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2008年2月29日 (金)

放課後のジョウジ(中)

その日はめずらしく彼等から声が掛からなかった。当然、女装する必要などないのだが、僕は無意識のうちにスカートを穿いていた。男物に着替えるのも面倒だったので、いつものように軽く化粧までしてしまった。しかし、それから先はする事がなかった。結局、いつものように街に出ていた。
彼等がいない事で身軽になる筈と思っていたが、歩く端からティッシュや試供品が手の中に押し込まれる。果ては、軽薄そうなお兄さんに声を掛けられ付きまとわれてしまった。いつもは彼等が僕を取り囲んでいたので、手を出せなかったのだろう。行く手を塞がれ、どうにもならなくなってしまった。
「翔子っ。遅くなってごめ~ん。」女の子の声がして僕の手が握られた。「あたしの連れに何か用?」とその娘は男を睨んだ。「遅れたあたしも悪いんだけど、あんたも、そのトロイ所なんとかしなさい!」そう言って僕の手を引いた。男は呆気にとられたように、その場に取り残されていた。
角を曲がり、男が見えなくなった所で立ち止まった。「ぼ、僕、翔子さんじゃ…」「判ってるわよ。それとも、あの男に付きまとわれていたかった?」そう言われ、助けられた事に気づいた。「ありがとう…」「あ、あんた男の子?!」
「は、はい。」僕が礼を掻き消すように彼女の質問が飛んできた。「ねぇ、良かったらお茶に付き合ってくれない?もちろん奢るから。」僕は彼女のパワーに圧倒され、喫茶店に入っていった。

「本当。喋らなければ、まんま女の子よね。」彼女は漫画家だと言った。取材だと言われ、結局これまでのいきさつを話してしまっていた。「今日は暇なんでしょ?良かったら、あたしに付き合わない?男抜き。女同士で遊んだ事なんてないんでしょ。」僕には断る隙も与えてもらえなかった。「あなたは翔子で良いわよね。あたしの事はリエって呼んで頂戴♪」
僕は彼女のペースに巻き込まれていた。いくつものブティックを巡っては、様々な服を僕に着せていった。声を出せば男と判ってしまう。女の人しかいない店の中でそんな事がバレたら騒ぎになることが目に見えていた。彼女は僕が強硬に反対できないのが解っているので、躊躇なく僕に大胆な格好をさせる。
「うわー、どこぞのお嬢様?ハイソの極みね。」レースをふんだんに使ったドレスが僕を包んだかと思うと、「これなんかセクシーね。これで迫られたら彼もメロメロでしょう?」と太股のスリットが大胆に切れ上がった服を着せられた。
「どうしても着てもらいたいのがあるんだ。」リエさんの提案に断れる訳もなく、僕は彼女のマンションに行った。「これなんだけど。」と彼女が出してきたのは近くの女子校の制服だった。「やっぱり、これを着るには年齢制限があるわよね。」と彼女はスケッチブックを取り出すとデッサンを始めた。「そんなに緊張しなくて良いわよ。動いても問題ないから。手持ちぶさたなら、その辺の本でも読んでいたら?」それからしばらくの間は僕のファッション誌をめくる音と、彼女が紙の上に走らす鉛筆の音しかしなかった。

「ねぇ、ちょっと場所を変えて良い?」リエさんは少し前から考え込んでいたようだ。「は、はい。」僕は読んでいた雑誌を閉じて立ち上がった。連れて来られたのはリエさんの寝室だった。ベッドの上に上がらされる。いくつかのポーズを取らされた。四つ這いになった時、スカートがまくられた。突然の行為にどう反応すれば良いのか解らなかった。その隙を突いてショーツが下ろされた。「翔子はココに男を咥え込むんだって?」彼女の指がお尻に突き立てられた。「いやっ!!」僕は拒絶の叫びを上げたが、態勢を変える事はできなかった。
「翔子は可愛いわよね。お尻もプリプリしてて食べちゃいたいくらい♪」リエさんの指が僕の中で蠢いている。「ぁあん♪」彼女の指使いに僕は快感を感じていた。「気持ち良い?」リエさんが耳元に息を吹きかける。「何人もの女の子達を昇天させてきたけど、翔子が一番敏感みたいね。」ショーツが剥ぎ取られ、胸もはだけられていた。「可愛らしい乳首ね。ちっちゃくても勃ってるのね。」胸の先端を摘まれた。痛みも感じたが、それ以上に快感が沸き上がってくる。
「ねぇ、アソコがどうなっているか見せて頂戴♪」と仰向けにさせられた。いつの間にか全裸になったリエさんが僕の上に伸し掛かる。彼女が僕の股間を覗こうとすると、必然的に彼女の股間が僕の鼻先に配置される。濃厚なオンナの匂いが僕を包み込んだ。
「あら、濡れているの?」先走り汁が僕の股間を濡らしていた。タックをしてからは性的に興奮しても射精することはなかった。その代わりに先走りの汁が多く出るようになっていた。リエさんが舌でそれを舐め取っていた。彼女も興奮してきたのか、目の前の女陰に雫が浮かびあがってきた。
「翔子もお願い。」とリエさんが更に股間を接近させた。僕が舌を伸ばすと、その先端が彼女の肉襞に触れた。「そう。舐めて、お汁を舐め取って。」僕は彼女が僕にしている行為をそのとおりに彼女にしてあげた。舌だけでなく、指も使う。肉襞の中に指を立てる。「ああん♪」二人が同時に艶声を上げていた。
「翔子ぉ、そこ…イイ♪」いつしか、専ら僕がリエさんに奉仕する形になっていた。舌と指だけだが、リエさんは次第に昇り詰めていった。「ぁあん、イクゥ。イっちゃう~」
リエさんの体がぐったりと僕の上に乗っ掛ってきた。僕は彼女の下から這出してきた。そして裸のリエさんと半裸の自分の姿を見比べた。どう見ても男と女には見えないよな。僕はそう納得するしかなかった。なにより、男としてリエさんを満足させた訳ではない事は確かだった。
「ううん…」とリエさんが寝返りを打った。「翔子?」と僕を呼ぶ。「は、はい。」と僕はベッドの上に戻った。脱げ欠けの服は脱ぎ去って、僕も全裸になっていた。リエさんが僕を抱き締めた。彼女のバストが僕の平らな胸に潰されてゆく。唇が合わさり、彼女の舌が僕の中に入ってきた。
彼女の指が再びお尻の穴に潜り込んできた。「今度は翔子をイかせてあげるね♪」僕はただ快感に喘ぐだけだった。クチュクチュと股間に蜜が溢れる。リエさんの指が幾度となく僕を高みに放り上げる。快感の波に揺られながら、いつしか僕は意識を失っていた。

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