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2008年11月15日 (土)

あたし、サラリーマンなんです♪(4)

 

俺が気を取り戻したねは、再びホテルの部屋の中だった。しかし、今回はベッドではなく、リビングのソファの上だった。
ベッドルームは現在、使用中のようだ。ドアの向こうから、男のうめき声と女の喘ぎ声が聞こえてくる。何をしているのかは容易に想像がついた。
俺に女同士の快感を教え込んだネネが、男に組み敷かれ、女の快感に浸っているのだ。彼女の指が俺に与えてくれた快感を思い出す。同じ快感を、いや、それ以上の快感を彼女は享受しているのだろう。
もともとは男性を受け入れるための器官である。指や器具などの紛い物とは比べられない程の快感を、本物は与えてくれるに違いない。

俺も彼に抱かれたい…

そんな想いが、俺の頭の中をよぎっていった。
既に、俺の股間は愛液で濡れている。俺はパンツの中に手を入れ、愛液に指を濡らしていた。
この指は彼のペニス…そうイメージして目を閉じる。聞こえてくるネネの喘ぎに合わせて指を動かす。俺の喘ぎがネネと重なる…
「あん、あああん♪」指を二本に増やして、更に激しく挿抜する。「もっと激しく…突いて、お願い!!」そう言って大きく腰を振る。男はネネの欲求に応えるように体を揺する。俺の胎で彼のペニスが跳ね回っていた。
「ああん♪イくのォ…イっちゃうー!!」
快感に俺の意識が飛んでいった…

 
俺の目に映ったのは枕だった。ここはベッドの上?
俺の下半身が何かに圧されていた。膣に挿入されているのは指ではない。これは男のペニス?
俺の意識がはっきりしてきた。俺はベッドの上でうつぶせになり、尻を高く突き上げていた。枕に残った髪の毛の色は黒い。シーツに押しつけられた乳房はクリスのものより大きかった。
俺はネネになっていた。

俺はネネの肉体で何度も男にイかされた。それは決して不快なものではなかった。俺は男によって満たされていた。快感にヨがり声を上げる。自ら腰を振り、男を奮い勃たせる。男が疲れ果て眠りにつくまで続けられた。
俺は意識の無くなった男の身体の下から這い出した。寝室のドアを開け、リビングに向かう。クリスが涼しい顔をしてソファに座っていた。
「いかがだったかしら♪オトコに抱かれた感想は?」先程まで俺であった少女が平然と問い掛けてくる。「君はネネなのですか?」
「いいえ、あたしはクリスよ。ネネは貴女でしょう?」「わたしはさっきまでクリスでした。でも、本来のわたしは男性です。寝室のベッドに寝ているのが本来のわたし自身です。」
「そんなのどうでも良いじゃない♪今の貴女はネネ以外の何者でもないのよ。ネネとしての記憶もちゃんとあるでしょ?とにかく、今はあたしがクリスなのよ。だからネネ…」
俺の足はフラフラとソファに近づいていった。クリスの腕に絡み取られる。縺れるように俺達はソファに倒れ込んでいった。

「貴女は口では男だと言っているけど、貴女の本質はとっても淫乱なオンナだと解ってる?」俺はクリスの攻めに喘ぎながら「チガウ」と否定した。
「クリスの特別な能力はクリスの肉体の方にあるのよ。貴女が本当に元の肉体に戻ろうと思っていたら、ちゃんと戻れていた筈なの。」
「あ、あぁん♪」俺は膣の中で暴れるクリスの指に艶声を上げていた。
「けれど、貴女はネネになりたいと願ったのよ。男に貫かれ、嬌声を上げていたネネになりたいと想うのは、貴女の本質が淫らなオンナだったからよ。」
乳首が捻られ、俺は快感に吠き叫んでいた。
「貴女はネネになれて満足しているのでしょう?」

俺はクリスの言葉をほとんど聞いていなかった。オンナの快感に揺さぶられ、飲み込まれ、俺自身が快感そのものになってしまった気がした。「ああ、イくゥ、イっちゃう~♪」
「本当に貴女は淫乱なメス犬よね。じゃあ、今度はまた別の肉体で可愛がってあげるわね♪」

俺は床の上に転がされていた。脚を広げ、股間にはまた別の男を咥え込んでいる。俺の下半身は男達の精液と俺自身が吐き出した愛液にまみれていた。
「まだまだ!!」
男は再びペニスを硬くすると、俺を攻め始めた。「あん、あん。もっと、もっと♪」
俺は盛んに腰を振っていた。
「良い娘だ。お前は自分が何だか判っているな?」
男が俺の尻を叩きながら、そう言った。
俺は躊躇わずに答える。
「わたしはネネ。とっても淫乱なメス犬ですゥ♪」
男は満足げに高笑いをすると、一気に上り詰め、熱い奔りを俺の子宮に叩きつけた。

 

気が付くと、俺は元の街に戻っていた。
そこにはクリスもネネもいない。俺は何事もなかったかのように、元の肉体に戻っていた。日にちだけが、まるまる2日分過ぎ去っていた。
会社では無断欠勤に小言が付いたが、いつも通りのサラリーマンとしての日々が戻ってきていた。朝には足早に会社に向かい、毎日変わらぬノルマをこなし、夜に憂さを晴らし、家に戻り一日が終わる。何の変哲もない一日が過ぎてゆく。
しかし、夜はこれまでと同じには済まなかった。クリスの、そしてネネの肉体で教え込まれたオンナの快感が、俺の精神を染め上げていた。
それは、毎晩のように俺を苦しめる。課長の逞しい肉体を想像する。部長のズボンの前を膨らませていたモノを想う。俺が俺でなければ、そこが会社でなければ…
俺は部長の前に跪き、そこに頬ずり、チャックを開けてソレを咥え込んでいただろう。マニキュアで染めた指で優しく袋を撫で上げ、甘い声で彼を誘惑する。
「ねえ、あたしのナカに入れてみない♪」

ある筈のない子宮が疼きを発している。俺の手は太股を伝い、股間に達する。ショーツのクロッチが俺の愛液で濡れている。指先で俺のオンナを撫で上げた。

「あん、ああん♪」
寝室に俺の喘ぎ声が漏れ始める。シャツのボタンを外し、ブラの中に手を入れ、自ら乳首を刺激する。股間の手はショーツの中に潜り込む。
俺は指を立て、濡れた股間に指先を送り込んだ。存在しない膣に指が入ってゆく。これは俺の指ではない。硬く勃起した部長のペニスだ。
「ああ…」
夢の中のあたしは淫乱なメス犬以外の何者でもなかった。
部長に抱かれ、あたしは激しく淫らに酔い痴れるのだ。

 

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コメント

1~4読み通しての感想なんですが、入れ替わった相手の脳に支配されるなんて、いいですね。
ありそうで、誰も書いていなかったような気が・・・

クリスとネネにもてあそばれたサラリーマン。妖しい禁断の世界に目覚めた彼はこれからどうなっていくんでしょうね。

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