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2010年9月 4日 (土)

ザ・パワードスーツ(装甲強化服)-裏-

「ふう…」
戦闘評価が終わり、一息ついた。
肉体的と言うよりは、力を加減する為に神経を使った事による気疲れが大半を占めていた。
装甲強化服としての評価は申し分なかった。その軽さは装着している事を忘れるくらいである。動きにもストレスがなく…デザインの一点を除けば、理想を絵に描いたようなできばえであった。

「君は本当に大神君なのかね?」
報告の際に評議員の一人にそう聞かれた。
「はい、本人です。」
と答えたが、出てきた声は女の声であったため、本当に理解していたのか甚だ疑問が残った。

 
「で、こいつを脱ぐにはどうすれば良いんだ?」
部屋に戻ると即座に尋ねた。
「先ずはパワーをノーマルに戻してくれ。その後、シャワーで充分に洗浄しておいてくれ。その間に準備をしておくから。」
そう言われ、俺はコスチュームの胸の隙間に手を突っ込むと、制御装置を操作した。
コスチュームが霧散し、俺は全裸になった。実際は装甲強化服を装着しているのだが、そのデザインが女の裸体そのものなので、全裸と表現するしかなかった。

シャワーを浴びて戻って来ると、見知らぬ女性が待っていた。
バスローブを渡されたので羽織ると、別に用意されたタオルで長い髪が器用に頭の上にまとめられた。
「そこのベッドに寝て頂戴。」
と指示された。
「これで電磁溶液を回収します。」
と彼女の手に握られたホースを見ると、その先端は何故かペニスの形状に模されていた。
「これも制作者の趣味か?」
「まあ、そう言う事です。では膝を曲げて両脚を開いて下さい。」
俗に言うM字開脚だ。
「な、何故こんな格好を?」
「理由は、溶液の排出アタッチメントが股間にあるからです。あまりにも刺激的な形態になりますので、男性の方々には退席していただきました。」
そう言って、ホースの先端が俺の股間に充てがわれた。

ヌッ!!

とホースの先端が挿入された。
その形状がペニスである事から、見た目はSEXそのものである。男の俺が女の立場で、股間の穴=膣にペニスを受け入れている…
倒錯的な展開に思考が付いていけなかった。

「あん、ああん♪」
更に発声装置が勝手に女の喘ぎ声を出している。
「気持ち良いですか?」
と問われると、
「ああん♪もっと~~」
と勝手に答えている。
「作動させますね♪」
と彼女がスイッチを入れると
「あアンッ!!!!」
俺は思わず叫んでいた。
股間から発せられた強烈な快感に、叫ばずにはいられなかったのだ。膣の中でペニスが蠢きまわっている。
実際はアタッチメントの中でホースの先端が溶液を吸い出しているのであるが、俺の脳に伝わる感覚は「快感」以外の何物でもなかった。
身を捩り、激しく悶えながら、快感に打ち振るえるオンナのように、俺は嬌声を上げ続けていた。
何度も快感の絶頂に達する。
「アアン♪イクゥ、イッちゃう~~!!」
溶液が漏れているのか、俺の股間は愛液をあふれさせたかのように、ぐしょぐしょに濡れていた。

 
気が付くと、俺はベッドの上に寝かされていた。
既に股間からはホースが抜かれていた。手を伸ばすと、汚れは綺麗に拭い去られているようだった。

ビクリッ!!

と衝撃が走った。
アタッチメントの付近をうろついていた俺の指が、敏感な部位に触れたようだ。
位置的には、女性のクリトリスの場所である。僅かな突起がそこにあり、それに俺の指が触れてしまったようだ。
それは「衝撃」ではあったが、決して不快な感覚ではなかった。
俺がゆっくりとそれに触れると、そこからは快感が沸き起こってきた。
「ハアハアハア…」
息が粗くなる。
股間に伸ばした手とは反対側の手が、無意識のうちに胸に乗せられていた。
指を動かし、揉みあげると、そこからも快感が生まれてきた。
「ああん、あああん♪」
一度、快感に媚声をあげてしまうと、喘ぎ声を抑えることができなくなるらしい。
俺はベッドの上で自為に耽るオンナのように、喘ぎだしていた…

「結構慣れたかしら?」
突然の女の声に
「キャン!!」と可愛らしい悲鳴をあげてしまった。
「続けてても構わないわよ。制作者の楽しみが増える事になるけどね♪」と柱ね陰から窺っているカメラのレンズを指し示した。
「も、もしかして…全部観られていた?」
「ビデオにも記録されているわ。あたしとしては、それが編集されて市場に出回る事のないように祈ってあげるだけだけどね♪」
俺は慌てて股間に挟み込んだ手を抜きとっていた。

「どう?結構感度良いでしょう♪」
そう聞かれても、俺には比較できる尺度を持っていなかった。少なくとも「男」の快感とでは比較にならない。
「もっと気持ち良くさせてあげるけど、どうする?」
俺の心の片隅には、更なる快感を味わってみたいと思う気持ちがあったが、この快感に麻薬のように浸されてしまいそうな恐怖心の方が大きかった。
「とにかく、早くこの装甲強化服を脱ぎたいんだがな。」
「それは残念ね♪今回は特別に評価項目が増えているの。まだ、しばらくはそのままでいてもらうから♪」
「まだ試験があるのか?それなら…」
若干の気だるさを振り払い、俺はベッドの脇に立つと、マックスパワーにすべく、制御装置を操作した…

「変身はできないわよ。電磁溶液を抜きとっているから。今の貴女には、普通の女の子が出せる程度の力しか出せなくなっているわ。」
「じゃあ、何を評価すると言うんだ?」
「う~ん、もう少し待っていて。今、準備しているから♪」
俺は訳が解らず、再びベッドに腰を下ろした。

トントン
とドアがノックされた。
入ってきた若い男は、俺の姿を見るなり、
「し、失礼…」
と目を背け、外に出ようとした。
「待ちなさい。」と彼女に呼び止められる。
「試験の内容は聞いているのでしょう?あの娘が相手よ。」
と、俺を振り返る。
「貴女も場末の娼婦じゃないんだから、女らしく恥じらいを持ったらどう?膝を広げて座ってると、大事な所が丸見えよ。」
そう言われ、慌てて脚を閉じた。
しかし、全裸で男の前に居るなど、場末の娼婦と大差はないように思えるが、敢えて口にする事はやめておいた。

「じゃあ、よろしく♪」
と彼女は男を残して立ち去ってしまった。
残された男は爽快を絵に描いたような笑顔を浮かべ、俺に近づいてきた。
「アリスちゃん…て言ったっけ?大丈夫。怖がらないで♪全て僕に任せてくれれば良いから…」

な、何だ?「アリスちゃん」て言うのは?
俺が何の反応もできないうちに、ベッドに押し倒されていた。
男の唇が俺の口を塞いだ。
何をするっ!!
と叫ぼうにも声は出ず、奴を振りほどこうにも、女の子程度の力しか出ず、簡単に押さえ込まれてしまった。
(喘ぎ声くらいしか出ないよう、発声装置にフィルターを掛けさせてもらっています。)
耳の奥から女の声が聞こえてきた。
(オンナとして、どれだけ感じられるかが、本試験のテーマです。こころゆくまで感じてみて下さいね♪)
バ、バカを言うな!!
俺は「男」だ!!!!
男に抱かれる趣味はない!!!!!!

俺の叫びは漏れることなく…
「あ…あん♪」と勝手に喘ぎ声が漏れるだけだった。

「おや?もうこんなに濡らして♪僕の事が待ち切れずに自分でシていたんだね?」
男は俺の股間を撫であげて、指に絡み付いた愛液を舐めあげた。
「じゃあ、僕もサービスしてあげないとね♪」
と、俺の下半身側に移動すると、肩に担ぐように太股を抱きあげた。
「ヒャン!!」
異様な感覚に俺は変な叫び声をあげていた。
奴が俺の股間を舐め始めたのだ。あふれてゆく愛液を舌で舐め取り、割れ目の奥の肉襞やクリトリスを刺激する。
「あん、ああ~ん♪」
思わず艶声を上げてしまう。
「ダ、ダメェ。ソコは汚いヨ…」
奴は俺の肛門にまで舌を差し込んできた。
「アリスちゃんはどこを舐めても美味しいよ。」
男はインターバルを置き、今度は足の指を舐め始めた。
「や、やめて♪くすぐったいっ!!」
そう訴えたが、俺には彼から与えられる刺激の全てを「快感」として感じてしまっていた。

 
男はいつの間にか全裸になっていた。
彼のペニスが俺の膣壁を擦りあげる。
俺は快感に呑まれていた。
「あぁ、ダメェ~。イク…イク…イッちゃうよ~~♪」
叫んでいたのは俺自身だった。快感にオンナのように喘いでいる事に、違和感を感じなくなっていた。
「それじゃあ、これでフィニッシュだ。」
彼の腰の動きが激しくなり、ペニスの先端が幾度も子宮口を叩いていた。
「ううっ!!」
と男がうめき、俺の膣に精液が放出された。
「あ、ああーーー!!」
俺は快感の絶頂にイき、淫らに叫んでいた…

 

 

 
再びシャワーを浴び、汚れを落とした。
バスローブを羽織り、タオルで長い髪をまとめる。
出てきた俺の前に何か書かれた紙を持った彼女が立っていた。
「まだ、何かあるのか?」
俺が聞くと、
「これで終わり…の筈だったんだけど、状況が変わってしまったの。首都に巨大モンスターが現れたらしいの。済まないけど実戦に出てくれない?

俺は戦場に向かうバンの中で電磁溶液の再充填を行った。
モンスターの前に立ち、胸に手を充て、マックス・バワーを呼び出す。

「フレッシュ・ビューティー。モード=マックス♪セットア~ップ!!」

俺はそう叫ぶと、巨大モンスターに向かって斬り掛かっていった。
こうして、俺の戦いの日々が始まったのだった。

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コメント

TSF最高~!
good job!
戦闘シーン 戦時キャンプシーン とか 色んな 続編が思い浮かびます。

ひょっとして、スーパーヒロインの正体って・・・
これは国連機密?奈落さん^^

いつも読ませていただいてます。
久方ぶりに強烈な皮モノが来ましたね!

股間のこととか色々見ていて、ちゃんと脱げるのか不安になりますけど…w
このスーツを使った話は、まだまだ見てみたいですね。

皆さん、コメントありがとう。
シリーズ化は検討してみますが…
(MAX-MANも頓挫しています)

装甲強化服の弱点はアタッチメントになりますので、モンスターもソコを攻めるように進化してゆくと考えられますね♪

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