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2009年5月31日 (日)

未来惑星(1)

医師の調合した薬液が俺の体内を巡り始めた。
明日の朝には変化が現れるという。俺はベッドの上でゆっくりと目を閉じた…

 

「ダイをヤるのはニキか?」コウが瞳をギラつかせて言った。「ああ。」と俺が答える。「ミニはコウなんだろう?」
コウは当然のように俺の問いには答えず、前を向いた。「いくぞ。」の声と伴に俺達は闇の中から躍り出た。
各自が目当ての「女」を組伏せる。時間は限られていた。俺達は憤り勃つ逸物を前技もなしで突き入れた。
「女」達の悲鳴が上がる。しかし、それは恐怖や痛みからのものではない。条件付けられた彼女等は、男を受け入れると同時に歓喜に満たされ、悦感に嬌声をあげるのだった。

俺達が「女」を抱くことはほとんどない。
「優良種」が優先されるのも理解はできる。が、俺達三流・四流の男が「女」を抱くには、それこそ宝くじの一等に当たるくらいの確率しかないのは不公平の極みである。だから、俺達は「女」達を急襲し、ヤり逃げるしかないのだ。
もちろん、これは違法な行為である。捕まれば、当然のように罰が与えられる。

そう。今の「俺」のように…

 
身体に満たされた薬液は、俺を「女」に変えてゆく。翌日からは調教が始まった。女の快感に漬け込まれ、男に抱かれて悦ぶように条件付けられる。
一通りの調教が終わると、煽情的なドレスを着せられて「女」達の中に放り込まれた。

俺の知っている、ミニやダイも居た。彼女達は俺の事を知っているのだろうか?ためらいつつも二人に挨拶しに近づいた。「ニキといいます。お世話になりますので、よろしく。」と手を伸ばした。
その時、「女」達に叫び声が上がった。
振り向くと男達が襲いかかってきていた。先頭にはコウいた。真っ直ぐにこちらに向かってくる。彼の目当ては常にミニだった。
コウがミニに飛び掛かる。ねじ伏せ、股間を開かせた。

俺は彼等の行為を最後まで見ることはできなかった。別の男が俺の上にのし掛かってきたのだ。
「新入りだな?」男がにやりと笑う。俺は条件付けられた通りに、男に股を開いていた。
彼等には「余裕」がない。彼の逸物が一気に「俺」を貫いた。
俺は歓喜に絶叫をあげていた…

 

 

嵐が去っていった。
俺は快感の余韻に浸っていた。
俺の胸に触れてくる手があった。
その手は官能的に俺の胸を撫で上げる。
「ああん♪」俺は甘い吐息を漏らしながら、その手の持ち主を見た。
ミニだった。
「あなた、コウと一緒にいたヒトでしょ?」その言葉に冷や汗が出そうになるが、即に彼女の手から与えられる悦感にとろけてしまう。
「そうそう。アタシもヤられたわよね♪」とダイも加わってきた。「どう?オトコにヤられた感想は♪」と太腿を摩りあげてきた。
「あん♪ああ~ん…」俺は答えるより先に快感の喘ぎ声を漏らすことしかできなかった。
「アレが本物のオトコなのよね。条件付けがあってもなくても、もうアレなしではいられないでしょう?」
俺の頭に残っていた「男」の意識が必死になって否定していたが、「女」の肉体がそれを簡単に無視していた。
「あなたはもう、アタシ達と一緒なのよ。この素晴らしい快感に全てを委ねてごらんなさいな♪」ミニが俺の乳房の先端を摘み上げた。ダイの指が俺の秘裂に割り込んでくる。
「女」の快感が再び襲ってきた…

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