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2010年3月26日 (金)

掴まれた秘密(2/3)

「この後、付き合ってもらえませんか?」
彼女の誘いがデートの誘いなどではない事は容易に想像が付いた。俺には断る術がなかった。「来なければ、今朝の事を痴漢行為だったと言い触らしますよ。」と付け加えられたな尚更である。
連れて来られたのはカラオケBOXだった。
「ここなら良いでしょう?」と彼女。
注文したドリンクを受けとると俺に正対した。
「アナタのカラダ、見せてもらうわね♪」とシャツのボタンを外していった。俺は下着にしているTシャツの下に体型補整用のコルセットのようなものを着けている。これで胸の膨らみを目立たなくしているのだ。
「結構立派なのね♪」彼女は俺の上半身を裸にすると、剥き出しにされた俺の乳房をじっくりと鑑賞していた。
「コレだけのモノを隠しているなんてもったいないわよ。それに、ちゃんとした下着を着けないと形も悪くなってしまうわ。」と彼女がブラウスを脱ぎ始めた。
「な、何をするんですか?」とは言ったものの、俺は指一本動かす事ができなかった。
彼女は自らのブラジャーを外した。彼女の胸から豊かな膨らみが無くなった。カップの中から詰め物を外し、俺の胸にあてがう。ストラップを肩に掛け、背中のフックが閉じられた。
「どお?」と聞かれた。その意味はすぐに判った。カップに収まった俺の乳房は居心地の良い場所を見つけたように大人しくしている。それなりにあった質量が肩紐に分散されている。
「何か…楽。」一言で言えばそうなる。
「でしょう。肉体に合ったものを着けるのが一番なのよ♪」と、彼女は脱いだキャミソールとブラウスを俺に着させた。替わりに、彼女は俺のTシャツとワイシャツを身に着けていった。
「下も交換しましょう♪」とズボンが脱がされた。さすがにパンツまでは手を出さなかったが、靴下も脱がされ膝丈のストッキングを履かされた。
スカートのジッパーが上げられた。スカートの中を除けば、首から下はごく普通のOLの姿になった。
「これでお化粧すれば、完全に女の子ね♪」とバッグから出した化粧品をテーブルの上に並べた…

 
「これが俺か?」
見せられた鏡に写っていたのは、どこから見ても女の子だった。
「もうちょっと、らしく喋ったら?声も無理して低くしてるんでしょ?」
「だからって、すぐに女の喋りなんてできるかよ。」
「…可愛くなったんだから、少しぐらいサービスしてくれても…」と彼女はぶつぶつ言っていた。

結局、その後はカラオケを歌いまくった。
高い声が簡単に出るようになっていたので、自然と女性歌手の歌が多くなっていった。女物の服を着ている所為か、すんなりと元歌の歌手に成きって歌っていた。
彼女とデュエットもした。俺の方が高い声が出るようなので、彼女が低音パートを歌った。しまいには、男女のデュエット曲を歌っていた。
彼女が男性パートを歌う。男装しているので、全く違和感がない。女性のアタシは彼に抱かれるような格好で歌う。
「♪ギュッと~、抱き締めて~」とアタシが歌いきると、歌の通りに彼が抱き締めてくれた。

 

アタシ達はそのままホテルに向かっていた。
馴れないハイヒールに転びそうになるところを彼が抱き止めてくれた。アタシは転ばないように彼の腕に縋った。胸の膨らみが彼の腕に押しつけられる。
彼の顔を見上げると、何故かニヤニヤ笑っていた。

ホテルの部屋のドアを閉めると、不意に抱き抱えられた。俗に言うお姫さまだっこでベッドに運ばれた。
これから始まる事に期待して、すでに股間は濡れ始めていた。
ベッドの上で服を着たまま彼が伸し掛かってきた。彼の掌が太股を這い上がってくる。アタシはそれを拒むことはしなかった。
スカートの中、パンツの隙間から彼の指が侵入してくる。
「濡れてるんだね♪」
アタシは彼の頭を胸の谷間に導いていった。ブラウスのボタンが外れ、ブラのカップがずらされる。硬くなった乳首が晒されたと思ったら、すぐに温かいものに包まれた。
チュウチュウと吸われると、自然に「アアン♪」と喘ぎ声が漏れてしまう。
左右の乳首を交互に吸われている間にパンツを脱がされていた。彼もズボンを脱ぎ、剥き出しの下半身をアタシの股間に割り込ませてきた。
硬くなったペニスの先端がアタシの入り口を求めて彷っている。そっと左手を伸ばし、導いてあげた。
スルリと中に入ってきた。「ムムッ」と彼がうめいている。アタシ以上にケイケンがないのだろう。少しでも動けば、彼がイッてしまいそうな感じがした。
アタシだって本物は初めてだけど、オナニーでイメージトレーニングはできている。
更に男の人は、出してしまえばそれで終わりみたいな所があるから、アタシが気持ち良くなるまでイッてもらっては困るのよね。

落ち着いたのか、彼がゆっくりと動き始めた。機械ではない生身の肉棒は、複雑な動きがないにもかかわらず、アタシをこれまで以上に感じさせてくれた。
「ああん♪イイ…」
アタシは素直な気持ちを口にしていた。その声に反応して、彼の動きが激しくなった。
「あぁ、何かクル…」彼がうめいた直後、ペニスの中を塊が昇ってきた。
それがアタシの膣に放たれたと同時に、アタシもまた絶頂に達し、快感の中に意識を没していた…

 

 
…俺の頭を撫でる手があった。
「可愛かったわよ♪」と俺が目覚めたのに気付いた彼女が耳元で囁いた。
女に成りきってしまっていた事が思い出された。女のように快感にあえぎ恥態を晒していたと思うと、恥ずかしさに押し潰されそうになる。股間に意識が向くと、そこにはまだペニスが挟まっているような気がした…

俺はようやく、事の異常に気がついた!!
「何で貴女にペニスがあるんだ?」

「あなたの肉体が女になったのと同じように私の肉体はどんどん男になってったのよね。」と再び勢いを取り戻してきたペニスを俺の太股に押し付けてきた。
「だから、あなたの変化も手に取るように判ったわね。膨らんできた胸を隠す努力や、高くなってゆく声に戸惑う様は見ていて可愛かったわ。」と、俺の胸に手を伸ばしてきた。
「そんなあなたを見ていたら、私の中に芽生えた男の感情が抑え切れなくなってきたの。だから、口実をつけてあなたに付き合ってもらう事にしたの。」
首筋を刺激され、俺は「あん♪」と艶声を発していた。
「もう、ふたりとも無理をしない方が良いのよ。私は男性として、あなたは女性として認められましょうよ。ね?女でいた方があなたも良いでしょう?」
彼女の指が、俺の股間を撫であげていった。
俺は「あああん♪」と喘ぎ、彼女の手を押さえた。彼女の指が割れ目の中に入り込んでくる。
「それが貴女の返事なのね?」
俺は再び快感の波に呑まれていった…

 

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