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2010年1月27日 (水)

姫(1/2)

あっ
と思ったら、僕の身体は宙に浮いていた。

急坂の階段の、ほとんど頂上に近い所で足を踏み外してしまった。
僕の身体は真っ逆様に坂を落ちていった。地面に叩き付けられるまで、あと何秒かかるのだろうか?こんな時には時間の流れを遅く感じると聞いた事があった。
意識を外界に移すと、あたりはスローモーションどころか、完全に静止していた。僕の身体は空中に留まっている?

僕の周りに光の粒が集まってきていた。
それは、一気に僕を包み込むと、激しく輝きだした。
輝きが収まり、光の粒が跡形もなく消え失せると、そこに「僕」の姿はなくなっていた。
世界はいつも通りの時間の流れを取り戻していた。誰も僕の存在が失われた事に気づかないまま…

 

 

「これは異世界からの召喚になりますな。」
枕元で老人の声がした。
「この世界の中から召喚されるより、却って良かったのではないか?」もう一人、若い男の声がした。

目を開けると削り出しの岩肌が見えた。
ここは洞窟の中なのだろう。光の影が揺らいで見えるという事は、松明などの自然的な照明器具が使われているのだろう。
「おお、気が付いたかな?俺の言葉は判るか?」
僕は声を掛けてきた若い方の男に顔を向けた。男は昔風の衣装を着ていた。顔は文句なくハンサムな部類に入る。素で王子様の役ができそうだ。
「ここはどこですか?」
僕の問いに、
「洞窟の中…と言うのは期待している答えではないと思う。」
声のした方に顔を向けた。彼はそのまま、魔道士に見える。
「あんたに、この場所の固有名詞を言っても判るまい。あんたにとってはここは異世界となる。あんたは我々に召喚されたんじゃ。」
「召喚?」
「そう。魔術で必要とする人や獣を遠い所から呼び寄せるんだ。彼=グスタフの他数名の魔道士にしか使えない技だ。」
「あんたは我々の守護すべきアリシア姫の身代わりとして召喚されたんじゃ。」
「姫…の身代わり?僕は男ですよ。とても女の人の身代わりなんてできませんよ!!」
「案ずるな。姫も男だから問題はない。」
「すまない。俺達の説明が足りなかったようだね。」と王子が語り出した。

この国では王の後継者となる長男以外は全て「姫」として育てられるらしい。これは、王位を巡る争いが起きないよう、後継者のみが「男」として育てられるのだった。
「男」は王族から平民に至るまで、肉体を鍛錬する事が義務付けられていた。外敵から自らを守るためにも、武器を自在に操る力と技を身に付ける必要があったのだ。例外は、魔力を保有する魔道士と「姫」となった王子達だけであった。
だから「姫」の身代わりを内輪から選出するには、皆、筋骨逞し過ぎており、魔道士は全て面が割れている。女性を身代わりに仕立てる案もあったが、肉体的な違いを隠しきれるとは思えなかった。そこで異世界から「逞しくない」男を召喚することになったと言うことだった。

起き上がった僕は洞窟の脇に建てられた屋敷に連れてこられた。そこで「姫」の衣装を着せられる。想像通りのヒラヒラのドレスだった。かつらを被せられ、化粧が施されると、鏡の中に「お姫様」が出現していた。
「なかなかの出来だな。俺でも惚れてしまいそうだ。」
「男に惚れられても嬉しくはないぞ。」
「いや、姫には相手に惚れてもらわれた方が都合が良いのだがな。」
「な、何だよ。その相手って?」
「姫は隣国の王子の元に嫁ぐ事になっているんだ。それが嫌で姫が自害されてしまってな。事は伏せられたが、国の安泰の為には姫を嫁がせなければならない。そこで身代わりを召喚することにしたのだ。」
「つまり、相手も姫が男である事を知っているんだな?」
「ああ、あちらでは既に男を女に変えられる魔道士を待機させている。」
「ち、ちょっと待て!僕は女にされるのか?」
「お前もその方が良いのだろう?男が姫をやるのは無理だとか言っていなかったか?女になれば問題はないのだろう?」
「おぉ、良い事を思いついた。肉体変化の際に記憶を失ったように見せる手があった。これなら身代わりによる多少の不具合も誤魔化せるぞ。」
今の僕が、彼等に何かを聞いてもらえる立場ではない事は解っていた。僕は「姫」として隣国に向かう旅の途についた。

 

「あぁん…あああ~ん♪」
僕の耳に艶めかしいオンナの喘ぎ声が聞こえてきた。激しい運動をしたかのように、汗をかいている。けれども僕はベッドの上に寝かされているようだった。
足首を掴まれ、高く上げられる。僕の身体は抵抗せずに従っている。そのまま太股を腹に押しつけるように倒してくる。
広げられた股間に何かが触れたと思うと、次の瞬間、それはスルリと僕の中に入ってきた。
「アアアン♪」と再びオンナの艶声…
それは僕の口から吐きだされていた。

股間に発する快感が「女」の快感であることに気づくまで、かなりの時間が掛かった。
僕は女にされると同時に記憶を失っていたのだ。その間に僕は王子との結婚を済ませ、甘い新婚生活に浸っていた。自分が男であった事など忘れ、生まれた時から女であったように、女の幸せに満足していたのだ。
僕は自ら膨らんだ胸を揉み、乳首を尖らせ、早くソコを責めて下さいと懇願していた。
夫である王子は股間に逸物を突き立てたまま、上体を近づけ、乳首をその口に含んでくれた。その動きは膣の中を刺激し、新たな快感を僕に伝えてくる。と、同時に乳首を責められ、一瞬、気が遠くなる。
「今、イッたね?」と聞かれ、僕は頷くしかなかった。更に感じる所を責められ、僕はアンアンと喘ぎ続けていた。そして、いきなり膣の中に彼の精が放出された。
これまで以上の快感が一気に押し寄せ、僕は再び意識を失っていた。

姫(2/2)

「お久しゅうございます。」僕の前で深々と頭を下げたのは、僕をこの世界に召喚した魔道士のグスタフであった。
「このたびは、ご懐妊おめでとうございます。」
そう、僕のお腹には夫との子供ができていたのだ。男であった僕が妊娠し出産する事になるなど、この世界に来るまでは思いもよらなかった事だった。
「身代わりとしては十分過ぎるお勤めでしたな。しかし、子供が産まれるのは不味い。姫様の外見は与えられても、その子供にまで影響を与える事はできないのです。生まれた子供が王族の血を引いていない事はすぐにも明らかになる。」
「つまり、遺伝子までは変えられないという事?」
「あんたの世界でどのように言われているかはどうでも良い。とにかく、今後の策を考えてきた。」
「堕せと言うの?」
「堕すのは難しいな。胎児が他人の目に晒された時点で問題となる。もちろん、姫様にお亡くなりいただいても同じ結果となるだろう。」
僕が殺される可能性があったと聞き、それがなくなった事で取り敢えずほっとする。
「幸いにも、王子はあんたを溺愛している。それも国政を疎かにする位にな。その隙に、我々は既に血縁による友好関係に頼らずとも良い程に力を蓄えることができた。」
「つまり、僕はもう用済みと言う事?」
「あんたが妊娠していなければ、戦のどさくさに口封じして終わりだったんだ。まずは、あんたに無事に脱出してもらわなければならない。その上で、この世界から完璧に消えてもらう。」

 

魔道士の告げたように、程なくして戦が始まった。僕は魔道士の息の掛かった侍女に導かれ、国を脱出した。辿り着いたのは、僕がこの世界に召喚された洞窟だった。
侍女が去り、あの時と同じ面々が顔を揃えていた。
「ここから、あんたを元の世界に送り帰す。時間がないので、お腹の子の事まで構ってやれないからな。」
魔法陣に向かっていた僕は、その言葉に魔道士を振り返った。
「だ、駄目!! この子を失うくらいなら、この世界に残して下さい!!」
「それは出来ない相談なんだよ。」
「でも…」
僕の言葉は最後までは届かず、僕は元の世界に飛ばされて行った。

 

 
僕は柔らかな土の上に転がっていた。目の前には急坂の階段があった。
あの時…僕はこの階段の頂上近くから落ちていったのだ。
僕は再び、この場所に…元の世界に戻ってきたのだ。

立ち上がり、服に付いた土を落とした。服もまた、あの時のまま。そして、僕の姿も…向こうで女にされ、妊娠までした体も…元の男の姿に戻っていた。
では、お腹の子はどうなったのだろうか?

(大丈夫よ)
僕に囁き掛ける女の子の声があった。辺りを見回したが誰もいない。
(あたしはココ。ママと共にいるわ。)
君は?と、内なる声に聞いてみた。
(あたしは生まれる筈だったママの娘よ。この世界に戻る時にママと融合したみたい。)
お腹の子はまだ赤ん坊にもなっていない。赤ん坊でさえそこまで理解できるだろうか?
(融合した事でママの知識をも共有したみたい。)
それでちゃんと話が出来るのか…と僕は納得していた。

 

自分の家に戻る。家も部屋の中も全ては召喚される前と同じだった。
しかし、僕自身は召還前と同じ…という訳にいかなかった。
それは、夜になり明らかになった。夜が訪れると同時に肉体が疼くのだ。
妻として抱かれる毎日が僕の肉体に女の快感を刻み込んでいた。男には存在しない器官が快感を欲して止まない。この肉体が女のままであれば、鎮める手だてもある筈である。が、今の僕は本来の姿を取り戻している。
もどかしくも、股間に指を立てるが、何の役にもたたない。
何とかならないのか?

(何とかできるかも…)
僕の心の叫びに娘が応えた。
(ママのあちらの世界での姿を取り戻す事はできないけど、ママの肉体にあたしの姿を投影する事は可能だと思うの。)
投影って?
(百聞は一見に…て言葉もあるわよね。やってみるからママは気を楽にしていてね♪)
僕の頭の中で彼女が呪文を唱えていた。何と言っているのかはさっぱり解らないが、次第に身体が火照ってきた。
目の前で僕の胸が膨らんでいった。懐かしい乳房の感触…僕は直に指先で触れてみた。
乳首がある。あの時の快感が蘇る。
僕はズボンの中に手を差し込んだ。ソコにもまた変化は訪れていた。
指が膣に入ってゆく。
できればもっと太いモノが欲しかったが、それでも疼きを鎮めるには充分だった。
「あぁ、良いわ…」
自然と女言葉が口を突く。指を出し入れしていると、愛液が滲んできた。快感が増してゆく。「アアアン♪」と躊躇いもなく、僕はオンナの艶声を迸らせていた。

 

(ママ。本当に良いの?)
僕は鏡に映る娘の姿に向かって言ってやった。
「この世界では僕は男以外の何者でもないんだ。たまたま君の魔力で女の姿になってるけど、それは本当の僕じゃない。それにこの姿は君自身の姿に他ならないのだろう?ならば、この身体は君が使うべきなんだ。」
ほら!!と頭の中で彼女に伝える。
「よ、良いの?」
彼女が初めて言葉を口にした。
(そうだよ。これからは君がこの身体を使うんだ。)
「良いのね?」と彼女は鏡の前で服を脱ぎ始めた。
「これが、あたし…」
彼女は自らの裸体に指を這わせた。
「ぁあん♪」と彼女が喘いだ。
快感が僕にも伝わってきた。
(ぁあ、もっとお願い…)僕の声に彼女が応える。
彼女が呪文を唱えると、掌に逞しい男根が現れた。
彼女はゆっくりとそれを股間に導いてゆく。
「アアアン♪」(アアアン♪)
二人の媚声が重なっていった…

兄貴

「いらっしゃい。良く来たわね♪」
迎えてくれたのは美人のお姉さんだった。

ここで一人暮らしをしているのは僕の「兄貴」であった。だから、兄貴以外の…それも、こんな美人に迎え入れられるとは思ってもいなかったのだ。

「あのぉ…、兄さんの彼女さんなんですか?」当然な疑問を彼女にしてみた。その答えは…
「別に彼女なんかじゃないわよ。判らない?あんたの兄、本人なんだけどね♪」と笑って答えてくれた。
僕には彼女が何を言っているのかが判るまで、かなり長い時間がかかった。

「ねえ、女の裸なんて見た事ないでしょ?」
一つしかないベッドで一緒に寝ていると、彼女が僕の手を取って自らの胸に導いていった。
いつの間にか彼女はパジャマを脱いでおり、僕の手は柔らかで弾力のある彼女の胸に直接触れていた。
「揉んでみて♪」と彼女の細い指が僕の指に重ねられた。僕の指が彼女の柔肉に食い込んでゆく。
「ああん♪」と彼女が艶声を上げた。
「もっと乱暴にして良いのよ。乳首も責めてね♪」と片方の手の位置が修正される。指先に突起が触れた…

艶めかしい声で喘ぎながら、彼女の手が僕の股間に伸びてきた。僕のペニスは既にギンギンに硬くなっていた。
悟られまいとする努力はするだけ無駄であった。パンツの中に伸びた手は、ぐいと僕を握り絞めていた。
「挿れたくなってきたでしょう?」

掛け布団が剥がれ、僕の目の前に成人女性の裸体が晒された。
僕は仰向けに転がされた。パジャマのズボンとパンツが太股の辺りまで降ろされていた。
その上に彼女が跨った…

 
ペニスが温かな肉壁に圧し包まれていった。
「あんた、まだ童貞だったでしょう。これでようやく一人前になれたのよ。お姉様に感謝なさい♪」
彼女が腰を動かすと、強烈な快感がもたらされる。それは、手で擦って得られる快感とは桁が違っていた。
「だ、だめ…出ちゃう…」
言い終わらないうちに、熱い塊が尿道を昇っていった。

「あ!! 馬鹿!早い!!!!」と慌てたように叫ぶと彼女は僕から体を離した。
彼女の膣からザーメンに塗れた物体が、ポトリと僕の腹の上に落ちてきた。
「あ~あ、遅かったか…」
聞き馴れた兄貴の声がした。

そこには綺麗なお姉さんの姿はなく、いつもの兄貴の姿があった。
もちろん股間には膣はなく、そこには兄貴のペニスが再生を始めていた。それとは逆に僕の股間には僕のペニスはなかった。今、それは兄貴の手の中にある。
「取れたモノは直ぐには戻らない。まあ、今と逆の事をすれば生えてくるが、24時間は効果が出ないんだ。まる一日はこのままだからな♪ 明日の晩になったら元に戻してやるから、しばらくはその格好で我慢するんだぞ。」
何の事か判らなかったが、僕は「別に良いよ」と答えてしまっていた。
急に襲ってきた眠気に逆らえず、即に布団を被って寝てしまっていたのだ…

 

「あ、あうん。あん、ああああん♪」
艶めかしい女の子の声が聞こえた。
彼女が喘ぐと同時に、僕にも快感が伝わってきた。
いや、快感に喘いでいるのは僕自身だった。うなじを撫でられる、耳の周りを舌が這い廻る、胸が揉まれ、乳首が弄りまわされる…
僕の口から漏れ出ていたのは、可愛らしい女の子の淫声だった。

兄貴を「お姉さん」にした魔法は、中出しする事で別の人に転移するものらしい。だから、兄貴の膣に出してしまった僕の肉体は、女の子になってしまっていた。元に戻ってしまった鬱憤を晴らすかのように、朝起きると同時に女の子の僕を犯しまくった。
転移後のまる一日はいくら中出ししても転移は起きないからと言って、立て続けに出されてはこっちの身が保たない…

「兄さん…、そろそろ試験に行かないと…」
今回、兄貴の所に来たのは受験の為であった。僕は何としても全寮制の学校に入り、養ってくれている叔父さん達の負担を軽くしてあげたかったのだ。
起き上がり、服を着ようとしてハッとなった。
「どうしよう。着れる服がない…」女の子になって大きく体型が変わってしまった事で、詰め襟はおろか、持ってきた私服も着れなくなっていた。
「大丈夫だ。俺のを貸してやるから♪」と見せられたクローゼットには女性の服がぎっしりと詰まっていた。
「男の時の服はかなり前に処分してしまったからな。おかげで、今日一日は裸で過ごすしかないんだなァ。」ハハハと笑うバカ兄貴を他所に、僕は着れそうな服を物色した。

結局、無地のワンピースに落ち着いたが、試験の開始までに残された時間はあまりなかった。
試験場に駆け込むと、注意事項等を確認する間もなく案内のお姉さんに急かされるように教室に連れて来られた。空いていた席に座り、受験票と筆記用具を机の上に置いた。即にも問題用紙が配られた。
「始め!」
と試験官の先生の合図があった。試験の前に参考書に目を通しておきたかったと後悔しても始まらない。僕は問題用紙に目を落とした…

「?!」

拍子抜けする位、難易度が低い。受験する学校を間違えたかと思ったくらいだ。
不思議に思いつつも、スラスラと回答用紙に答えを書いてゆく…

かなり時間を余して、試験は終わった。
「ふう」と息を点いて隣の娘が鉛筆を置いた。
「あなたって凄いわね。難しい問題をスラスラ解いていくんだもの。合格したら勉強教えてね♪」と僕に声を掛けてきた。
まだ、受かるとは確定している訳ではないのだが、彼女はすっかりその気でいるようだ。彼女の気分に水を注すのも気が引けたので「良いよ。受かったらね。」と答えていた。

答えた後で、ふと気づいた。はたして彼女は僕の事を覚えているだろうか?男に戻った僕を試験の時に隣にいた娘と同一人物であったと信じてもらえるだろうか?

「答」は程なくして判明した。
合格通知とともに入寮の案内が付いてきた。が、そこには「女子寮」の文字…
学校に確認の電話を入れると、既に男子は定員となっていて空きはないとの事。空きがあったとしても、再度試験が必要であり、今回の僕の試験結果からすると合格ラインに掠りもしないらしい。
女子としてなら入学可能だと言われた…

 

春・桜の花びらが舞う路を抜け、僕…わたしは真新しい制服を着て「入学式」の看板が立て掛けられた校門の前に立っていた。
校舎の前にはわたしと同じ真新しい制服を着た女の子達が集まっていた。
「はーい♪」
わたしに向かって手を振っている娘がいた。試験場で隣にいた娘だった。

「じゃあ、行ってらっしゃい。」
お姉さんの姿に戻った兄貴が付き添いで来ていた。
「でも、中出しには気をつけるのよ。」と念を押す。

「はーい♪」とわたしも手を振り返した。
彼女達と一緒に、わたしの「女の子」生活が始まる…けど、その詳細はまたの機会にねッ♪

泣く女

そう言えば、最近はマスタベーションするどころか、勃起した記憶さえなかった…

袋の中の玉が消えているのに気がついて初めて、その事に思い至ったのだ。
ペニスが少し縮んだのも「寒さ」の所為と自分を納得させていた。
しかし、自分の肉体の変化は否定し切れるモノではなかった。
幸丸が失われ平らになった陰納に指を這わせると、その中心が裂けているのが判った。裂け目の中には胎の奥につながる穴となっていた。
指を立てると、ずぶずぶと入り込んでゆく。
始めは痛みを伴っているが、時間が経つと汗のように染み出てくる分泌物が指を包み滑りを良くする。と同時に肉壁に擦れる指から快感のようなものが沸き上がってくるのだ。
その快感は、射精で終わるマスタベーションとは事なり、疲れ果てて動けなくなるまで際限なく快感を授けてくれる。快感の頂点を見たかと思った次の瞬間には、更に快感の高みに向かう坂道が待っていた。

「あん、ああ~ん♪」と女のように喘いでいた。媚声を出すと快感が増してゆく。
そして…
「あ、あっ、ああ~~~~!!」
と、一段と大きな嬌声をあげて、俺は至福の中に気を失っていた…

 

朝…
股間に挟まれた手を抜き取った。
はだけた胸で乳首が盛り上がっていた。心なしか、胸全体も膨らんでいるようだ。脇の贅肉も寄せてくれば、谷間ができるかも知れない…
起き上がり、トイレに向かった。
俺のペニスは更に小さくなったみたいだ。下腹部の肉がペニスを包み込むように競り上がってきていた。明日には肉の谷間に没してしまうかも知れない。

雫が飛び散るのが否で、家では小用も座ってしていた。これであれば、無理をしてペニスを捕まえる必要もない。用を済ませてパンツを引き上げた。

鏡に向かい、寝癖を整える。シェーバーで髭を剃ったが、あまり伸びていなかったようだ。
ふと見ると別れた彼女が置いていった化粧ポーチが目に入った。中には化粧水やファンデーション、口紅やマスカラが入っていた。
彼女がしていたみたいにヘアバンドをして、化粧水を顔に叩き込んでみた。ファンデを薄く伸ばし、ビューラーで睫毛を整える。
マスカラを付けると、目力がアップしたみたいだ。
口紅を引いて、ティッシュを噛む。我ながら女っぽい仕草だなぁ、と思いつつ、ヘアバンドを外した。
前髪を額に垂らすと、眉毛が隠れて、鏡には女の子の顔が写し出された。

これもついでと、彼女が残していったスカートを穿いてみた。
これまで、俺の足からすね毛がなくなっていたのに全く気付いていたかった。スカートから伸びた脚は女の子のようにスベスベでむっちりとしていた。
それでも生足は恥ずかしいのでストッキングを穿く事にした。ついでにパンツも彼女が置いていったショーツに替えてみた。

鏡の中の女の子は可愛かった。
即にでも襲ってしまいたくなる。俺の股間は硬くな…ることはなく、ズキンと腹の奥に得体の知れない疼きが生じていた。

股間が暑くなった。
と同時に鏡の中の女の子は頬を紅らめ、淫らな笑みを浮かべていた。モジモジと腰を動かしている。
俺もまた、股間から溢れてくる体液を留めようと太股をくねらせていた。
そして気付く。
俺は「俺自身」に欲情していたのだと…

俺は気を沈めた。
鏡を見ていちいち発情しては身が保たない。冷静になったところでパンツを穿き替えた。
濡れたパンツを洗濯機に放り込み、洗剤がないのに気付いた。

財布からお金を抜き出して、ポシェットに入れた。ハンカチ、ティッシュ、そして口紅を入れて玄関に向かった。
下駄箱から、彼女が置いていったサンダルを出して穿いた。足首のストラップが可愛いヤツだ。

洗剤はコンビニにも置いてあるが、少し先にあるスーパーの方が安い。少し待てば開店時間の筈だ。俺は気分転換も兼ねて、少し遠回りして行く事にした。

そこは、人通りの少ない墓地の脇の鬱蒼とした薮の中を通ってゆく。
「痴漢に注意」との立て札があったが、男の俺を襲うやつなどいないだろう?俺は昼間でも薄暗い小径に足を進めていった。
コツコツコツと俺の履いているサンダルが音を発てている。何か嫌な感じが塊となって背中に伸し掛かってくる。

ふっと、俺の前に障害物が現れた。コートを着た男だった。
「お嬢さん♪良いモノを見せてあげようネ!!」
俺は「キャッ!!」と叫ぶと両手で顔を被い、その場にしゃがみ込んでしまっていた。
俺の目の前に出現した光景…男はコートを開き、自らの裸体を俺に見せつけたのだ。
その股間には、太くて醜いペニスがぶら下がっていた…

「あんた、処女だね?」
俺の耳元で声がした。全裸の奴とは別の男だった。
「これは掘り出しモノだね。」と男が手を伸ばすと、俺の口に何かを突っ込んだ。叫ぼうにも声が出ない!!
「騒がれると面倒なんでね♪」と口に入れたものが外れないように後頭部にベルトを廻し固定してしまった。
猿轡だ。男は更に俺の腕にもベルトを廻そうとしていた。
俺は立ち上がり、逃げようとしたが、男の力で押さえ込まれてしまった。
「ボーッとしてないで脚を持たないか!」と全裸の奴に命令する。
俺は足をばたつかせたが、難なく抱えられてしまった。そのまま道を離れ、薮の中に分け入った。
そこには体育館で使われるようなマットが敷いてあった。俺はその上に転がされた。
「押さえてろ」と指示が飛ぶ。ベルトが俺の足、脛と太股に廻された。男の手が離れると、俺の足はM字に固定されてしまっていた。
晒け出された俺の股間に男の手が伸びる。パンストとショーツがずらされ、素肌が外気に触れる。
「綺麗なオマンコじゃないか。まだ、誰も手を付けてないんだろう?」男の指が俺の股間の秘裂を撫であげていった。
俺は悲鳴もあげられず、男の為すが儘にされている。何故か、目からは涙が溢れていた。
カチャカチャと音がした。男がズボンを脱いでいた。その股間に勃起したペニスが姿を現していた。
「さあ、お嬢さんの初めてを戴くとしようか♪」
男は俺の両膝に手を充て、更に圧し広げると彼の股間を割り込ませた。
メリメリと俺の花芯に男のモノが突き立てられた。それは強引に侵入して来る。引き裂かれるような痛みに気が遠くなる…
「良い顔をするなぁ♪ゾクゾクするぞ。」男の声に現実に引き戻される。
「痛いのは最初だけだ。即に気持ち良くなるからな♪」

男の台詞にハッとした。俺も以前に同じ台詞を口にしていた。
そう、この男と同じように…女が受けている痛みなど知る由もなく、知ったような振りをして…即に気持ち良くなるだと?
痛みしか感じられない事は今、俺が身をもって体験している。

「おぉ、良く締まるなぁ。流石は処女のオマンコだ。この初々しさは堪らないなぁ♪」
何を言っているのだ!!俺はいつまでこの痛みに耐えていれば良いのだ?何でも良いから、早く達して俺の膣から抜いてくれ!!

俺はこの痛みから解放されるのだったら何でもする気になっていた。とにかく、男を射精に導いていくのだ。
何ができる?
奴のペニスに刺激を加えれば良い。股間に力を入れ膣口を締めあげようとしたが、痛くて儘ならない。
ならば!と、拘束された状態でも動かせる場所はある。俺は腰をくねらせてみた…

「おや?感じてきましたか。どうです?気持ち良いでしょう。」
そんな事あるか!!と否定したかったが、痛みを堪えて腰を振るので精一杯である。
早く終わらせろ!!
お願いだから出してくれ~!!
俺は必死に身体をくねらせた。

「おっ?あ、あう!!」
男がうめいた。
その直後、男のペニスの中を通り抜けてくるものがあった。
それが俺の膣の中に放たれる。精液であった。
精液の中には多数の精子が存在し、適切な措置を行っていない場合、精子の幾つかは子宮を遡り、その奥で待っている卵子に辿り着く。精子と結合した卵子は細胞分裂を開始するとともに、子宮に着床する。やがて卵子は胎児となり、臍の緒で母体から栄養をもらいながら成長してゆく。母体は胎児の成長とともに腹を膨らまし、十月十日で出産を迎える…

得体の知れない情報が俺の頭の中を巡るなか、俺は意識を失おうとしていた。
何が出産だ?俺は男だから中出しされても妊娠する筈がない。
しかし、男だが俺には膣がある。その奥には子宮もあるのではないのだろうか?もし、俺にも卵巣があり、卵子がそこにあれば妊娠の可能性も否定できない。
俺が…妊娠?
不吉な連想とともに、俺は意識を手放していった…

 

 

「どう?女の子になった気分は?」
と声を掛けられて、俺は目が覚めた。そこは俺の部屋だった。
彼女が俺の頭からヘッドホンを外した。俺はこれで催眠術に掛かっていたのだ。
「あなたもこれで女の子の気持ちを理解できたんじゃないかしら?」
俺が女になって強姦されていたのは、全て催眠術が見せた幻覚だったのだ。俺は股間に手を伸ばし、奴に注ぎ込まれた精液が存在していない事を確認した。
「大丈夫よ。それに生理も来ていないあなたが妊娠する訳ないじゃない。」
そう言われ、ホッとして俺は自分の膨らんだ胸を撫でおろした。
「あたしの用はこれで終わりね。もう催眠暗示も固定されているから心配はないわよね♪」
そう言って彼女は立ち上がった。
「これで本当にあなたとはサヨナラだから。できないとは思うけど、もう女の子を泣かせちゃだめよ。貴女が泣くのは別だけどね♪」

彼女が出ていった玄関には、「俺」のサンダルだけが残されていた…

2010年1月 7日 (木)

姫……

初夢は
  可愛い女の
    娘のワタシ

 

明日は彼氏との初詣で♪美容院の予約もOK!着ていく晴れ着はピンクの振り袖♪
お参りしたら、カラオケ行って、そのままホテルのレストラン♪美味しい料理と美味しいお酒…ちょっと酔った勢いで、ホテルの部屋へ♪
嬉し恥ずかしの姫初めとなるので~す!!

グフフッと笑みを浮かべながら、アタシは布団を被ったのでした。

 

 
なかなか、予定通りには行かないもので、お参りを終わった時点で着物の息苦しさに耐え切れなくなったアタシでした。
早々にホテルに向かい、着物を脱いでしまいました。下着姿のアタシに彼も我慢できなかったようで、 食事の前に今年最初のエッチをしてしまいました♪

「で、食事はどうする?」と彼。
「着物だと美味しい料理もそんなに食べれそうもないしね。」とアタシ。結局、ルームサービスにしてもらう事になった。

美味しい料理と美味しいお酒の後で、再び合体♪充分に気持ち良くなって、何度もイッちゃうの。
でも、明日のために最後の一回はオマジナイ付きね♪

 

朝、目が覚めるてから隣を見ると、可愛い寝顔の女の娘がそこにいるの。昨夜のオマジナイでアタシは元の肉体に戻っていたので、女の娘の中身も元に戻っている。
「おはよう。眠り姫さん♪」アタシが声を掛けると、
「ええっ!!もう戻ったの?」と、女の娘は目を擦りながら起き上がった。
「振り袖はあなたに着せてあげるわ。自分一人で着る事はできないけど、他人に着せてあげる事くらいはできるからね。」
「って、着物の苦しいのに我慢できなかっただけだろ?俺に押し付けようとはね。」
「仕方ないでしょ。着替えなんて持ってきてないもの。」
そこで彼女がにんまりと嗤った。
「判ったよ。着るだけは着てやる。だが、その後でまた交代だからな。元々、振り袖を着たかったのはお前なんだからね。」

 

結局、着付けが終わったあと、もう一度オマジナイを掛ける事になっちゃった。
「ほら、チンポおっ勃ててベッドに寝なっ!!」
オマジナイは入れ替わりの念とともにSEXする事…彼女は振り袖の裾を割って、アタシの上に跨った。
「イくぞ。」と腰を降ろしてくる。アタシのペニスが温かいモノに包まれていった。
「アアン♪」
彼女が艶めかしい媚声を上げる。膣が締まり、アタシのペニスが刺激される…

気が付くと、アタシは彼の胸に頭を載せていた。股間にはまだ彼のペニスが挟まっている。
「お?気が付いたか?」と彼。
「苦しいだろうが女の娘は皆、可愛く見せるために我慢しているんだ。まあ、それも家に帰るまでだからな。さあ、パンツを穿いて!!」
と、彼がアタシを押し上げる。
「…待って…」
とアタシ…

「どうした?」
と彼が首を傾げる。

「このまま…振り袖を着たまま、もう一度シて良い?」

 
彼の答えは即に判った。
彼のペニスがアタシの膣でひと回り大きく、硬くなっていたから…

 

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