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2010年6月 4日 (金)

約束


フリフリのスカートを穿いていたのは、まだ小学校に上がる前。
記憶の断片の中に現れる、少女の姿をした僕。お姉ちゃんのお下がりのワンピースを着ては、居候していた叔父さんの膝の上で「大きくなったらお嫁さんになってあげる♪」と無邪気な笑顔を向けていた。
…それも、遠い記憶の中…

 
「カナタ君。朝だよ。」と僕の部屋のドアを叩くのは氷室の叔父さんだ。
今は僕が氷室の家に居候している。高校卒業とともに田舎を出てきた僕に、独り暮らしよりも生活費を浮かせられるヨと持ちかけ、両親には治安の面でのメリットを強調して、二階の奥の部屋を僕に提供してくれた。

叔父さんは、某大学病院の部長医師をしている。まだ若く、ルックスも良いのに、いまだ独身である。
女の子達とも適当に遊んでいるようだが、これまで身を固めるような話は一度もなかったようだ。女の子の方から結婚を迫られる事もあるが、いつも巧く躱しているらしい。
「叔父さんの好みのタイプっていなかったの?」と聞いた事がある。その時の彼の答えは…


「カナちゃんと約束してるからね♪」
(えっ?!)
僕は叔父さんの顔を見返した。
「カナちゃん」とは、昔、叔父さんが僕の家に居候していた頃に僕を呼ぶ時に使っていた。「お嫁さんになってあげる♪」その頃には確かにそんな事を言っていた。しかし、それは男とか女とかといった事なんか気にしない小さな子供の頃の話だ。
「そんな約束、無効でしょう?第一僕は男なんですよ!!恋愛対象になれる訳ないじゃないですか。」
「私にとっては、いつでも君は可愛いカナちゃんなんだよ。性別なんて気にしてないからネ♪」
「じょ、冗談にも程があります!!」
と、その場ではうやむやになったが、叔父さんの視線には少なからず異性を想うものが存在しているのを否定する事はできなかった。

 
起き上がると髪の毛にブラシをあて、寝癖を直した。
ダイニングから漂ってくる美味しい朝ご飯の匂いにお腹が鳴った。下着を替えてシャツを羽織る。丈が長いから、食事の間だけでもボトムを着なくても良いよね♪

ダイニングに現れた僕に、「お早う♪」と叔父さんが笑み掛けてくる。
「おや、その格好は何かな?朝から誘っているのかい?」
「ち、違います。ただ、急いでいただけです。」
「そう。朝は忙しいからね。夜にはちゃんと可愛がってあげるから我慢していなさね♪」
叔父さんの言葉に、まだ朝だと言うのに僕の股間にジクッと溢れ出てくるモノがあった。
それは「愛液」…今の僕の肉体は「女の子」そのものだった。性的に興奮すると、僕の股間にある膣から愛液が溢れ出るのだ。そして、僕は叔父さんに毎晩のように可愛がられ、性的な快感を感じ易くなるようになっていた。

 


上京してきた僕に、叔父さんは進学の手続きを済ませてくれていた。
「私が預かっているのに働かせるのはどうかと思ってね。」という事で、大学付属の短期大学に通う事になった。入学祝いに叔父さんからもらったスーツを着て入学式の門をくぐる。やはり、圧倒的に女子の数が多い。それなりに心の準備はしていたが、これまでにこれだけの人数の女の子達に囲まれた経験がないので、しばし呆然としていた。
「あなたも新入生?」と女の子に声を掛けられた。
「あたしは華原翠。式場はあっちらしいわよ。一緒に行かない?」と初対面の女の子に手を握られてしまった。
「僕は水野カナタ。よろしく…」と言って彼女の後に付いていった。
長い式典が終わり、各クラスに移動するとき、トイレに行こうとすると翠も一緒についてきてしまった。翠は僕の事を女の子と勘違いしているようだ。
彼女の誤解を解く間もなく、女子トイレに連れ込まれた。当然のように小便器はない。個室のドアを開け、ズボンを降ろして便器に座って用を足した。

翠が僕の事を女の子と間違えたのも無理はなかった。僕の着ていたスーツがレディースだったのだ。元々男か女か判らないような外見の僕が女物を着ていれば、間違うなと言う方が無理である。
もっとも、スーツなど着た事のない僕が、このスーツがズボンであるにもかかわらずレディースのものであると気付いたのは、入学式が終わって暫く経ってからであった。


「カナちゃんも、もう高校生じゃないんだから、お化粧くらいした方が良いよ。」トイレの鏡の前で並んで手を洗っていると、翠がそんな事を言った。
「あたしのを貸すから、グロスくらいしておこうよ。」と、僕の唇にキラキラするような口紅が塗られてしまった。鏡の中の僕は、より一層女の子っぽくなっていた。

「え~~?!氷室先生と一緒に住んでるの?」叔父さんの事を話した途端、女の子達のテンションが一気に加速した。
その日は簡単なガイダンスだけで解散となった。翠と僕はガイダンスの間に親しくなった女の子達と喫茶店で話をする事になった。当然、翠以外の女の子達も僕の事を男だとは思っていない。
「叔父様の為にも、田舎娘丸だしは止めようね。先ずはお化粧。田舎じゃどうか知らないけど、今時の都会の女の子は小学生の頃から始めてるのよ。6年の差を詰める為にも頑張んなくちゃね♪」と、その後、両手一杯の化粧品を買わされてしまった。

 
結局、学校での僕は女の子として認識されてしまった。
叔父さんも「無駄遣いはいけない事だよ」と言って、僕が買ってきた化粧品はちゃんと使うようにといって毎日のように化粧をすることになった。
洋服も、せめて中性的なもをと思っているのだが、翠達と買い物に行くと可愛らしい女の子っぽいものばかりになってしまう。当然、これも無駄にならないように着ていくしかなかった。
お化粧をして、女の子の服を着て…今更「男」ですとは言い出せない。更に、叔父さんは…
「この先、肌の露出度も高くなるよね。GWの休みにムダ毛を処理しておかないか?」と言ってきた。
当然、断ることなどできず。結局は脇や脛だけでなく、全身の余計な体毛が永久脱毛されてしまった。
すべすべになった肌はお化粧の乗りが格段に違った。GWが明け、再会した翠は開口一番
「カナちゃん、綺麗になったね♪もしかして、先生と良いコトしちゃったのカナ?」と僕の眼を覗き込んできた。
「ち、違うよ。お化粧の練習の賜物だよ。」
「ま、そういうコトにしておきましょうか?」
と先を行く翠の後を追いかけようとすると、スカートの裾がふわりと広がった。
「キャン!!」と声をあげ、慌ててスカートを押さえつけた。辺りには男子の姿がなかったので、慌てる必要もなかったのだが、今日は暖かかったので、初めてスパッツなしでスカートを穿いていたのだ。
「カナちゃん、ピンクのシマシマ。可愛いね♪」と、翠にはしっかりと見られてしまっていた。

 
夏が近づけば、当然のようなプールのお誘いがある。
タックという技を覚えたので下半身はなんと誤魔化せそうだけど、胸だけはそうもいかない。女の子の格好を続けている所為か胸のまわりに少しは贅肉が集まってきているようだが、これを「女の子の胸」だと言い張る事は難しいと思われた。
「水着を買おうと思うんだけど…」と叔父さんに相談すると、
「買うのはしばらく待ちなさい。夏休みに入ったらすぐに良くしてあげるからね。」と言われた…

夏休みの後半には、叔父さんの伝で取れたビーチホテルに翠達とお泊り旅行をする事ができた。
叔父さんに買ってもらったワンピースの水着で一日中プールで遊んでいたら、胸元から背中にかけて、しっかりと日焼けの跡が付いていた。こんな所に跡が出来るのは初めての経験だった。
夜はホテルのサービスで浴衣を着せてもらい、花火見物。そして、豪華な食事の後皆で温泉にも入った。
もちろん女湯…僕の胸には小さいながらもちゃんとしたオッパイが出来上がっていたので、堂々と女湯に入る事ができたのだ。

秋の連休…
僕の股間から男のシンボルが消えた。見た目はタックしているのと変わりはないが、精神的なモノが根底から覆されたような気がする。
「カナちゃんは休みの度に女っぽくなっていくよね♪」と翠に言われた。

12月…
「さあ、クリスマス・プレゼントだよ♪」僕はイブの夜に手術を受けた。何も無かった股間に穴が穿たれ「女」の器官が造られてゆく。
「そして、これはサンタさんからのプレゼントだ。」遠くなる意識の向こう側で叔父さんが微笑んでいる。広げられた僕の脚の真ん中で、叔父さんはゆっくりと僕の内に押し込んでいった。

正月…
振袖を着た。もちろん実家には帰らず、叔父さんと一緒だった。
「正月の初めてのモノは縁起が良いからね。」と、初詣での帰り道に叔父さんはそう言って、小洒落たホテルに誘われた。
「もう傷も癒えているからね。カナタ君の初めてをもらうよ♪」と振袖の帯が解かれた。
裸になった僕の体。胸には、この半年で幾分か成長したバストがある。股間の淡い茂みの下には、出来上がったばかりの秘裂があった。お姫様だっこされてベッドの上へ…
「ちゃんと濡れているね♪」叔父さんの指が秘裂の上を撫であげていった。
「ああん…」不思議な快感に僕は思わず艶声を漏らしていた。
「いくよ。」と叔父さんが伸し掛かってきた。出来立ての膣の中に叔父さんのペニスが挿ってきた。
「カナタ…いや、カナちゃん♪大スキだよ!!」そう言って、叔父さんの唇が僕の乳首に吸い付き、しゃぶり始めた。叔父さんのペニスは更に奥へと突き刺さる。膣の奥が突き上げられる。
「ああん、あん…」喘ぎ声が自然と出てくる。僕はちゃんと「女」として反応できているのだろうか?叔父さんを満足させられているのだろうか?
「気持ち良いかい?」叔父さんが聞いてきた。声を出せば、全てが喘ぎ声になってしまいそうで、頷くしかできなかった。
「気持ち良かったら声を出した方が良い。どんなに大きな声をあげても恥ずかしい事なんかないんだよ♪快感に流されてしまいなさい。」
「あ、ああん♪」
ハイと答えようとすると、やはり喘ぎ声になってしまった。しかし、声が出ると心地良いのも確かだった。僕は程なくして、叔父さんの言う快感の流れに呑み込まれていった。

「君の女性器は造られたものではない。他の女性のものを移植したものなんだ。だから、生理もあれば、妊娠し、出産する事も可能なんだよ。」
僕を優しく抱き締めながら、叔父さんはそんな事を言っていた。


春になると、定期的に生理も来るようになった。これまでみたいに予め手帳に付けた印を見て、生理のフリをしなくても、体がちゃんと教えてくれる。
「最近のカナちゃんてオンナ度上げてない?」
春休み以降はもう、肉体を改造する事はなかった。僕はその連続した休みを使って花嫁修行をする事にした。
最初は料理。
この一年間、家にいる時は全部叔父さんにご飯を作ってもらっていた。ご飯を炊いて、お味噌汁の朝ご飯くらいはすぐにでも作ってあげたいと思ったのだ。

 
今度の夏休みには、実家に顔を出すことにしている。
もちろん、叔父さんも一緒だ。僕の家族に僕の事を説明してくれる。そして僕との結婚を許してもらう事になってるんだ♪
母さんは薄々気付いているみたいだけど、父さんはどんな反応を見せるだろうか?
父さんを攻略するには、母さんと一緒に父さんの好物を作ってあげたら良いかな?小さいけどそれなりに大きくなった胸を擦り寄せて、色仕掛けでもしてみようか?
その前に、どんな服を着て行こうか?…

「カナタ君?ご飯が冷めるよ♪」
結局、今朝も叔父さんの作ってくれた朝ご飯になってしまった。僕が台所で腕を奮えるのはいつになるのだろうか?
「今日は早めに帰れるから、じっくりと可愛がってあげられるな♪」
と言った叔父さんの言葉だけで、もうパンツがしっとりと濡れてしまっていた。

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