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2008年8月 3日 (日)

子守

義姉さんが生まれたばかりの姪っ子を連れてやってきた。彼女の旦那である兄貴が出張だという事で二人は一週間、ここに滞在する事になっていた。
義姉さんと母さんは話しに夢中になっているので、必然的に姪っ子の面倒は僕が看ることになる。オムツを替えたりするのは何度かやらされた事があるので、安心して任しているようだ。少しくらい泣き声があっても見向きもしない。僕があやしてやると、すぐに泣き止むからだ。

今も、オシメを替えた後にだっこしてやっている。今日はいつもと違い、しきりと手を伸ばしてくる。僕のTシャツの胸のあたりを掴んでは、しきりと引っ張るのだ。彼女の目的がようやく解った。
「ダメだよ。僕は男だから、オッパイは無いんだ。」と言っても赤ん坊に解る筈もない。それならば、現実を見せつけるしかないだろう。僕はTシャツの裾をたくし上げると、彼女の口を乳首に近づけてやった。
チュウチュウと音をたてて彼女は僕の乳首を吸い始めた。小さな掌を僕の胸に押しつけている。指先が動いてくすぐったいような快感がもたらされた。
赤ん坊はこうしてお母さんの胸を刺激して、必要な糧を手に入れるのか…と感心してしまった。僕が女だったら、この子の為にいくらでも乳を出してやるのになぁ…などと無責任な妄想をしていたのがいけなかったのだろう。次の瞬間、彼女の吸引と共にピュッと僕の胸から飛び出していったものがあった。
慌てて彼女を引き離す。彼女の口の中から出てきた僕の乳首はサクランボのように膨れていた。乳首の奥には何かが貯まっている感じがする。試しに乳首を摘まんでみると、先端から白い筋が空中に描かれていった。

「加奈子がこれを飲んだのね?」義姉さんが僕の乳首に残った液体を拭い取った。「問題ないわね。これは母乳以外の何物でもないわ。よかったらアタシの代わりに加奈子にあげてくれないかしら。」と脳天気な事を言うと、再び母さんとのお喋りを再開してしまった。

僕はまた、姪っ子と二人きりになった。彼女はまだ僕の乳を欲しているようだった。男が乳を出す事さえ考えられない事なのだが、もし、それを肯定したとしても男の胸にはそんなに多くね乳をたたえておける場所がない。しばらく吸わせてやったが、簡単に底をついてしまった。すると彼女はもう一方の乳首を要求してきた。こちらからも同じように乳が出てきた。
両方からの供給でかろうじて彼女の空腹は満たされたようだ。気がつくと彼女はすやすやと寝息をたてていた。添い寝をしていた僕も、いつしか眠りに引き込まれていた…

赤ん坊の泣き声に眠りから引き戻された。どうやらお腹が空いてしまっているようだ。抱き上げてやると、ふたたび僕の乳首に吸い付いてきた。
彼女の手が僕の胸を揉むように動いていた。その時になって、ようやく自分の胸が女のように膨らんでいるのに気がついた。これなら十分な量の乳を出せるなぁ…と感心している場合ではない!!
僕は加奈子を抱いたまま、母さん達の所に行った。が、「まあ、ずいぶんと育ったわねェ♪」と一蹴された。「あなたの息子は男の子なんですよ。男の子がこんな胸になって何とも思わないんですか?」
「最近、テレビには大きな胸をして、可愛い服を着た男の子がよく出ているじゃない?」「あれは特殊な人達です。普通の男の子はそんな事はしません!」「じゃあ、女の子になったら?あたしは娘がいなくて寂しかったのよね。父さんも、あなたが女の子になることに反対はしないわよ。」
僕は助けを求めるように義姉さんを見たが、彼女は優しく微笑んでいるだけだった。
 

「バイバイ。またね♪」義姉さんが胸に抱いた加奈子の手を振ってみせる。僕はワンピースを着て、母さんと並んで見送っていた。
 
 
 
 
 
(裏設定)
義姉さんは魔女だった。彼女が兄貴と出会ったのは、兄貴がまだ姉さんだった頃の事だ。そう、兄貴は彼女の魔法で男にされてしまったのだ。
周囲の人は兄貴が女だった事を忘れてしまっている。僕も女の子にされるまで忘れていた。今着ている服は姉さんのお古だ。こんなものが家に残っていたことさえ気付かずにいたのだ。
もちろん、制服も残っていた。夏休みが終わったら、僕はセーラー服を着て学校に行くことになるのだ。たぶん、だれもが昔から僕が女の子だったと思っているだろう。

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コメント

ちっちゃな子の相手をしているとこういうことって思いますよね。
でも本当になってしまうと言うと・・・う~ん。^^;

義姉さんとお兄さんの出会いが気になりますね。

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