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2010年8月29日 (日)

騙された?(1/2)

「騙されたと思って飲んでみたら♪」

目の前の美女が囁きかける。この女がキモオタの西田だったとは、到底思えるものではない!!
「大丈夫だよ。僕でもこれくらいになれたんだ。お前なら凄くカワイクなれる筈だよ♪」
口調は西田だと思えば、そう思えなくもないが、溶けそうな程の甘々な女の声が、俺に警告を発している。
「三日も経てば元に戻れるって言うから、安心して僕に任せてくれないか?」
相手が西田だと解っていても、オンナのすがるような瞳には、心を揺さぶられてしまう。
「ネェ、オ・ネ・ガ・イ♪」
と押しつけられた瓶を僕は手にしてしまっていた。
「さぁ、グッとやって頂戴♪中途半端だと、効果が正しく出て来ないからね。」
と瓶の底に彼女の手が添えられ、押し上げられる。
瓶の縁が唇に触れた。
「さぁ♪」
促され、僕は瓶の中の液体を飲み干してしまった…

 

 

「…こんなものかしらね?」
女の声がした。
僕は気を失っていたらしい。
「想定以上だよ。」
と男の声…
俺は椅子に座らされているようだ。
ゆっくりと目を開けると目の前に愛らしい女の子が座っていた。目覚めたばかりなようで、どこか眠そうな目をしていた。
「おっ、気がついたようだな?」
西田の声に振り返ると、そこには西田ともう一人…俺に薬を飲ませた美女が立っていた。つまり、彼女は西田の変身した姿ではなかったと言う事だ。
「に、西田!!テメエ、騙したのか?」
「まあ、落ち着け。半分騙したようだが、薬の効果には嘘がなかったろう?」
「薬?って、性転換するって…」
俺は先ほど見かけた女の子の姿を思いだした。
まさか…あれは、鏡に写った俺自身だと言うのか?
俺は恐る恐る正面に向き直った。

そこに「女の子」がいた。

そこに存在していたのが鏡である事はすぐに解った。その結果、鏡に写っているのは俺自身以外には考えられない。
良く見ると、俺は鏡の中の女の子と同じ服を着せられていた。
「その服は姉ちゃんに着せてもらったんだ。僕も手伝おうとしたら、気安く女の子の身体に触れるんじゃない!!と部屋の外に追い出されてしまったんだ。でも、姉さんに確認してもらったら、ちゃんと女の子になってたって。」
俺は西田のセリフを最後まで聞いてはいなかった。最初にスカートの上から股間に触れた。アルべき感覚が感じられない。
スカートを捲り上げる。フリルのいっぱい付いたパンティを穿かされていた。
その薄い生地越しに触れても解らない…逆に、そこには谷間のようなモノが…
俺はパンティの中に手を入れた。地肌に触れる掌、指の腹を感じる。
ゆっくりと奥に進めてゆく。
指先は障害物に触れる事なく、肉の谷間に潜り込んでいった。
指先がしっとりと濡れた場所に届く…

「ヒャン!!」

俺は変な叫び声を上げていた。多分、オンナノコの敏感な所に触れてしまったなだろう…俺は慌てて手を引っ込めると、隠すことで「何もなかった」と主張するように、スカートで股間を覆っていた。

「どうだい?ちゃんと女の子だったろう?お前は気が付いているか知らないが、声だって可愛い女の子の声になってるんだぜ♪」
西田が俺の背後に回り込んできた。
正面を向くと座っている女の子の後ろに西田が立っているのが鏡に写っていた。
西田の両手が広げられる。それが、女の子の前に回され、掌が彼女の胸を掴んだ。
(????)
俺は胸を掴まれていた。西田の指が俺の乳房を揉んでいるのだ…

「コラッ!!」
と言う声とともに西田の手が離れた。彼の姉貴が俺から西田を引き離す。
「女の子になりたての娘にがっつくんじゃないの!オンナノコの良さはアタシがじっくりと教え込んでおくから、それまで待ってなさい。」
シッシと西田が部屋を追われていった。

「御免なさいね。今度、良く言い聞かせておくからね。」
って、貴女もこの件には片棒を担いでいるのでしょう?とは言いたかったが、彼女の瞳に射すくめられたようで、口にすることはできなかった。
「邪魔モノがいなくなった所で…」
と彼女の瞳が妖しく輝いた。
「貴女も自分の肉体をじっくりと確認したいでしょう?先ずは上からね♪」
とブラウスのボタンが外されてゆく。全面がはだけられ、下着=キャミソールの下にブラジャーの縁が覗いていた。
自分の胸が膨らんでいる事が、自分の目で確認できる。胸の谷間の端が鏡に写っている。
「どんどん行きましょう♪」
ブラウスが完全に脱がされる。キャミソールの肩紐が落とされ、体から剥ぎ取られる。上半身はブラジャー一枚となった。
肉の塊がブラのカップに納まっているのが見えた。背中のホックが抜かれ、ブラジャーも外された。
「結構、形が良いのよね。」と、揺れる乳房を下から掌で支えられた。

「ヒャンッッ!!」

突然、乳首が摘まれ、その衝撃に叫んでしまった。
「お、お姉さん。何をするのですか?」
振り向くと、
「チッチッチ♪」と人差し指を立てて左右に振った。
「お姉様よ、オネエサマ♪」
「お姉さま?ァン♪」
再び乳首を弄られ、変な声を上げてしまった。
「そうよ♪これから、もっと気持ち良いコトをシてあげるからね?大丈夫。全てアタシに任せておきなさい♪」
と彼女が俺の耳の穴に、暖かな息を吹き込んだ。
「あ、あぁん♪」
思わず俺は身悶えしていた。身体が火照り、汗の雫が胸の谷間をつたってゆく。
「可愛いわよ♪食べてしまいたい♪」
と彼女の顔が迫ってくる。
唇が合わさり、俺の胸に彼女の体重が伸し掛かる。イスの背が倒れ、ベッド状になる。
彼女の手が、器用にスカートと下着を剥ぎ取ってゆく。
「ほら♪肉体は正直よ。もうこんなにオンナノコの液で濡らしているわ♪」
彼女の手が俺の股間を撫であげていた。
度重なる快感の渦に飲み込まれ、俺は思考力が無くなっていた。
「さあ、オンナノコの快感をとことんまで教えてアゲルわね♪」
彼女な攻めに、俺は女の子のように淫声をあげ、身体を悶えさせるしかなかった。

 

 
俺の身体はベッドに移されていた。
運んだのは西田だった。お姫様だっこされても、抵抗する気力が完全に失われてしまっていた。
「この娘はもう落ちてるわ。あんたの好きにやっても大丈夫よ♪」
そんな事を言っている。「娘」って俺の事なのだろうか?「落ちてる」って?
それよりも、もっと気持ち良い事を続けて欲しい。もっともっと気持ち良くさせて欲しいんだ…

「じゃあ、早速♪」
と西田が服を脱いでいった。
その股間にはペニスがぶら下がっている。いや、それは既に硬く勃起していた。
「十分に濡れてるから、すぐに挿れても大丈夫よ♪」
「そんな事は見れば解るって。」

騙された?(2/2)

「挿れる」って何だ?「濡れている」のは俺の股間だった。
西田が俺の脚を持ち上げた。大きく股を開かせる。そして…

俺の下腹部にナニカが入ってきた。
西田の奴が擦り付けるように、腰を俺の股間に密着させる。
愛液がくちゃくちゃと音を立てる。
俺のナカで西田のペニスが暴れまわっていた。

「あん、ああん、あ~~~ん♪」
俺は快感に艶声をあげていた。奴が動く度に新たな快感が沸き起こってくる。
快感がどんどん昇ってゆき、その先に頂きが見えてきた。これがイクってコトなの?
「ああん、イクぅ…イッちゃう~♪」
俺がそう漏らすと、西田の動きが激しさを増した。
「そら、イけ!!イッちゃえー!!」
西田のペニスから何かが発射されると同時に、俺の頭の中は真っ白になり、そのまま気を失っていた。

 

 

「で?何時になったら、あたしは元に戻れるの?!」
俺は西田を問い詰めていた。あれから一月が経とうとしている。
「普通なら三日で戻れるんだ。それは証明できたろう?しかし、お前の場合は…」西田の顔は途方にくれていた。
一週間経っても元に戻らず、自棄になった俺は、秘かに西田に同じ薬を飲ませたのだ。
俺と同じように、西田も女性化した。(その姿は姉貴と瓜二つだった)が、西田の方は三日目を待たずに元に戻っていた。
「個人差があるとは聞いていた…」
「一ヶ月なんて、誤差範囲とは言わないんじゃないの?」

俺は体勢を入れ替えると、西田の上に馬乗りになった。

「そうは言っても、お前こそ本当に元に戻りたがっているのか?既に十分、女の子に染まっている気がするんだが?」
「そ、そんなコトないわヨ。オシャレするのだって女の子のみだしなみだってお姉様に言われたんだもの。」
しかし、彼の上に跨り、膣に奴のペニスを咥え込んで腰を振っている最中にそんな事を言っても、何の説得力もない事は判り切っていた。

 
コンコンとドアがノックされ、西田の姉貴が入ってきた。
「イイけどねェ…」と俺達の状況に頭を抱えながら、PCから印刷したと思われる一枚の紙を振っていた。
「何か解ったのか?」
と西田が起き上がる。
その上に乗っていた俺は、当然のようにバランスを崩し、
「キャッ♪」と叫んで西田の胸にしがみついていた。

「どうやら、妊娠すると元に戻れなくなるらしいわ。産婦人科で診てもらうから、支度して頂戴。」
と、俺を西田から引き剥がした。
「それから、」と西田を睨み付ける。
「あんたも覚悟して置くんだね。アタシとしては可愛い義妹が出来るのはウレシイけどね♪」
「覚悟…って、こいつと結婚する事になるのか?こんな姿だけど、中身は男なんだぜ。」
「原因はあんたなんだから。女の子になったのも、妊娠するのも。それに、あんただって、この娘と一緒にいるのは嫌じゃないんだろう?あんたもパパになるんだ。覚悟を決めときな!!」

 

 
結局その日は、病院に出かけようとした丁度その時、俺に「生理」が訪れた。
妊娠疑惑はなくなったが、俺が元に戻れない原因は解らないままとなってしまった。
まあ、俺も「女」でいる事に慣れてしまったし「このままでも良いかな♪」と思い始めているのも事実だった。

西田の方は、何か思う事があったらしい。
「生理」を目の当たりにして、余計に「妊娠」が現実みを帯びたのだろう。SEXの際は必ずスキンを使うようになった。
「覚悟」も決めたようで、仕事にも一層力を入れていた。その所為か、顔がキリリと引き締まり、逞しくなったみたい…惚れちゃいそう♪
何かすぐにでもプロポーズされそうな感じがする。

俺は「お姉様」の元で花嫁修行にいそしんでいる。料理も洗濯も愛する旦那様がいればこそ身が入るというものらしい。

そろそろダーリンが帰ってくる時間だ。
俺は夕食の支度を中断して、寝室に向かった。
鏡の前に座ると、この間、西田に買ってもらった口紅を手に取った。

俺の唇が真っ赤に塗り上がった時…
ビンボーン
と、玄関のチャイムが鳴った。
「おかえりなさい♪」
俺は西田に抱きつくと、最愛のキスを交わすのだった。

お面

ふらりと立ち寄った店に並んでいたのは、リアルなお面だった。

夜店に並ぶ、子供向けのアニメキャラクターでも、著名人の特徴を捉えてデフォルメしたものでもなかった。
そこに並んでいた顔は、本人から型を取ったとしか思えない程精巧であった。どうしてそこ迄言えるかと言えば、これらのお面は皆、毎日ボクが顔を合わせている身近な人達の顔であった。
いるのかいないのか分からないヒルアンドンの仲村課長、小言ばかりの須崎チーフ、イロイロと指導してくれる藤堂先輩、何かと突っかかってくる一つ下の後輩の室田、いつも笑顔でボク達に安らぎを与えてくれる紅一点の涼子さん…
ボクの所属する三課のメンバーの顔が並んでいたのだ。
「どうだい?どれか欲しい顔はあったかね?」
店主と思われる白髪の老人が声を掛けてきた。
「試しに、コレを着けてみるかね?」
と涼子さんのお面が手渡された。

鏡の前でお面を着ける…

鏡に写っているのはワタシだった。
…って、ココはどこなの?確か藤堂さんとホテルに来ていたのに!!
それにこの服…会社の制服を着たままなんて…あ、あり得ない!!

戸惑っているワタシ…ボクの顔から、お面が外された。
「どうだったね?」
と店主が聞いてきた。
「ボ、ボクは涼子さんになっていたの?」
「まあ、そう言う事じゃな♪お面を着ければ、その人物に成り切る事ができる。記憶もそのままだから、何を考えていたかまで、手に取るように判ってしまう。」
つまり、涼子さんは藤堂先輩と大人のカンケイを持っていたと言う事なのか?
「使い方はイロイロある。どうだね?ひとつ買っていかんかね?」

ボクは再び並んでいるお面に目を向けた。
そこにはボクを除く三課のメンバーが全員揃っていた。
「これは?」
とボクが手に取ったのは見知らぬ女の子の顔だった。彼女ただひとりだけが三課のメンバーではない。
「はて?いつの間に紛れ込んだんじゃろう。」
と店主も不思議がっていた。
「じゃあ、これを貰うよ♪」
ボクは女の子のお面を手にして店を出た…

 
どこをどう歩いていたのだろう?いつの間にか、マンションのボクの部屋の前に立っていた。
カギを出してロックを外しす。ドアノブを手にして、一瞬躊躇した。イタズラ心がボクを支配していたのだ。

ボクはお面を着けていた。

「タダイマ♪」
ドアを開ける。もちろん誰もいない。ここはアタシの部屋…アタシが独りで住んでいる。
まあ、気分みたいなモノで「おかえりなさい」なんて言葉を期待している訳ではない。
それに、この先、結婚なんてしようものなら、常にアタシが「おかえりなさい」を言わないといけなくなるのだ。
良い妻、良い母はそうでなくてはいけない。

アタシは服を着たまま、ベッドによこたわった。

(涼子先輩は藤堂先輩とホテルに行っているんだ…)
アタシは藤堂先輩に憧れていた。涼子先輩ならお似合い…だけど、やっぱり悔しい。
今頃は藤堂先輩に抱かれ、甘い言葉を囁かれているのだろうか?それとも、激しく淫れ、野獣のようにお互いを求め合っているのだろうか?

ジッ…と股間のクロッチを湿らすものがあった。
アタシの子宮が疼いている。膣壁からは愛液が染みでてきている。

「涼子…」
藤堂先輩が涼子先輩を呼んでいる。アタシは涼子先輩になったつもりで藤堂先輩の声を聞いていた。
「涼子…」
彼の手がアタシの胸を揉みあげる。
「あああん♪」
快感にアタシは喘ぎ声をあげる。
彼に促され、股間を広げる。彼の手が内股を撫であげ、腰を割り込ませてくる。
アソコにペニスの先端が触れている。
「いくよ♪」
彼の声とともに、アタシのナカに入ってくる。彼のモノでアタシが満たされる…
「あん、ああん…イイわぁ♪」
彼が動き、アタシが喘いでいる。
快感は次第に高みを目指し、彼の動きも早くなる。
「あぁ、イッちゃいそう…」
「ぼ、僕もだ…」
「お願い♪アタシのナカに全部射してちょうだい!!」
「あ、ああ。イくよ!!」
アタシの膣に、子宮に、彼の精子が満たされてゆく…
「あ…ああ、シアワセ…」
アタシは絶頂の果てに意識を失っていた。

 

朝、目が醒める。
夕べは服を着たまま眠り込んでしまったようだ。着替えて、顔を洗い、会社に向かう。
「おはようございます。」
そう言って席に着くが、視線は藤堂先輩と涼子先輩を追ってしまう…

ポカリッ!!

書類を丸めたので頭を叩かれた。
須崎チーフだった。
「仕事に集中できないなら…って無理だよね。二人して部長の所に行ったって事は、決めたって事だよね。」
ボクは須崎チーフを見上げた。
厳しいヒトだけど、優しさも持っている事が解った。
「良かったら、今夜飲みに行かないか?」
そう言って見せた笑顔がトテモ素敵に見えた。

ポロリ…

ボク…アタシの顔からお面が剥がれ落ちていった。

2010年8月21日 (土)

アルバイト

仕事もせずにブラブラしていると、ロクなコトにはならない。

平日の真っ昼間に毎日のようにネットカフェに入り浸っているなどもっての他なのであろう。
前の会社をクビになってからは、仕事をする気にもなれなかったが、世間の目も気になるものだ。結局、いつも同じ時間に家を出ては、同じ時間に帰ってくる。
その間はどうしているかと言うと、ネットカフェでインターネットにアクセスしてるか、昼寝をしている。
そんな生活を続けていた。

ある日、ふと見るとトップページにこの店の呼び込みアルバイトの募集記事があるのに気がついた。
「ヒマ潰しで来てるなら、アルバイトしない?」とメイド服の女の子がウィンクしていた。
詳細を見てみると、スケジュール表に空きがあれば誰でも申し込めるらしい。報酬は1時間に対し、3時間の延長料金を無料化するか、相当のポイントが提供されるというもの。
つまり、誰でもとは言っても、この店のリピータが対象となっていると言う仕組みだ。この店の利用にあたっては住所・氏名を登録してあるので、簡易的ではあるが、身元は確認できているという事なのだろう。

試しにスケジュールを見てみると、30分後に1時間の枠が空いていた。説明文に従い、部屋番号を入力して予約が完了した。
しばらくして係りの女の子がドアをノックした。
「アルバイトの申し込みありがとうございます。確か、このアルバイトは初めてですよね♪少々説明がありますから、貴重品を持ってこちに来てもらえませんか?」
そう言われ、リクライニングの椅子を戻し、鞄を手に立ち上がった。
「初めてですから、今日はワタシがサポートに付きますね♪」
差し出された手を握る。
「よ、よろしく…」
「荷物、お財布、貴重品はこちらのロッカーに入れてね。」とバックヤードに案内された。
指定されたロッカーは既に誰かが使っているらしく、ハンガーに服が掛かっていた。
怪訝に思っていると、
「それがアナタのユニフォームだから、着替えて頂戴♪」と言われた。
しかし、その服にはフリフリとフリルが一杯付いている。見るからに「男」が着る服ではなさそうだ。
彼女の「早くしなさい!!」という視線に圧され、ロッカーからその服を引き出した。
思いも違わず、ソレはロリータ趣味丸だしのピンクのワンピースだった。
「こういうの好きなんでしょ?」と彼女が言う。
確かに嫌いではない。正しく好みのコスチュームである…自分が着るのではなく、可愛い女のコが着ているのを見るのであれば…
「問題ないから、さっさと着ちゃいなさい♪」と彼女が服を脱がせ始めた。
言われるがまま、被るようにワンピースを着込まされてしまった。左右の腕が通ると首の後ろでホックが止められた。背中のチャックが上げられ、胸の周りが締め付けられる。
「ナカナカ良い感じよ♪」と、鏡の前に立たされた。

 

?????

 

そこにいたのは、見知らぬ女のコだった。
ロッカーにあったのと同じワンピースを着ている。こちらが動くと同じように動いて、こちらを見返してくる。
「これが?…」
お決まりのセリフを声きしていた事にも気が付かなかった。

「さあ、これを持って♪」と店の名前が描かれたプラカードが渡された。彼女はティッシュの詰まったカゴを腕に掛けている。
「次からは一人でヤッてね♪」と言いながらティッシュを配っている。
店の名前を連呼し、足を止めた人を言葉巧みに店ね中に送り込んでゆくのである。

あっと言う間に一時間が経過していた。
「ティッシュも捌けたし、初めてにしては上等じゃない?」
と係りの女の子に言われた。
「ティッシュが捌けなかったり、誰も案内できなかったりすると補助という名の監視が付くからね。だけど、一人でも案内できたり、ティッシュを配り終えたりしてしまえば、後は時間までは何していても文句は言われないからね♪」
「このバイト…続けると決めた訳ではないですよ。」
「貴女ならできるわよ♪そのユニフォーム、とっても素敵だし、良く似合ってるわ。」
「…」
「もう一度着れるのよ。望めば、何度でも…そして、貴女はその可愛い姿を手に入れるの。」
ショーウィンドウのガラスに自分の姿が写っていた。
「明日、もう一度、一緒にやりましょう。その時にはもっとイロイロな事を教えてあげるわ。」

 
その日は、それ以降の事をまるっきり覚えていなかった。
気が付くと、自分のベッドで朝を迎えていた。

いつものように着替え、向かった先はアノ店だった。
いつものように席を取り、PCを立ち上げていた。画面にはアルバイトの案内…無意識のうちにスケジュール表を開いていた。

「じゃあ、今日はとっとと済ませるわね♪」と彼女は10分の間に3人も店に送り込んだ。
「これで今回のノルマは達成。後は自由時間よ♪イイコト教えてあげるから、こっちにいらっしゃいな。」
彼女の後に続き、狭い路地の奥に行く。突き当たりには少し広めのスペースがあった。
「ココなら通りから見られないし、少々大きな声をあげても聞かれないの♪」
何か悪いコトを予感させる符丁だった。
「なっ?!」
何をするんだ!!と言うより前に背後から抱きすくめられた。背中に彼女の胸の膨らみを感じさせられたが、それよりも思いもしなかった刺激に言葉を奪われた。
彼女の掌が胸に当てられていた。指先が立ち、膨らんだ胸当てが掴まれる。と同時に胸からも掴まれた感覚が届く。
男の胸には掴まれる程の肉の厚みはない。そこには、女と同じ肉の塊があった。それが納められたブラのカップごと掴まれ、更に揉みあげられていった。
それは得体の知れない快感をもたらしていた。

彼女のもう一方の手が、スカートを摺り上げてゆく。ショーツの前が露になる。その上に、彼女はペタリと掌を置いた。
そこには邪魔な肉の塊はなかった。その代わり、掌の下、薄布を挟んだ先には、肉の割れ目が存在した。
ショーツの上から彼女の指が刺激を与えてゆく。新たな快感が沸き起こってゆく。
しばらく弄られていると、クロッチの部分が濡れ始めてきた。
指の動きが止まる。
彼女の手が離れた…そして、ショーツの中に潜り込むと、直にソコに触れてきた。
障害となっていた布の覆いが取れた今、彼女の指は割れ目の奥へと潜り込む事が可能となっていた。
「あ、ああん♪」
思わず、オンナのような喘ぎ声をあげてしまった。
敏感な所が攻められ、艶声を出さずにはいられない程の快感に襲われたのだ。

これまでギリギリの所で我慢してきたのだ。「男」として変な声はあげられない。どんな快感にも歯を食いしばり我慢していた…
が、一度でも艶声を出してしまうと、もう歯止めが効かなかった。
次から次へと襲い来る快感に、
「ああん、あう~~ん♪」と淫らな声をあげ続けてしまうのだ。

「さあ、イッてしまいなさい♪」
と彼女の指が一気に突き上げてきた。
「あ、ああああ~~~ん!!!!」
嬌声とともに意識を失っていた…

 

 

今日もティッシュを配り終えると、アノ場所にやってきていた。
一人で慰める事もあるが、今日は連れがいた。彼女ではない。アノ店の常連の男性客だ。彼も彼女からこの場所を教えてもらっていた。すでに複数人の女の子と関係を持っている筈だ。
「今日は何分残っている?」彼が聞いてくる。
「まだ30分はあるわ♪」と彼にキスをねだる。
大分慣れてきて、最初の10分でティッシュを捌かす事ができるようになっていた。余った時間でお化粧を直したりして、彼を迎える準備を整えていたのだ。
「上手になったね♪」と彼。
「キスだけじゃないわよ♪」と彼のズボンのベルトを外し、トランクスの奥からソレを引き出してくる。
何の躊躇もなく、ソレを咥え、舌先で先端を刺激していた。
ソレは即に硬くなった。
「きテっ♪」ショーツを降ろし、彼に尻を向けた。
口だけでイかせる事もできるが、再度元気にさせる為の時間が惜しかった。やはり、本来の形で快感を得るのがイチバン良い。
「行くよ。」と彼。
お尻を高く突き上げると、ソレが膣に入ってきた。
「アアンッ♪」とヨガリ声をあげる。
彼が腰を支えて、前後運動が始まる。女の子同士も良いけど、やはり男女での交わりが最高♪

今日は調子が良さそう。2回は確実にイけそうだ♪
「あん、あん、あ~~ん!!」嬌声をあげ、昇り詰めてゆく。
「ああ、イク、イッちゃう~~♪」2度目にイッた時は彼も一緒だった。膣の中に大量の精液が放出された。

時間がギリギリだったので、快感の余韻に浸る間もなく、彼から離れると、そのままショーツを引き上げた。
「今日はここまでね♪また今度誘って頂戴。」と彼と別れ、急いで店に向かった。

 

ロッカーに服を仕舞うと元の姿に戻る。
淫らな粘液に汚れた体も元のように綺麗になる。服もロッカーに入れて一晩置けば、汚れは落ちて綺麗になっている。
既に女の肉体に変わってしまった時点で、どんな異常に思える事も、疑う事なく受け入れてしまえた。

彼との情事の余韻を残しながら席に戻る。PCを立ち上げ、次のスケジュールを確認してゆく。
連続して確保できれば、それだけ長くヤる事ができる。余裕があれば、お口や胸でイかせてあげられる。更に時間があればホテルでスル事もできる。
(ヤッタ♪)明日の昼時間を挟んで、連続した3時間の空きがあった。早速予約する。30分でノルマを達成すれば…
明日の情事を想像しただけで、キュンと子宮が反応する。下腹部が疼きだし、無意識のうちにスカートの中に手が伸びていた…

勇者vs…(1/2)

[インターネットには悪魔が巣くっている]

もう何年も前から、そんな事が言われていた。
確かに、平日の真っ昼間に毎日のようにネットカフェに入り浸っているなど、悪魔に魅入られたかのようである。

 

ゲストIDでオンラインゲームに参入する。装備もスキルも何もないが、構いはしない。ボクは秘密の場所にこれまで集めた装備を保管しているのだ。
勿論、その中には魔法道具もある。スキルを保管できる奴もあるので、ボクはログアウト前の装備とスキルに回復できるのだ。

今日も午前中にアイテムの収集を行い、午後には魔王へのアタックを敢行することにした。
この魔王は、ここしばらく掛きりになっている奴で、なかなか攻略できないでいる。
効果的な攻め手がないかと、アイテムを漁ってはいるのだが、なかなか「当たり」を引く事ができなかった。

結局、午前中の収穫は「綺麗な音色の笛」「変身薬」「知恵の付く髪飾り」「踊り娘の衣装」ってな感じである。今日のアイテムから考えられる攻撃方法は「変身薬」で女に変身して「踊り娘の衣装」を着て魔王に近づき、「綺麗な音色の笛」を吹いて油断させておいた所でトドメを刺す。詳細は「知恵の付く髪飾り」が教えてくれるのを期待する…

半分自棄で本日の魔王攻略の方針を決めた。
一旦、秘密の場所に戻り、装備を換装する。
防具を脱ぎ、下着になると変身薬を飲み込んだ。ボクの姿は一瞬で美女に変わっていた。
踊り娘の衣装を着ると、流石にらしく見える。が、ボクには踊りのスキルなどないので、何もできない。
そこで知恵の付く髪飾りを頭に装着する。いくつかの踊りの型を覚えていた。
同様に、笛の吹き方など何も知らないのに、綺麗な音色の笛を手に取ると、数曲の楽譜が記憶された。
まあ、何とかなるか…と、いくつかの薬と魔道具、そして短剣を隠し持って魔王の居るダンジョンに降りていった。

ザコは簡単な魔法を唱えるだけで排除できた。次第に敵も強くなってゆくが、慣れない短剣でも戦いを繰り返せば戦士のスキルが、この体に合った戦い方を学習してゆく。
最後の衛兵を倒した所で回復薬が底をついた。魔王と対峙するには短剣一本と心もとないが、「女」の体で奴を弄落できれば、何の問題もない筈だ。

ボクは魔王の間の扉を開いた。

「綺麗な音色の笛」を構える。メロディは何度も繰り返し頭の中を巡っている。この笛の音に合わせて、ボクのような美人が舞い踊れば、流石の魔王にもスキが出来るに違いない。
ボクは息を吸い込み、笛に吹き込んだ。

?!?!?!

確かに、綺麗な音は出た。が、それは一向にメロディにつながらない。思うように指が動かなかった。
踊りにしても同じだ、脚はステップを踏めていない…
「ほう♪変わった趣向だな。だが、出直してきた方が良さそうじゃないか?」
と魔王が言い放つ。
(練習不足でした)と髪飾りがコメントする。
今更遅すぎる…

「まあ、お前の容姿は俺の好みだ。俺の元で練習してゆくか?」
「よ、宜しいのですか?」
ボクは笛を吹くのを止め、魔王に聞き返した。
「何も問題はない。もっと近こう寄れ♪」
経過はどうであれ、魔王の懐に入れるのであれば、当初の目的を達成できるかも知れない。
ボクが近づくと、魔王はグイとボクを抱き寄せた。
「たとえ変身薬で与えられた姿と言え、俺の好みを知り尽くしたような容姿をしているな。関心したぞ。だが、一度落ちてしまうと、その姿が失われてしまう。俺の魔力でその姿を固定させてもらう。」
そう言うと、キスをするようにボクの口に吸い付くと、奴の唾液がボクの口の中に送り込まれてきた。
髪飾りが、それを飲み込むなと警告してくるが、息苦しさに耐えられず、奴の唾液が喉の奥に消えていった。

「次は、その姿で俺に奉仕してもらおうか?」と奴の瞳が輝いた。
ボクは奴の腕から解放されると、着ていたモノを全て脱ぎ去り、奴の前に跪いていた。
目の前に奴の巨大なペニスがあった。ボクは操られるように、ソレを両手で支えると、ボクの口に咥え込んでいた。
命じられるままに奴に奉仕する。
奴のペニスが脈動すると、大量の精液がボクの口の中に放たれた。ボクは喉を鳴らして、それを飲み込んでいた。
美味しくはない。が、髪飾りはさも美味しそうにそれを飲むべきだと教えてくれる。

(待てよ!!)

何故ネットゲームをプレイしている「ボク」が、美味しいだの不味いだの言えるのだろうか?全てはダメージ等の数値で表されるものではないのか?

「そのまま、俺の膝の上にあがれ。」
とボクを抱き締める。抱え上げられ、尻の下に隙間ができた。
ボクは全裸である。剥き出しの下半身…股間に触れるモノがあった。
奴のペニスだ。

奴は位置を定めると、その上にボクを下ろしてゆく…奴のペニスがボクの胎内に入ってくる。皮膚が引き裂かれるような痛みに襲われる。
髪飾りはそれをも快感と捉えるべきだと言う。
更に、声を…淫声・艶声・嬌声を発するべきだと言う。
確かに、今、何かを言おうとしても、それが意味のある言葉とならない事は判っている。だからと言ってオンナのように喘ぎ声をあげる訳にもいかない。

(このままではダメだ!!)

ボクはメニューを開くと急いでログアウトした…

勇者vs…(2/2)

何故か、ボクは現実世界でもハアハアと息を切らしていた。
ゲーム画面を閉じるといつもの初画面が現れた。
それさえも気になり、PCをシャットダウンしてしまった。

息が落ち着くのを待って、ボクは店を出た。
どこに行くともないので、近くの公園に向かう。
ベンチに腰を下ろし、空を見上げた。

確かに現実世界に戻っているのだが、どこかに未だネットゲームの世界にいるような感じが残っている。

ふと気づくと、いくつかの視線がボクに注がれていた。それはねっとりとした卑しいオトコ達の視線だ。
(スカートの時は膝を付けているべき)
と髪飾りが教えて来る。

???

何で現実世界にも髪飾りがあるんだ?
髪飾りが付く程、髪の毛が長くなっている?
ボクはスカートを穿いているのか?

視線を足元に向ける。
ベンチに座り、いつものように足を広げているが、そこにはスカートの裾が捲り上がり、艶やかなナマ足が剥き出しになっている…
コレはボクの足か?
すね毛のない、女のように綺麗な足が、ボクの命じた通りに閉じられてゆく。
立ち上がり、スカートの乱れを直す。
足元が不安定なのは、かかとの高いサンダルを履いているからだろう。胸にはブラジャーが巻かれ、ふたつの膨らみを支えていた。
(鏡なら公園の中の公衆トイレにあるでしょう。今の貴女は女性用に入るべきです。)
髪飾りはボクの足を動かし、女性用のトイレに向かわせた。

鏡に写っていたのは、ネットゲームの変身薬で変身した女の姿そのものだった。
衣装は露出度の高い踊り娘のものではなく、この現実世界で普通に着られているものになっていた。
髪の毛にはアノ髪飾りが付いている。
「どう言う事だ?」
ボクは髪飾りに意識を向けた。
(貴女の姿は魔王により固定されてしまったのです。元に戻るには魔王にお願いするか、魔王を倒すしかありませんが、どちらも無理でしょうね。)
「何故だ?」
(貴女は魔王の前では簡単に操られてしまいます。当然、何れの行為も実行には至らないでしょう。更に言えば、第三者に魔王の退治を依頼したとしても、貴女自身がその者を妨害する事になります。最悪の場合、魔王の盾となって殺されかねませんね。)
「どうする事も出来ないのか?」
(この状況を受け入れる事に、何か不満があるのですか?)
「ボクは男だ。女になんかなりたくない!!」
(そんな事を言って…女性でいるのも悪くはありませんよ♪)

 
気がつくと、ボクは公園に戻っていた。
そして、近くに居た男に声を掛けていた。
「暇ならヤらない?」

髪飾りが勝手にボクの体を動かしているのだ。
(任せておいてください。女性の素晴らしさを教えてあげますから♪)

ボクは男に連れられて、近くのラブホテルに入っていた。
シャワーも浴びずに男のズボンを降ろすと、引き出したペニスに咥え付いていた。魔王のよりは小振りだが、元のボクのモノよりは、大分魔王のモノに近かった。同じように刺激してやると、彼のペニスも脈動し、ボクの口の中に精液を放っていた。
(どう♪美味しいでしょう?)
否定したかったが…「魔王の方が美味しかった」と美味しさを比較している自分がいた。

(さあ、ベッドに上がって♪)
ボクは言われるがまま、服を脱ぎ、全裸になってベッドによこたわっていた。
男が伸し掛かってくる。脚を抱えられ、股間が広げられた。その中心部に彼のペニスが突き立てられていた。
魔王程の逞しさはなく、物足りなさを感じてはいたが、次第に肉体は昇り詰めてゆく。
「あん、あん、ああ~~~ん♪」
とボクは嬌声をあげ、イッてしまっていた。

 

もう一度、魔王とシてみたい…じ、じゃない!! 魔王とは決着を付けなければならないのだ。
現実世界にまで影響を及ぼすなど、本物の魔物の力を持っている魔王に、ボクがどう足掻いてま勝てるとは思えないが、もう一度会って決着を着けたかった。

ネットゲームにログインする。判ってはいたがゲストIDにもかかわらず、変身した姿のまま現れていた。
アイテムを集める暇も惜しい。ボクはまっすぐ魔王のダンジョンに向かった。

が…

何故、雑魚相手にやられてしまうのだ?
それも、ライフは十分に残っている。殺された訳ではない。
地面に組伏せられ、輪姦されているのだ!!
次から次へと、雑魚のペニスやら触手やらがボクの穴という穴に押し入って来るのだ。
それさえもボクは快感として感じてしまっていた。
何度もイかされ、気を失っていた。

 

気がつくと、そのフロアは無人となっていた。
今なら労せずに次のフロアに向かう事ができる。が、今になって、ボクは回復薬はおろか、短剣の一本も持たずにココに来ていた事に気づいた。

 

装備を整えに秘密の隠し場所に向かった。がそこにある武器や防具は男の肉体を前提としたものばかりだった。
武器は短剣でなんとかなるとしても、防具は揃える必要がある。少なくとも露出度の高い踊り娘の衣装など論外である。
ありったけのクレジットと換金可能なアイテムを持って、町に向かった。
アイテムを全て換金した後、武器店に入った。
この店には何度か来た事があり、女物の防具も飾られていたと記憶していた。が、実際に見てみると、飾られているのは露出度が高く、余計な飾りも多分に付いた鑑賞用に近いものであった。
他に女物がないかと探してみたが、結局はそれ一着しかなかった。更に値段を見ると、男物とは桁が違った。
「露出度が高くても防御ができるよう魔法が使われているからね。飾りのいくつかにはルーンが刻み込まれていれんだ。飾りといっても伊達じゃないからね。」
店主に促され、試着してみると、確かに理想的な造りになっていた。男物より軽いし、動き易い。露出が多いが魔法の効果か、寒いと感じる事もない。デザインさえ目を瞑れば、申し分なかった。
「デザインのどこが不満なのでしょう?お嬢様の魅力を際立たせるにはコレしかない!!と言えますよ。」
確かに別の意味でコレしかないのだ。需要の少ないものである。他の町の店では目にしたこともないのだ。ココにコレしかなければ、他に選択肢はないのだ。

有り金を遣い果たして手に入れた防具を着て店を出た。
当然、食事をしようにも対価を払えないのだから、空腹は我慢するしかない。アイテムを集めて換金する事も考えたが、一刻も早く魔王にこの姿を見てもらおう…チガウ!!、新しい防具の効果を確かめるべく、アタシは魔王のダンジョンへと向かっていった。

雑魚は難なく片付ける事ができた。
最後の衛兵も何とか退けたが、かなり深手の傷を負ってしまった。空腹でさえなければ、もう少しマシな戦いができたろうと悔やまれる。
しかし、今度こそ魔王の間に辿り着いたのだ。扉を開ければ、そこにイトしい魔王が待っているのだ。

アタシは魔王の前に戻ってきた♪

「どうした?その傷は。防具を脱いで、看せてごらん♪」
アタシは魔王の言葉に従い、防具を脱ぎ、全裸となって魔王に近づいていた。
魔王の掌が傷口にかざされると、一瞬で傷口は塞がっていた。痛みも綺麗に取れている。

(ク~…)

痛みが取れると同時に空腹感が舞い戻ってきた。お腹も鳴っている。
「おやおや。」と魔王が呆れたような笑みを浮かべた。
「すぐに出せるのは、コレしかないなぁ♪」とアタシの前に股間を突き出した。
すぐに理解したアタシは魔王の前に跪くと、彼の与えてくれる「みるく」を片端から胃袋の中に納めていった。

胃の中が膨れると、アタシは魔王の膝の上に這い上がっていった。
「魔王サマ♪こちらもお願いしてよろしいですか?魔王サマのセーエキでアタシを満たしてくださいませ♪」
アタシは起立した魔王のペニスの上に腰を降ろしていった。

(コレよ♪コレ!!  この太さがアタシを満たしてくれるの♪)

膣口を圧し開く痛みが、アタシに満ち足りた幸福感を与えてくれる。アタシの膣を満たし、先端が子宮の中にまで入ろうとしていた。
「ああ…イイッ!!」
アタシは喘ぎながら腰を振り始めた。魔王のペニスがアタシの中を動きまわる。
そして、魔王の精がアタシの中に放たれた。
アタシは快感に嬌声を上げ、意識を失っていた。

 

 
ボクはもう、ログアウトする気もなくなっていた。
アタシにとっては、この世界こそが現実なのだ。そもそも「ログアウト」って何の事?
アタシは四六時中、魔王サマにつながれている。
ときどき魔王サマとの蜜月を邪魔しに「勇者」が現れる。アタシは魔王サマの代わりに相手をしてあげるが、これまで一人としてアタシの防具を傷つけた者はいなかった。

働いた後は魔王サマがご褒美をくださる。
ドレスや宝石などをいっぱいくれるけど、今度はアタシからお願いしてみようかしら♪
「アタシに魔王サマとの赤ちゃんを生ませてください♪」って…

 

 

 
今、現実世界のボクが餓死しようとしていた…

2010年8月 8日 (日)

ドール(1/2)

ドアの向こうにいたのは、まだあどけなさの残る女の子だった。
「ハンドル名:S☆S(シャイニング・スター)。本名:干先亘(ほしざき・わたる)さんですね?」と、女の子は機械的な冷たさで確認してきた。
「確かに、俺は干先亘だけど、何でハンドル名まで知っているんだ?」
「私の派遣元は、亘さんのブログに広告を掲載させていただいております。この度、被アクセス頻度の上位者の方の中から抽選で、アイテムのプレゼントが贈られる事になりました。亘さんには一体のセクサドールが当選されましたので、お届けにあがりました。」
「ち、ちょっと待て。ここでは何だから、部屋に入ってくれ。」と、俺は女の子を部屋に上げた。
公衆の面前でネットの話しが始まると、何時怪しい言葉が飛び出して、俺の近所付き合いを悪化させるかわかったものではない。今も「セクサ…」などと不穏な単語が飛び出していた。

彼女はサンダルを脱いで部屋に上がると、窓のカーテンを閉め、おもむろに服を脱ぎ始めた。
「お、お前!! 何、やってるんだ?!?!?!」
俺が叫ぶように声を上げると
「私がプレゼント・アイテムのセクサドールです。セクサドールの存在意義は亘さんもご存じでしょう?」
「そりゃー、使った事はないけど、話しには聞いた事はある。」
「それなら問題ないわね?早速始めちゃいましょう♪」
そう言って、着ていたものを全て脱ぎ去った女の子は、俺の前に跪くとスルスルとズボンのベルトを外してしまった。パンツの中から俺の息子が引きずり出されるのもあっと言う間だった。
俺は何もリアクションができないうちに、彼女の口の中に射してしまっていた。
「濃いいのね♪溜まってたんでしょ?」
そう言って僕を押し倒した。ズボンがパンツと一緒に脱がされていた。
「若いから…ほら♪もう勃った。気にしないでいっぱい射して頂戴♪いっぱい射すと良いコトあるわよ。」
彼女が俺の下半身の上に腰を降ろすと、俺の息子は暖かいモノに包まれていた。
「アフン♪」と彼女は艶めかしい喘ぎ声を上げた。

「何だよ、良いコトって?」
「物凄く気持ち良いコトよ♪私のナカに一定量の精液を注ぎ込めば発動するわ。」
そう言いながらも、彼女は俺の股間を絞めあげる。俺は、耐え切れずに放出していた。
「頑張って♪あと少しよ…」
と彼女が腰を振る。それだけでも、これまでに経験した事のない快感をもたらしてくる。

「あっあっあ…」
今日はこれが最期かというくらい搾り取られた気がする。
「スゴイ、凄い!!初日で発動させるなんて、相当溜めていたのね。それじゃあ、お楽しみタイムね♪」
と、再び彼女が上になった。
(?)
俺は今、天井を見ている。だから、彼女が上になったと思ったが、どこか違和感がある。
「イくね♪」
の声とともに、何かが股間を突き上げてきた。
「あん♪ああん!!」
快感に思わず俺があげた声は、オンナの喘ぎ声みたいだった。
俺の股間には何かが挿入されている。Mの字に脚を広げさせられ、少し腰が浮いている。
何かが違う?
あまりの快感に俺は何も考えられなくなっていた。
「ああん♪あ~~~ん!!」
俺はオンナのように嬌声をあげ、快感にイッてしまったようだ。
それは射精の快感とは別次元の快感であった。

 

「どうだった?オンナのコの快感は?」
俺を見下ろしていたのは彼女だった。
「な、何がどうなっているんだ?」
「それがこのセクサドールのウリなんだ。特定の男性から一定量の精液を採取できると、そのDNAを解析して提供者との精神的なリンクを構築するの♪つまり、私の感じた快感を提供者…亘さんにフィードバックさせたのです。」
「つまり、俺が君に与えた快感を、俺が追体験したと言う事なのか?」
「少々違いますが、そんな感じです。」
「それは、もう一度やれるのか?」
「今日は多分無理じゃないでしょうか?もう一度、同じだけの精液を私の中に溜めないといけませんから。」

 

 
結局、溜まったのは三日後だった。
今度はじっくりと確認する事ができた。俺は脚を開き、「俺」自身の息子を股間に咥え込んでいた。
俺を組敷く「俺」が腰を動かす度に、快感が俺の全身を貫いてゆく。俺は女のように…実際に、今の俺の肉体は「女」なのだ…喘ぎ、悶えていた。

そう…、喘ぎ、悶えているのは俺自身なのだ。彼女が経験した事を「追体験している」のとは勝手が違う?!
俺が手を伸ばせば、女の手が伸びてゆく。胸に充てると、豊かな胸の膨らみを感じる。それを揉めば、そこからも快感が伝わってくる…

その日は、それ以上確かめられなかった。
その直後に、快感が増してイッてしまったのだ。
イッてしまうと、リンクが切れてしまうようだ。逆に、イかなければリンクはそのままなのだろうか?

 
確認できたのは、それからまた数日後だった。
発動し、自分が彼女の肉体を動かしている事を確認すると、俺は「俺」との結合を解いた。「俺」の腕をかい潜るようにしてベッドを降りた。「俺」はヤる事しか考えられないようで、即に俺を組み敷き直そうと腕を掴んできた。
その手を強引に振り払い、俺はユニットバスに逃げ込んだ。内側が鍵を掛ける。「俺」は意味を成さない唸り声をあげながら、ドアを叩き続けていた。

俺は自らの肉体を鏡に写してみた。まだあどけなさの残る顔をしているが、その肉体はしっかりと「オンナ」だった。
股間に手を伸ばす。肉のあわせ目は、この肉体がにじませた愛液と、「俺」の精液に濡れていた。
その中へと指を挿入してゆく。ペニスに比べれば細いが、快感は感じられる。
指の腹がクリトリスに触れたのだろう。強烈な快感が体の中を走っていった。
愛液はどんどん溢れてくる。指を動かすとクチュクチュと淫らな音がする。
快感を求め、指の動きが激しさを増す。空いた手は乳首を刺激する。
「あっ、ああ~ん♪」
俺は次第に昇っていった…

気が付くと、俺はユニットバスの扉の前に倒れていた。

 

 

俺は手錠を用意した。
「俺」を拘束しておく為だ。俺はアノ状態がいつまで続くのか、確認してみたかったのだ。

発動する直前、俺は自らを拘束した。
俺が最期の精液を放出すると「発動」する。俺は「俺」から離れると、身動きできない「俺」を見下ろしていた。
「しばらく我慢しててくれな。」
と声を掛け、ユニットバスでシャワーを浴びる。火照った肉体が鎮まってゆく。と、同時に明瞭な思考が戻ってきた。
俺はもう一度、自分のやろうとしている事を確認してみた。
(俺のやろうとしているのは「実験」なのだ。この状態が俺が「イク」以外に発生するものかを確認するのだ。)
俺はバスタオルで体を拭くと、彼女の服を身に着けていった。
勿論、女装など初めての経験である。しかし、この肉体にふさわしい服装には違いないし、この服以外にサイズの合う服など俺は持っていないのだ。
勿論、下着も彼女の物を着けた。初めて経験するブラジャーに胸を締め付けられる感覚に戸惑いながらも、バストがカップに収まっている心地よさも感じていた。
彼女の履いてきたサンダルを履き、外に出た。鍵は万一を考え、ドアの近くに隠しておいた。
そのまま駅に向かう。
電車に乗り都心へ…

最初は百メートルも離れればお終いかと思っていたが、駅まで辿りついてしまったのだ。好奇心は更に募り、電車に乗ってしまったが、一向に変化は現れなかった。
夜も遅くなってきたので、漫画喫茶で一夜を明かすことにした。

 

朝が来た。
ここまできたら、とことんやってやろうと、お金を引き出して新幹線の切符を買った。
なるべく時間が掛かるように乗り継いでゆく…が、博多駅まで来てしまった。

ここまで来てしまったと言う事は、距離はあまり関係がないようだ。
時間も、まる一日以上経過している。
これ以上やっても意味がないように思えた。

 

しかし、このまま帰るのもつまらなので、少し観光する事にした。女の子の格好で、普通の女性達に混じって天神のモールを歩いてみた。
この、あどけない女の子の中身が「男」であるとは、誰にも想像できないだろう。
キャナルシティを巡り、博多の駅に戻ってきた。帰りの新幹線の切符を買おうとして、一つ思いついた事があった。
俺は、その日の宿を漫画喫茶ではなくビジネスホテルにした。これも試してみたい事に関係する。まだ早い時間だったが、ホテルに向かった。
部屋に入ると、服を脱ぎ、シャワーを浴びた。汗をかいていた訳ではないが、どこか埃っぽかったのだ。それに、この肉体でシャワーを浴びるのは、とても気持ち良かった。

さっぱりした所でベッドに横になる。
裸のまま、仰向けになっていた。窓のカーテンは開いていたが、高層階のため、覗かれる心配はない。

俺は、大きく息をすると、両手を胸に当てた。
ゆっくりと揉みあげてみる。
即にスイッチが入った。快感が沸いてくる。膣が疼き始め、愛液が染みだしてきた。
「ああ~ん♪」
艶声をあげ、ベッドの上でオンナの肉体が悶えている。
このままイけば、俺は元の肉体に戻る筈だった。
俺は片手を胸から外し、股間に持っていった。指先を割れ目に送り込む。
「あ!!あ~んっ♪」
嬌声を上げたのは、指の腹が敏感な所に触れたからだ。
指先には愛液が絡まる。指を二本にして膣を刺激しまくった。
もう一方の手は、更に乳房を揉み続け、指先は乳首を摘んで、快感を増幅させる。
「あん、あん、あん…」俺は快感に翻弄される。
その先に頂が見え隠れした。更に指を動かす。腰を振り、肉体を捩じらせて快感を呼び込む。
「あ、あ、あ…」
頭の中が真っ白になる…
「あ、あ~~~ん!!」
俺は激しく悶えて、意識を失った…

 

ドール(2/2)

目に映ったのは、見慣れた俺の部屋ではなく、ビジネスホテルの天井だった。
俺はイッた筈なのに、元には戻っていなかった。俺の股間には、指が挟まったまま、僅かではあるが快感♪を生み出していた。
試しに、もう一度イッてみたが、何も変わらなかった。

背筋が寒くなる。
俺はこのまま、セクサドールの中に閉じ込められてしまったのではないのか?
即に俺の部屋に戻りたかったが、福岡と東京の距離は縮まりようもない。明日の朝イチバンの飛行機が良いか?…そもそも、セクサロイドは飛行機に乗れるのだろうか?…
新幹線の時刻を確認する。始発まではまだ何時間もある。
が、眠ろうにも眠る事ができない。
試しに、もう一度イこうかとしたが、一向に頂に届こうとはしなかった。
時計の針はなかなか進まない。

耐え切れずにチェックアウトしてしまった。

外はまだ暗かった。
ホテルのロビーにあった地図を見ながら駅に向かう。
近道と思った公園を横切っていると…
「どうしたの?そんなに急いで♪」
若い男の声とともに行く手が遮られた。
「カレシに振られたのかい?」と背中側からも声がした。
「オレ達なら、カレシの替わりに優しくイかしてあげるヨ♪」
「まあ、アンタには拒否する権利はナイみたいだけどネ。」
男達は慣れた手つきで俺の自由を奪っていった。口を塞がれ、両手が括られた。
そのまま茂みの中に連れ込まれる。
どこの通路からも死角になった場所に、レジャーシートが敷かれていた。別に花見をする訳ではない。
その上に俺を転がすと、スカートの中に手を入れ、ショーツを毟り取った。
「おいおい?余りの怖さに濡らしてしまったのかと思ったら、こいつは淫汁でぐちょぐちょじゃないか♪トンだ淫乱お嬢さんだね。」
「それじゃあ、遠慮なくイタダキますか?」
最初の男が俺の太股を抱えると、一気に突っ込んできた。

俺は今、「俺」以外の男に犯られている。
「俺」であれば、単なるマスタベーションと考える事で気を紛らわす事ができた。が、この状態は、どこから見ても「レイプ」である。
俺の股間には赤の他人のペニスが突き立てられているのだ。

が、そのペニスに俺は感じ始めていた。
代わる代わる突かれるにつれ、俺は喘ぎ声を、嬌声をあげ始めていた。
そして…
「イク~~~ッ!!」
と叫び、本当にイッてしまった。

俺が快感の余韻に浸っていと、いつの間にか男達の姿は見えなくなっていた。
空は白み始めていた。
そろそろ早朝マラソンの人達が公園に集まってくるのだろう。
俺は立ち上がると、捲れ上がったスカートを降ろし、服の乱れを整えた。
下生えの間に落ちていたショーツを拾ったが、泥まみれで穿けそうになかった。

そのまま駅に向かい東京行きののぞみに乗った。
気持ちばかり焦るが、東京に着くのは五時間後なのは変えようもない。
ぼーっと車窓を眺めている内に、いつの間にか眠ってしまっていた…

 

 

 

ドアの向こうから物音が聞こえてくる事はなかった。
隠しておいた鍵を取り出し、ドアを開けた。
その向こうは懐かしい「俺」の部屋だった。
その真ん中に「俺」が寝ていた。
「俺」の姿を見た途端、自分が「何者」であるかを思い出した。
「俺」のために届けられた「セクサロイド」だ。「セクサロイド」の役割は所有者=「俺」に性的快感を与えること…
「俺」の傍らに座ると、「俺」のペニスを手に取っていた。萎えたペニスは口に咥えると、硬さを取り戻してくる。
十分な硬さを回復した所で「俺」の上に跨った。ショーツを穿いていないので、服を着たままでも問題はない。股間の割れ目に導き、腰を降ろしてゆくと、膣の中に収まっていった。
「快感」というよりは「安らぎ」を覚えた。腰を揺すると、膣の中でペニスが使命を思い出したかのように、快感を与え始めた。
「あん、あああん♪」
オンナの艶声が、再び「俺」の部屋を満たしていった。

 

目に映ったのは「俺」の部屋の天井だった。
が、感慨に更けるより先に、猛烈な「空腹感」に襲われた。
「何か、食い物を作ってくれないか?」
傍らのセクサロイドに声を掛けると、彼女は服を脱ぎ、どこからか取り出したエプロンを、エプロンだけを全裸の肉体にまとわせて台所に向かっていった。

「影」遣い

「影」を「怖い」と思った事はないだろうか?

ま昼の足元に僅かに、しかし、くっきりと浮かびあがる影、夕日に細長く伸び切った影、夜道のいくつもの街灯に照らされて、濃淡のついた幾つもの影…
「影」はいろいろある。…が、影は鏡と同じように、その人のありのままの姿を写し出す。
それは、白黒であるが故に鏡よりもくっきりと描き出してしまうのだ。

逆に言えば、「影」の形を変えてしまえば、その人の本質さえも変えてしまう事が可能なのだ。

 
ボクは悪魔とそういう契約をしたのだ。

 
ボクに与えられた魔力は「影の形を変える力」だ。
「影」が変われば、当然、その本人に影響が及ぶ。直接、本人に魔力を行使する訳ではないので、ボクの仕業である事が解らない筈なのだ。
ボクは更に念を入れる。
ボク自身の影を弄るのだ。背を縮ませ、それに合うように手足を細くする。ちょっと目には可愛い小学生だ。
建物の影を伝って、目標に近づいてゆく。夕日に伸びた影が、ボクの目の前で揺れている。

ダンッ!!

ボクが一歩踏み出し、力一杯「影」を踏み付けると、奴は身動きが取れなくなる。
異変の原因を求めてあたりを見ようとするが、首が回らないのだ。目だけを必死に動かしているに違いない。

いつもなら、そいつの頭に天使の輪っかを付けてやるのだ。
乱暴者も天使になれば大人しくなると思ってやった事だが、効果は覿面だった。
ボクが足を放すと、そいつはフラフラと歩き始めた。その足は躊躇う事なく車道に向かう。そこに暴走トラックが突っ込んできた。
そいつは即死…呆気なく昇天してしまったのだ。
ケースは違えど、天使の輪っかを付けてやると、皆すぐに死んでしまうようだ。

しかし、奴は死なせるだけでは生ぬるい。
だから、ボクは手の込んだ変形を奴に加える事にした。
先ずは髪の毛を肩まで伸ばさせた。前髪は綺麗に切り揃えた。
次に着ている服をスカートに変えてやる。一気に広がった裾に、奴は戸惑っていた。
これで胸を膨らませてやれば、奴は完全な「女」になる!!
ボクは慎重に形の良いバストを描いてあげた。

「な、なんだ?あ、ある…な、ない~~…」
奴の情けない叫びが聞こえた。
首のところに喉仏が突き出ていたので削り、拘束を解いてやると…
「あ、あ~ん…」
と愛らしい声で泣きながら、その場にしゃがみ込んでしまった。

 
ボクは一旦、物陰に隠れて元の姿に戻った。
更に、追加の細工を施した上で、奴の所に向かった。
「どうしたの?」
と優しく声を掛けてやった。
奴は顔を覆っていた手を外し、ボクを見た。
「お、お前… お前の所為か?」
「あのォ、どこかでお会いしましたっけ?」とボクは知らない素振りをする。
「遊びで付き合ってやったのをネに持って、こんな事をしたんでしょ!!」
ピンポ~ン♪正解です。
だけど、ボクはおくびにも出さず、
「貴女とお付き合い?女の子同士なんて考えられないわ。」
「アタシは、…?!」
奴はそう言いかけて、首を傾げた。
「お…れ…は、男だ…なのよ?」
相当に意識しないと、言葉遣いが女の子のものになってしまう事に戸惑っているようだ。
ボクはそんな事には構わずに、
「ええっ!!スカートを穿いてるのに?オカマさんなの?♪」
と言ってやった。
「ち、違うわ!!何故か突然、こうなっちゃったのよ!! お洋服だけじゃないわ!!中身もみんな女の子だし、喋る言葉は自然と女の子言葉になっちゃうし、すぐに泣いちゃうし、気が付いたら女の子座りしてるし。みんな、みんな、あんたの所為なんでしょ?」
とまくしたてられた。
「変な言いがかりは付けないでもらえないかしら?手術もしないで男が女になるなんて、あり得ないでしょ?」
「だ、だってスカートなんて… アタシはズボンを穿いていた筈なのよ!!」
とべそをかいている。どこから見ても、奴は女の子だった。

「ねぇ、場所を変えて少し落ち着こう?」
と、奴を立ち上がらせた。
そして、そのままボクの部屋に連れ込む事に成功した。

 

 
「貴女、ボクの事を知ってるって言ったわよね?貴女とボクの関係って、何だったの?」
「言った筈よ。付き合ってたの。もっとも、アタシは遊びだったから、他の娘ともイロイロやっていたわ。あんたには考えられなかったようだけどね。後生大事にしていた処女をこんなのに散らされて…だから、アタシをこんな風にしたんでしょ?」

「一つ聞いて良い?」
「何よ?」
「貴女はまだ処女なの?」
そう聞かれた途端、奴は顔を真っ赤にした。
「し、知らないわよ。そんな事…」
「じゃあ、確かめてあげましょうか?」
そうは言ったが、ボクは奴が処女である事を知っている…そういう風に奴の影を弄ったのだ。
「確かめる?」
「そうよ。そこに寝転がってみて♪」
戸惑ったままの奴は、意外と素直にボクの言葉に従った。
そのまま、スカートを捲って中を覗き込む。
「厭ッ!!」
と口では言うが、奴は何の行動も起こせない。
「女の子同士じゃない♪恥ずかしがる事ナイでしょ?」
そんな訳ないが、奴はそういうものだと思って大人しくなった。ショーツを脱がす時には、自ら腰を浮かしてくれた。
脚を上げてVの字に開かせた。
ボクの前に奴の「女の子」の股間が露になる。
その中心に指を突き立てると、
「ああん♪」
と愛らしい艶声をあげた。

「じゃあ、本格的に確かめるわね♪」
と、ボクは自分のショーツを降ろすと、魔力で造ったペニスを勃起させた。
太く、硬くなったペニスを、奴の股間に突っ込んでやった。
奴は痛みに顔を歪ませる。
「痛いのは最初だけ♪即に気持ちよくなるから…って言ったのは、貴女だったわよね?」

その言葉に、奴の目が見開かれる。
「どう?気持ち良くなってきたかしら?」
「そ、そんな訳ナイでしょ!!イタイ、痛いわよ!!!!」
「確か、ボクもそう言ったよね?」
「お願い!!許して!! もう裂けちゃいそう!!」
「アハ♪同じコト言ってる。ほら、血が染んできたよ。ちゃんと処女だったんだね♪」
奴はそれっきり何も言わず、ただ、涙を流し続けていた。
ボクはボクの中に溜まっていた白いモノを、奴の子宮めがけて送り込んでやった。

 

「ふう♪」
とボクはため息をついた。
これで奴も思い知ったことだろう。もう二度とボクのような辛い思いをする娘は現れない筈だ。
もっとも、今の奴には女の子を泣かす為の凶器が存在しない。
それに、これから最後の仕上げをしてあげるのだ!!

ダンッ!!と奴の影を踏み付けた。
ボクはその頭の上に、これまでと同じ天使の輪っかを付けてやった。

足をどける。
自由に動ける筈だが、彼女はその場にうずくまったままだった。
「どうしたの?」
と聞く。
ゆっくりと彼女が頭を上げた…

「赤ちゃんが…月が満ちれば生まれてきますと、赤ちゃんが言ってます。」

頭に輪っかを乗せた彼女は「天使」ではなく、どうやら「聖母」になってしまったらしい。
その神々しい微笑みの前に、ボクの魔力は力を失ってしまったみたいだった。

彼女?(1/3)

ヲリ(居裏)…
この名字と容姿の所為で幾度間違えられた事か…

 

小中学校で男女別に振り分けられる時、…何故かいつも男子が二人多くなっている…
出席番号が必ず男子の最後になる僕が、女子の側に回され人数の均衡が図られるのだ。
「あ」行の女子がいないクラスの時など、ヲリ…カキザキ…クマノ…と違和感なくつながってしまうため「出席番号女子0番」などと言われた事もあった。
当然と言う事か、フォークダンス等は男子より女子のパートの方ばかりを覚えてしまっていた。

 
高校に入ると圧倒的に男子の比率が高くなっていたので、人数合わせなどの心配はなくなった。が…
入学早々に運動会が行われた。何故か応援担当になり、応援合戦の振り付けを任されてしまった。流行のノリの良い曲を選び、基本は元歌の振り付けを継承し、所々に見せ場を設ける。
男子側はなんとかなったが、女子がイマイチノリが悪い。メインの演技者にはチアリーディングの衣装を模したユニフォームを提供するのだが、男子はそれこそ有志の集まりであるのだが、人数の少ない女子は、結局全員がヒラヒラの衣装を着る事になってしまう。
当然のように、拒絶反応をする娘もいる。更に、僕の振り付けに対する指導が細かいと文句が付けられる。
「そんなに言うなら、お前やってみろ!!」と言われ、小中で培われたダンスの才能故、簡単にクリアしてみせてしまった。
「「おおーっ」」とどよめきがはしる。
調子に乗って、難易度の高い技を繰り出す。
「凄い、スゴイ!!」
「これなら応援合戦は勝ち取ったも同然♪」
とおだてられ、気が付くと僕は女子のユニフォームを着せられ、センターに据えられていた。

当然のように応援合戦を勝利した。その勢いに乗り、後半戦はかなり頑張り、最後の選抜リレーに勝てば逆転優勝というところまで来ていた。
応援団は応援合戦のユニフォームのまま、応援を続けた。僕も女の子達と一緒に黄色い声を張り上げていた。

アンカーがゴールテープを切った瞬間
「ヤッター!!」
僕等は歓喜し、互いに抱き合って喜びを分かち合っていた。

 

「俺達の勝利の女神にカンパーイ!!」
未成年なのでアルコールなしの祝勝会となった。そこでの僕は「女神」に祀られてしまった。
皆は制服に着替えを済ましていたが、僕だけは優勝のシンボルとして、ユニフォームのままだった。
気が付くと有志での二次会、女の子達の三次会と流れてゆくのに付き合わされ、最後は応援団の中心となった三人の女の子で集まっていた。
場所はその中のひとりの娘の自宅…夜も遅いからと、そのままお泊まりする事になってしまった。

 

「おはよう…」
と起き上がったのは、クッションを敷き詰めた女の子の部屋の床の上だった。
貸してもらったパジャマで三人一緒にザコネしていたのだ。
「あっ!!」と言う僕の小さな叫びに視線が集まった。
「ヲリリン、どうしたの?」
昨日一日で女子の間では僕の事を「ヲリリン」と呼ぶのが定着してしまっていた。
「制服…学校に置きっぱなしだった…」
昨日は勝利に酔っていたため、平気でユニフォームのまま街を歩いていたが、一晩寝て気持ちが冷めた今となっては到底着て出歩ける筈もない。
「取りに行くしかないわね。でも、このユニフォームで街中は歩けないでしょう?あたしの服を貸してあげるわ。」
と彼女が取り出してきたのはヒラヒラしたワンピースだった。
「ジーンズとかないの?」
「う~ん?ワンピースなら多少のサイズの違いはごまかせるけど、ピッタリしたやつは難しいんじゃない?」
「それよりも制服の方が良いんじゃない?代休とはいえ学校に行くからには制服着用でしょう?」
「制服を取りに戻るのにそんなルール必要なの?」
「ピラピラのワンピースよりは抵抗ないんじゃない?少なくとも、言い訳にはなるわよ。」
結局は制服を着る事で落ち着いた。
が…
「ヲリラン?ちゃんと下着も着けないとおかしいわよ!!」とブラにキャミソールが与えられた。鏡に写すとブラウスから僅かに透けて、その存在があきらかになっている。

 

皆で学校の前まで来た。
「何で閉まってるのよ!!」
「代休だからじゃない?」
「僕の制服…」
「それは明日ね。授業があるから、本当に制服で来ないといけないわね。それまで制服はヲリリンに貸しとくわね♪」

当初の目的は果たせなかったものの、一応の結末を迎えたところで解散…となると思ったが
「駅前のお店に可愛い服があったの♪皆で見に行かない?」
僕に断る隙を与えず、集団は駅に向かって移動していった。
そのままブティックになだれ込む。そこには可愛い女の子の服が所狭しと並べられていた。
皆は次々と服を選ぶと試着室に入っていった。
「どう?」
「可愛い!!」
互いにコーディネートした服を誉めあっていた。
「ヲリリンも何か着てみなよ♪」
そうは言われても、僕は男の子で…現在、スカートを穿いているのも、それなりの事情があってで…

「あぁ、ソレなんか良いんじゃない?」
と言われたのは、先ほどから僕の視線の先にあった一着のワンピース…そのデザインに気になっていたが、決して自分が着たいと思っていた訳ではない。
「サイズも良いみたいよ。」
とハンガーから抜き取られ、僕の手の中に押しつけられた。
試着室のカーテンが開けられ、背中を押された。

「わぁ♪スゴク似合ってる。」
「ヲリリン以外に似合う娘はいないわね。」
「値段も手頃だから、あたしたちから勝利の女神にプレゼントしてあげる♪」
あれよあれよと言う間に、値札が外され、脱いであった制服が紙袋に詰められていた。

「ショッピングを楽しんだ後はお茶にしない?」
と、そのまま喫茶店に入っていった。
皆で話していると
「おはよー♪」と声を掛けられた。
クラスの女の子が一人、また一人と喫茶店に集まってきた。
「わぁ、ヲリリン可愛い♪」と僕にも声を掛けてくる。
「写メでもそう思ったけど、実際、違和感ないわよね。」
「写メ?」
その一言が引っ掛かる。
「ゴメン♪あまりにも可愛かったから、皆に送っちゃった。」
と携帯の画面が見せられた。
「皆…て?」
「クラスの子全員ね♪」
ふと見ると、窓の外から中を覗いているクラスの男子達に気づいた。
「男子にも?」
喫茶店の中は女の子ばかりなので、恥ずかしくて入るに入れない男子達が、店の外から覗いているのだ。
「女神の艶姿をあたし達だけで楽しんでちゃ悪い気がしたからね♪」
「あ、艶姿って…そんなんじゃナイでしょ!!」
「でも、結構気に入ってるんじゃない?」
「そうそう♪もう少し抵抗するかと思った。」
「ア、アンタ達ねぇ。ヒトの事、何だと思ってるの?」
「勝利の女神…女神サマ…皆のアイドル…あたし達のオモチャ♪」
「な、何よ?その論理は!!」
「ちょっと強引だけど、間違っちゃいないわね♪」
クラスの女子一同の合意の下、僕は彼女等のオモチャである事が決定した……って、そんな事、認める訳にはいかない!!

「イイ加減、帰らせてもらいます!!」
と僕が席を立つと…
「おぉ…」と窓の外がどよめいていた。
僕が立ち上がった事で、これまで上半身だけだったのが、全身を彼等の前に晒すことになったのだ。

「コレはアリだな?」
「アリ、アリ♪」
と男子達の間で何かが合意されたようだが、今の僕にはそれを知る術はなかった。

実際、これ以上ここにいると、更に余計な事に巻き込まれそうな気がした。
「今日のお茶代は出しといてあげるからね♪」の声に振り返る…
「当然でしょ!!」
と言い残し、僕は喫茶店を後にした。

 

 
翌日、制服ではないが黒っぽいズボンとワイシャツで登校した僕に、クラスの皆は落胆した思いを隠そうとはしなかった。
更に…HRでは、
「ヲリ君、制服が違うようだね?」と担任に指摘された。
着替えられずにいた事を言うと、
「早く更衣室で着替えてきなさい。」と言われた。
(更衣室?)
うちの学校は男子は教室で着替え、更衣室が使えるのは女子だけの筈だった。
(もしや…)と思い、袋の中に入れておいた制服を確認する。
(……)
想像した通り、そこにはスカートが…女子の制服にすり替えられていた。
「時間がないから、早くしなさい。何も問題ないから♪」
と笑みを浮かべる担任…(あんたもか…)
諦めきった僕は、堂々と女子更衣室に入るとスカートに穿き変え、教室に戻っていった。

その日は、朝のドタバタ以外は、本当に何事もなく進んでいった。
運動会の疲れが残っているのか、授業を受ける生徒達は気力を保つ事はできず、だらけた雰囲気に支配されている以外、いつもと変わるところはなかった。
教師もそれについて厳しく言うこともなく、僕のシャツがブラウスに変わっているのにも気づいているんだか…
指名され黒板の前に立った時でさえ、僕がスカートを穿いているのを見ても、何ら違和感を感じていないようだった。

放課後にはいつものように女の子達が集まり、寄り道の相談をしている。何故か、その輪の中に僕もいた。
傍らを通りすぎる男子達も、それがいつもの光景であると一瞥するだけだった。

結局3年間を女子として過ごす事になってしまった。
最後の卒業式に詰め襟を着ていったが、違和感アリアリ…その時になって、ようやく僕が男子であった事に気付いた教師も少なくなかった筈だ。

 

彼女?(2/3)

僕は皆と別れて、東京の大学に進学した。もちろん、大学には制服などない。好きな服を自由に着て行ける。
書類上は「男」として提出しているが、高校の3年間で、僕の着るものはすっかり女物ばかりになっていたし、長く伸ばした髪と、お化粧した顔では、誰も僕を「男」として見てはくれないだろう。
僕はピンク色のレディス・スーツで入学式に臨んだ。

この大学を選んだのは、去年の夏に友達と泊まりがけで旅行に行った先で知り合った彼が通っている大学だったからだ。
ずっと文通していたが、晴れて後輩として一緒にいられる時間が作れるのだ♪
受験を決めた時も応援してくれたし、合格を伝えた時も凄く喜んでくれた。僕も大学生になったので、これからはオトナの付き合いもできる♪
入学式が終わったら、デートする事になっていた。待ち合わせの場所に立っていると、男子学生が代わる代わる声を掛けてくる。
「彼が良いと言ってくれたらね♪」などと断っていると、
「ヲリちゃん?お待たせ♪」と彼がやって来た。
「んもぅ、遅いんだからぁ!!」ちょっと拗ねた感じで言うと
「ごめんごめん」と平謝りする。
「じゃあ、パフェを奢ってネ♪」
「甘いモノばかりだと、デブっちゃうぞ。」
「いーっだ。欲しいって言っても分けてあげないヨーッ。」

で、結局イチゴ・バフェをせしめた僕は、彼の前でじっくりと味わってあげた。
(パフェはあげないけど、今夜は「アタシ」をあげるからネ♪)
と、僕は心の中でそっと呟いていた。そのための準備は充分に整えている。
スーツは勿論、下着も「勝負下着」でキメてある。それ以前に、長い時間を掛けて、この肉体を準備してきたのだ。
最初からこうなる事を目論んでいた訳ではない。高校では女の子達と一緒に着替えをする。どうしても貧弱な胸が気になって仕方なかった。
女性ホルモン剤に手を出そうとも考えたが、流石に簡単に手が出るものではなかった。入手方法等を調べていると「豊胸サプリメント」の存在を知った。
これなら手が出るし、食生活の改善でも効果があるという記事を見つけ実践してみたところ、一年後にはAとBの中間位には膨らんでくれた。
タックなる技も覚えた。オチンチンを体の中に隠してしまえるので、水着を着ても他の女の子と違う所は見つからなくなる。
ショーツも可愛らしいのやセクシーなのも、問題なく穿けるようになり、皆とのショッピングも更に楽しくなっていった。
(あのままじゃ、一緒に温泉なんかには行けなかったよね♪)

彼と出会ってから、再び僕の努力が始まった。
男性と付き合うと言うことは、最終的には彼のモノを受け入れる事になるのだ。
僕は疑似男根を買ってきて、自分の股間に挿入できないか試してみた。
タックをした所が体の中につながっているようだった。
オチンチンが入っていった窪みにディルドゥの先端を当ててみた。先っぽがへこみに填った。頑張れば、その先に進めるような気がした。
僕は受験勉強をしながらも、スカートの下でバイブで筋肉をほぐしては、ディルドゥの挿入を繰り返していた。

クリスマスにはディルドゥは完全に僕の胎内に入っていた。硬く尖った乳首を刺激すると、更に深くディルドゥが突き入ってくる。と同時に快感が全身を駆け巡る。
僕は想像の中で彼に抱かれ、快感に艶声をあげていた。

正月は暮れに買ってきた太めのバイブに慣らしていった。
僕の「膣」からも女の子のように愛液が出るようになってきた。
クリスマスから正月にかけて美味しいものを食べすぎて太ったか?と思ったら、いつの間にかバストがCカップに成長していた。

僕の肉体も準備は万全だった。
思い出しただけで、股間がむずむずと疼きだしていた。僕は今夜、彼のペニスをここに受け入れるのだ。突きあげられ、快感のなか、彼の精液が僕の膣を満たすのだ。
(ハヤクホシイ…)
僕は彼を見つめながら、口の端に残っていたクリームをペロリと舐めあげた。できるだけ淫らな感じで彼に笑みを見せる…
「美味しかったかい?」と彼は涼しい顔のままだった。
「お化粧、直してくるね♪」と僕はトイレに向かった。
口紅をもっと艶のあるものに変えた。服とのコーデから、あまり紅くはできない。もう少し頬を赤くした方が良いかな?
待たせるのも悪いので、ある程度の妥協は仕方ない。あとは行動あるのみ!!

喫茶店を出て、街を歩く。
僕は彼の腕を取ると、ブラに包まれたCカップの胸を押しつけてやった。
「しばらく会わないうちに随分成長したようだな?」
と、ようやく気が付いてくれたようだ。
「今日からは大学生だもの。もう、子供じゃないんだからね♪」
と大人の関係を期待している事を、それとなくアピールしておく。
「でも、未成年なんだから、お酒はまだ駄目だぞ。」
「わかってるヨ。けど、結婚ならいつでもできるからね♪」
「…ちょっと、それはいくらなんでも、先走りすぎだぞ。」
「じゃあ、その前までなら良いってコト?」
「な、何を考えてるんだ?男の前でそんな事言ってると、襲われても文句は言えないんだぞ。」
「良いんだもん。先輩になら、何でもあげちゃうんだから♪」

 

 
結局、僕達はホテルの一室にいた。
シャワーを浴びるために鏡の前で服を脱いでゆく。スカートを下ろし、ブラウスのボタンを外してゆく。
せっかくの「勝負下着」だけど、先輩は気付いてくれているだろうか?鏡越しに様子を伺うが、先輩はTVの方を向いてしまっていた。
下着を外し、全身を鏡に写す。今の僕はどこから見ても「女の子」だと確認できた。
シャワーを浴び、バスタオルに体をくるんだ。
「おまたせ♪」と先輩の前に立った。
先輩の腕が、ギュッと僕を抱き締めた。二人の胸の間でバストが変形する。
そのままベッドに押し倒された。バスタオルが解けて、僕の体が先輩の目に晒された。
「綺麗だよ。」そう言って僕のうなじにキスをした。
先輩の唇は、喉から胸元に這い進んでいた。
「んあん、ぁん…」
先輩の指に乳首を摘まれ、僕は軽く喘ぎ声を出していた。
「ヲリちゃんは敏感なんだね♪」
先輩の顔が目の前にあった。
「こうすると、もっと感じるのかな?」
そう言って顔を近づけてくる。
僕は条件反射的に目を瞑り、少しだけ唇を開いた。

先輩の舌が僕の口の中で、僕の舌と追いかけっこしている。二人の唾液が絡まって、僕の口の中を満たしてゆく…
ゴクリ…
先輩の唾液を飲んじゃった。…初めての経験…
でも、僕はもっと凄いコトをする事になるのだろう。先輩のペニスを入れてもらうのだ。
それよりも先に、お口でシてあげないといけないのかな?精液は唾液よりもネットリしている筈だ。僕にも飲み込めるだろうか?

そんな事を考えているうちに、先輩の唇は僕の唇を離れ、下の方に這い進んでいた。
今度は胸には留まらず、更に下へと向かっていた。
先輩の頭が、股の間にあった。
先輩の舌が、僕の「女の子」を舐めあげる。」
染み出ていた僕の愛液が、先輩の舌に舐め取られ、先輩の口の中に入っていった。
「肉体の準備は良いようだね。心の準備も出来ているなか?」

僕は首を縦に振った。

「じゃあ行くよ♪」
先輩の指が二本、僕の中に入ってきた。
「あああんっ!!」
快感がもたらされる。
更に先輩の指が絶妙に動きまわる。
更なる快感が僕を襲い、僕は指だけで三度もイッてしまった。

「ヲリちゃんは敏感なんだね♪」
と先輩が笑顔をよこす。
「僕ばかりじゃ悪いよ。今度は僕が先輩にシてあげるね♪」と体の向きを入れ替えた。
僕の目の前に先輩の股間があった。ズボンの生地を押し上げる逞しい膨らみ。僕は先輩のベルトを抜き取り、ジッパーを下ろした。

彼女?(3/3)

「あっ、ソレはダメ!!」
何故か、先輩は慌てて僕を引き剥がそうとした。
思ってもいなかった先輩の行動に態勢が崩れる。僕の手が離れ、スルリとズボンが落ちていった。
バランスを失った僕が支えを求めた先にあったのは先輩の股間…ズボンが落ちて残っていたトランクスにしがみつく…
しかし、僕の体は先輩から離れるように倒れてゆく。その手には、しっかりと先輩のトランクスが握られていた。

「ダ、ダメ!!見ないで!!!!」
甲高い叫び声は先輩のもの…慌てて掌で股間を隠すが、その前に見えてしまった…一本の筋…

剥ぎ取られたトランクスと、抜け落ちたズボンが僕の前にあった。
先輩のズボンは、いまだに股間が膨らんでいた。
僕は手を伸ばし、ズボンに触れてみた。そこには本物そっくりの手触りをした、シリコン棒が縫い込まれていた。

「せ、先輩?」
僕は先輩を見上げた。
先輩はまるで女の子みたいに涙を浮かべていた。

「ごめんなさい。貴女を騙すつもりはなかったの。でも、最初に出会った時、運命を感じたの。だから、あたしはこの娘に釣り合うオトコにならなきゃいけない!!そう決心したの…」
先輩は股間を隠していた手をどけ、着ている物を全て剥ぎ取っていった。
「でも、肉体はどうにもならなかった。サラシを巻き、疑似男根を縫い付ければ、見た目は男になる。けれど、服を脱いでしまえば、全ての偽りが剥ぎ取られてしまう。結局、あたしは男にはなれない。でも、でもヲリちゃんの前では男でいたかったの…」
「せ、先輩…。それでも先輩は僕にとって、理想の男性です。肉体なんて関係ありません。先輩の心がそうである限り、先輩は僕を満たしてくれる、立派な男の人です。」
そう言って、僕は先輩の股間に顔を寄せた。
「先輩の逞しいモノをくださいね。」
僕が先輩の秘所に吸い付くと…
「あぁ、ヲリちゃん…」
と先輩は僕の後頭部に手を充て、自らの股間に僕を圧し付けた。
(先輩のセーエキで、僕のお口をイッパイにしてください♪)
僕は先輩の股間から溢れる愛液…セーエキを吸い尽くしていった。
 

 

僕と先輩の交際は、その後もしっかりと続いていた。
勿論、先輩には「僕」の事は話してある。
「それでも、ヲリちゃんはヲリちゃんだよ。」と言ってくれている。

「ヲリちゃんは最初から女の子してるけど、わたしが男になるのはヲリちゃんの前でだけなんだ。」
と、普段の先輩は女子大学生の格好に戻ってしまう。
だから、はた目には僕等はレズカップルに見えているに違いない。だけど、ベッドの上ではちゃんと男女の関係に戻っている。

先輩のペニスが僕の女の子を貫いてゆく。
「あん♪ああ~~~ん!!」と僕は嬌声をあげる。

 

これで良いんだ♪
まわりから何と見られようとも、僕達は幸せに満たされている。
「あぁ、先輩♪大好きです!!」
僕はそう言わずにはいられなかった。激しさを増した先輩の挿入に、僕は再び絶頂に向かって快感の急坂を昇っていった。

2010年8月 6日 (金)

ミネルバ

スペース・ヒーロー!! のコメントに書いていた少し長めの宇宙モノ

「ミネルバ」 を

奈落の部屋 に掲載しました。

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