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2009年10月17日 (土)

夢の後先

 

「ねぇ、先生?」
聞いてきたのは、俺の生徒であるヨシカズだった。
俺はアルバイトで家庭教師をしている。ヨシカズは解らない所を俺に聞いてくるのだ。
「何だ?」と参考書から視線を上げると、間近にヨシカズの顔があった。
「先生には恋人いるの?」と俺の目を覗き込んでくる。
こいつは男のくせに、妙に艶めかしい所があり、気を抜いていると俺の股間が反応してしまう。
ヨシカズの質問ではないが、受験勉強に明け暮れた高校時代には女の子と付き合う余裕もなく、いまだ恋人など持った事はないので、こういう事には免疫がない。
だからと言って「男」にはしるような事はない。俺は至ってノーマルなのだ。

「そ、そんな事は勉強とは関係ないだろう?」とヨシカズから距離を取ろうとしたが、更に近づいてきた。
「ボク、ソノ事が気になって勉強に身が入らないんだ。」
「な、何でそうなるんだよ。」
「ねえ♪」と更に迫ってくる。

「い、いないよ。」

と答えると、ヨシカズはホッとしたように笑顔を見せる。
(マズイ!!)
ヨシカズのその顔に俺の股間が反応してしまった。
「先生はフェラチオってしてもらった事ある?」ヨシカズが伸し掛かってきた。
「な、無いよ…」
ヨシカズが悪戯っぽい笑みを浮かべる。彼の手はズボンの上から俺の硬くなったモノを確かめていた。
「じゃあ、ボクがシてあげるネ♪」ヨシカズの指がズボンのチャックを降ろしている。
俺は固まったまま、何も出来ないでいた。

不意にペニスの先端が暖かく、ねっとりしたものに包まれた。ヨシカズが俺のペニスを咥えていた。
「や、止めろよ…」
俺の抵抗は口先だけであった。が、それも早々に快感に飲み込まれてしまった。
「ううっ、で、出る!」
ヨシカズの舌技で、俺は一気に達してしまった。

ゴクリと喉を鳴らしてヨシカズが俺の精液を飲み込んでいた。
「先生のって不思議な味がするね♪」と妖艶な笑みを浮かべる。
俺は慌ててペニスをパンツの中に戻した。
「き、今日はこれまでにする。残りは次回確認するから、自分でやっておくように。」
俺はズボンのベルトを締めるのももどかしく、ヨシカズの家を後にした。

 

その晩は変な妄想に悩まされ続けた。
俺のアパートに押しかけてきたヨシカズが、部屋に入るなり全裸になった。
その肉体は彼本来のものではなく、ピチピチの女の子の裸体だった。膨らんだ胸、くびれた腰、何もない股間…
首から上はヨシカズだったが、元々が女顔のため何の違和感もなかった。

「抱いて♪」とヨシカズに押し倒された。
「今度は下のお口でシてあげるね♪」
既に俺の股間は節操もなく憤り勃っていた。その上にヨシカズが跨り、俺のモノを股間に導いてゆく。
俺のペニスは再び暖かく、ねっとりしたモノに包まれていた。
ピチャピチャと卑猥な音がする。ヨシカズの愛液が結合部に溢れていた。
「う、うぅ…出るーっ」と俺はその日二度目の放出を行っていた。

 
…カチャカチャと音がした。
台所に立っていたのはヨシカズだった。エプロンを着けて洗いものをしているようだが、素肌に直にエプロンを着けている。パンツも穿いていないので、形の良いお尻が強調される。
「あぁ、勃ったんだ。」振り返ったヨシカズの視線の先には俺の股間があった。
「今度はムネでシてあげるね♪」濡れた手を拭きエプロンを外す。
オンナの裸体が俺に迫ってきた。
ヨシカズがたわわな胸の膨らみに俺のペニスを挟み込んだ。
谷間から覗いている先端に舌が触れた。先端の割れ目をほじくるように刺激する。
「や、やめろよ…」
俺が抵抗する間もなく、俺の先端からは白い粘液が吹き上がり、ヨシカズの顔を汚していた。

 
風呂から出てきたヨシカズがベッドで待っていた。
女のようにバスタオルを胸の所で留めている。頭に巻いたタオルを外すと濡れて光る黒髪が肩に垂れてきた。
「来て♪」
ヨシカズが言う。
コレは「女」だ。
俺の中の煩悩が一切を圧していた。
俺はヨシカズを組み敷いた。脚を抱え、彼女の股間に己をぶっつけた。
はち切れんばかりの俺のペニスが彼女の中に突き立てられた。
「オゥ、オオオッ!!」
俺は奇声を上げ、腰を揺らしていた。

しかし、今度は一瞬で達するような事はなかった。
ヨシカズが膣圧で俺の快感を絶妙にコントロールしていた。高まりを迎えようとすると緩めてイかせず、萎えてくると締め付けて硬さを取り戻させる。これまでのように、一気に爆発させるのではなく、ぎりぎりの所で快感を持続させている。
いよいよ俺の体力の限界が見えてきたところでヨシカズが言った。
「良いよイッても。アタシの子宮に出して頂戴。妊娠しちゃうくらい活きの良いのをお願いね♪」

「妊娠」という単語に俺は青ざめたが、既に押し留めようもない奔流が彼女の膣に放たれてしまっていた。
言いようのない快感と伴に俺の意識はブラックアウトしていった…

 

 

それが「夢」であったと知ったのは、ベッドの中で目覚めたのが俺一人であり、部屋の中には他に人の気配がなかったこと、カーテンから漏れる朝日に照らされた床には、昨夜と同じように散らかっていたこと、そして台所のシンクにはヨシカズが洗ってくれた食器が汚れたまま積み重なっていたことに気付いたからだった。
起き上がり、シャワーで体にこびりついた汗と汚れを洗い流した。その間にも夢の記憶が甦り、俺は股間を硬くしていた。

その日の夜もヨシカズの家でのアルバイトだった。
「こんばんわ♪」ドアを開けたヨシカズが屈託のない笑顔とともに、俺を部屋の中に引き込んでいった。
ヨシカズの腕が目に入る。Tシャツに包まれた肩、首まわりから視線は下に降りてゆく。
そこにあるのは平坦な「男」の胸でしかない。しかし、布地の皺の下に昨夜の膨らみを想像してしまう。

「今日は何からシましょうか?」ヨシカズが聞いてくる。
もちろん勉強の事を聞いているのだと解ってはいたが、どうしても昨夜の夢の続きにつながってしまう。
(手でする?口でする?)
(下で良い?上に跨る?)
夢の中のヨシカズが耳元で囁いている。
「昨日のどうでした?」とヨシカズが俺の顔を覗き込んできた。
「もちろん良かったよ。」妄想を振り切るように、そう答えた。
「じゃあ、今日もシてあげるね♪」と俺のズボンに手を掛けていた。
ソファに押し倒されると一気にズボンが抜き取られた。両足の間にヨシカズが割り込んで来る。
「あれ?」俺のペニスを咥え指先で根元を刺激していたヨシカズが、その動きを止めて口を離した。そしてペニスを摘み上げ、その裏側を覗き込んだ。
「もう少し腰をずらしてもらえませんか?」と言うヨシカズに俺は素直に従っていた。
俺の股間がヨシカズの前に晒されていた。エロ雑誌の女のようにM字に開いた俺の股間にヨシカズが舌を這わせた。
「同じ味だ…」そう呟くと舌を尖らせて俺の股間に突き立てた。
ムズムズとした「快感」がそこから広がっていった。ピチャピチャと音が立ち始める。それはヨシカズの唾液だけで濡れたようには思えなかった。
「じゃあ行くね♪」とヨシカズが中腰になる。彼もまたズボンを脱いでいた。その股間には彼の顔にそぐわない程の逞しいモノがそそり立っていた。
ヨシカズが腰を押し付けて来る。ヌォっと俺の股間に侵入して来るモノがあった。
「これってフタナリって言うんですよね♪ボク、初めて見ました。」
俺がヨシカズの言葉を理解するにはしばらくの時間がかかった。

俺の腹の中で何かが蠢いている。
それが、ヨシカズのペニスである事は間違いない。しかし、彼のモノはどこに挿入されているというのだ?そこは決してアナルではない!!
そこに彼の「フタナリ」と言う言葉が結びついた。(あぁ、そこには女と同じに膣があったのか…)と俺の中で納得する声があがった。

ちょっと待て!!
それはつまり、俺がフタナリだと言う事なのか?!俺が…俺が男なのは半分で、後の半分は女だったと言っている??

しかし、俺の思考はそこまで止まりだった。
ヨシカズの行為はこれまでにない快感をもたらしていた。快感に俺の思考が分断される。俺はその快感に女のように喘いでいた。
「ああん、あああ~ん♪」俺は身を捩り、更なる快感を求めて悶えていた。
俺は女の快感に呑まれていた。遠くで彼が「行くよ」と言っている。「俺も…」と無意識が答える…
俺の中に熱い奔りが放たれた。「イクゥ…」俺はそう呟くと同時に快感の中に意識を没していた。

 

 
俺はどのようにしてアパートに辿り着いたかを覚えていたかった。しかし、その晩を再び変な妄想で悩まされ続けたのは覚えていた。
俺のアパートに押しかけてきたヨシカズが、部屋に入るなり俺を全裸にひん剥いた。
その肉体は俺本来のものではなく、ピチピチの女の子の裸体だった。膨らんだ胸、くびれた腰、何もない股間…

「抱いて♪」と俺はヨシカズを押し倒していた。
既に彼の股間は解放され、彼のモノが憤り勃っていた。その上に俺が跨り、ヨシカズのモノを股間に導いてゆく。
彼のペニスが再び俺の膣を満たしていた。
ピチャピチャと卑猥な音がする。俺自身の股間からにじみ出た愛液が結合部に溢れていた。
「あ、あぁん…イクーっ」と俺はその日二度目の絶頂を迎えていた。

 
…カチャカチャと音がした。
台所に立っていたのは俺だった。エプロンを着けて洗いものをしているが、素肌に直にエプロンを着けている。パンツも穿いていない。
物音に振り返ると彼が起き上がるのが見えた。
「あぁ、勃ってる♪」振り返った視線の先にヨシカズの股間があった。
「今度はムネでシてあげるね♪」俺は濡れた手を拭きエプロンを外していた。
俺は、たわわな胸の膨らみに彼のペニスを挟み込んだ。
谷間から覗いている先端に舌が触れた。先端の割れ目をほじくるように刺激する。
「い、良いぞ…」
彼はうめくと、先端から白い粘液が吹き上げ、俺の顔を汚していた。

 
風呂から出てくるとヨシカズがベッドで待っていた。
俺は女のようにバスタオルを胸の所で留めていた。頭に巻いたタオルを外すと濡れて光る黒髪が肩に垂れてきた。
「来いよ。」
ヨシカズが言う。
俺はヨシカズに組み敷かれた。脚を抱えられ、俺の股間に彼自身をぶつけてくる。
はち切れんばかりの彼のペニスが俺の中に突き立てられた。
「アン、アアアアンッ!!」
俺は嬌声を上げ、快感がいつまでも続くようにと緩急を付けて腰を揺らしていた。

いよいよ俺の体力の限界が見えてきたところでヨシカズに言った。
「良いよイッても。アタシの子宮に出して頂戴。妊娠しちゃうくらい活きの良いのをお願いね♪」

その途端、押し留めようもない奔流が俺の膣に放たれていた。
「妊娠」と言う言葉が耳の奥に残っていたが、言いようのない快感と伴に俺の意識はブラックアウトしていった…

 

 

それが「夢」であったと知ったのは、ベッドの中で目覚めたのが俺一人であり、部屋の中には他に人の気配がなかったこと、カーテンから漏れる朝日に照らされた床には、昨夜と同じように散らかっていたこと、そして台所のシンクには俺が洗った筈の食器が汚れたまま積み重なっていたことに気付いたからだった。
起き上がり、シャワーで体にこびりついた汗と汚れを洗い流した。俺は夢の記憶を辿っていた。胸は平らであり、股間にはいつものモノが硬くなっていた。しかし、その裏側には彼を受け入れた器官が確かに存在していた。

 

 

俺が体調の変化に気付いたのは、それからひと月近く経っていた。
明らかにそれは「妊娠」の兆候であった。実際に医者に診てもらった訳ではない(男の俺が産婦人科に行くには勇気がいる)が、妊娠検査薬や色々調べた情報からは「妊娠」している事に疑いようはなかった。

更に日が経つと、体内のホルモンバランスが「女」に傾いているのか、体型が次第に女のそれに近づいているみたいだった。
最初に気付いたのは胸の膨らみだった。
太った訳ではないのに、胸の辺りに肉がだぶついてきたのだ。少し大きめの服を着てごまかしていたが、乳首も大きくなってきた。
敏感な乳首はブラジャーを必要とし、ブラジャーは胸の膨らみを強調する働きを持っていた。
こうなるとダブダブの服でもごまかしきれなくなる。

更に…と言うか都合良く、俺の身体の他の部分も女性化が進んでいた。髭はだいぶ前から伸びなくなっていたが、頬や額が女の子らしくなっていた。眉毛が薄く、細くなると共に睫毛が伸び、パッチリとした目になっていた。
ふっくらとした唇は口紅を塗らなくても赤く染まっている。鼻も幾分か愛らしくなっていた。
髭と同様に体毛もうぶ毛に変わっていた。剥き出しの太股は男心をくすぐるようにピチピチに肉付いていた。
これならブラジャーを付け、女の子の服を着ても違和感がない。…と言うより、俺は女の子の服しか着れなくなっていた。
体型全体が男の服を拒絶するのだ。ウエストがくびれ、腰骨が広がっていた。

 

お腹が膨れてきた。
既にヨシカズの両親にも知られていた。俺は、彼の母親に連れられて産婦人科にも行っている。
俺を実の娘のように世話を焼いてくれるのが有り難かった。
俺は母子手帳をもらい、定期的に通院していた。

お腹が大きくなるとともに、俺のペニスはどんどん小さくなっていった。
今では他の女性と変わらないと医師も言ってくれている。
俺はもう、完全に女の仲間入りをしてしまったようだ。

 

 
出産の日がやってきた。
陣痛が始まっていた。
分娩台に上がって、その瞬間が来るのを待つ。
医師の声に合わせて呼吸を整える。
痛みが最高潮に達した。

産声が上がった。
「がんばったわね。可愛い女の子よ♪」と皺くちゃの顔を寄せてくれた。
(この子を俺が産んだんだ)
不思議な達成感があった。

 

 
俺は娘とともにヨシカズの家に居候していた。
「責任取るなんて言ってるけど、ウチのバカ息子の事はドーでも良いから、良い男がいたら気にせず一緒になっちゃいなさい♪」
と言ってくれているが、俺にはヨシカズ以外の男など考えられなかった。

「だから、セキニン取ってよネ♪」と娘を寝かし付けた後、俺はヨシカズの家庭教師に戻る。
「妊娠や出産のドタバタで浪人したって言う言い訳は、来年は効かないからね!!」
(もしかしたら二人目かも…)と思いつつ、俺はヨシカズに飴と鞭を振るう毎日を過ごしていた。

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