« 就活セット | トップページ | ピンクの携帯電話(1/2) »

2010年3月26日 (金)

ピンクの携帯電話(2/2)

「そうなんだ…」と彼女は言った。
「でも、良く言ってくれたわ。改めてよろしく♪」と握手を求めてきた。
「あたしは里沙。あなたは…って、名前を聞いてもその姿で男の名前はナイわよね。あなたの事は美沙って呼ぶ事にするわ。」
「美沙…ですか?」
「あたしの遠縁の従妹って事にしましょ♪ お店も手伝ってくれると助かるわ。」
「お、俺。男ですよ。お客さん大丈夫ですか?」
「何言ってるの?美沙は女の子でしょ?何も問題ないじゃない。ほら、こっちに来てご覧なさい。」とフィッティングルームに連れ込まれた。

あっと言う間に服が脱がされてしまっていた。
彼女は、ブラの上からシリコンパットに手を充て具合を見ていた。
時間の経過によるものなのか、胸に貼り付けられたパットは肌色に染まり、本物のバストのように見えている。
「境目も解らないわね。本気で専用の剥離剤でないと手に負えないようね。」とブラを外してバストを露にした。

「ぁあん♪」不意に乳房の先端を摘まれ、その刺激に俺は思わず声をあげてしまった。
「可愛い声ね?」と里沙が言う。それよりも、摘まれた刺激が伝わってきた事に、何か危険なものを感じていた。
「結構スタイルも良いじゃない。ウエストもくびれていて…本当に男だったの?」
今の俺はショーツとストッキングしか身に着けていなかった。下着で矯正されている訳でもないのに、俺の腰は女のようにクッキリとくびれができていた。
バストも当初より大きくなっていないか? それ以前に、乳首はこんな形をしていたか?その触り心地は決してシリコンなどではない!!
「形の良いお臍ね?」俺の後ろに回った里沙が鏡越しに俺の裸体を見ていた。腰から廻された手が、俺の腹の上で臍の穴を弄んでいる。
俺の腹には体毛が密生していた筈だが、今は見る影もない。これも全て奴が言っていた女性ホルモンの所為なのだろうか?
里沙の手がストッキングの縁から中に滑り込んできていた。更にショーツの中に入り、俺の股間に指を這わせた。

(?!?!?)

里沙が指を送ると、指先が俺の胎の中に潜ってゆく。そこに、女の割れ目があるとでも言うのだろうか?
俺は、男にある筈のない「穴」から侵入してくる異物を感じていた。

クチュクチュと淫靡な音が聞こえていた。
「ぁあ、ああ~ん♪」
彼女が与えてくる刺激に、俺は女のように喘いでいた。
「美沙って感じ易いのね♪」と里沙が俺の耳に息を吹きかけた。
「あんっ!!」膝から力が抜け、ガクガクと崩れ落ちていく。
何がどうなっているのか…俺の頭は混乱を極めていた。
「信じられないわね。オマタをこんなにグショグショにしてしまう美沙が男だったなんて♪だけど、あたしは信じているわよ。美沙が嘘をつけない娘だって解ってるから。」

乱れた呼吸が落ち着くまで、俺はフィッティングルームの床に座り続けていた。
里沙が置いておいてくれたショーツに穿き替え、元通りに服を着て店に戻った。
里沙がガラス越しに外を見ていた。声を掛けると、
「あいつも諦めたようよ。いなくなって大分経つみたい。」と教えてくれた。

「本当に良いのか?」俺が尋ねる。
「何が?」
「男の俺をここに居させるって事…」
「男…ね?今夜が楽しみだわ♪」と答え、里沙は笑みを浮かべた。

 

 

「美沙ちゃん。」と里沙さんに呼ばれた。
「は~い♪」と畳んでいた商品を脇に置いて里沙さんの所に向かった。
「フィッティングルームを使うから、店番よろしくネ♪」と里沙さんはお客様(まだ高校生くらいだよね?)と一緒に奥に向かった。
ああ言って消えた時には、中でナニが行われるのかは想像に難くない。しばらくして女の子らしい色っぽい喘ぎ声が聞こえてきた。
彼が男の子であるのは判っていた。里沙さんも前から目を付けていたようだ。
(大丈夫よ。里沙さんの手に掛かれば、即に綺麗になれるから…)
アタシは心の奥で彼=彼女にエールを送ってあげた。

 
ピロロロロッ
と携帯の鳴る音がした。引き出しを開けるとピンク色の携帯がメールの着信を知らせていた。
「これってアタシのだよね?」
それは奴等から渡された携帯に違いなかった。何気なくメールを開く…
<残金の入金を確認した。生理が来れば奴はもう元に戻る事はない。以降、我々から接触する事はないだろう。>
(あれ?)何かが引っかかった。そう言えばこの間、アタシも生理が来たけれど…
「奴」ってアタシの事?

 
例え、それがアタシの事だとしても関係ないわよね♪
アタシは里沙さんと一緒にいて幸せなのだから。
もしかしたら、あの娘も一緒に3人で暮らす事になるかも知れない。

アタシは3人で絡み合う姿を想像し、ほんのりとショーツを濡らしていた。

« 就活セット | トップページ | ピンクの携帯電話(1/2) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ピンクの携帯電話(2/2):

« 就活セット | トップページ | ピンクの携帯電話(1/2) »

無料ブログはココログ