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2009年6月26日 (金)

転機

 
上得意の客をひとつ失った。
不況の波がヒシヒシと押し寄せてくるのが実感できた。このまま売り上げが無ければ、すぐにでもリストラされるのが目に浮かんできた。

「オジサン♪イヤなコトみんな、忘れてミない?」

公園のベンチでうなだれていた俺に声を掛けてきた娘がいた。
高校生ではないだろうが、化粧は濃く派手な服を着ていた。「援交できる程の余裕は無いよ。」と俺が言うと、
「違うヨ。コレはあたしのジゼン事業。ネェ、付き合ってみない?」
彼女の言葉に、俺はフラフラとベンチから立ち上がり、後に付いて行った。

 

ラブホテルの一室だった。
彼女は部屋に入るなり俺の前に跪くとフェラチオを始めた。俺はどう行動して良いか判らずに、されるがまま、その場に立ち尽くしていた。
肉体は俺の意思とは別に反応してゆく。快感に硬くなり、あっと言う間に最初の精を吐き出していた。
「濃いのね。ずいぶん貯めていたんでしょ♪」彼女の問いに答えるべきか悩んでいると、
「ゲームしない?」と言ってきた。「ゲーム?」
「そう、今みたいにあたしがフェラして、あなたが何時まで頑張れるか。制限時間を超えたらあなたの勝ち。あたしを自由にして良いわ。制限時間内ならあたしの勝ちね。ちょっとだけ、あたしのお願いをきいてちょうだい。もちろん、お金を要求したり、犯罪に手を貸すような事はしないわ。それに、制限時間はあなたが決めて良いのよ♪」


結局、俺は制限時間のはるか手前で負けを認めることになってしまった。
「で、何をすれば良いんだね。」
クスッと彼女は小悪魔的な笑いを浮かべた。
「もう一度、同じゲームを…ただし、今度は立場を入れ替えてね♪」
俺は彼女の前に跪かされた。「制限時間は10分ね。」とスカートを捲りショーツの中から俺のより立派な逸物を取り出した。
「さあ、頑張ってね。」と強引に俺の口にペニスを突っ込んできた。「1分経過」と残された時間を知らせる。「あたしが勝ったらね…」と俺が負けた時に降り掛かる責め苦を語り始めた。
「先ずは女装してもらおうかな?スカートを穿いて、お化粧して…
 

…あと2分。」奴のペニスは十分に硬いのだが、一向に達する気配を見せない。俺の顎はくたびれ、しばらくは口も閉じれないだろう。舌ももう殆ど感覚が無くなっていた。
「電車の中で、お前のケツマンコにぶっ込んでやるぜ。」俺は電車のドアに押し付けられ、後ろからスカートの中にペニスを突き立てられている自分を想像していた。電車がトンネルに入ると、ドアのガラスが鏡のように恍惚とした俺の顔を映し出していた。
「あと1分。女の子みたいに、おねだりしたら出てくるかもしれないよ♪」クククッと奴が嗤う。「お、おネガい。ダして…」「何を、どこに?ほら、もっと女の子の気持ちになって言ってみな♪」
俺はまともに動いてくれない口を強いる。「アタチのォくちのナカに、セーエキをチョーラい…おねかィ♪」
「そうか、欲しいか?じゃあ出してヤるから、感謝して、悦んで全部飲み込んでみな♪」と奴が言うなり、ペニスの中を熱い塊が押し寄せてきた。俺は言われた通り、余さずに飲み込んだ。が、奴は「何だ、その顔はちっとも悦んでないじゃないか?」と言い放つ。
俺は奴を見上げる顔に無理矢理笑顔を乗せた。「多少はマシになったかな?それじゃあ、ご褒美をあげよう。服を全部脱ぎな。お前の可愛いケツマンコに一杯注ぎ込んでやるから。な?」
「な、何で…」俺はようやくそれだけを口に出した。
「10分はとっくに過ぎているんだ。つまり、お前の負けだ。お前はオレの言う事に従わなければならない。これまでオレが聞かせてやった事が全部できたら解放してやる。」
俺は何も反論出来ずに服を脱ぎ始めていた…

 

俺はいつものように3両目の後ろのドアの所に身を寄せていた。電車がホームに止まると新たな乗客が押し込まれてくる。
再びドアが閉まり電車が動き出すと、俺の尻に触れてくる手があった。特定の目的をもって俺の尻を撫でまわしてくるのは、奴の手しかない。
スカートの中に潜り込んだ手がショーツを引き下ろした。「オジサンも相当のヘンタイになっちゃったね♪」「良いのよコレで。出勤前のイッパツで気分一新、営業成績も上がっているわ。」「あたしにはそんなの関係ナイけどネ♪」彼女の硬いペニスが俺のナカに入ってきた。
電車はトンネルに入る。ガラスには二人の女の顔が映っている。化粧をした俺と、その後ろに密着した彼女の顔。
「アタシ」は恍惚の表情を浮かべて、彼女の注ぎ込むセーエキを受け入れていた…

 
***
 

「今後ともよろしくお願いします。」俺はトイレの前で口の端に残った白いモノを拭って、深々と頭を下げた。
あれは、俺にとって最大の人生の転機だった。彼女は俺の隠れた一面を引き出してくれた。それは俺にとり、良い方に転んでくれたようだ。
俺は、また一件増えたお得意様に尻を向けると、艶めかしく腰を振りながら次のお得意様の待つビルに向かって歩いていった。

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コメント

おじさんは謎の少女に犯されて新しい快楽を覚えてそれを仕事に役立たせだしたけど、おじさんはお尻を犯され、女装しつ営業にいっているのか、それとも女性化してしまったのかな?解釈がどんな風にでもとれる作風はさすがですね。

転機・・・この方は不惑のときだったのか?
これで迷うことなく人生を過ごせるんですね。
私は迷ってばかりだけど・・・転機こないかなぁ?

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