえる事に成功した。
硬く勃起したペニスを口に咥える。三度程、熱い塊を戴くと、俺は彼の上に馬乗りになり、その硬い肉棒を自らの胎内に導いていった。

 

 
俺達は元少年に女の子の服を着せてやり、これまでの罪(婦女暴行以外にも様々な暴力行為に明け暮れていた)を償う為と言って、娼館で働かせるようにした。
憑依を解いた俺は、何故か魔術士から10メートル以上離れる事ができなくなっていた。
「これも契約のうちだ。」と一蹴される。その「契約」で、俺は自由に憑依する事もできない。俺は霊体状態で彼にまとわりついているしかなかった。

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