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2011年1月29日 (土)

飴(2)

俺の作る飴には、特殊な仕掛けが施されている。
その飴を食べると、練り込まれた仕掛けが体内に侵入する。それは俺が開発したナノマシンのようなもので、血液とともに脳に送り込まれると、そこから俺の指示を直接脳に働きかける。
つまり、俺の命令にはなんでも従うようになるのだ。

 
今日も俺は公園の公衆トイレの影から、昨日の成果の確認を始めた。
(立て)と指示する。砂場で遊ぶ子供達の中に、仕掛けを入れた飴を渡した女の子がいるのは確認していた。
が、立ち上がったのは男の子だった。女の子の飴を奪って食べてしまったのだろう。
それでも次の日にも一緒に遊んでいるからには、特別な感情を持っているのかも知れない。
「どうしたの?」
とつられるように女の子が立ち上がったのを見て、俺はヒラメいた。
(その娘を連れてこっちに来い)と指示を出す。
俺はもう一種類のナノマシンの準備を始めた。それは被検者と感覚を共有できるモノだ。

茂みの中に隠れる所に誘導した。
(女の子に目を閉じてじっとしているように言うんだ。何があっても声を出すなともな。)
男の子にそう言われ、女の子が目を閉じるのを確認した。
(俺が良いと言うまでキスしていろ。唇同士を合わせる大人のキスだ。)
男の子は俺に言われた通りに行動を起こす。
女の子はピクリと体を固くするが、言われた通りに目を閉じ、じっとしていた。
俺は男の子の背後から手を伸ばすと、ナノマシンを仕込んだ無針注射器を女の子の首筋に当てた。注入が終わると皮膚がチリチリとしてくる。感覚の共有が始まったのだ。
俺は再び身を隠した。
(その傍にビニールシートが敷いてある。女の子を裸にして、そこに寝かせるんだ。後はお前の好きにするが良い。日頃からやってみたいと思っている事は何でもしてやれ。もちろんお医者さんゴッコもOKだ。)
男の子は俺の指示に忠実に行動した。女の子も、彼の行為に抵抗することなく、されるが儘にしていた。
俺は男の子に服を脱がされてゆく感覚を、女の子と共有していた。
裸になると、ビニールシートに寝かされた。ひんやりとした感覚が背中に触れている。
「早く、来て♪」
躊躇している男の子に女の子が声を掛けた。その声に誘われて、男の子が動き出す。
「あん、ああん♪」
男の子の耳元に甘い吐息を吹きかけると、男の子の股間が固くなるのを感じる事ができた。
「センセイ♪お注射、お願いします。」
「先生?」
「お医者さんゴッコするんでしょ?あたしが患者さんだから、あたしにお注射して頂戴♪」
「ボクがお医者さん?」
「そうよ♪ホラ、ここに太い注射針があるでしょ?あたしのココにお注射するのよ。簡単でしょ?」

べつに俺が命じた訳ではない。この娘には感覚共有のナノマシンしか使っていないのだ。つまり、この娘自身が積極的に男の子を誘っているのだ。
股間を開き、自らの指で割れ目を押し広げる。
「ほら、ココ♪」
幼い肉体にもかかわらず、既に愛液で濡れ始めていた。
男の子がゆっくりとズボンを下ろした。まだ、皮を被ってはいるが、一人前に硬く勃起させていた。
男の子は女の子と体を合わせる。そして、硬くなったペニスを女の子のナカに入れた…

(…!!)

新鮮な感覚だった。
これまで、俺は自らの手で女の子達を弄び、そこから得られた快感をむさぼっていた。しかし、それは形を変えたマスターベーション以外の何物でもなかったのだ。
自分の意思の及ばない相手から責められる…完全に受け身の状態で得られる快感は、これまでの比ではなかった。

「ぁ、ああん♪」
女の子が喘ぐ。
俺自身も自らの口から、まったく同じ喘ぎ声が出そうになった。

俺は慌てて荷物をまとめ、公園を後にする…が、女の子との感覚共有を切り忘れていたため、男の子に貫かれる快感に捕らわれ続けていた。

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