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2011年1月29日 (土)

人は「夢」を見る

「夢」は鬱積した欲望の発現

人によっては、それが「悪夢」となって自らを災なむ事になる

人は「夢」を選べない…

 

 

香取大介はその日も元気良く目覚めていた。
「ん~~!!」
と大きく伸びをし…ふと、違和感に気付く。
部屋の雰囲気がいつもと違うのだ。窓やドアの位置など部屋の造りは確かに自分の部屋…なのだが、内装が全く違う。アパートやマンションで隣の人の部屋に入った場合には、こんな感じがするのだろうか?
しかし、大介の家は親が頑張って建てた戸建の家だ。同じ間取りでも、なんらかの違いは出てくる。

が、この部屋は「大介」の部屋に間違いなかった。それは、窓を開け、外の景色を見て更に確信した。
(では、この違和感の正体は何なのだろう?)
大介は寝間着のまま、ベッドの端に腰掛け、もう一度部屋の中を見渡した。

机やベッド、家具の配置には何もおかしい所はない。窓に掛かる花柄のカーテン、壁のカレンダーやポスターも見慣れたいつもの景色だった。

ふと、自らの身体に視線を落とした。
ピンク色のパジャマの胸が大きく張り出している。
(何ッ?!)
大介は立ち上がると、机の上の鏡を覗き込んだ。
鏡には愛らしい女の子の顔が写っていた…

「夢じゃないのか?」
そうつぶやき、大介は自分の頬をつねってみた…
「痛……くない……」
つまり、これは「夢」なのだと大介は理解した。

大介はTSF=男が女になってしまうという空想小説の愛好家であり、自らも一度は女の子になってみたいと思っていたのだ。
だから、このような「夢」を見ている事にも納得し、慌てることもなかった。

「では、お約束をやってみますか?」
と立ち上がり、片手をパジャマのズボンの中に入れ、もう一方の手を胸に当てた。
「む、胸があるっ!!」
とパジャマの上から見事に膨らんだ自分のバストを揉みあげた。
そして…
「な、ない…」
ズボンの中の手は、更にパンツの下に入り、股間に達していた。
大介の指は股間にある女の子の割れ目を探りあてていた。
「……」
大介は無言のまま、床に膝を突いていた。
その指先には既に愛液さえ絡み付いていた。
大介は自分の肉体が完全に「女の子」になっている事を確認した。が…

(感じない…)

これは「夢」の中なのである。頬をつねられた痛みをはじめ、触れられた感触が一切ないのだ。
もちろん、大事な所を触れられる事による「快感」も生まれてくる事はなかった。

(「夢」…だからか?)

自らの肉体から快感を得られないと知った大介は、次善の楽しみに手を出す事にした。
立ち上がり、洋服箪笥の扉を開けた。大介の考えていた通り、そこには女の子の服が詰まっていた。
扉の裏側は姿見になっており、そこには先程鏡でみた女の子がピンクのパジャマを着て立っていた。

「先ずはコレだな♪」
と学校の制服を取り出す。
勿論、詰め襟などではない。クラスの女の子達が着ているのと同じブレザーだ。
が、これを着るにはまだ準備が必要だ。パジャマを脱いでベッドの上に放り投げる。パンツを穿いているのは判っていたが、上半身には何も着けていない。
形の良いバストが目に入ったが、このままではクラスの男子には目の毒である。ブラウスの胸に乳首が浮き出るのも一興とは思ったが、ここはグッと堪えて引き出しからブラジャーを取り出した。

大介には女装の経験はない。が、特殊な趣味の為知識は豊富である。知識だけでいえば、メイド服さえ自分で着れる自信があった。
だから、ブラジャーを手にすると、最初から背中でホックを止める事など考えずに、胸の下で止めてクルリと反転させたのだった。
ストラップを肩に通し、カップの中にバストを詰め込んだ。
キャミを被り、ブラウスに腕を通した。そしてスカートを穿く。穿いた後、スカートを捲りブラウスの裾を引っ張って形を整えた。更に、腰の所を3回折り畳み、スカートの丈を短くする。
「これで良いかな?」
とその場でくるりと回ると、ヒラヒラとスカートの裾が舞った。
「キャン♪」
と可愛らしくスカートを押さえた…

 
「早くしなさい!!学校に遅れるわよ。」
大介の母親が呼んできた。
「あ、ハ~イ♪」
と、大介は鞄を手に部屋を飛び出していた。

 

スニーカではなく、革のローファーを履いて学校に向かう。
鞄には愛らしいマスコットがぶら下がっていた。
歩くと、ブラジャーで固定されているにもかかわらず、揺れ動く自分の胸に感動していた。
毎日歩く通学路の景色も、いつもと違って見えた。

学校に近付くにつれ、同じ制服の数が増えてゆく。
「香取ーっ♪」
声を掛けてきたのはクラスの女の子だった。いつもは遠くから眺めていただけの「女の子」が、どんどん近付いてくる。
「オハヨッ♪」
と背中まで叩かれた。
「お、おはようございます。」
と返事をしたが、彼女はさっさと先を行ってしまった。

何気ない朝の光景ではあったが、大介は自分が彼女のクラスメイトの「香取」であると認識されていた事に思い至った。
(香取…何と呼ばれているのだろうか?女の子なのに「大介」はないよな?)
などと考えながら歩いていると、いつの間にか教室に辿り着いていた。
教室の扉を開けるとクラスメイト達の視線が集中する。
「お、おはようございます。」
と、とりあえず挨拶すると、一人の男子が大介に向かって歩いてきた。
「大介!!いつまで寝呆けてるんだ?」
彼は大介の脳天に空手チョップを落とした。
 

 
「い、痛ぇな。何するんだよ?!」
大介は天頂に走った痛みに手を当てた。
「だから、もう寝呆けるのは止めておけと言ってるんだ。」
と彼。

(痛い?痛みを感じるという事は「夢」から覚めたという事?)
大介はキョロキョロと回りを確かめる。
目の前には親友の長瀬祐希。彼をはじめ、クラスメイトの視線が集まっている。
「俺、寝呆けたまま学校に来てた?」
「寝呆けるにしてもな?何も沙織さんの制服て来ることはナイだろう?」
沙織は去年この学校を卒業した大介の「姉」だった。

寝呆けたまま登校した罰として、大介はその日一日、沙織の制服のままで過ごす事になってしまった。
(じ、女装はTSとは違う…)
大介の心の叫びが聞こえる者は、どこにもいなかった…

飴(1)

「何をしているの?」

公園の片隅に座り込み、傍らのクーラーボックスから取り出した粘土状のモノをこねくりまわしていると、子供達が集まってくる。
タイミングが良ければ、母親達に気付かれる前に仕掛けをする事ができる。俺は集まってきた子供達をぐるりと眺めまわした。気に入った娘は二人だった。
「これは飴だ。見ててご覧♪」
とひと切れを割り箸に絡め取り、鋏で細工を施す。
「ハイ♪」
と手近の女の子に渡した。
「ちゃんと食べられるよ。」と促され、女の子が舌を付ける。
「あま~い♪」
との反応に、ボクもボクもとガキ共が手を差し出してきた。
俺は最初と同じ作業を繰り返し、ガキ共に飴を配った。ただ、目を付けた二人には、オプションを練り込んでおく事に成功した。
「じゃあ、また今度な。」
と、母親達に見つかる前に撤収する。お楽しみは明日だ。
俺は明日の成果を期待しながら、クーラーボックスを肩に公園を後にした。

 
飴に練り込んだオプションとは、俺が開発した一種のナノマシンだ。
こいつは、飴の糖分とともに身体に吸収されると、血管を伝って脳に居座る。そこから、俺の指令を直接脳に送り込むのだ。

俺は公衆トイレの影から指令を送る。
(立て)と…
だが、砂場で遊ぶ子供達の中に立ち上がった女の子はいなかった。
更に(公衆トイレに向かえ)と指示する。
すると、一匹のノラ犬がこちらに向かってきた。
多分、母親に見つかり捨てられた飴をこいつが食ってしまったのだろう。

しかし、仕掛けは二本ある。
俺はもう一方にも(立て)と指示した。
今度は昨日目を付けた女の子が立ち上がるのが確認できた。
(こっちに来い)
女の子は砂場から離れると、こちらに向かって歩いてきた。
(男子トイレの個室に入るんだ。鍵は掛けるな。入ったら目を瞑って待っているんだ。)
そう指示を与えると、俺はもう一種類のナノマシンを取り出し、無針注射器にセットした。こいつと連動するヘッドギアは既に装着済みだ。
女の子が個室に入ったことを確認すると、俺はその後に続いた。
(声をたてるな)
そう言って無針注射器からナノマシンを送り込む。すぐ様、肌がチリチリする感じが伝わってきた。女の子の全身に散らばったナノマシンからの信号がヘッドギアから俺の脳に流れ込んで来ているのだ。
こいつは、被検者の感覚を共有するためのものだ。こうやって、女の子の腕を掴むと、俺自身の腕が誰かに掴まれた感覚が得られるのだ。
俺は、この女の子と感覚を共有したまま、この女の子にイタズラをするのだ。未だ成熟していない幼い肉体が、俺の愛撫にどんな感覚を得るのか、想像するだけでゾクゾクしてしまう。

 

「ふうっ」
と、俺は満足げに溜め息をついた。
女の子の感触は十分に堪能できた。女の子は初めて経験した快感に放心状態だ。
しかし、いつまでもこうしている訳にもいかない。不審に思った母親か、いつ探しに来るとも限らないのだ。
俺は個室から出て女の子から姿を隠す。
(さあ、目を開けて良いぞ。しかし、自分が裸なのを見ても驚いてはいけない。何も無かったのだ。服を着て皆の所に戻りなさい。そして、何をしてきたか聞かれたら、ここにはおトイレに来ただけだと答えるんだ。)
ナノマシン達はあと数時間で自然崩壊する。が、今はまだ活動を続けている。女の子が服を着てゆく過程をじっくりと堪能する事ができた。

女の子が公衆トイレを出た途端、
「ワン♪」と犬の声がした。
「あは、ジョン。そんな所にいたんだ?」
女の子は犬に抱きついていた。
木陰から覗いてみると、俺が仕込んだ飴を食べた犬が女の子にじゃれついていた。
(女の子の鼻を舐めろ)
俺が指示を出すと、犬はペロリと舌を伸ばした。俺は鼻の頭を舐められていた。勿論、女の子が感じたのを共有しているのだ。
次には犬にキスをさせた。そのまま伸し掛かるように女の子を地面に倒すと、犬の股間を女の子の顔に押し付けてやった。
多分偶然だろう、犬のペニスが女の子の口の中に入ってしまった。
その感覚までもが共有している俺にまで伝わって来るのだ。
俺はそのまま、犬の顔をスカートの中に突っ込ませた。鼻先でパンツに包まれた割れ目を突つかせる…

「な、何してんのよ、このエロ犬!!」
女の怒声が響き、俺は我に返った。
ジョンは俺のコントロール下から抜け出し、走り去っていった。解放された女の子は、母親に抱きつくとワンワン泣き始めた。
泣く事でナノマシンの崩壊が助長されたのか、俺に届く女の子の感覚も薄れていった…

 
女の子が泣き止んだ時には、何故かトイレに行った前後の記憶がなくなっていた。

飴(2)

俺の作る飴には、特殊な仕掛けが施されている。
その飴を食べると、練り込まれた仕掛けが体内に侵入する。それは俺が開発したナノマシンのようなもので、血液とともに脳に送り込まれると、そこから俺の指示を直接脳に働きかける。
つまり、俺の命令にはなんでも従うようになるのだ。

 
今日も俺は公園の公衆トイレの影から、昨日の成果の確認を始めた。
(立て)と指示する。砂場で遊ぶ子供達の中に、仕掛けを入れた飴を渡した女の子がいるのは確認していた。
が、立ち上がったのは男の子だった。女の子の飴を奪って食べてしまったのだろう。
それでも次の日にも一緒に遊んでいるからには、特別な感情を持っているのかも知れない。
「どうしたの?」
とつられるように女の子が立ち上がったのを見て、俺はヒラメいた。
(その娘を連れてこっちに来い)と指示を出す。
俺はもう一種類のナノマシンの準備を始めた。それは被検者と感覚を共有できるモノだ。

茂みの中に隠れる所に誘導した。
(女の子に目を閉じてじっとしているように言うんだ。何があっても声を出すなともな。)
男の子にそう言われ、女の子が目を閉じるのを確認した。
(俺が良いと言うまでキスしていろ。唇同士を合わせる大人のキスだ。)
男の子は俺に言われた通りに行動を起こす。
女の子はピクリと体を固くするが、言われた通りに目を閉じ、じっとしていた。
俺は男の子の背後から手を伸ばすと、ナノマシンを仕込んだ無針注射器を女の子の首筋に当てた。注入が終わると皮膚がチリチリとしてくる。感覚の共有が始まったのだ。
俺は再び身を隠した。
(その傍にビニールシートが敷いてある。女の子を裸にして、そこに寝かせるんだ。後はお前の好きにするが良い。日頃からやってみたいと思っている事は何でもしてやれ。もちろんお医者さんゴッコもOKだ。)
男の子は俺の指示に忠実に行動した。女の子も、彼の行為に抵抗することなく、されるが儘にしていた。
俺は男の子に服を脱がされてゆく感覚を、女の子と共有していた。
裸になると、ビニールシートに寝かされた。ひんやりとした感覚が背中に触れている。
「早く、来て♪」
躊躇している男の子に女の子が声を掛けた。その声に誘われて、男の子が動き出す。
「あん、ああん♪」
男の子の耳元に甘い吐息を吹きかけると、男の子の股間が固くなるのを感じる事ができた。
「センセイ♪お注射、お願いします。」
「先生?」
「お医者さんゴッコするんでしょ?あたしが患者さんだから、あたしにお注射して頂戴♪」
「ボクがお医者さん?」
「そうよ♪ホラ、ここに太い注射針があるでしょ?あたしのココにお注射するのよ。簡単でしょ?」

べつに俺が命じた訳ではない。この娘には感覚共有のナノマシンしか使っていないのだ。つまり、この娘自身が積極的に男の子を誘っているのだ。
股間を開き、自らの指で割れ目を押し広げる。
「ほら、ココ♪」
幼い肉体にもかかわらず、既に愛液で濡れ始めていた。
男の子がゆっくりとズボンを下ろした。まだ、皮を被ってはいるが、一人前に硬く勃起させていた。
男の子は女の子と体を合わせる。そして、硬くなったペニスを女の子のナカに入れた…

(…!!)

新鮮な感覚だった。
これまで、俺は自らの手で女の子達を弄び、そこから得られた快感をむさぼっていた。しかし、それは形を変えたマスターベーション以外の何物でもなかったのだ。
自分の意思の及ばない相手から責められる…完全に受け身の状態で得られる快感は、これまでの比ではなかった。

「ぁ、ああん♪」
女の子が喘ぐ。
俺自身も自らの口から、まったく同じ喘ぎ声が出そうになった。

俺は慌てて荷物をまとめ、公園を後にする…が、女の子との感覚共有を切り忘れていたため、男の子に貫かれる快感に捕らわれ続けていた。

飴(3)

昨日配った仕掛け入りの飴を食べたのは、その女の子の母親だった。
(母娘の関係というのも悪くないな?)
俺がイメージしたのは、母娘で風呂に入っているシーンだった。今日は公園ではなく、彼女達の家で楽しむ事にした。

公園を出る母娘を尾行してゆく。立ち並ぶマンション群ではなく、戸建の集中する一画に向かっていた。
ナノマシンをどうやって注入するか?
俺は母娘が家に入ってゆくのを見届けると、庭の茂みの中に身を隠した。
しばらくすると、オートバイが走りまわり、家々のポストに夕刊を入れていった。
そうか、これを取りに来た時に…俺は母親に指令を出す。(娘に新聞を取ってこさせるんだ)
すぐさま、娘を呼ぶ声がした。が、娘が出て来るより先に、ガチャリと門扉が開く音がした。旦那が帰ってきたのだ。彼はポストから新聞を取り出していた。
「パパ、お帰り♪」
扉を開けて娘が男に抱きついていった。
「今日はパパと一緒にお風呂ね♪」
ことごとく、俺の計画が崩されていく…

 

仕方なく、俺は父娘が仲良く風呂に入っている頃合いを見て、母親を呼び出した。
ナノマシンは長時間の活動ができないのだ。今手にしているやつを無駄にするくらいならと、俺は彼女の首筋からナノマシンを注入した。
(家の中に戻り、今の事は忘れろ)と指示した。彼女が扉を締めたのを確認して、俺は自分の家に戻っていった。

 

俺は胸を揉まれていた。
幼い肉体では経験したことのない感覚だった。既に開発され尽くされた肉体は夫の手で感じまくっていた。
「あん!!ああ~ん♪」
外ではなく部屋の中にいるという安心感から、俺は感じるがままに歓声をあげていた。夫の手が、俺の全身を刺激しまくる。敏感な所に舌が這わされ、乳首も吸われていた。
「男」に抱かれている。俺の感じている感覚はそれ以外の何物でもない。普通に考えれば「気持ち悪い」の一言で済ませられるのだが、今の俺は直にそいつに抱かれているのではない。
奴が抱いているのは彼の妻であり、俺は単に彼女の感覚を共有しているに過ぎない。そして、彼女は夫に愛撫される際に、最も快感が得られるよいに、その肉体を悶えさせるのだ。だから、俺が感じているのは、彼女が得られる最高級の快感に他ならないのだ。

前技だけで、俺は軽くイッてしまったようだ。
快感に頭の中が真っ白になる。しかし、その先には本番が待っているのだ。
脚が抱え上げられ、俺の股間に夫のペニスが侵入してきた。
それは、子供の肉体で得ていた快感とは次元の違うものであった。
俺の股間に蜜があふれていた。肉洞の中では複雑な形状に成熟した肉襞が夫のペニスを包み込んでいる。ペニスは膣内にある感じるポイントを執拗に責めたてていった。
俺は更なる快感を得ようと、胸に手をあてていた。指に力を込め、ゆったりと揉みあげてゆく…
俺自身の胸が膨らんでいて、それを自ら揉んでいるような錯覚に陥る。実際の俺の胸は平らなままだが、俺の欲求が彼女とシンクロしてしまったかのように、俺がやりたいと思った事を瞬間の時差もなく、彼女がやっていた。
「あん、ああん♪」
息遣いもシンクロしている。俺の耳には女の喘ぎ声が聞こえているように錯覚した。
「ぁあん、良いわ…アナタ、愛してるわ♪」
俺は愛する夫に貫かれ、幸福の極致にあった。
「い、いくぞ!!」
と夫
「あぁ、来て♪」
とあたし

あたしの中のペニスが膨らみ、夫の精液があたしの中を満たしてゆく…

 

 
「二人目…できるかな?」
あたしの隣で、夫が優しく頭を撫でてくれていた。

 

 

 
その日を境に、公園に現れていた変質者の姿がなくなっていた。
彼が何処に消えたかは誰も知らない…

告知

▼男の娘パラダイス2HP
http://otokonoko-soft.skr.jp/hp_otopara2_01top.html



にシナリオを提供しました。

まだ完成版を見た訳ではないのですが、お気に止めておいていただけると幸いです。

奈落

2011年1月21日 (金)

セミナー

~自分を替えてみよう~新しい貴方を見つけるためのセミナー
そんな謳い文句で、安くはない参加費を払ってきたのだ。

最初は広いフロアで準備体操のストレッチを行った。
午前中は、何かに成りきる訓練が続いた。
「石になってみよう。」
講師が指示する。
「丸く、硬くなって、風の音を聞いてみましょう。」
セミナーの参加者は一様に床の上に座り、体を丸くした。

「さぁ、次は木です。立ってみてください。」
皆が立ち上がる。
「梅や桜の木をイメージしましょう。今は冬です。葉は落ちてしまっています。」
参加者の列の間を巡りながら講師が暗示を掛けるように語り続ける。
「今は石と変わりません。貴方は風の音だけを聞いています。」
僕は「石」になっていた時の事を思い出していた。
確かに風の音が聞こえていた。それと同じに「木」となった今も風の音が聞こえてきた。
「季節は冬です。風はどんどん冷たくなっていきます。石の時には感じなかったでしょうが、今の貴方は生き物です。次第に寒さを感じていきます。」
僕は寒さを感じ、ぶるりと身震いしようとして、今の自分が「木」であることを思い出した。
木は身震いなんかしない。寒さもそのまま受け入れるしかないのだ。
「風だけではありません。冬には雪も降ります。」
僕は木となった自分が雪に埋もれてゆくのをイメージしていた。
「しかし、冬は長くは続きません。やがて、暖かくなり春を迎えます。」
雪が解けてゆくイメージとともに、体が暖かくなってゆくのを感じていた。
「さぁ、春です。皆さん、花を咲かせましょう。」
僕は体中に花が咲いてゆくのを感じていた。
柔らかな風が芳香を運んでくる。
僕は幸せな気持ちで満たされていった。

 
午後は個室に移されていった。
モニタが設置されていて、講師が画面越しに指示を出してゆく。
ワンルームマンションのような造りの部屋には様々な制服が揃えられており、講師の指示で様々な職業の人物に成りきっていた。

「さぁ、セミナーも佳境に入っていきます。」
講師の口調が改まった。
「目の前にもう一人の貴方をイメージしてください。しかし、そのままでは貴方が二人いる事になってしますので、貴方は別の人物になってもらいます。それは、貴方のお父さん、父親です。備え付けの衣装で貴方のイメージする父親になってみてください。」
僕は考えてみた。
お父さんってどんな格好をしていたっけ?仕事に出かけるときのスーツ姿のお父さん。休みの日にゴルフに行く時の格好。そして、家でくつろいでいる姿…
「準備はできましたか?」
と、講師が聞いてくる。
僕はお父さんになって、もう一人の「僕」の前に立っていた。
「では、目の前の息子に声を掛けてみてください。今の貴方は貴方の父親です。お父さんは貴方に何と言いますか?」
僕は「僕」に向かって言った。

「何時までもフラフラしているんだ?履歴書に家事手伝いとでも書くのか?」
「僕」が僕も睨め付ける。
僕はこんな眼でお父さんを見ていたのだろうか?
「な、何か文句あるのか?」
僕は「僕」に言う。
「少しは男らしい所を見せたらどうなんだ?」
「僕」はプイと視線を逸らしていた…

 
「次は、貴方は母親になります。着替えてみて下さい。」
僕は目の前で丸くなっている「僕」をそのままに、母さんになるべく、次の衣装を選んでいた。
「少しお化粧もしましょうか?」
鏡台の前に口紅やファンデーションが用意されていた。
パーマを書けた長い髪のカツラを付けて鏡の前に立った。
同じ染色体を受け継いでいるのか、僕の顔には若い頃の母さんの面影があった。
クリームを塗り肌を白くして、口紅を塗ると、そのまま若い頃の母さんのイメージそのままだった。
「では、目の前の息子に声を掛けてみてください。今の貴方は貴方の母親です。今度は、貴方がお母さんに掛けてもらいたい言葉を掛けてあげて下さい。」
(…??…)
僕は目の前の「僕」に向かって何か言おうとした。が、目の前の「僕」がどんどん霞んでゆく。
透けるように向こう側の壁や床が見えたかと思うと、フッと消えてしまった。
「どうしちゃったの?」
僕は自分が母さんになったまま「僕」を探した。

 
カチャリ
とドアが開いた。
そこには見知らぬ男性(?)が立っていた。
「ここからはパートナーの方に手伝ってもらう事になります。」
講師の声がした。
「貴方の目の前にいるのは、貴方自身だと思って下さい。貴方は貴方のパートナーとなります。配偶者や恋人。様々なパターンがありますが、貴方は貴方自身のパートナーです。」
講師の話しからすれば、目の前の男もセミナーの参加者の一人なのだろう。僕と同じように自分の反対の性役割の格好をしている。
「イメージが違ったら着替えても構いません。これから暫くは貴方自身のパートナーに成りきってもらう事になります。」

僕は鏡を見た。
鏡に映る女性が僕のパートナーなのだ。
実際には僕にはパートナーと言える女性は存在しない。だから、鏡の中の女性に僕の理想を重ね合わせる。
(もう少し可愛い系のお化粧が良いかな?髪の毛にはリボンかカチューシャをした方が可愛く見えるな♪)
ドアの前に立っている「僕」には少し待ってもらった。
クローゼットから可愛らしいワンピースを持ってきた。胸ももう少しボリュームが欲しいと、大きめのブラジャーに詰め物をしてみた。パンストよりは生足にニーソックスが良いね。この絶対領域に眼を向けない男の子はいない筈だ。
「僕」の前だと言うのに、僕は下着姿でコーディネートを考えていった。
ベッドの上に着るべき服が並んだ。
(完璧だね♪)
と満足したが、その先に困難が待っていた。
先ず、ワンピースが着れない。背中のファスナーを上げる事が出来ないのだ。
見かねた「彼」が手伝ってくれた。
「お化粧もやってあげようか?」
とまで言ってくれた。
確かに、鏡の中の僕は僕のイメージとはほど遠い出来ばえであった。
「彼」はテキパキと僕の顔に化粧を施していった。
鏡の中には、僕の想像以上に可愛い娘が映っていた。

「皆さん、準備は出来たでしょうか?」
思い出したかのように講師の声が届いた。
「それでは、元男性の皆さん。これから暫くは貴女方の時間です。先ずは、これまで貴女がパートナーの女性にさせていた事を、貴女自身でやってみてください。勿論、目の前の男性はこれまでの貴女自身です。さて、女性の貴女は何をやらされていましたか?この部屋は充分に防音されています。プライバシーも確保されていますから、肉体的に危害を加えない限り、何をしても構いませんよ♪」
僕は「僕」を見返した。
「僕」が頷き、僕が何かをする事を促した。
僕には実際には付き合っている女の子などいない。もしいたら…と考えてみる。
目に付いたのはキッチンだった。
(そうだ、何か料理を作ってもらえると嬉しいな♪)
僕は「僕」にそう言われた女の子になりきって、キッチンに向かった。
冷蔵庫を開けるとそこには様々な食材が詰まっていた。
「何か作ってくれるのかい?」
と「僕」が声を掛けてきた。
「貴方はそっちでテレビでも見ていて頂戴ね♪」
「それでも良いけど、料理を始めるなら、エプロンを着けた方が良くはないか?」
「っあ!!」
僕は慌てて近くの棚に掛けられていたエプロンを手に取った。
が、ここでも慣れていないので、後ろ手で紐が結べない。ワンピースの時と同じに彼が結んでくれた。

「僕はレトルトでも構わないよ♪」
冷蔵庫の前で固まっていた僕に彼が助け船を出してくれた。
普通の女の子なら、料理の一つくらいは出来ても良いものだが、僕はこれまで料理などしたこともなかったのだ。食材があっても、どれをどう調理すれば良いかわからない。それ以上に、包丁ひとつまともに扱えない筈である。
レトルトなら、電子レンジでチンすれば誰にでもできるのだ。
適当に選んで、箱に書いてあった時間をセットしてスイッチを入れた。
出来上がるまでに少し時間があるので、コーヒーを淹れた…とは言っても、お湯を沸かし、インスタントのコーヒーに注いだだけだったが…
「ありがとう♪」
彼がそう言ってカップを受け取ってくれたので、何だか幸せな気持ちで一杯になっていた。

電子レンジがチンと音をたてて、料理が出来上がった事を知らせてきた。
僕はテーブルに料理を並べ、彼と向かい合って座った。
「美味しいよ♪」
と言ってくれただけで、もうお腹が満腹になってしまったような気がした。

 

「次は元女性の方の時間となります。」
食事を終えて二人でテレビを見ていると、講師からのメッセージが届いた。
「隣にいる女性は、これまでの貴方自身です。これまで貴方がパートナーの男性からしてもらいたくてもなかなかしてもらえなかった事を、目の前の貴女自身にしてあげて下さい。先程も言ったように、その部屋のプライバシーは守られています。さぁ、もう夜も遅くなってきました。眠りに就くまでの間に、思い残す事のないようにしてみてください♪」
講師の言葉に僕達は顔を見合わせていた。

「そうだよね。一晩を過ごすって事はそういう事なんだ。」
彼は何かを納得したかのように首を振っていた。
「どういう事?」
と僕が聞くと、
「大丈夫。僕に任せておいてくれないか?きっと素晴らしい体験ができるよ♪」
そう言うなり、彼は僕を抱え上げた。俗に言うお姫様だっこだ。
僕は彼の言う通り、全てを彼に任せる事にして、大人しく運ばれていった。

ポンッと落とされたのはベッドの上だった。
「まだ、夜は始まったばかりだよ。」
彼顔が近付いてくる。
反射的に僕は瞼を閉じていた。
彼の唇が僕の唇に触れる。
口の中の酸素が吸い出され、頭の中がボーッとしてきた。
舌が割り込んでくる。
僕の舌と絡まり、二人の唾液が混ざりあう。
彼は僕のパートナー=恋人なのだ。これは極自然な行為なのだ。
そして、僕はこの行為に快感を覚える…

背中のファスナーが降ろされていった。
彼の手が背中から入り込み、僕の身体を抱き締めてくれた。
ワンピースが脱がされていた。ブラの上から彼の掌が僕の胸を揉みあげてゆく。
「んあん、ああん♪」
僕は無意識のうちにオンナの喘ぎ声をあげていた。
「そうだ、どんどん気持ちよくしてあげるね♪」
彼の手が、僕の知らない性感帯を次々と刺激していった。
僕は淫らに悶え、嬌声をあげる。
「あん、ああ~~~ん!!」
僕は快感に流されていった…

 

僕は全裸になっていた。
彼もまた裸になっている。
僕の股間が広げられ、彼がそこに割り込んでこようとしていた。
彼の股間には立派なペニスがそそり立っていた。
それが、造り物である事などどうでも良い。
僕は今、彼のペニスに貫かれようとしているのだ。
恋人であれば当然の行為…僕はソレを望んでさえいた。
(ぁあ、早くキて♪)
僕は誘うように腰を振っていた。
「じゃあ、いくよ。」
と彼の声がし、彼のペニスが僕の中に入ってきた。

痛みはない。
快感だけが膨らんでゆく。
僕の肉洞は彼のペニスで満たされ、僕の心は愛で満たされていった。
僕は快感だけを享受しつづけていった。
それ以外に何もない。
幸せの中で僕の意識は薄れていった。

 

「さぁ、朝です。セミナーはこれにて終了となります。貴方は変われましたか?」
講師の声に目覚めの時が来た事を知った。
「元の姿に戻るも戻らないも貴方次第です。」
ボクはベッドの隣で目覚めを迎えた彼を見つめていた。
「どうする?」
と彼…
「このままで…」

 

 

 
セミナー会場の外ではレポーターが参加者のコメントを集めていた。
「セミナーはいかがでしたか?」
腕を組んで現れたカップルに向かってマイクを差し出した。
「はい、すごく良かったです。」
と女の子。
「どこが変わりましたか?」
「もう、全部が変わっちゃいました。昨日までの自分はもうどこにもいません。」
とにこやかに応対する女性に、男性が優しく声を掛けた。
「本当に後悔していない?」
「大丈夫よ♪」
そう言って二人は街の雑踏の中に消えていった。

ふたりの夜

ギイッと扉が開いた。

「冷えると体に悪いですよ。構いませんから、こちらにいらっしゃいな。」
扉の影から年配の女性が手招きしてくれていた。軒の下で弾ける水滴を被りつつ雨宿りをしていた俺達は顔を見合わせる。

「それじゃあ、お言葉に甘えさせていただきます。」
と、止みそうにない雨な中に走り出していた。既にぐしょ濡れになっているので、俺達は構わないが、ご婦人の家の中が水浸しになるのでは?と心配になった。

その家の玄関は以外と広く、濡れた荷物も土間に置いておく事ができた。
俺達にはバスタオルが渡され、床を濡らさない程度に余分な水分が取れると、風呂場に案内された。
「丁度良い具合に沸いてますから、じっくり暖まっていってくださいね。わたしは暖かいスープでも用意していますから♪」

案内された風呂場は結構広く、俺達二人が同時に入ることも可能だった。
「これってジャグジーって言うんだっけ?温泉以外ではテレビとかでしか見たことがないよ♪」
丸い湯舟からは、ブクブクと泡が立っていた。
「先に入ってろよ。」と俺が言うが、
「こんなに広いんだよ。二人で入れるよ♪」
「物理的にはな…」
「なら、問題ないじゃないか。」
「お前に問題なくとも…」
「昔は平気で一緒に入ってたじゃないか?今更恥ずかしがる事なんかないだろう?」
「それは、お前が…」

(お前が男だった時の事…)と続くのだが、今の俺達にそれは禁句であった。
敏之が男でなくなって行く様を、俺はこの半年、何もできずに只見守っているだけであった。親友である俺だけでも、敏之を「男」として接してやらなければ、奴は即にでも自分を見失い、…最悪の場合、自ら死を選んでいたかも知れない。

俺の言いたかった事を言外に察知したのだろう、
「判ったよ。じゃあ、先に入らせてもらうな。」
と、服を脱ぎ始めた。

敏之に背を向けていると、しばらくしてドアを開け浴室に入っていく音が聞こえた。
「ふう」
と俺は溜めていた息を吐いた。普段は男物の服を着ているから、さほど意識する事はない。が、裸になれば奴の肉体が「女」であることを隠す事ができない。
俺は奴が女である事を意識しないよう努めてきた。しかし、敏之が「女」である事は否定できない。そして、少しでも気を抜けば、奴を女として見ている自分に気付く日々が続いていた。
あからさまに奴の「女」を見せつけられた時、はたして俺は理性を保ち続けられるだろうか?…

「晃も入りなよ♪」
浴室から出てきた敏之はバスタオルを胸の高さで巻いた姿で現れた。
「なっ!!」
俺は言葉を失った。敏之の艶めかしい肢体を見せつけられ、体中の血液が股間に集中してゆく。
「は、入ってくる!!」
と、俺は腰を屈めて浴室に転がり込んだ。
何かにつまづき、派手な音が浴室に響く。
「大丈夫?」
と敏之が声を掛けてくる。
「大丈夫だから、服を着てむこうに行っててくれ。」
敏之は俺の願いを受け入れて、即にも脱衣所からは気配が消えていた。

 

体が暖まり、落ち着きも取り戻してきた。
普段の俺に比べると、かなりのんびり湯舟に浸かっていたようだ。少しのぼせているのか、思考に霧が掛かっているような感じがした。
浴室を出て体を拭いていると、
「晃♪服は洗濯しているから、これを着てって。」
ドアが開き、敏之が入ってきた。
(?)
奴はこれまで一度として着ようとしなかった「スカート」を穿いていた。
「この家にはこんなのしかないらしいよ。それは晃も同じだからね。」
と手にした着替えを台の上に置くと、
「ボクは奥様を手伝ってくるからね。絶対に裸で現れるなんてハシタナイ事はするなよな!!」
敏之はスカートを翻して去って行った。
(こんなのしかない…か)
確かに、奴が置いていったのは女物の服…スカートやブラウスだった。更に下着も女物で揃えられていた。
(ブラジャーまで用意してある?)
しかし、これ以外に着るものはない。裸のままでいる訳にもいかず、ブラジャーとストッキングだけは抵抗があるので、それ以外を着る事にした。
本当はスカートも穿きたくなかったが、女物のパンツ丸見えでは余計変態的だったので、穿かざるを得なかった。

鏡に映してみたが、やはりまともな格好ではない。敏之は意識はともかく、肉体は女性である。奴に似合わない筈もない。
いつもは抑えつけているバストが解放され、更にブラジャーで強調されていた。思い出しただけで、俺の股間は硬くなり、スカートの生地を押し上げていた。

(な、ナニを考えているんだ、俺は!!)
慌てて頭に浮かんだイメージを打ち消し、心を落ち着かせた。
何とか下半身の膨らみをごまかせるようになってから、俺は風呂場を後にした。

 

食卓には暖かそうに湯気をたてたスープと柔らかそうなパン、そしてサラダとフルーツが山のように用意されていた。
「どうぞ召し上がってくださいな♪」
婦人が椅子を引いて誘ってくれた。
「あ、ありがとうございます。」
服の事についてヒトコト文句でも言ってやろうかと思っていたが、彼女の優しい笑顔の前に腰砕けになってしまった。
既に敏之はスープを掬っていた。俺もスカートの下に手を当て、椅子に座った。
食卓ではもっぱら敏之が婦人と他愛もないお喋りをしていた。その姿、話の内容とも、すっかり女同士のものになっていた。
「晃もそう思うでしょ?」
と、時々話を振ってくるが、結局俺はナマ返事を繰り返すだけだった。

食卓の上も大分片付いた頃、
「じゃあ、晃♪ボク達も寝室へ行きましょうか?」
敏之が全くの女の子言葉で言ってきた。それが、いつもの敏之の姿で言われれば違和感アリアリなのだが、スカート姿だと自然体で聞こえた。
二人にはひと部屋が与えられていた。大きなベッドが一つだけあった。
「俺は床で寝るから、敏之はベッドを使えな。」
と毛布を剥ぎ取ろうとすると、
「何で?一緒じゃ駄目なの?」
とその手を押さえる。
「そんな女の子している敏之を前に、俺は何かしない自信が持てないんだ。」
「ほら、今は女の子同士でしょ♪」
と鏡を見させる。
ベッドの脇に立つスカート姿の女の子が二人…
「お、俺は男だ!!」
と、鏡から視線を逸らす。
「こんな可愛い顔してるのに?それでも男だと言うの?なら、世間で言う男の娘なのかな?」
「着るモノがないから着ているだけだ!!」
「そんな事言って、自分の可愛さに見とれてたんじゃない?」
「そ、そんな事…」
敏之に詰め寄られ、俺達はベッドに倒れ込んでしまった。
鏡にはベッドで絡み合う女の子の姿…
「やっぱり晃って可愛い♪なんか、久しぶりに勃っちゃったみたい。」
スカート越しに触れる敏之の下半身に違和感を感じた。
何か硬いモノがゴロリと触れてくる…
「お、お前…女になったんじゃないのか?」
「そうよ♪この体は隅から隅まで女の子になっちゃったわ。勿論、生理もあるから、赤ちゃんだってちゃんと産める筈よ。でもね、時々、可愛い娘を見て男だった時のように性的に興奮すると、ココだけが男の子に戻っちゃうのよ。」
「それって、今迄も何度かあったって事か?」
「そうよ。晃と一緒に男の子の格好をしていると、精神的にも男に戻ってしまうようね♪あたしの体に男の子が戻ったのも、精神と肉体のアンバランスが生み出したものじゃないかと言われてるわ。」
「それって…」
「晃があたしに男のままでいるように言ったからよ。だから、セキニンは取ってもらうからね♪」
「責任?」
「ほら、コレをどうにかしないと♪」
と奴は股間を圧し付けてくる。
「ふたなり娘と男の娘のカラミなんて、凄く廃退的じゃない?」
敏之に組み伏せられた俺は身動きが取れなかった。そんな俺のスカートの中に敏之の手が差し込まれ、グイっとパンツが引き剥がされた。
「あらら?貴女って見かけによらず、淫らなのね♪ほら、ここの所なんて、もうグッショリ濡れてるじゃない?」
それはカウパー線から漏れ出た汁の染みだった。言葉で責められるだけでも、先走りの汁は出続けてしまう。
「ほら、コレが欲しいんでしょ?」
と敏之はスカートを捲ると、奴のペニスを露出させた。
「良いわよ♪コレで晃を思う存分可愛がってあげるわね。」
と俺をうつぶせにさせる。俺のスカートの下にはむき出しの俺の尻があった。
敏之がソコに突き入れてくる。
「んあん、ああん。」
俺は女のように喘ぎ、悶えていた。
その姿は鏡に映り、二人の女のレズプレイを俺に見せつけていった。

 

「どお?良かったでしょう♪」
敏之が俺の頭を撫でながら言った。
「…」
俺は答える言葉を持っていなかった。
オカマを掘られたのは男として屈辱…の筈なのだが、敏之と「親友」以上の関係になれたという満足感に満たされていた。
それは「愛」と呼べるものなのだろうか?
俺は敏之のためなら、何でもやってあげようと言う気になっていた。彼のペニスのまわりを舌で綺麗にしろと言われればその通りにし、フェラチオをやれと言われれば悦んでやってしまうに違いない。

俺はただ、俺の頭を撫でてくれる敏之の手にうっとりとしていた…

 

「起きましょうか?」
と敏之が声を掛けてきた。窓の外には明るい日差しが降り注いでいた。
「奥様のお手伝いもしなくてはね?」
「あ、はい♪」
俺は一気に飛び起きた。昨夜は二人して遅くまで全裸で絡みあっていたのだ。
「先に使うわね♪」
と敏之は部屋に備え付けのシャワールームに入っていった。
俺は、取り敢えず適当に下着(勿論女性用だ)を着けて、起き抜けのベッドを整えた。

敏之が全裸で出てくる。
関係を持った俺の前だからというのか、身体を隠そうともせずに現れる。当然の事のように彼女の股間もまる見えである。
昨夕、敏之が言ったように、普段はそこは完全に女の子の股間だった。俺を貫いて快感を与えてくれた逸物は、影も形もなかった。
「晃も入ってきなさい。」
そう言われ、俺はようやく彼女の股間から視線を外すことができた。

シャワーから出てきた時には、敏之は既に着替えを終えていた。
「貴女の着替えも用意しておいてあげたわよ♪」
「ありがとう。」
と手渡された服を広げた。
それは、彼女が今着ているのと同じ、クラシカルなメイド服だった。
「着るの難しいから手伝ってあげるわね♪」
手伝うと言うよりは、彼女に着せてもらったと言った方が正しいと思う。ついでに化粧までしてもらっていた。
「早く一人でできるようにならないとね♪」
と彼女が言う。
俺達はいつまでこの屋敷にいる事になるのだろう?

俺には敏之に「帰ろう」と言う事ができなかった。俺は彼女が満足してくれるなら、悦んで彼女の考えに従うようになっていた。
俺達はメイドとして奥様と供に日々を過ごすことになった。

そして毎夜のように、敏之が俺を愛してくれる。
これもまた「幸せ」と言うものなのだろう。
今夜も敏之のペニスが俺を貫く。
「あん、ああ~~~~ん♪♪」
俺は悦感の渦に呑まれていった。

ふたりの夜(裏の後日談)

ピンポン
とチャイムが鳴った。
「お客様がいらしたわ。二人とも準備をしておいて頂戴。」
と奥様から指示が出る。
「ハイ♪」
と敏之。俺は彼女に従って俺達の寝室に戻った。
「下着をコレに替えましょう♪」
渡されたのは黒いセクシーな下着だった。ストッキングもベルトで吊るやつだ。
「胸ももう少しあった方が良いかしら?」
と注入器で液状シリコンを俺の胸に入れられた。
俺の胸は一気に膨らみ、ブラのカップにピタリと収まった。
「お客様には粗相のないようにするのよ♪」
「ハイ。」と俺は返事をすると、再びメイド服に身を包んだ。

 
この館が特殊な娼館である事は数日で判明した。
「お客様」と呼ばれる男性がやってくる。既に奥様と敏之の間では話しが出来ているようであった。
敏之はセクシーな下着に着替え、お客様のオモテナシをした。俺が控えで待機していると、寝室から敏之にアノ声が聞こえてきた。俺と二人の時には女の子同士として…専ら攻めにまわり俺を可愛がってくれる敏之が「女」として悦感に喘いでいた。
こうして幾度となく、敏之は「お客様」の相手をした。
時には敏之のペニスが「お客様」を貫いているのか「お客様」の喘ぎ声が聞こえる場合もあった。
「ふたなり娘がウリだからね♪」
敏之がそう答えた。
「そろそろ男の娘もお仕事をしなくちゃね?」
そう言われ、俺も「お客様」のオモテナシをする事になった。
敏之以外のモノに貫かれる…不安しかなかったが、実際に貫かれたとき、そこには快感しかなかった。

「お客様のご希望なの♪」
俺の胸に詰め物を注入する仕掛けが入れられた。注入する液状シリコンの量で任意の大きさのバストが作られる。
膨らんだ胸を揉まれると、そこからも快感が得られるのが解った。
最近では「お客様」のオモテナシをするのはもっぱら俺の役目になっていた。

 
「晃?」
その「お客様」は俺を見るなりそう言った。
「父さん?」
俺達はまじまじと互いを見合った。
「綺麗になったな♪」
そう言うと俺の腕を引いて寝室に向かった。
「と、父さん?」
俺はどう反応して良いか解らなかったが、背後から敏之の声がした。
「その方は「お客様」よ。」
そうなんだ…
俺は理解した。
そして…
そのまま俺は「お客様」に抱かれた。

 
「お客様」が満足して帰ってゆく。
奥様と俺達3人がそれを見送る。
「もうここは貴女達に任せても大丈夫ね?」
奥様はそう言った。
「今日から貴女がこの館の女主人よ。よろしくね♪」
と敏之の肩に手を乗せた。

「お早うございます。“奥様”♪」
俺は敏之に向かってそう言った。
彼女は奥様が着ていたシックなドレスを着ている。
俺はメイド服のままだ。
それが今の俺達の立場だ。
が、それが不満な訳ではない。
「お客様」のない日は、毎夜のように“奥様”が俺を可愛がってくれる。
こんなに幸せな日々はない。

今夜も“奥様”のペニスが俺を貫く。
「あん、ああ~~~~ん♪♪」
俺は悦感の渦に呑まれていった。

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