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2007年10月20日 (土)

復讐

僕は執拗にインターネットの中を徘徊した。もちろん日本語のサイトだけに止まらず、様々な翻訳ソフトを介在させて、地球上のあらゆる場所から情報を寄せ集めてきた。
その目的は「復讐」だ。イジメは被害者がどの程度のダメージを受けているかなど判っていない。それどころか、自分が加害者であることすら意識していない事がある。そんな奴らにいくら抗議したところで、どうなるものでもない。だから、僕は復讐するのだ。

「これが良い。」僕はそのサイトを見付け、にやりと笑みを浮かべていた。入力フォームに必要事項を書き込んでゆく。全ての入力を終えてボタンを押すと、毒々しい文字で「ヨイカ?」と聞いてきた。僕はためらわずにYESをクリックした。
「お前の望みは聞き入れられた。明日を楽しみに待っていろ。」僕の意識はそこでプッツリと途絶えていた。

朝、学校の教室のドアを開けた。
中はがらんとして、机と椅子が一組だけ置かれていた。真新しい机には何の落書きもされていない。椅子の上にも汚れはなかった。
それが僕の席であるらしい。真ん中ではなく、僕の席の場所に置かれているのだ。この状況にどう反応して良いか判らず、取り合えず僕は鞄を下ろして席に着いた。
始業のチャイムが鳴ったが、今もって教室には僕一人だった。ドアが開き、先生が入ってきた。僕は条件反射的に起立・礼をしていた。先生は何事もなかったように授業を始めた。僕はあわてて教科書とノートを取り出した。

僕の回りでは何事もなかったように一日が過ぎていった。しかし、僕のクラスだけ僕以外の生徒と彼等の机や椅子が消えているのだ。いや、そればかりではなかった。彼等に電話を掛けてもその電話番号さえ存在しない。何人かの家を訪ねたが、そこは空き地となり、雑草が生い茂っていた。彼等の存在そのものが失われてしまっていた。
僕は自分の行った「事」の重大さに押し潰されそうになった。

何事もなく、時が過ぎてゆく。転校生等があり、いつの間にかクラスの中が埋まっていた。しかし、そうなると再び僕はイジメの対象となっていた。今度も僕は女装させられ、尻の穴に肉棒を突っ込まれた。
僕は復讐など考えたくもなかった。ならば、今はこの状況を楽しむしかないのではないか?僕は腹の奥深くに感じた快感を掘り起こしてみた。「ああん♪」僕の喉からAV女優みたいな喘ぎ声が漏れた。快感が身体を包み込んでゆく。今の僕は皆に恥態を見せるプロのAV女優なのだ。さぁ、もっと皆を興奮させましょう。僕は大きく腰をくねらせ「ねぇ、もっと頂戴♪」とせがんでいた。

復讐

僕は執拗にインターネットの中を徘徊した。もちろん日本語のサイトだけに止まらず、様々な翻訳ソフトを介在させて、地球上のあらゆる場所から情報を寄せ集めてきた。
その目的は「復讐」だ。イジメは被害者がどの程度のダメージを受けているかなど判っていない。それどころか、自分が加害者であることすら意識していない事がある。そんな奴らにいくら抗議したところで、どうなるものでもない。だから、僕は復讐するのだ。

「これが良い。」僕はそのサイトを見付け、にやりと笑みを浮かべていた。入力フォームに必要事項を書き込んでゆく。全ての入力を終えてボタンを押すと、毒々しい文字で「ヨイカ?」と聞いてきた。僕はためらわずにYESをクリックした。
「お前の望みは聞き入れられた。明日を楽しみに待っていろ。」僕の意識はそこでプッツリと途絶えていた。

朝、学校の教室のドアを開けた。昨日、僕に女装を強要した奴らの姿もあったが、既に昨日の彼等ではなくなっていた。「おはよう。」その中の一人が優しく声を掛けてきた。奴が昨日僕の尻に肉棒を突っ込んだイジメの中心人物であった。が、彼もまた優しさの権化と化していた。
僕の復讐はクラスの全員を優しい人にしてしまう事だった。そうすればイジメられる事はないし、僕のどんな復讐にも反撃されることはない。まずは奴に女装させようとした。「それを君が望むのならば。」と、奴は何の躊躇もなく昨日僕が着せられた服に着替えた。「ねぇ、誰かリップ持ってない?」と女子から借りる手の入れようだった。
誤算だった。優しさの権化となった彼等には、僕の復讐が彼等には屈辱的なものでなくなってしまっていた。「これで良いかな?」とスカートを捲ると僕が最後まで抵抗していたショーツがちゃんと履かれていた。

僕は空しくなった。奴の尻に肉棒を突っ込むこともしてみた。奴は僕とは逆に、快感に喘ぎ「もっとシて♪」と身をくねらせたのだった。
僕も彼等のように振る舞えば良かったのだろうか?

僕はその日、自らの意志でショーツを履き、スカートで学校に向かった。

復讐

僕は執拗にインターネットの中を徘徊した。もちろん日本語のサイトだけに止まらず、様々な翻訳ソフトを介在させて、地球上のあらゆる場所から情報を寄せ集めてきた。
その目的は「復讐」だ。イジメは被害者がどの程度のダメージを受けているかなど判っていない。それどころか、自分が加害者であることすら意識していない事がある。そんな奴らにいくら抗議したところで、どうなるものでもない。だから、僕は復讐するのだ。

「これが良い。」僕はそのサイトを見付け、にやりと笑みを浮かべていた。入力フォームに必要事項を書き込んでゆく。全ての入力を終えてボタンを押すと、毒々しい文字で「ヨイカ?」と聞いてきた。僕はためらわずにYESをクリックした。
「お前の望みは聞き入れられた。明日を楽しみに待っていろ。」僕の意識はそこでプッツリと途絶えていた。

朝、学校の教室のドアを開けた。「おはよう。今日も可愛いね。」と声を掛けられる。僕は昨日と同じ女子の制服で登校させられていた。
「こっちに来な。」と命令するのはイジメの中心人物であり、昨日僕の尻に肉棒を突っ込んだ奴だ。僕は逆らえずに奴の前に立った。奴の手が僕の胸に伸びてくる。膨らみかけの胸を掴み、捻りあげた。
「痛てっ!!」声を上げたのは奴の方だった。もちろん僕にも痛みはあるのだが、同じ痛みを奴も感じているのだ。奴が不思議そうな顔をして自分の胸をさすっているうちに、始業のチャイムが鳴った。

「うひょっ?」唐突に叫び声を上げて立ち上がったのは奴だった。静かに授業が進められているさ中、僕はスカートの中に手を入れ、ショーツの上から股間を刺激してみたのだ。奴は確かに僕が感じている感覚を共有しているようだ。

放課後、僕は未使用の教室に呼び出された。「また僕を殴るの?でも、僕を殴れば同じ痛みが君を襲うんだよ。それとも、昨日みたいにお尻に突っ込んでみるかい?そうだね、君も一度経験してみると良いよ。」僕がそう言うと、奴はその場に土下座した。
「済まなかった。なんとでも詫びる。だから止めてくれないか?」「止めた途端に、またイジメられるとも限らない。それに、君と痛みを共有している限り僕がイジメに合うことを排除してくれるでしょ?」
「そ、そんな…」奴の体がわなわなと震え始めた。もう限界なのだろうか?と思っていると、いきなり掴み掛かられた。
「きゃっ!」と声を上げて床の上に押し倒される。奴が伸し掛かってくる。乱暴にスカートの中からショーツが剥ぎ取られる。奴の肉棒が硬く突き出されていた。

一時の劣情に身を任せた結果がどのようなものであったか?それは彼も充分に判っている筈だった。彼もまた、自らの肉棒に貫かれ、引き裂かれる痛みと、膣の中に放出された精液の存在を感じているだろう。もはや、彼の進退は決してしまっていた。
「責任とってよね。」僕は彼の耳元に囁いた。

復讐

僕は執拗にインターネットの中を徘徊した。もちろん日本語のサイトだけに止まらず、様々な翻訳ソフトを介在させて、地球上のあらゆる場所から情報を寄せ集めてきた。
その目的は「復讐」だ。イジメは被害者がどの程度のダメージを受けているかなど判っていない。それどころか、自分が加害者であることすら意識していない事がある。そんな奴らにいくら抗議したところで、どうなるものでもない。だから、僕は復讐するのだ。

「これが良い。」僕はそのサイトを見付け、にやりと笑みを浮かべていた。入力フォームに必要事項を書き込んでゆく。全ての入力を終えてボタンを押すと、毒々しい文字で「ヨイカ?」と聞いてきた。僕はためらわずにYESをクリックした。
「お前の望みは聞き入れられた。明日を楽しみに待っていろ。」僕の意識はそこでプッツリと途絶えていた。

朝、学校の教室のドアを開けた。「お、おはよう。」おどおどと挨拶しているのは「僕」だった。「ほう、感心じゃないか。ちゃんと昨日の制服を着て来たんだな。」
「はい。」と答えた「僕」は昨日着せられた女子の制服を着ていた。僕はその格好でイジメの中心にいた奴に、皆の見る中、尻の穴に肉棒を突っ込まれたのだった。
今、「僕」の中にいるのは「奴」なのだ。そして僕自身は「奴」の身体の中にいる。僕は奴に僕がされたと同じ目にあわせたかった。とは言っても、男の尻に肉棒を突き刺すのは気色が悪い。そこで、僕は「僕」を女に変えておいた。
「尻を出せ。」と僕が言うと奴はスカートを捲り上げた。奴は男物のトランクスではなく、水玉のショーツをはいていた。おそらく妹のを失敬してきたのだろう。
僕は奴のショーツを下ろすと肉棒を突っ込んだ。もちろん尻の穴ではなく、奴の女の子にだ。「ああん♪」と奴は艶かしい声をあげた。
奴の女の子が僕の肉棒を心地よく締め付ける。僕が肉棒を動かすと奴は悦びの嗚咽を漏らす。僕の中でふつふつと疑問が涌いてくる。「これで復讐になっているのだろうか?」
クラスの皆の見ている中で奴は気持ち良さそうに絶頂に達していた。

復讐

僕は執拗にインターネットの中を徘徊した。もちろん日本語のサイトだけに止まらず、様々な翻訳ソフトを介在させて、地球上のあらゆる場所から情報を寄せ集めてきた。
その目的は「復讐」だ。イジメは被害者がどの程度のダメージを受けているかなど判っていない。それどころか、自分が加害者であることすら意識していない事がある。そんな奴らにいくら抗議したところで、どうなるものでもない。だから、僕は復讐するのだ。

「これが良い。」僕はそのサイトを見付け、にやりと笑みを浮かべていた。入力フォームに必要事項を書き込んでゆく。全ての入力を終えてボタンを押すと、毒々しい文字で「ヨイカ?」と聞いてきた。僕はためらわずにYESをクリックした。
「お前の望みは聞き入れられた。明日を楽しみに待っていろ。」僕の意識はそこでプッツリと途絶えていた。

朝、学校の教室のドアを開けた。「おはよう。今日も可愛いな。」奴が声を掛けてくる。奴は昨日、僕に女装させ、僕の尻に肉棒を突っ込んだイジメの中心人物だった。しかし、今日からは、どんなイジメからも奴が必ず守ってくれる事になっている。そもそも、僕に降り掛かってくるイジメの矛先が全て奴に向くようになっているのだ。
それが僕の復讐だった。その代償に、女にされたうえ奴の恋人という役割を果たさなければならない。が、それはささいな事だ。なにより、女装させられた事も僕が女であれば、そもそもイジメにはならない。奴の肉棒を受け入れるのだって、恋人なら当然の事だ。
あたしは彼を愛している。

「復讐」って何のこと?あたしは充分に幸せなのだから♪

復讐

僕は執拗にインターネットの中を徘徊した。もちろん日本語のサイトだけに止まらず、様々な翻訳ソフトを介在させて、地球上のあらゆる場所から情報を寄せ集めてきた。
その目的は「復讐」だ。イジメは被害者がどの程度のダメージを受けているかなど判っていない。それどころか、自分が加害者であることすら意識していない事がある。そんな奴らにいくら抗議したところで、どうなるものでもない。だから、僕は復讐するのだ。

「これが良い。」僕はそのサイトを見付け、にやりと笑みを浮かべていた。入力フォームに必要事項を書き込んでゆく。全ての入力を終えてボタンを押すと、毒々しい文字で「ヨイカ?」と聞いてきた。僕はためらわずにYESをクリックした。
「お前の望みは聞き入れられた。明日を楽しみに待っていろ。」僕の意識はそこでプッツリと途絶えていた。

朝、学校の教室のドアを開けた。「お、おはようございます。」昨日、僕に女装を強要した奴らの中でも中心にいた奴が、恐々としながら僕に挨拶しにきた。今の奴は僕の言いなりになる奴隷だった。更に、こいつの身体も大きく変化している筈である。学生服で良くは判らないが、昨日僕の尻に突っ込んできたの奴の肉棒は失われ、代わりに肉棒を受け入れるための穴が開いている。そして、下半身の形状に見合った胸の膨らみもある筈だ。普通の神経なら学校などに出られないが、奴隷として主人の命令を聞くために、こうして僕の前にいるのだ。
「昨日、僕に着せてくれた服があったよね。まずは、それに着替えてきてくれないかな?」僕が命令すると奴は「はい」と言ってその場で学生服を脱ぎ始めた。下着姿になったが、胸は何かを巻いて目立たなくしてあった。その上に昨日僕が着せられた女子の制服を着ていった。制服は僕のサイズに合わせてあったので、僕と違いがっしりとした体形の奴には、かなり無理があるようだ。スカートの丈は極端に短く、トランクスのかなりの生地が見えてしまっていた。「みっともないから、パンツを脱ぎなよ。」奴は僕の命令に逆らえない。言われるがままに行動する。
「そのまま床に座ってオナニーしてみろ。」奴はスカートを捲って股間に手を伸ばしたが、そこに肉棒はなかった。奴は一瞬戸惑った表情を浮かべたが、すぐに理解したようで股間の割れ目の中に指を突き立てていた。
奴が喘ぎ、達する度に奴の身体が丸みを帯び、制服に合うように縮んでいった。奴は昨日の僕と同じようにクラス中の視線を浴びる中で恥態を繰り返していた。
「さあ、最後の仕上げだ。」僕は立ち上がるとズボンの中から肉棒を取り出した。「尻を出せ。」そう言うと奴は俯せになり、高々と尻を突き上げた。「これは昨日僕が犯された君の肉棒だよ。」そう言って奴の尻の穴に突っ込んでやったが、奴は屈辱に打ち敷かれるどころか、悦んで腰を振り嬌声を上げていた。

僕の復讐心は一気に失せてしまった。奴はクラス皆の所有物となり、授業中はあちこちの机の下で喜々として肉棒を嘗め廻していた。

2007年10月17日 (水)

復讐

僕は執拗にインターネットの中を徘徊した。もちろん日本語のサイトだけに止まらず、様々な翻訳ソフトを介在させて、地球上のあらゆる場所から情報を寄せ集めてきた。
その目的は「復讐」だ。イジメは被害者がどの程度のダメージを受けているかなど判っていない。それどころか、自分が加害者であることすら意識していない事がある。そんな奴らにいくら抗議したところで、どうなるものでもない。だから、僕は復讐するのだ。

「これが良い。」僕はそのサイトを見付け、にやりと笑みを浮かべていた。入力フォームに必要事項を書き込んでゆく。全ての入力を終えてボタンを押すと、毒々しい文字で「ヨイカ?」と聞いてきた。僕はためらわずにYESをクリックした。
「お前の望みは聞き入れられた。明日を楽しみに待っていろ。」僕の意識はそこでプッツリと途絶えていた。

朝、学校の教室のドアを開けた。昨日、僕に女装を強要した奴らの姿はもうどこにもいない。ここには心優しい女の子達しかいない。「おはよう。今日も可愛いわね。」美人の娘が声を掛けてきた。これが昨日僕の尻に肉棒を突っ込んだイジメの中心人物であったとは、誰が想像できだろうか?
僕の復讐はクラスの全員を優しい女の子にしてしまう事だった。誤算だったのは、僕自身もその対象に入っていたということだが、それさえも構いはしない。だって、僕も優しい女の子なのだから。

こうして、男子校だった僕の学校に女の子だけのクラスが存在することになった。誰もその事を不思議に思うことはなかったが、その日を境に何故か学校全体の学力がUPしたらしい。

人形

「さて、お前の一番大切なものは何だろうね?」
床に這ように倒れている俺を見下ろして魔王はそう言った。「お、俺は死しても、勇者の誇りは汚させないぞ。」「そうか、その誇りは生きるということよりも大事とな?されば、慈悲深い私としてはお前の誇りとやらには手は付けまい。」そして魔王は呪文を唱えた。俺の意識が暗黒の闇に飲み込まれてゆく。魔王の嘲笑が最後まで耳に残っていた。

ガハハと下品な笑い声がした。届いてくる喧騒は下町の飲み屋のようである。それは階下から聞こえてくることから、俺が二階に居ると推測できた。手足の自由を奪われ、俺は椅子に座らされていた。自由を奪われたのは手足だけではなかった。首も動かせず、眼球も固定されていた。俺は瞬きひとつできなかった。
しばらくして、ミシミシと階段を昇ってくる足音がした。ドアが開かれ明かりが灯される。「誰か?」と聞こうにも、俺は口が利けなかった。
「ほう、なかなかの上玉ではないか?」と男の声がした。コツコツと床を鳴らして近付いてきた。斜めから近付いて繰るので俺の視界に男が入ったのは、男が俺の前に来た時だった。余りにも近いので男の腹しか見えなかったが、シャツの上からでも十分に引き締まった肉体であることが見て取れた。
「では、お相手をしていただこうかな?」男の腕が俺の腋の下と膝の裏側に廻され、俺はいとも簡単に抱え上げられた。本来の俺であれば相応の筋肉も付いており、いくら鍛え上げた肉体であろうとも易々とは持ちあげられない筈である。が、今の俺はまるで女のようにして彼に抱かれ、運ばれていた。

俺の自我が本来の肉体に納められていない事がはっきりした。今の俺は人間ですらない。俺は男達の慰みモノである性人形の内に封じ込められていた。俺はベッドに運ばれると全裸の男に組み敷かれ、拒絶する術もなく男の逸物に貫かれていた。ただの性人形であればそれで終わりであるのだが、魔王は丁寧にも貫かれた感覚を俺に伝える細工を施していた。俺は女が男に貫かれる快感を知る事となった。
それは確かに快感としか言いようがなかった。男が性交時に感じ得る何十倍も強烈な快感が延々と持続するのだ。俺は自分が男であることを確固として認識し続けていないと、女の快感に翻弄され、撹拌され、溶かされ、俺の自我が女のものに塗り替えられてしまいそうな気がした。
俺は夜毎、男に抱かれた。朝が来ると部屋から出され土から掘り出された野菜のように桶で洗われる。しばらく軒下で乾かされると再び椅子に座らされる。そして、次ぎの男が現れるまで待たされるのだ。幾度かの季節が過ぎる間、それが繰替えされた。俺はモノとして扱われ、女の快感に晒さられ続けた。が、俺は勇者の誇りにかけて自我を失うことはなかった。

その夜は珍しく男の訪問はなかった。それどころか、建物全体が寝静まったようだった。そんな中でこの部屋に近付いてくる足音があった。スッスッとした忍び足がドアの前で止まる。微かな音しかたてずにドアが開かれた。俺の身体が侵入者の肩に担がれた。侵入者は女だった。顔までは見れなかったが、担がれる際にちらりと見えた胸の膨らみと、今、俺の目の前にある尻の膨らみ加減は女のもの以外にはありえなかった。
外は闇に包まれていた。俺はそのまま女の棲家に運び込まれた。目に見える範囲からすると女は占い師か何かを生業としているようだ。しばらくして、俺の前に現れた彼女は占い師ではなく、魔術士の格好をしていた。「立って。」と彼女が言うと、自ら動く事のない筈の俺の身体が彼女の言う通りに立ち上がっていた。立ち上がった俺の身体に彼女は手に持った布を纏わらせていった。
「これで良いわね。」と彼女が指を鳴らすと、目の前に鏡が出現した。鏡に俺の姿が映し出される。衣服を纏った俺はごく普通の町娘にしか見えなかった。「どう?気に入ってくれたかしら。って、このままじゃ駄目よね。」と俺の首に掌を当てた。「これで喋れるわよ。」「え?」と聞き返した俺の言葉が音になって俺の口から出ていた。
「貴方の事はだいたい解っているわ。魔王との戦いに敗れ、その魂を人形の内に封じ込められた、とあたしの易に出ていたわ。」「あ、あんたは何者なんだ?」「見ての通りの魔術師よ。魔王を倒そうとパートナーとなる勇者を捜しているの。」「で俺なのか?」「そういう事ね。ただ、あなたの場合は肉体が無いので、そのままでは魔王と戦えないでしょう?だから、ふさわしい身体が見付かるまではその姿でいてね。」
俺は彼女の言葉に不吉なものを感じたが、魔王に再挑戦するチャンスを獲た嬉しさに無意識の内にその予感を排除してしまっていた。

「あたしは余りあなたの面倒を見ることができないから、自分の事は自分でやってね。」彼女の呪文で俺は自由に身体を動かすことができるようになった。が、人形の肉体である事には違いはなく、鍛えたからといって筋肉が付く筈もなかった。戦う事以外に取りえのない俺は、結局は彼女の雑用を片付ける事になる。炊事、洗濯などをこなし、夜には彼女の相手をさせられる。これがまた想定外な事に、彼女には同性愛嗜好があった。俺は男に戻ったつもりで彼女を愛撫しようとしたが、俺の方が攻めたてられ彼女の性技に翻弄されるのだった。それは男達と違い、精緻で執拗に俺の快感を励起してゆく。女だけが知る女の快感の秘孔を的確に突いてくる。彼女自身も俺と供に幾度も達するのだが、男のように精が尽きることがないので、快感の頂きが際限なく訪れてくるのだ。自ら動けるようになったにもかかわらず、俺は彼女から与えられる快感に身を任せることしかできなかった。

いたずらに月日のみが過ぎていった。
そんなある日、「魔王と戦うための身体は、いつになったら手に入るのかしら?」と聞いてみた。「あら、まだ覚えていたの?もう、すっかり女の快感の虜になっていたと思っていたわ。」その答えに、あたしはただならぬものを感じた。「もしや、最初から魔王と戦う気などなかったと言うの?あたしを女の快感に溺れさせ、戦いを放棄させるつもりだったの?お生憎様、あたしは決して勇者の誇りを失わいはしないわ。」
「あたしがせっかく良い思いをさせてあげたのに、何て事を言う娘でしょう。誰が自分自身を倒させようとしますか?」
彼女の身体が黒い霧に包まれた。次ぎには霧の中から男の声がした。「快感が足りなかったようだな。」霧の中から現れたのは魔王自身だった。
「きさま!」あたしは奴に拳を繰り出していた。が、その腕は易々と絡め取られてしまった。「女の細腕では倒せはせんよ。女は男に愛撫され、快感に浸っていれば良いのだよ。」「あたしは女じゃないわ。」「ほう、気が付いておらぬのか?お前は自分の事をあたしと言っておる。お前の言動は女そのものよ。」
「ち、違う!」あたしは否定してみたものの、奴の言葉を否定しきれない事も解っていた。「では、お前に本当の男というものを教えてやろう。」
そう言って奴は俺の背後で身体を密着させてきた。あたしのお尻に硬いモノが押し付けられた。身体が竦む。「怖いか?」奴の指があたしの内股を撫で上げてゆく。「怖いのは、お前が女だからだ。そして、女のお前は即にでも快感に喘ぎだすのだよ。」
あたしの身体は、充分に開発されていた。奴が触れた所から、次々と快感が涌いてくる。あたしの股間が潤み始める。
「ほら、お前の身体は素直じゃないか。もうこんなに濡らしているぞ。」奴は、あたしの股間の変化を目ざとく見付けていた。あたしの身体から力が抜けてゆく。「ほら、ご主人様にご奉仕しないか?」あたしの中の娼婦のスイッチが入っていた。奴の股間からペニスを引き出すと、あたしはそれを口に咬えていた。
「ずいぶん上達したようだな。可愛い娘にはご褒美をあげよう。」と、奴は白濁した粘液をあたしの口に注ぎ込んだ。あたしはそれを吸い尽くすように飲み込んだが、奴のペニスは一向に萎えようとしない。
あたしは床の上に這わされた。腰だけを高く突き上げさせられる。あたしの大腿に奴の手が掛かると、奴のペニスが一気にあたしの中に入ってきた。
猛烈な快感に一瞬気を失った。

気が付くと、俺は奴の上に跨り自ら腰を振ってていた。膣を締め上げ、捻り、揺すって、奴のペニスに快感を与えていた。奴のペニスから噴き出る精液に悦ぶ「あたし」とそれを見詰める「俺」とに意識が分裂してしまったようだ。しかし、俺は快感に喘ぐ自分自身の身体をどうする事もできない。快感は同じように感じているが、勇者の誇りの塊である「俺」は快感に屈服することなく冷静に状況を分析してゆく。「焦るな!」と俺は自分自身に言い聞かせる。今なら、俺の下に在る魔王を倒すことはたやすい。しかし、それは俺が本来の肉体を持っていた場合である。
再び精液を受け、俺の身体は嬌声をあげて果てていた。快感に四肢が痙攣している。だが、僅かではあるが俺は指先を動かすことに成功した。「あたし」が意識を失っている間であれば、この身体を動かす事ができるに違いない。しかし、それを奴に感づかれてはならない。今しばらくはおとなしくしているべきだろう。
俺は「あたし」の意識に同調させ、悦楽の余韻の中に紛れ込んでいった。

あたしは、いつもと変わらぬ日常を繰り返さすだけだった。奴は再び女魔術師の姿に戻って、あたしに身の回りの世話を言い付ける。違ったのは夜の奉仕だった。奴は魔王の姿に戻ったり、女の姿のままであったり、女の姿で股間だけを元に戻したりと様々なパターンであたしに奉仕させ、あたしが奴になぶられて喘ぐ姿を楽しんでいた。しかし、それもあと少しの間だと思う。あたしの内に居る「俺」が何かを企てているらしい。あたしには「俺」が何をしているのか知る術はないのだけれど、準備は着々と進んでいるようだった。

俺は奴の胸の上で意識を取り戻した。奴のペニスが俺の膣の中で脈動しながら精液を吐き出していた。奴は満足気に軽く寝息をたてていた。
今こそが最大のチャンスである。俺は手首を外すと、腕の中に隠した聖針を取り出した。柔らかな首筋を中心に、奴の急所に次々と聖針を突き立てていった。
「これで貴様も最期だ。」俺が護符を奴の額に貼り付けると、聖針が共鳴を始めた。奴の体液が沸騰したように血管を膨らまし、そこここで破裂してはどす黒い体液を撒き散らしてゆく。水分を蒸発させた奴の身体がカサカサに干からびてゆく。指等の末端部分が朽ち落ちてゆく。
カッと奴の瞳が見開かれた。カサカサの喉が呪詛を唱える。「お、おのれ。わたしは逝かぬぞ。お前の内で生き延びてやる…」奴の精一杯の虚勢かは判断できなかったが、奴のペニスの中をひときわ熱い塊が昇ってきた。それは膣を満たし、子宮にまで入り込み、そこを占拠した。と同時に、奴の身体は粉々に砕け散っていた。
俺は手首を元に戻すと、奴の最後のあがきを無効とすべく、自らの身体を冷静に解体していった。
奴の唯一の誤算は、俺の身体が生身の肉体でない事を失念していた事だろう。自らの身体に奴を倒すアイテムを隠し持つことはもちろん、こうして自らを解体し、取り出した膣や子宮を聖水で清めることができるのだ。俺は内臓のひとつひとつを丹念に洗い清め、再び自らの身体の中に納めていった。そして、俺の身体から落とされた汚れを焼却するため、奴とともに暮らした館に火を放った。

気が付くとあたしは旅姿で焼け落ちた館の前に立っていた。あたしの内に、もうひとりのあたしである「俺」の存在は感じられなかった。文字通り、あたしは独りになってしまった。
脇にある旅行鞄があたしの全財産。いえ、あたし自身も財産のひとつ。そう、あたしは性人形以外の何物でもない。あたしが「あたし」として存在するのは、有る筈のない人形の心の中。あたしの「あたし」以外の部分は男に抱かれるためだけに存在する。
あたしの身体が疼いていた。あたしの中の娼婦が「男」を求めているようだ。
あたしは廃墟に背を向けると、旅行鞄を手に街に向かって歩き始めた。

分身

美智子はもう一人の僕だった。

人工の骨格に人造皮膚を貼り付けた等身大の人形に過ぎない美智子であるが、僕の魂を注ぎ込めば、生きた人間の女となるのだ。僕は美智子となって、僕自身を見下ろしていた。魂の抜けた僕は、人形と言う程も美しくない。ただの死体にしか見えなかった。
もうすぐ、親友の大志がやってくる。僕は彼が買ってくれた服に身を包んだ。もちろん、この身体にふさわしいドレスである。本来男である僕が女の衣服を着ることには抵抗があったが、外に出て公衆の面前にこの身体を晒にあたっては、この身体にふさわしい服を着させるべきだとの大志の言葉には従わざるを得なかった。
服を着ると僕は鏡の前に座った。これも大志の、一人前の女が化粧もせずに人前に出るなんて有り得ないの一言によるものだ。引き出しから化粧ポーチを取り出し中のものを机の上に広げた。これを買った時(恥ずかしい事にその時は僕本来の姿だった)店の人に教えてもらった手順で美智子の顔に化粧を施していった。
鏡の中で人形のような美智子の顔が、生きている人間に変わってゆく。そんな錯覚を覚えた。繊細な美智子の皮膚は本来の僕のものより格段に化粧がし易かった。店で聞いたものに、ちょっとだけ僕のオリジナリティを追加する。美智子の顔に赤みが加わり、より人間に近付いたように見える。最後に口紅を塗った。
机に筆を置いた時「素晴らしい出来じゃないか。」と男の声がした。鏡に映る美智子の後ろに大志が立っていた。「いつの間に来ていたんだ?」僕が振り向くと「つい先程だよ。君が化粧に夢中になっていたので勝手に上がらせてもらったよ。私だから良かったものの、女の独り暮らしでこれは物騒だな。」
「誰が女だって?」と僕は立ち上がって抗議した。が、いつもは僕の方が高い背丈も美智子の身体では彼を見上げる形になる。「こんな可愛らしい美智子君が女ではないなんて誰が信じると思っているのかい?」と大志は僕の身体を抱き寄せると、そのまま接吻した。僕は彼を突き放そうとしたが身体が言うことを利かない。逆に自らも彼の背に腕を廻していた。
恍惚とした一瞬だった。彼が唇を離した。「それから、言葉には気を付けなさい。男丸出しでしたよ。」「悪い…じゃない。ごめんなさい。気を付けますわ。」「過剰な言い方も不自然だが、前よりは良いだろう。じゃあ、行こうか?」
ハイヒールを履いてもまだ彼の方が背が高かった。足元がふらつくので彼にしがみつくようにして歩くには都合が良いが、この体格の差は屈辱的であった。「美智子は女なんだから仕方ないよ。」僕が不平を言うと大志はそう言って僕の頭を撫でた。その事で更に腹が立つ筈が、僕はしっかりと懐柔されていた。

駅前の喫茶店に入った。珈琲を頼もうとしたが、先に大志が紅茶を注文していた。「君に珈琲は似合わない。それに、その身体は飲食できないのだろう?しばらくこの店で女としての振る舞いを観察すると良い。」彼が選んだのは窓際の席で、僕からは店の内外を見渡せるが、僕自身は植木の陰になっていた。
大志に言われてみると、確かに店内にいる女のほとんどが珈琲以外のものを頼んでいた。カップの持ち方、話し方を観察する。外を見れば、歩き方、立ち止まった時の立ち方など、彼女等の仕草に女らしさを見極めてゆく。しかし、はたしてそれを自分が実践できるものなのだろうか?僕は彼女達をまねてティーカップに口を付けた。中身を飲む事はできなかったが、カップを離すと縁に口紅の跡が残っていた。「君はそういう事を一つ一つ覚えていかなければならない。」大志はそう言うとグビリと珈琲を飲んだ。彼の男らしさに僕はときめきを覚えていた。
「では、次ぎの場所に行こう。その前に化粧を直してきなさい。」大志に言われ、僕は席を立つと化粧室に向かった。そこは僕が初めて踏み入れる場所だった。女しか入ることが許されない。僕が女でない事が知られないよう、ビクビクしながら鏡の前に立った。ポーチから口紅を取り出す。鏡に映る美智子の唇に紅を補った。
その間にも幾人かの女が出入りしていった。一瞥するも、誰も咎めることはなかった。その事を大志に言うと「自信を持って良いよ。大分、女らしくなった。美智子は元々が女なのだから、少しだけ気を付ければ誰にも判らないよ。」

喫茶店を出た僕達が次ぎに向かったのは映画館だった。上映されていたのは恋愛物であった。いつも大志と来ていた映画館であったが、活劇物とは館内の雰囲気が違っていた。
暗い館内の所々にカップルが座っている。いつもは前の方に偏って居るが、今日は館内満遍なく散らばっていた。僕等もそんなカップルの一組として席に着いた。
映画が始まった。何故か僕は女優の方に感情移入してしまっていた。彼女と喜怒哀楽を供に感じた。悲しくてハンカチで目頭を押さえていると、大志がそっと僕の肩に腕を廻してくれた。僕は彼に体を傾け頭を持たれ掛けたが、他の女達も同じ様にしていたのには気付いていなかった。
映画館を出た時、僕は映画のヒロイン自身に成り切っていた。だから、大志に誘われるままホテルにやって来たのも、ごく自然の事のように思えていた。「シャワーを浴びておいで。」と浴室に促される。全身を映す鏡の前で、僕は着ていた服を脱いでいった。
下着も全て取り去ると、鏡には全裸の乙女の姿が映しだされていた。股間に手を充てると、ほんのりと湿り気を帯びていた。僕はこれから大志に抱かれるのだ。シャワーの冷水がほてり始めた僕の身体をほど好く冷ましてくれる。
入れ代わりに大志がシャワーを浴びている間に、僕はベッドの上で彼を待っていた。すぐにも彼はタオルを腰に巻いて現れてきた。既に彼のペニスはタオルを押し上げる程に勃起していた。
「さあ、美智子の本領を発揮してくれないかね?」大志の一言で僕の内にあるスイッチが切り替わった。清楚な乙女から淫蕩な娼婦となるのだ。そう、美智子の身体は性人形を元に造られているのだ。僕の意志を超えて、本来の仕組みが動き始める。自ら彼の股間に頭を近付け、彼の勃起したペニスを口に含んでいた。
身体からの刺激が僕の魂を塗り替えてゆく。彼の攻めに僕は媚声で応える。悶え、喘ぎ、さらなる快感を彼に求めていた。彼の上に跨り、自ら腰を振っていた。僕の造り物の膣の中は大志の精液で溢れている。
「もっと、もっと♪」と、あたしはせがんでいた。快感が昇り詰めてゆく。「あぁ、イク。イっちゃう~」

僕はゆっくりと身体を起こした。
ここは僕の部屋だった。快感の果てに美智子の身体から弾き飛ばされてしまったのだろう。僕の魂は僕の身体に戻されてしまった。
しかし、魂に刻まれた感覚は未だ僕を捕えて放さない。
僕の身体の芯が疼いて止まなかった。股間に手を当てたが、そこには疼きを鎮めることのできる器官は存在しなかった。
僕は再び魂を飛ばした。大志に組み敷かれ、性人形と化した美智子に舞い戻るのだ。大志のペニスを受け入れて歓喜に悶える女の身体に僕の魂を注ぎ込むのだ。僕の魂が、その激しい官能の渦に砕かれるても構いはしない。いや、僕はそうなる事を望んでいるに違いない。

ベッドの上で美智子が喘いでいた。その快感はもうすぐ僕のものになるのだ。
僕は飛び込んでいった。そして僕は美智子になった。

2007年10月 2日 (火)

全自動

※アイデアだけのチョイネタです

その店のトイレは個室しかなかった。便座を見ると洗浄装置が付いていた。更に「ビデ」の表示があったので、なんか特した気分になった。
小用だけであったが、ズボンを降ろして便座に座っていた。
ふと操作ボタンを見るとお尻の絵の下にシャワーではなく、ハサミの絵が付いていた。何の機能か確かめもせずにボタンを押していた。
シャワーが股間に当たるが、すぐに感覚が無くなっていた。厭な予感がして立ち上がろうとしたが、思うように身体が動かない。ジョキリとハサミが閉じる音がして、ぽちゃりと何かが便器の中に落ちていった。

ボクの股間をビデの洗浄水が心地好く当たっていた。
止めるボタンを押す。残った水分を拭き取るためにペーパーを切り取った。股間に手を伸ばすと、そこはすっきりと綺麗になっていた。

END

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