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2009年5月31日 (日)

交差点(6/7)

ボクは再びあの交差点に来ていた。
彼女と出会った所。ボクが意識を取り戻した所。
ボクは道を渡った先には店のショウウィンドウに自分の姿を映してみた。そこにいるのは春日純子という女の娘でしかない。ガラスに映る景色に視線を移した。そこには幾人かの女の娘も映っていた。
今のボクは彼女達と何の違いもないのだろう。一人で歩いている娘、女友達と二人連れ、ボーイフレンドと腕を組んでいる娘…
ボクの脳裏に大樹の姿が浮かんでいた。
あの女の娘と同じように大樹と腕を組んで歩いている自分がそこにあった。
大樹とデート?
お茶を飲んで、映画を見て、公園を散歩して、食事をして…
少しお酒も飲んで、ちょっと気持ちが良くなって、疲れたねって言ってホテルに行って…
ボクが大樹を見上げると、大樹もボクを見つめている。
大樹の腕がボクを包み込み、大樹の顔が近付いてくる。
濃厚な接吻…
ボクは全身がとろけてしまう。
「良いね?」と大樹。ボクがウンと首をふると、背中のファスナーが下ろされて行く。ワンピースが足元に落ちて、下着姿のボクが晒される。大樹の腕がボクの脇に入り、お姫様ダッコされた。
そのまま、ゆっくりとベッドに下ろされる。いつの間にか大樹も裸になっていた。ブラのカップがずらされ、溢れ出たバストを大樹の太い指が優しく揉みあげてゆく。
先端の蕾が弄られると、ボクは「ハアン♪」と喘ぎ声を上げていた。
既に股間は濡れ始めていた。大樹の手がショーツを下ろしてゆく。ボクも腰を振り脱がされるのを助けた。
大樹の指がボクの股間を撫で上げてゆく。
「あん、ああん♪」ボクの口からヨがり声があがった。
「行くよ。」と大樹。「キテ♪」とボク…
大樹の腰がボクの脚の間に割り込んでくる。彼のペニスの先端がボクの股間に触れていた。すぐに目的の場所が見つかり、ペニスはそこに入っていった。
「あ、あ、ああ!!」ボクの中に大樹が入って来るのが判った。何もかもが満たされてゆく。そして、そこから生まれる快感にボクは酔い痴れるのだった…

「…純也?」
耳元で大樹の声がした。
「ひゃん♪」一瞬で現実世界に引き戻された。
ここは交差点にある店のショウウィンドウの前。そのガラスはボクの後ろに立つ大樹の姿を映していた。
「何やってるんだ?こんな所で。」
「な、何でもないよ。」と誤魔化したが、わざとらしさは充分であった。
「まあ良いや。なあ、暇なら茶でも付き合わないか?」
と大樹。
何?あれは予知夢?
「良いよ♪」

ボクは大樹と並んで歩いていた。すこしづづ彼の横に近付いてゆく。
彼の腕にボクの肩が触れた…
「ほら♪」と大樹は脇を開けてくれた。ボクはすかさず、そこに腕を絡めた。
「な、何かデートみたいだね?」
「俺はそのつもりなんだけどな♪」
彼の言葉に、ボク…あたしはあたしの気持ちに素直になろうと決めた。

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