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2010年3月26日 (金)

あたしは誰?(おまけ)

気がつくと、目の前に寿人の顔があった。

「あれ?ここはどこだ?」
そこがベッドの上である事は解った。内装からホテルの一室であろう事も想像できる。
ここがどこにあるホテルで、何でここにいるのか?
それを確認したかった。が、それ以上に確認したい事があった。

下腹部に感じる異物は何だ?何故、俺はこんなにも股を広げている?何で寿人が俺の上に伸し掛かっている?

「寿人?」と俺が声を掛けると、寿人は何か不思議そうな顔をした。
それ以前に、俺の声がおかしい。俺の声ではないような高い…女のような…声だった。
「あ、あ~~。」
確かに俺の声ではない。

「晃良、喘ぐんなら、もう少し色っぽくやってもらえないかな?」
「あ、喘ぐって?」
「ま、まあ落ち着け。お前の質問に答えてやるから。ここはハワイだ。俺は、新妻の美香ちゃんと新婚旅行中。そして今、まさに新婚初夜の儀式の真っ最中だったところだ。」
「なら、何で俺はここに?」
「まだ、記憶が安定していないみたいだな。お前は美香ちゃんに憑依した事さえ忘れてしまったようだな?」
「憑依って?」
「ま、まあ即に判る事だな。今のお前は俺の妻となった旧姓広瀬美香その人だ。」
「な?」
「言ったろう?今、俺達は初夜の儀式の真っ最中なんだ。色っぽく喘げないなら、少し黙っていてくれないか?」

そう言われて俺が黙ると、寿人は腰を動かし始めた。と同時に下腹部の異物が同じように動いている。

「ま、待て。何をしているんだ?」
「いや、待てないね♪だから、黙ってろと言ったろ。俺は今、美香ちゃんとエッチの真っ最中なんだから。」
「美香ちゃんて?」
「お前の事だよ。ほら、奥まで当たってるだろう?」と言うと、異物が俺の胎の奥の壁に当たった。
「あっ、あああん♪」何故か艶めかしい声が俺の口からこぼれていった。
「どうだい♪気持ち良いだろう?」俺の胸の先で、乳首がプルリと震えた。
俺は俺の胸に男にはありえない肉塊がある事を発見した。これでは、俺はまるで「女」じゃないか?男に組敷かれ、股間にペニスを咥え込んで…

ようやく、俺は異物の正体に辿り着いた。俺の股間には膣が存在し、その中に寿人のペニスが入り込んでいるのだ。

 

俺の「女」の肉体が、快感を求めていた。快感は寿人の行為から産まれてくる。だから…
「ぁあ、もっとシてくれ…」
俺は寿人に求めていた。そして自ら腰を振り、快感を追いかけていた。
「なら、余計な事は言うな。素直に快感に身を任せていろ。」
寿人の動きが激しくなった。
「あん。ああん。あん♪」
女である事を受け入れた事で、肉体の感度が数段にアップしたようだ。俺の口からは途切れることなく、女の淫声が紡がれてゆく。
その淫声は俺の快感を増幅させるとともに、寿人のペニスを元気付かせていた。

快感が重なり合い、更なる高みへと「俺」を押し上げてゆく…
「お、俺…このままイッちゃうのか?」
「ああ、イかせてやるよ。マイ・ハニー♪」
「あ、ああ…イク?イクの? ああ、ああ、ああ~~~ん!!」
俺の膣に寿人のザーメンが放たれたと同時に、俺は嬌声をあげ、絶頂に達していた…

 

 

あたしの髪を撫でているのは、愛しい旦那様の暖かな掌だった。
「あたし、イけたの?」と聞くと
「ああ、可愛かったよ♪」と応えてくれた。
「もう一回シようか?」と彼…
あたしは「うん」と答えて、彼の唇に吸い付いていった…

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