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2008年2月 5日 (火)

アルバイト募集!

俺の前に女達が並んでいる。いや、正確に言えば彼女達は「女」ではない。女の皮を被った男達だ。彼等は文字通り女の「皮」を被っている。精巧な女の皮は性交可能な膣までも再現されていた。十分に洗脳してあるので俺が命じれば彼らは躊躇なく股間を開き、嬉々として俺のペニスを受け入れるのだ。彼等には俺の言う事に絶対服従するよう教え込んでいた。
玄関の扉が開くと一斉に頭を下げ「お帰りなさいませ、ご主人様♪」と俺を迎え入れる。曾祖父の遺産であるこの屋敷を手に入れたのは、一年ほど前の事であった。早くから両親と死別して親戚付き合いのなかった俺に、降って湧いた話しであった。俺は曾祖父の遺言に異議もなかったので、程なくしてこの屋敷の主人となった。
当然曾祖父とは面識もないし、残された遺品に愛着もある筈もなかった。仕事をするのも馬鹿らしくなっていた俺は、価値のありそうなものを片端から売り払っていった。そして、かなりの現金を手にした俺は、広い屋敷を手入れする為にメイドを雇うことにした。が、その手の喫茶店でのアルバイトと違い成り手のある筈もない。仕方なく掃除だけでもと、男子学生を雇うことにした。俺は売れ残った品々を放り込んだ地下室に篭もり、どうやったらこれらのがらくたを金に換えられるかの算段に明け暮れていた。
屋敷の探索を続けていると、地下室の奥に隠し部屋が見つかった。そこには十数枚の「皮」と、その使い方を記した書き付けが残されていた。「皮」を手にした俺は、早速アルバイトの男子学生を呼び寄せた。

バイト料を上乗せすることで、ようやく彼に「皮」を着せることができた。用意しておいたメイド服を着させると、俺の思い描いていたメイドが現実のものとなった。しかし、中身は男のままである。動作のそこここに「男」が現れてしまう。夜になり彼を寝室に呼び寄せても、彼はこれから何が行われるのか想像だにできずのほほんとした顔で立っていた。
俺が「服を脱ぎなさい。」と言うと、彼は何の恥じらいもなく脱ぎ始めた。しかし、これでは雰囲気がでない。かといって男である彼にそこまで求めるのも無理な話である。いや、本当に無理なのだろうか?彼が自分が女であると意識できれば、女として行動することも可能なのではないだろうか?俺は彼に暗示を掛けてみることにした。その途端、彼女は「いやっ!!」と言って、その場にしゃがみ込んでしまった。俯いた顔を覗き込むと、目にうっすらと涙さえ浮かべていた。少々オーバーかと思ったが、男が考え得る女らしい行動となると、こんなものなのだろう。しかし、このままでは俺の当初の目的は達せられない。俺は俺の目的に適うよう誘導を開始した。
「何を恥ずかしがっているんだい?俺とお前の仲だろう。愛し合っている者どうしじゃないか。いつも通りにしてご覧♪」その言葉で彼女の表情が和らいだ。「さぁ、ベッドに腰を降ろして。おや、もう濡れ始めているのかい?」実際に濡れるとは思っていなかったが、俺の言葉に彼女の肉体が反応してしまうようだ。脚を広げさせ、股間が良く見えるようにした。「ほら、下の口が物欲しそうにヒクついているぞ。」彼女の肉体は俺の言葉に忠実であった。俺の目の前で俺の言葉通り、肉襞が蠢き始めた。「お願いします♪私の疼きを静めてください。」彼女はもう耐えられそうになかった。俺は自らのペニスを彼女の中に挿入してやった。

「皮」には同じものは存在しなかった。それは、様々なタイプの「女」を俺に提供してくれた。俺は夜毎に違った女を抱いた。彼女等に飽きると新たな生贄を調達していった。
気が付くと「皮」は残り一枚となっていた。
俺は暫く考えた後、自ら着てみる事にした。
俺が見下ろすと双つの肉塊がそこにあった。先端の蕾を摘むと、痛みの奥に微かな快感が存在することが判った。股間には女の子の割れ目が出来上がっており、俺は恐る恐る指を近づけていった。

トントンとドアがノックされた。女の身体に夢中になっていた俺は反応するのが遅れてしまった。「失礼します。」とドアが開き、メイドの一人が部屋に入ってきた。「あら、ご主人様はもうお出かけなさったのね。貴女は新しいメイドよね。早速ご主人様に可愛がってもらったのね。始めての事で快感に浸っていたいのでしょうけど、昼間は仕事が詰まっているのよ。続きは夜になったらじっくりと教えてあげるから、さっさと服を着てしまいなさい。どんな理由があったにしろ、今日から貴女はこの屋敷のメイドなのですからね。」俺は反論する暇も与えられず、メイド服を着させられてしまった。メイドとして働くこと、それはそれで新鮮なものであった。が、夜になると更に驚くべき快感が俺を待っていた。「新人歓迎会」と称された深夜の集会は俺を「女」の快感の虜にしてしまった。いつもは俺に命じられるだけのメイド達が自らの意思で俺を弄ぶ。俺に命じて様々なポーズを取らせる。俺は命じられる屈辱よりも、そこから得られる快感に屈服してしまった。俺の口からは快感を告げるオンナの喘ぎ声しか出ていかなかった。
俺は新人のメイドとして、先輩達にコキ使われいた。俺が俺自身の姿を取り戻さない限り、彼女等は俺をご主人様と認めないようだ。しかし、俺は「皮」を脱ごうとはしなかった。俺は夜毎催される甘美な罠に填ってしまった。「女」達の互いに与えあう快感に、俺は身も心も溶かされていた。

ある夜、気が付くと俺は男達の精液にまみれて床の上に転がされていた。
辺りには、脱ぎ捨てられた「皮」が散らばっていた。暗示が切れてしまったのだ。男達はこれまでの鬱憤を晴らすかのように、俺の肉体を貫いては溜まりきった濃厚な精液を俺の上にまき散らしていった。しかし、「女」の俺には、それは決して不快なものではなかった。初めて知った、本物の「男」が与える快感に、俺の全てが塗り替えされてしまった。

広い屋敷に独り取り残された俺は、門の脇にアルバイトを求める張り紙をした。

「ご主人様募集。委細面談♪」

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コメント

奈落さん、一緒にこのバイトに応募してみませんか?
女主人と言うのもありかも?
でも・・・二人ともメイドの方に嵌りそうですね。^^

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