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2008年4月10日 (木)

女難(第2話)

「あなたの顔には女難の相がでている。」見るからに胡散臭そうな風体の占い師は、俺にそれだけ言うと姿を消していた。

気分を害した俺は親友の敬司と別れ、繁華街を抜け出した。明かりの消えた商店街を抜け駅に向かったが、既に終電を終えてシャッターが下ろされていた。駅前にはタクシーもいない。ふと見ると「空室」の文字。俺は吸い込まれるように、そのホテルに入っていった。
シャワーを浴び、備え付けのビデオを見ていると、ドアをノックする音がした。「ルームサービスです。」と女の声がした。「頼んだ覚えはないよ。」と言ったが、女はワゴンを押して部屋の中に入って来た。
「お部屋の番号も合ってますし、お金も戴いています。このまま帰るとあたしが叱られてしまいます。間違いでもご迷惑を掛けませんから、サービスを受けてもらえませんか?」涙目の女の子の姿に、あの占い師の姿がダブッた。「女難の相」という言葉が俺の口を点いていた。
「あぁ、その事を心配されているなら大丈夫ですよ。あたしは女の子じゃありませんから。」じゃあ「男」なのか?と聞く間もなく、俺はベッドに押し倒されていた。「快感を高めるクリームを塗りますね。」
彼女?のペースで「サービス」が始まってしまった。クリームの効果か、触られただけで快感がわき上がってくる。「ココの感度は特に良くしときますね。」と胸の上を撫でると、吸盤のようなものを乳首に被せた。体の中から何かが吸い出されていく気がする。
「今回は女性を相手にする必要がないので、こちらのオプションは別のに変更しておきますね。」俺のペニスを摘むと、スキンのようなものを被せた。「ちょっと痛むと思いますが、すぐに済みますからね。」坐薬のようなものが尻の穴に突っ込まれた。その途端「!!」俺の叫びは声にならなかった。金玉が押し潰され、締め上げられたような痛みがあった。が、それも一瞬の事。すぐに痛みは跡形もなく消えていた。
「では、こちらも準備しますね♪」と紙の毛に手を入れると、スッポリと取り払った。カツラになっていたようだ。ジジッとファスナーが下ろされる音がした。彼女の手が後頭部から腰のあたりまで動いていた。怪獣のきぐるみみたいだなぁと思っていると、彼女は両手を後頭部に廻してグイッと引っ張った。
怪獣の中身のように、中から若者が現れた。裸のままきぐるみに入っていたようで、脚を抜き取ると股間には雄雄しくペニスが勃起していた。「それでは本番いきますよ。」痺れるような低音で彼が言った。
胸に付けた吸盤が外されると、ぷっくらと乳首が膨らんでいた。そこに彼がしゃぶり付いてきた。敏感になっていた俺の胸は、すぐに快感を伝えてきた。「ああん♪」俺は女のように喘いでいた。
「感じてるね。でも、もっと凄い快感を教えて上げるからね。」彼はうぶな娘に諭すように俺の耳元で囁いた。その声にさえ、俺の体はゾクゾクと快感を伝えてきていた。
「さあ、いくよ。怖くはないから、リラックスして体の力を抜いておきなさい♪」俺の片脚が持ち上げられた。股間が開かれる。腰が浮き、彼の体が割り込んでくる。股の間に彼のペニスの先端が触れるのを感じた。
ゆっくりとソレが入ってきた。「男」には存在しない筈の器官に彼のペニスが飲み込まれてゆく。俺は腹の中にソレの存在を感じていた。「良い娘だ。これから動くからね。我慢する事はない。気持ちよかったら、どんどん声を出しなさい。」
快感の為か、俺の思考能力は著しく低下していた。俺は彼の言うことに素直に頷いていた。
程なく、彼が動きだした。「あん♪ぁあ~ん。」俺は彼に言われた通り、素直に快感を声に出していた。声を出す事で、更に快感が増していった。「あん、あん、あん。」彼の動きのリズムに合わせる。俺も腰を振り、更なる快感を求めて動いた。
「良いぞ。その調子だ。もうすぐ絶頂が来る。あと少しだ。」俺は彼の声など耳に入っていなかった。頭の中は快感に埋め尽くされていた。快感がどんどんエスカレーションしてゆく。その頂が、あと少しで見えそうだった。「もっと、もっと…」俺は彼に要求していた。
「いくぞ。」彼が言った。熱いモノが押し寄せてきた。俺の中で何かが爆発し、俺は意識を失っていた。

俺はベッドの上で寝かされていた。体中に塗られていたクリームは汗や汚れとともに拭い去られ、余計な快感を伝えてくることはなくなっていた。ぷっくり膨れ上がっていた乳首も元通りになっていた。
ただ、股間だけはあのままだった。俺はこの先、小便をするにも便器に座らなければならないようだ。しかし、俺は不満を言っている訳ではない。そこに指をふれれば、あの素晴らしい快感が甦ってくるのだ。

俺はふと思った。
敬司のアレを入れたら、もっと気持ち良くなるんじゃないだろうか?

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コメント

これのサービスって・・・私的には着ぐるみを着せてほしかった。(あ、私がこのサービスを受けるならですよ)
女難というか・・・女変?^^

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