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2009年10月30日 (金)

スカート

ヨシカズは家庭教師をしている俺の生徒である。
成績はお世辞にも良いとは言えない。

「なんで、お前はそう落ち着きがないんだ?」俺は模擬試験の結果を見ながら、あまりのケアレスミスの多さに頭を抱えていた。
「仕方がないだろう?血気盛んな男子高校生に、落ち着いてじっとしてなんかいられると思うか?」
「男子高校生の皆が皆、お前みたいならそれでも納得するが、お前の落ち着きのなさは限度を超えているぞ。」
「奴等は学生服を着てても中身は女の子なんだろ?家に帰ればスカートを穿いておしとやかに勉強してるんじゃないか?」
そう言って机の上に脚を投げ出したヨシカズを見て、俺は切れてしまった。
「そこまで言うなら、お前も女になれ!!俺が教えている間はスカートを穿かせてやる!!!!」

 

「せ、先生?マジですか?!」
翌日、俺はヨシカズを裸にすると、買ってきたワンピースを着けさせた。背中にファスナーがあるので、体の固い男なら一人で脱ぎ着できない代物である。
「お前も言ったよな。落ち着いて勉強している奴等はスカートを穿いてるって。」
「そ、それは…そんな事言ったけど、それは奴等の中身が女なんじゃないかって…」
「なら、お前の中身も女にしてやろうか?」
「そ、それは遠慮しときます。」
そんなやりとりがあり、ヨシカズは何とか机に向かってくれた。

スカート効果があったのか、次の模擬試験ではミスも少なく、まずまずの点が取れていた。
成績が上がった事で気を良くしたのか、ヨシカズはスカートを穿く事を嫌がらなくなった。スカートだけでなく、下着も女物を着けるようになったようだ。
着慣れてきたのか、ワンピースが彼の体のラインを自然に見せている。こころなしか、胸も膨らんでいるように見えた。
更に、伸ばし始めた髪が割れて覗かせるうなじのあたりが、妙に色っぽく感じられるようになっていた。この格好は俺が強制させたにもかかわらず、「彼は男だ」と常に意識していないと理性が保てない程になっていた。

「先生♪次の模擬試験で良い点が取れたら、土曜日に付き合ってもらえませんか?」とめずらしくもヨシカズが声を掛けてきた。
以前、土日に補習してやると言ったところ、休みの日にまで先生の顔なんて見たくないよ。と言っていたのだ。もちろん、今の成績であれば補習の必要などありはしない。
「どこか解らない所でもあるのか?」と俺が聞くと、
「休みの日にまで勉強はしたくないからね。ただ、先生と遊びに行きたいかな?って。」俺はヨシカズの笑顔につられてOKしていた。

 

それは、俺がヨシカズに強制していたワンピースではなかった。彼が自分で手に入れたに違いない、愛らしいエプロンドレスだった。
「先生?どうしたの♪」俺の顔を覗き込むヨシカズは化粧までしていた。
「どぉ?可愛いでしょ?」と俺の前でくるりと回るとスカートの裾が宙に舞った。
確かに「可愛い」。とても男の子には見えない。だからと言って、それを肯定してしまって良いものなのだろうか?
「行きましょ♪」とヨシカズが固まったままの俺の手を引いた。

 
「キャ~~!!」と黄色い声を上げている。
ジェットコースターの隣の席に座っているのは、ヨシカズという名の「女の子」だった。しがみ付く俺の腕に、彼女の胸の膨らみが押し付けられている。柔らかな頬が触れている。髪の毛から甘い石鹸の香りがした…

「次はアレね♪」と彼女が指したのはお化け屋敷だった。
ここでも彼女はキャーキャーと叫び、俺にしがみ付いてくる。俺の頭の中では、彼女が男だったという記憶が白いペンキで塗り込められていった。
それは、ごく普通の男女が遊園地でデートしているのと何ら変わりはなかった。
遊び疲れてベンチに腰を降ろす。俺が売店で買ったアイスクリームをやると、彼女はとても美味しそうに舐め上げてゆく。
「先生もどうぞ♪」と差し出されたアイスにかぶりついた。
「あ~っ、取り過ぎぃ♪」と俺の口に吸い付くと、舌の先で口の中にあった冷たい残留物を奪っていった。
「ねぇ、美味しかった?」唇が離れる。「アタシのファースト・キッス♪」

俺は何も言えなかった…

 

「良いでしょう♪」
夕暮れの中、遊園地を後にした俺達は街の中を歩いていた。
彼女はホテルの前で足を止めて、そう言った。そして、俺が判断を下す前に、俺の手を引いて中に入っていった。
ドアを開け、部屋の中に入った。
「先生にアタシのハジメテをあげるね♪」そう言って服を脱いだ彼女は、ブラとショーツだけを着けただけの裸体を俺の前にさらけ出していた。
彼女の手が、俺のズボンを脱がしに掛かっていた。
解放された俺のペニスが天を指していた。
「大っきいのね♪」と彼女は躊躇わずに、俺のモノを口に咥えた。
舌と口蓋に刺激され、俺の我慢はたやすく破壊されていた。

 
俺もまた全裸になると、彼女をベッドに押し倒していた。
「優しくシてね♪」
彼女の微笑みを唇で塞ぎ、伸し掛かった俺はブラの中に手を差し込んだ。
弾力のある柔肌が、俺の掌の中で形を変える。先端の蕾を刺激すると、塞がれた口の奥で彼女が喘いでいた。
「イイの…もっとシて頂戴♪」
唇を離すと、彼女はそう言って俺の手を自らの股間に導いていった。
ショーツの隙間から指を差し込んでゆく。淡い茂みの先に未開の渓谷が存在する。俺の指先は温かな湿り気を感じていた。
割れ目の中に指を挿入してゆく。敏感な所が刺激されたか、彼女は「あん、ああん♪」と艶声を上げていた。
俺は彼女の脚からショーツを抜き取った。脚をM字に開かせる。
俺の前に瑞々しいオンナの秘所が晒された。
「きて♪」
彼女に促され、俺は彼女に被さっていった。
先端が彼女の秘所に触れ…
ゆっくりと彼女の中に没してゆく…

俺は何の疑問も抱かずに、彼女の中に自らを放出していた。

 

 
心地よいまどろみから目覚める。
シャワーの音がしていた。壁には彼女が着ていたエプロンドレスがハンガーに吊るされていた。
シャワーの音が止まる。
半透明のドアの向こうで体を拭いている。
しばらくしてカチャリとドアが開いた。
「あっ先生、起きてたんだ。」
恥じらいもなく、バスタオルを肩に掛けただけで出てきたのはヨシカズだった。
彼の股間がモロに見える。俺と同じモノがぶら下がっていた。
俺が揉みしだいていた胸は、跡形もなくなっていた。
声もいつもの男声に戻っているようだった。
「ど、どういう事なんだ?さっきまでは確かに女の子の体だったぞ?」
「見つかる前に戻っておきたかったんだけどね♪この間、ネットで面白い薬を見つけてね。試してみたんだ。」
「その薬で女になるのか?」
「先生も試してみる?女の子の快感て、凄いんだよ♪」

俺は唾をごくりと飲み込んでいた。

「この通り、ちゃんと元にも戻れるよ。」
ヨシカズの微笑みは、善人を魔の世界に引きずり込もうとする悪魔の笑みにも見えた…

 

 

「ねぇ、どうやったら元に戻るのよ?」
俺はヨシカズに詰め寄った。

あの薬で、確かに俺は女の体になった。
男に戻ったヨシカズに指技だけでイかされまくった。
気が付くと朝になっていた。ヨシカズの姿はなく、置き手紙と彼の着ていたエプロンドレスが残されていた。
「先生、可愛かったよ♪」と書かれた紙を怒りに任せて丸めてゴミ箱に投げ込んだが、それで何かが解決する訳でもなかった。
着るものはソレしかないから、仕方なくエプロンドレスを着てやった。
鏡に映してみた。髪の毛がもう少し長ければ、ヨシカズよりも可愛くなると思った。
バックに化粧道具が入ってたので、簡易にお化粧してホテルを出た。

(何で女の子独りで朝の路を歩かなくちゃならないのよ!!)と訳の解らない怒りが込み上げてくる。
近くの小石を蹴り上げたはずみでスカートが捲れた。道行く人の視線が俺に集中したように感じた。
そう言えば、俺って男の子みたいに大股で歩いていたんじゃないかしら?
急に恥ずかしくなってきた。
(な、何なのよ!!)
俺は全ての怒りをヨシカズの所為にした。
兎に角、元に戻らない事には話にならない。
俺はヨシカズを近くの公園に呼び出した。

まだ朝早いので、公園では体操やランニングなどのスポーツに興じている人がちらほらといた。
「待った?」とヨシカズが駆けてきた。
「いつまで待たせるのよ!!」と、俺の怒りモードは継続している。
「ねぇ、どうやったら元に戻るのよ?」と怒りモードのままヨシカズに詰め寄る。
「昨日と同じ事をすれば良いんだよ。」と事も無げに言う。
「ま、また遊園地に行くの?」
「べつに他でも構わないよ。でも、先生とデートする事には変わりはないけどね♪」
ヨシカズとの「デート」と聞いて、なぜか俺の怒りは霧散していた。

「じゃあ、動物園に行こ♪」という俺の提案に「良いよ。」と答えるヨシカズの笑顔が眩しかった。

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コメント

中出ししないで三日も経てば、男だった事も思い出せなくなる…
という設定なのですが、さすがに家庭教師のパターンで毎週アップするのも限界でした。
中出しされて元に戻る性転換剤は今後もどこかで出てくるかも知れません。

ヨシカズの罠にはまった「俺」
きっかけは彼が起した事なのに、彼がはまってしまう。ヨシカズって、かなりの切れ者ですね。
家庭教師といっても、学校の勉強とはかぎらなかったりして^^

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